『マイ・ビューティフル・ガーデン』考

 世界ウン億ガーデナー必見!とは言わないまでも、ガーデナーの間で話題になっている映画『マイ・ビューティフル・ガーデン』を見てきた。図書館に勤務する生真面目な女子ベラ(『ダウントン・アビー』に出ていたジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)は、自分の殻を打ち破りたいと思いながらも型通りのライフスタイルから抜け出せずにいる。何から何までぴっしり形にはまっていなくては気が済まない彼女は、無秩序に伸びる植物が大の苦手。おかげで庭は荒れ放題になっていたのだが、ある日「一ヶ月以内に庭を元どおりにできなければアパートを出て行くこと」という家主からの通達が届く。さて、彼女はこの危機をどうやって乗り越えるのか!?……という設定に、ロマンスや隣人とのバトルが絡んで山あり谷あり。大いにワクワクさせてくれるキュートな作品といえましょう。

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悲しい境遇に生まれながら健気に生きるベラを、男どもは放っておけません。

 さて、エディブルといえどもガーデナーの端くれである私、ロマンスにはしゃいでばかりはおりませぬ。ガーデナー的観点からもしっかり鑑賞させていただいたわよ。
 舞台がイギリスなだけに、お庭は当然「植物の自然な姿をそのままに生かす」イングリシュ・ガーデン。ガーデニングの盛んな国だけに、その辺のリアリティはしっかりしていて、たったの一ヶ月の期間で作り上げる庭がそんなものすごいことになったりしない。これがアメリカ映画だったら、最後にはターシャさんの庭みたいに壮大なことになって、湖面にボートが浮かび、マット・デイモンが白馬に乗って登場する……なんてことになっちゃうのだが。周囲の優しい男性陣の助けもあって(←主人公がめっちゃ美人のせいだとしか思えない展開)完成した庭は、やや日陰がちながら池などあって、彼女の思いがしっかり貫かれている。ベラがノートに庭のデザインをあれこれ描くシーンは、ガーデナーなら共感を覚えずにいられないはずだ。

 映画のハイライトのひとつは、いくつもの花が見事に咲き乱れる隣人の庭を見て回るシーン。いったいどれだけの労力と時間と情熱が注ぎ込まれているのかと驚かされるが、なんとこの庭は亡くなった奥さんが残したもので、だからこそ彼は人一倍の愛情を注いで維持しているのだった。そうなのかー、人は死んでも、庭は残る。植物はそれでも毎年花を咲かせる。庭を通して自分が生きていた証を後世に残せるのだ、と目を開かれた思い。……だったのだけど、これはダンナがマメな庭好き男だった場合オンリーね。うちは完全にアウトだわ。

mbg1.jpg ただいま庭と格闘中。だけど、揺るぎないこのファッションセンス!

 さて、必見なのはベラのガーデニング・ファッションだ。もう初日から黒い帽子に黒いベールをかけ、黒いブラウスに黒いパンツ、黒い長手袋に黒い長靴でビシッとキメている。どうも普段から着ているものの延長線上なのだけど、えらくスタイリッシュに見える。私など庭仕事をする場合は、わざわざそのとき家にあるいちばん汚い服を(その後洗濯するので)着ているから、これは衝撃だった。おおお、誰も見ていないからって最低の格好をしていたのではガーデニング意識が盛り上がらないんだなあ。ベラの場合、大嫌いな植物と格闘すべくファッションで自分を鼓舞しているわけで、これには見習うべきものがあると思う。後半も黒づくめなんだけど、いつの間にか素敵なジャンプスーツになったりしてて、お洒落すぎ。日本の暑い夏を思うと真似する気にはまったくなれないが。

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黒のつなぎに黒いベール。手袋と長靴はゴムらしいけど、それすらカッコいい。 ヘタな絵でゴメン。

「真のガーデナーは花が咲くときよりも種が芽吹くときに感動する」なんて言葉も出てくる。現在いろいろな種をまいてその発芽具合に一喜一憂しているエディブル・ガーデナーとしては、おおお、やっぱり花を育てるガーデナーも思いは同じなのね! と思うのだが、エディブル・ガーデナーの場合、いちばん感動するのは実は(というか当然のことながらというか)収穫のとき! なのよねえ、正直言って。
 とはいえ、この映画でガーデニングというものがクリエイティブな表現活動なのだということを改めて思い出させてもらった。そんな場所を持っているって、実に嬉しいこと。幸せなこと。食べるものばかりに心を奪われていないで、これからはお花も積極的に増やしていきたいな、などと園芸カタログをめくる今日この頃。いい刺激をいただきました!

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モリアーティ、こんなところで何してるんだ? ご飯作ってますよ。

 しかし、ベラは几帳面すぎるから庭仕事が苦手だったのよね。ある意味、几帳面とは程遠いエディブル・ガーデナーはバリバリ庭仕事に向いているのかもしれん。


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2017/04/22(土) | 2017年春夏菜園GO! | トラックバック:(0) | コメント:(2)

ビーツへの道はるか

 はてさて、いよいよ春も真っ盛り、エディブル・ガーデナーとしては5月恒例のGW(ゴールデン・ウイーク)イッキ植えに向けて準備に余念がない今日この頃である。と言いたいところだが、いろいろドタバタしていてとても家庭菜園のことなんぞに想念が向かわず、準備が滞りまくっている今日この頃だ。しかしそれでもライフゴーズオンてなことで、時間はどんどん過ぎていく。今ここでなんらかの手を打たねば、日照りの夏になってオロオロ歩くことになりかねない。

仕方ない、イヤだけどやるか!

 思わず本音が爆発してしまった。でも、家庭菜園やってる人の大部分が、実はそんなふーに思ってんじゃな−いかしらん? ほんと、今は収穫がはるか先・・・っていう準備期間だから、まったくもって盛り上がりに欠けるのよねええ。
 さあて、重い腰を上げたところで、まずは畑に残っているものの始末から始めるか。

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透水プランターを大々的に占拠していたブロッコリーとカリフラワー。まだ続きがあったのよ。

 むむ? 畑に残っているとな!?  年末に新レイズドベッドのジャガイモを掘り起こし、今年2月に茎ブロッコリーと茎カリフラワーをすべて収穫して透水プランターから引っこ抜いたら、とりあえず冬の間に収穫できそうなものは全部なくなっていたはずなのだが?

 ところがどっこい、まだあったのだ。茎ブロッコリーと茎カリフラワーを引っこ抜いたあとの透水プランターに、人知れず成長を続けていたビーツが!

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2月にブロッコリ−とカリフラワーを抜いてみると、あれれ? これってビーツ?

 話せば長いんじゃが、ビーツの種をまいたのは去年の10月2日のことじゃった(いきなり村の長老風)。ビーツは去年の春にもまいたものの見事に失敗しておって、この秋は敗者復活戦みたいな感じだったんじゃ。「失敗したのは気温が高かったからだわ。冬を目前にした今ならきっとうまくいくはずよ!」とバリバリやる気を見せていたエディブル・ガーデナーだったんじゃが、待てど暮らせどビーツは発芽しない。2週間待っても鳴かず飛ばず、何かが出てくる気配もない。気の短さでは人後に落ちないエディブル・ガーデナーはもうこれ以上待つことができず、10月半ばに茎ブロッコリーと茎カリフラワーの苗を買ってきて、本当ならビーツの双葉が生え揃ってきているはず(なのに何も生えていない)の透水プランターにさっさと植え付けてしまったのじゃよ。あーあ、またビーツに失敗してしまったんだわ、と思いながら。

 その後、この2月半ばに茎ブロッコリーと茎カリフラワーを収穫した自慢話はすでに書いた。と、そのときのことである。収穫後の残骸を片付けたところ、なんとその足元に数株のビーツが人知れず成長していたことが明らかになったのであーる。大きなブロッコリーとカリフラワーの陰になっていたせいで、種まきからすでに4ヶ月以上が経つというのに非常に貧弱だ。
 しかし、これでビーツが収穫できたとしたらすごくないか!? ひとつの畑で同時にふたつ(正確には三つ)の野菜を育てるという、ある意味混植みたいな偉業をやり遂げたわけだ(時差はややあるけど)。二兎を追ってたわけでもないのに、結果的に二兎が手に入るとは。やるじゃんオレ。

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太陽を受けていきなり大きくなりだしたビーツのみなさん。

 そんなエディブル・ガーデナーの期待と欲望に応えるかのごとく、急に陽の光を満身に浴びるようになったビーツはぐいぐい大きくなっていった。葉っぱの色艶がやけに良く、陽光を照り返して輝くばかり。しかし、問題はいくらなんでもそろそろ大きくなってくれていなくてはまずいビーツの実が、まったく見えないことなのだ。本当なら、株元に丸い頭を覗かせるはずなのだが、それらしい物が一向に地表に出てこない。葉っぱがいかに輝くばかりでも、食べるのはビーツの実なんだから、この事態は大変困る。

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やたらと元気なビーツの葉。肝心の茎元を見ると・・・ワインのコルクにしか見えない!

 ビーツは本来「種まきから60〜80日で収穫できる簡単野菜」のはずである。それがなんとまあ種まきから130日あまりも経っている。発芽がめちゃくちゃ遅れたとは思うが、少なくとも発芽してから3ヶ月くらいは経っているだろう。それに透水プランターだって、そろそろ夏のニガウリのグリーンカーテンに向けて準備をせねばならず、いつまでもビーツのために塞いでおくわけにはいかない。
 てなことで、ついに4月2日、プランターに4、5株育っていたビーツを収穫することにした。

 地表に見えていなくても、地中密かに丸い実が粛々と大きくなっているんじゃないか、と妄想していたのだが、そんな甘いことはまったくなかった。引っこ抜いてみたら出てきたのは、根が膨らんだかのような怪しい円筒・あるいは円錐形のシロモノ。しかも大変小さい。赤くて丸いカブみたいなビーツの実にはほど遠く、ほとんど根っこにしか見えないやつもある。結球する気まるでなし・・・というやる気のなさがひしひしと伝わってくる。

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ビーツの実はどこ? しかしこの葉っぱ、以前に見たことあるような。

 あくまで推測だが、急に陽が当たるようになったビーツの苗は、とにかく太陽を取り入れようと必死になるあまり葉っぱばかりが立派に成長し、根元の方に栄養が行かなかったんじゃないだろうか。自分が生きのびるのに必死で、種を残すなんて余裕がなかったんだろう。
 結局ビーツの実はひとつも収穫できず、なんか厚みのあるやたらピカピカしたビーツの葉っぱだけが残った。。。

 またしても自家製ボルシチの夢は潰え去った。くそーっ、とビーツの残骸をすべてゴミ袋に突っ込んでから、ふと考え直した。
 せめて、ビーツの葉っぱくらい食べておこう。こんなに元気そうなんだから、食べても問題はあるまい。
 てなことでゴミ袋から出してきてラーメンに入れてみたんだけど、なんとなんと、これがなかなかにうまい。うん、このひと癖ある味、スイスチャードに似てるよね。って、そーえば葉軸の濃い紫色とか、スイスチャードにそっくりだ。と思ったら、ビーツもスイスチャードもアカザ科のフダンソウという同じ種類の野菜なんだと。ていうことは、茎ブロッコリー&茎カリフラワーのプランターで、期せずしてスイスチャードも同時栽培しちゃったわけだ。ビーツにはならなかったものの、ちゃんと収穫はできたんだから、赤飯炊いて祝うことにしよう。

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赤飯と言わずラーメン。ビーツの葉が独特の存在感を放っている。

 そして今、新しいプランターでビーツの種が育ちつつある。懲りずにまたビーツに挑戦するエディブル・ガーデナー。今度こそビーツの実が収穫できるのか、葉っぱで終わるのか、3ヶ月後にご期待あれ。


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2017/04/11(火) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

種まき名人ふたたび

 そんなわけで、春夏の到来は待ったなしだ。などと、ろくな準備もしていないくせに大げさな言葉がほいほい口をついて出てしまうのは軽い性格ゆえだろうか。とりあえず、年頭の忙しい時期にサカタのタネのカタログをサクッと見て、適当に種の注文を出しておいた。そいつがけっこうどっちゃり届いている。中には「こんなの頼んだっけ?」なんてわけわかんないものも混ざってたりするんだけど。。。

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上から時計回りにパクチー、ケール、ミニ大根、ジャンボトウガラシ福耳、クレソン、なつサラダことエンサイ、ルッコラ、ジニア、イタリアンパセリ、ミニカボチャ。

 ざっとこんなラインナップなんだけど、そのうちいくつかは3月がまきどきになっている。ここでモタモタしてゴールデンウィークの苗のイッキ植え大会に間に合わない、ということがあってはならない。雑な性格ゆえに種から育てるのが大変苦手なエディブル・ガーデナーだが、ここは精神修養のつもりで頑張るしかない。

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イケアの小型温室。育苗業者は絶対使わないようなファンシーなグッズである。

 さて、去年の春イケアで購入した温室がやっとここで登場である。いくらしたか覚えていないのでネットでチェックしてみたら1999円から3288円までやたら値段に幅がある。まさかこれが3000円もしたら買わないだろうなあ、と思うようなキッチュな商品なんだけど、とりあえず温室の役割は果たしてくれそうだ。

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カイワレ大根、ではなくてケールの双葉。伸びすぎちゃって、これはまずい。。。

 てなことで、3月の5日にジフィーセブンを使ってトウガラシ空耳とケールの種をまいた。 ジフィーセブンのありがたみについては今イチ自覚できていないのだけど、とりあえずまだいっぱい残っているのでヴァシヴァシ使っていこうと思う。

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こちら、やっと発芽の兆候が見えてきたトウガラシ空耳。いい子で育っておくれ。

 そして3月20日現在、ケールは順調というよりやばいくらい伸びていて、植え替えの必要がありそうだ。地植えしちゃいたいところだが、まだ外に出すには寒すぎる気が。うむむ、ジフィーセブンがちっこすぎて、どーしても途中で植え替えしなきゃならぬのだなあ。ううーそんな暇ないのですけど。
 そして種まきから2週間ほどでトウガラシ空耳もやっと芽が出そうになっている。これを育てるのは昨年に続き二度目だけど、前回はいったん全滅しそうになって大慌てしたんだよね。今度こそ安定成長していただきたい、と祈るような思いである。

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ミニカボチャ栗坊、種も大きいけど双葉もでかいのよ。

 そして、同じときにまいたミニカボチャの栗坊も絶賛成長中だ。ミニというわりに双葉がでかいので末は大物か!? と思ってしまう。種袋には10粒くらいしか種が入っておらず、「10.5㎝ポットに2粒ずつまく」とあるので、言うとおりにしたらもう1粒も残っていない。あとがない。失敗は許されない。なんとしても全員生き残ってくれ! とこれまた祈るような思いである。
 ちなみにこの温室は、カエルを育てようとして購入したものの失敗したためしまいこんでいた水槽である。カエルにダンゴムシを食べてもらいたかったんだけど。。。

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種まきハウスで生育中のジニア。いろんな色のミックスになってるらしいよ。

 さて、毎回食べるものを育てることばかりに血眼になっているようでややみっともない。ていうか、そもそもこのエディブル・ガーデンは見ても食べても素晴らしいことを標榜しているのに、最近は食い気ばかりにとらわれて美観がすっかりお留守になってしまっている。なので、この春夏はお花も種から育てて安くあげようじゃないの!・・・ではなく、庭をお花で美しく彩ろうじゃないの! てなことで、ジニアの種もまいてみた。3月14日のことであるが、もうちらほら発芽が始まっている。5月くらいには地植えできるようになってくれると大変嬉しいのじゃが、とまた祈祷に余念がない私である。
 ちなみにこの温室はいつも大いにパクらせていただいているはじめさんのブログからの情報で手に入れた、DAIM種まきハウスってヤツ。ネットで見ると1300円とか法外な値段が付いているけど、近所でその半額くらいでゲットできた。

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猫対策もしなきゃなので、とりあえずフタ付きのもので育苗中。

 てなことで、現在我が家の陽だまりは育苗グッズに占領されている。休眠中のシイタケの育成キットまで導入して、ここではイタリアンパセリを育てている(写真撮るの忘れたんで説明割愛ね)。さあさあみなさん、遠慮はいらんからどーんと大きくなってね〜。とか言いながら、明後日から1週間ばかり旅行に出ちゃうんで、残された双葉ちゃんたちの今後が大変心配。お母さんが帰ってくるまでいい子にしていてくださいね!


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2017/03/20(月) | 2017年春夏菜園GO! | トラックバック:(0) | コメント:(2)

2017年春夏菜園計画進行中

 気がつけば3月である。3月といえば、世界ウン億人の家庭菜園家が春の菜園活動に向けての準備に必死になっている頃である。当エディブル・ガーデナーも例外ではござらん。冬の頃から春夏の菜園展開を考え、種や苗の注文をし、休閑農地に肥料を与え、20人の労働力を確保し、5台のトラクターを新規購入するなどして、活動再開への準備を着々と進めている。やや誇張や虚偽はあるものの。

 それにしてはブログの更新がお留守になっていたんだけど、そこには事情があった。それも、ひとえにブログを少しでも良いものにしたいという一心からくる事情なのであった。そう、今までは季節ごとの菜園計画を紹介するにあたって、いい加減な手書きのイラストを描いていたのだが、いつまでも下手くそなクレヨン画では進歩がないし、時間もかかって面倒だ。これからは世の中の進歩に歩調を合わせ、現代テクノロジーを大胆導入して画像も今どきっぽくしつつ、どーんと時短を推し進めよう。もちろんCGだ、3Dだ、というわけではないが、ここは巨費を投じて天下のiPad Proを購入、合わせてアッポーペン(シル)もゲットしちゃうわよ!
 という清い思いに駆られていたのだが、お絵描きアプリのProcreateを入れたはいいけど使い方がなかなか飲み込めず、時短どころかえっらい時間がかかってしまった。そのわりにあんまり今どきの画像にもなってない、というのがほのかに悲しい。。。
 ま、とにかく肝心の菜園計画、進めてみようじゃないの。

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メイン・ガーデン
 まずは現在完全に休閑地となっているメイン・ガーデンの春夏である。センター・サークルは去年とまったく同じで、ミニトマトと中玉フルーツトマト、そのまわりをバジルとお花で囲むスタイル。堂々大胆な連作なのだけど、その対策はすでにお知らせした通り。去年はトマトが非常に成績良かったので、今年も期待だ。『やさい畑』さん、よろしくね!って感じ。頼むわよ。
 手前の通路側ウイングでは、去年やって美味しかったサツマイモよもう一度、とダンナがしつこいので今年も安寧芋をやってみるつもり。去年より作付面積が狭いのに収穫を増やしたい場合はどうしたらいいんでしょうねえ。。。
 そしてメイン・ガーデンの奥、家側ウイングでは去年高級高額苗を6つも植えたのに全然うまくいかなかったキュウリをリベンジで。つーても狭いから植えられるのは2、3苗だし、キュウリを上手く行かせるノウハウもないし、リベンジなるかどうかははなはだ疑問。あまりガックリ来ないように、同じ畑に去年やって面白かったラッカセイも3苗くらい植えてお茶を濁す予定だ。

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新レイズドベッド
 そして、これまた現在休閑中の新レイズドベッド。ここではミニカボチャの栗坊ってヤツを育てる予定だ。我が家はこう見えて(どう見える?)カボチャがかなり好き。狭い農地でカボチャをやるならミニがいい、ってことで人気の栗坊を種から育ててみるつもりだ(大胆・・・)。ここでは去年ウリ科のキュウリをやっているので、こちらも連作障害対策はぬかりなく。しかし、ちゃんと人工授粉できんのかなあオレ。

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旧レイズドベッド他

 さて、現在そこはかとなく(?)ビーツが植わっている透水プランターでは、例年通りニガウリを2苗植えてグリーンカーテンをやる。これは年中事業なので変更できない。
 また、現在ニンジンを育てている旧レイズドベッドは7月頃まで空かない予定。ニンジンの大量収穫(希望的観測)ののちは、夏野菜でやれるとしたらナスくらいだろうか。あるいは、気分を切り替えてブロッコリーやカリフラワーなどの秋冬野菜の準備に入ることになるかもかも。
 そして、その正面、現在ニンニクが生育中の小さいスペースではエンサイを育てる予定。新種の種をゲットしたので新展開に期待したい。


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カーブ菜園

 現在スナップエンドウを栽培中のカーブ菜園だが、何をやってもあんまり収穫が上がらないのは日当たりが悪いからと、菜園活動6年目にしてようやく納得できるようになってきた。なのでこの夏、ここでは日陰でもオッケーなショウガを育てることに。ショウガといえば、我が家の場合サトイモとのセットがお約束なのだが、ここはスペースが狭いので今回のサトイモは2苗程度にとどめることに。

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角型プランター
 あと、プランター展開としては、今回72リットルのプランターを3個揃えたので、この冬うまくいったミニダイコン、去年の夏うまくいったカラーピーマンとジャンボトウガラシ福耳で柳の下のドジョウを狙いたい。苗で購入予定のカラーピーマン以外は種から栽培なので、エディブル・ガーデナーの腕の見せ所である(冷や汗)。

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丸型プランター
 でっかい丸プランターその1では、現在赤タマネギが展開中だが、5月の収穫後はジュース用のケールを植えるつもりで種から育成している。空きスペースにはルッコラなどを植える予定。また、丸プランターその2、その3では一昨年に種をまいたアーティチョークが大きくなっている。今年こそは花を咲かせてほしいもの(って、花の咲く前に食べちゃうけどね)。この空きスペースにもハーブ類を植えて無駄なく有効利用するつもりだ。

 ううむ、いろいろ妄想してお絵描きなどしている今がいちばん楽しいな。本番にめちゃ弱いエディブル・ガーデナー、このうち画像のような収穫が望めるのはどのくらい!?!?



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2017/03/13(月) | 2017年春夏菜園GO! | トラックバック:(0) | コメント:(4)

初登場、茎カリフラワー!

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カリフローレと、すでに菜の花と化したスティックセニョールで春のブーケ

 いやあ、すっかりのご無沙汰でありました。1月の末からいろいろなことがあって菜園どころじゃなかった、ブログ更新どころじゃなかったのだ。エベレストに登ったり、南スーダンで和平交渉をしたり、グラミー賞のレッドカーペットを歩いたり、息子がカミングアウトしてNYで同性婚したり、4度目の離婚届に判を押したりと、公私ともに多忙をきわめた。というのはもちろん全部ウソで、ひとつ抱えていた大きめの仕事がなかなか終わらず、終わったと思ったらその反動で遊びまくってしまい、社会復帰に時間がかかったのだ。つーてもまだ完全に復帰はしていないので、このようなブログの更新の仕方を思い出すことから地味に普通の人生を取り戻していきたい。

 などと自己陶酔的なことをほざきながらふらふらと庭に出てみたある日のことである。ろくに菜園活動もしないうちに一ヶ月が過ぎ、今や庭を吹く風にも春の匂いがそこはかとなく感じられる頃となっている。
 ぐるりと一瞥したところ、何も大きな変化はないようだ。なにしろ長い冬枯れ状態だったので、見るべきものなどほとんどないのだ。どれどれ不織布を外して、旧レイズドベッドに種をまいたニンジン、ベターリッチの生育具合でもチェックしてみるか。おおお、小さいながらも本葉が出てきているではないか。もうちょい早いペースで成長してくれるとお母さんとしては嬉しいのだがのう。
 あ、そうだそうだ、ついでに透水プランターに植えた茎ブロッコリーのスティックセニョールと、茎カリフラワーのカリフローレも見てみるか〜・

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左右がもうそろそろ収穫期も終わりの茎ブロッコリーで、真ん中が茎カリフラワーね。

 と思って、不織布を剥いでみて、私は息を呑んだ。2株のスティックセニョールに挟まれて、これまで黙々と(ペラペラ喋られても困るが)成長を続けていたカリフローレがすっかり大きくなって、紐で巻きつけておいた葉っぱの陰から薄黄色い花蕾(食べる部分ね)を覗かせているのである。ぎゃぎゃぎゃっ、これはまごうことなき立派なカリフラワーではござらぬか!

 さっそく紐をほどいて葉っぱを取りのけてみる。たしかにカリフラワー・・・ではあるが、あんなに花蕾が密集していなくてザクザクとした感じ。下の方から伸びた茎の先端に花蕾がついているのがわかる感じだ。そおおーか、これが茎カリフラワーというものなのか。

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茎カリフラワーのカリフローレ。苗を植えたのは10月なかばのことでござった。

 茎カリフラワーと聞いて、茎ブロッコリーみたいに側枝があとからあとからじゃんじゃん生えてきて、いつまでも収穫できるやつの白バージョン、みたいなものを妄想していたのだけど、どうもそうじゃないようだ。側枝が出ることはなく、収穫できるのは一回だけ。そこはオリジナルのカリフラワーと一緒で、ひとつの塊でどんどん成長していくのは同じなのだが、その後茎カリフラワーはオリジナルのように固まった状態で成長を止めず、どんどん茎を伸ばしていく、というものらしい。

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カリフラワーの茎長バージョンって感じ。花蕾が密集したカリフラワーより扱いやすい。

 さてそのとき、私は何も迷わずにハサミを取り出して株とその先端部分についた花蕾の塊を切り離した。どうして「もうちょっと待ってみようか」などと考えなかったのだろうか・・・というのは後知恵で、そのときは「カリフラワーは早く収穫しないと大変なことになる」という思いでいっぱいだった。2015年3月にカリフラワーの花を咲かせるという偉業を達成して以来、カリフラワーの収穫期にはちょっと神経質になってるオレなのだ。

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花咲くカリフラワーの参考画像。これ、正確にはロマネスコなんだけど。

 しかし、あとで落ち着いてネットの画像などを検索してみると、もっと畑(プランター)に置いて成長させ、思いっきり茎を伸ばさせてから収穫するのもアリだったことがわかった。そうなるともうカリフラワーっぽさは片鱗もなく、むしろまさに茎ブロッコリーの白バージョンそのものである。むうう、こんなに伸びても花は白いままなのか。味はカリフラワーのままなのか。などと疑問噴出だが、もうたったひとつしかない我が家の茎カリフラワーは収穫してしまったのだ。これはもう、来年は茎カリフラワーの大々的な実験栽培をやれという神のお告げに他なるまい。精進あるのみだ。

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ネットから無断借用してきた茎カリフラワーの画像。そびえ立ってるわ。

 さああて、突然手に入った茎カリフラワー。ちょうど先日作っておいたバーニャカウダがあるので、こいつで賞味してみようじゃないですか! 家に作り置きのバーニャカウダがあるなんて、素敵すぎよね。とふたたび自己陶酔。

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野菜とバーニャカウダ。人参とセロリは生、他は軽く茹でて。

 さて、気になるお味だが、カリフラワーってのはそもそもあんまり味のはっきりしないものだから、茎カリフラワーだからといって急激な変化があるわけではない。しかし、採れたてであることも手伝って爽やか、かつまろやかな甘みが感じられる。茎まで柔らかく、ホワイトアスパラガスにも似た食感。そして、茎がひょろりと長いので、バーニャカウダのようにディップして食べる料理に最適。パーティで活躍しそうだ。これからは茎ブロッコリーに茎カリフラワーで行こう、と心に誓うエディブル・ガーデナーであった。


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2017/02/24(金) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

連作なんて怖くない、のか?

 連作なんて怖くない、と『やさい畑』という園芸雑誌が言っている。全国一億総活躍の家庭菜園家が恐れ忌み嫌っているあの連作障害が、実は恐れるに足りないんだよ、解決策はいくらでもあるのさっ、と主張しておるのだ。うんまあもう大胆きわまりないったらありゃしない。

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2016年冬号。連作を大いに奨励してますよ。

 仮にも一億家庭菜園家のひとりを自認するエディブル・ガーデナーである。かれこれ5年以上も、日々連作障害の恐怖に震えて眠れぬ夜を過ごしてきた。いったんその土地でトマトを育てたが最後、そこは呪われてしまって5年間はナス科(トマト、ジャガイモ、ナス、ピーマンその他重要野菜多数)を植えることはできない。それはありとあらゆる園芸の教科書に書かれていることだ。ところが『やさい畑』はそれが「怖くない」と言い切っているのである。これは看過することなどできぬ、さあさあ詳しく述べてみい。てなことで、さっそくポチってみたわよ。

 その驚きの内容についてはみなさま本屋で立ち読みするなり、図書館で借りるなりしてチェックしていただきたい。とにかく、「東大博士が秘訣を伝授」していて、「連作障害驚きの新常識——連作を続けると障害が発生しなくなる!?」などと、びっくり仰天なことがいろいろ書いてある。今までの連作障害に対する考え方を否定してはいないものの、それをうまく避けるワザ(と『やさい畑』は呼んでいる)があるのだ、というわけだ。我が家のよーに猫の額で菜園をやっていると連作障害はつねに悩みの種だったので、このワザがうまくいくなら菜園活動が変わる、人生が変わる、世界が変わる、かもしれない。試してみる価値はありそうだ。

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去年のセンターサークルのミニトマト。かなりうまくいったと自負しております。

 てなことで、さっそくできそうなワザをやってみることに。うーむ、我ながらなんたる行動力。なにしろ、2017年の夏はメイン・ガーデンのセンターサークルでミニトマトをやることがすでに決定しているのである。ここでは昨年もミニトマトを育てているので、本来なら土を全部取り替え、神主さんを呼んでお祓いをする必要があるのだが、今回はこの『やさい畑』のご指導に従って、あえて連作に挑んでみる!

 まずはできそうなワザを選んで、それに必要な木酢液、米ぬか、籾殻くん炭、わら、などを買ってきた。そして、準備段階として、センターサークルを掘り返し、残っていたミニトマトの残骸や根っこなどを取り出し、いちばん下の深い部分に家庭ゴミ由来の有機堆肥を入れた。そして、すぐに埋め戻さずに一週間ばかり天地返しておく。これで土が活性化するとかなんとか。

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ミニトマトを引っこ抜いた後、穴を深く掘って、奥に家庭ゴミ由来の有機堆肥を入れた。

 さて、まずはワザその1である。「野菜残滓の鋤き込みで物質循環を良くする」と、東大教授の言ってることちーともわかりません、な感じであるが、要するにそれまで育てていた野菜(ミニトマト)の枯葉や茎、根っこを、いつもなら丁寧に拾い出して捨てていたところを、土に混ぜ込んじゃうのである。たーだ混ぜていいなら簡単なんだけど、残滓(残りカス)は乾燥させたほうがいいんだと。しかたなく家庭ゴミ処理機で乾燥させてしまって電気代がかかったので、あまりエコな方法ではなかったかも。。。

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これが乾燥させたあとのミニトマトの残滓。ゴミ処理機でやったらすごく少なくなっちゃった。

 ワザその2は「カニ殻や廃菌床で放線菌をふやす」なんだけど、カニ殻も廃菌床ないのでやめた。カニを食べることに異議はまったくないのであるが。なのでさっさとワザその3へ。「籾殻くん炭で菌根菌のすみかをつくる」とあるんだけど、籾殻くん炭とはなんぞや。精米のときに取れる米の外皮(籾殻)を400度以下の低温で燻し炭化させたもので、土壌改良に使われるものなんだそう。保水性、通気性、排水性が改善し、微生物が増殖するなどなどのご利益があるらしい。こいつを土の中に鋤き込んでみる。

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これが籾殻くん炭。ホームセンターで買えるのね。炭を細かくしたみたいに見える。

 さてワザその3は「稲ワラと木酢液で菌寄生菌をふやす」。なんたら菌かんたら菌ていうのは全然わかんないのでおいておくが、やり方としては、ワラをマルチとして畝の上に置き、米ぬかをまく。そこに木酢液をかける、というもの。こうすると病原菌をやっつけてくれる微生物が増えるらしい。なので、言われるがままにワラを敷き、米ぬかをまき、エロイムエッサイムと唱えながら木酢液を薄めたものをかけた。今のところ悪魔や怪しい生物の類は出現していない。

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ワラと米ぬかと木酢液のミクスチャー状態。この下には籾殻くん炭と野菜残滓も。

 『やさい畑』の「連作を可能にする9つのワザ」はまだまだ続くのだけど、とりあえず今やれそうなのはこのくらいなので、このへんでよしとしておこう。3つのワザをいっぺんにやってしまって、妙な化学反応とか起こらないのかやや不安だが、深く考えないことにする。
 さーて、これで今年の夏は大胆にもミニトマトの連作をやってやろーじゃないですか。ついでに去年キュウリをやった新レイズドベッドでは同じウリ科のカボチャをやってやろうと目論んでいる。今や怖いものなし、連作万歳である! 万が一にも何かあれば『やさい畑』がかならずや責任を取ってくれることだろう。うはー、楽しみだなああ〜!!!

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まだ作業開始前の状態。いろいろ購入したものの、連作が可能になるなら安いもんだ!

 しかし、今まで輪作年限(一度植えた作物を何年経てばふたたび同じ場所に植えることができるかの目安)をチェックするために見ていた「栽培カレンダー」が2012年春号の『やさい畑』の付録だったことに、ふと気づいてしまった。うーん、そういえばこの雑誌は輪作障害の恐ろしさをさんざん煽ってきたような気がする。それが今や「怖くない」である。来年あたりはまた「連作障害はこの世の終わり」みたいなことを言ってたりすんのかも。。。柔軟に対処したい。



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2017/01/25(水) | 2017年春夏菜園GO! | トラックバック:(0) | コメント:(2)

新年菜園状況

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迎春 2017年


 明けて2017年、みなさまいかがお過ごしでしょう。今年も張り切ってエディブル・ガーデンを盛り上げていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!
 って、すでにこの更新のノロさで熱意のほどが知れちゃうとゆーもんだが、それもこの1月いっぱいまでのこと。したら思いっきりヒマヒマ〜になるんで、一週間に3回くらい更新しちゃおうと思ってます。ご期待ください!

 冗談はさておき、とりあえず我が家エディブル・ガーデンのお寒い状況を報告しておこう。いや、報告させていただこう。
 まず、昨年の暮れにジャガイモとミニダイコンの収穫をした新レイズドベッド。ジャガイモはすっかり掘り出して、現在順調に我々の胃袋に収まっているところなんだけど、ミニダイコンはいまだに畑に残っている! このころっ娘ちゅう品種は鬆(す)が入りにくいというのがウリだけあって、第一本目を収穫してからかれこれ一ヶ月になるというのに、まだ葉っぱも実も美味しく食べられる。なので、残りはわずかながらいまだに我が家の重要な食糧源になっているのだ。ミニダイコンいいよー。あんまりいいから、春まきもやってみようか、なんて言ってるところ。

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新レイズドベッド。ミニダイコンもさすがに残りわずか。お名残惜しい。

 さて、この寒さの中で他に収穫の上がっているものといったら、透水プランターに10月半ばに植えた茎ブロッコリーのスティックセニョール(2苗)。植え時期が遅かったにもかかわらず、不織布をかぶせた効果で順調に大きくなって、順調に小さなブロッコリーの房を提供してくれている。去年のブロッコリーはオンブバッタの大発生で毎朝殺戮に明け暮れていたけど、不織布効果で今年はまったく害虫知らず。ビバ、不織布! かつては、不織布なんかやったらお庭の美観が台無しよ!とか気取っていたエディブル・ガーデナーだが、背に腹はかえられない。もう戻れない道に踏み出してしまったのだ、とつくづく思う。って、不織布くらいで。

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真ん中に激しくのさばっているのがカリフローレ、左右で圧倒されてるのがスティックセニョール。

 それはともかく、このプランターで茎ブロッコリー2株とともにスティックカリフラワー、その名もカリフローレ、というのを育てている。しぇー、世の中には茎ブロッコリーだけじゃなく、茎カリフラワーなんてもんも存在するたあ知らなかったよおっかさん。

するらしいよ。と、イマイチ自信ないのは、まだ花蕾の片鱗すら見えないから。噂によると、普通のカリフラワーと違って花柄(茎みたいなところ)がひょろひょろ伸びてスティック状になるらしい。そーすると、茎ブロッコリーみたいにいつまでもじわじわと収穫できるのかにゃ? カリフラワーはひと株に一個しかならないので欲張りな私にはちょっと味気なかったんだけど、こちらはひと株で10個くらいなるんじゃないか?と取らぬ狸になって腹づつみを打っているところです。

 しかし、カリフラワーつーたら花蕾を葉っぱで巻いて隠さないと白くなんないよねえ。それをひとつひとつの茎にやんのか!?  なんかますます自信がなくなってきた今日この頃である。

さて。まさか覚えているひとはいないと思うが、この陶酔プランター、ならぬ透水プランターには10月2日にビーツの種をまいているのだ。ビーツはこれまでに2回くらいトライしてすべて失敗してるんだけど、今回も種はまいたものの、一向に何にも出る気配がない。なので2週間待ったところで、さっさと考えを切り替え(いつになく迅速な対応)、ビーツをあきらめて、そこに買ってきたスティックセニョール2苗とカリフローレ1苗をぶち込んだ。いや、植え付けた。やっぱり今回もビーツはダメ、3度目の正直だからもうやめよう、てなことで。

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あらまあ、生きてたのね、ビーツさんたら。。。

 したら、12月頃になってビーツがひょっこり芽を出してきた。現在、生い茂る茎ブロッコリーらの根元で地味に成長を続けている。いったんは死んだと思われて埋葬され、その土地も奪われたというのに、不屈の精神で帰ってきたのである。見上げたヤツだ。

 なんてゆってる場合ではない。エディブル・ガーデナーのせっかちな性格の犠牲となって苦境に陥れられてしまった哀れなビーツ。いったい今後どーなるのだろう。とりあえずこのままにしておくので、勝手に大きくなって実などつけていただけると、大変嬉しいのだが。

 以上が現在の収穫状況である。この秋冬は葉物をまったくやらなかったから、 小松菜をたくさん使った大好物の常夜鍋もできなくて、大変淋しい。自家製の小松菜の美味しさを知ってしまうと、なかなか買った小松菜でお鍋をする気がしないのよねん。

 さて、冬の寒さの中でも春の収穫に向けて成長を続けている野菜も、若干ながらある。あることはある。まずは9月末に植え付けた平戸ニンニク。地植えのみならず、プランタ−3つにも植えたので、5月くらいには大々的なニンニクフェスが開催できるんじゃないかと、これまた取らぬ狸でぽんぽこりん。なんか葉っぱがちょっと茶色くなってたりする気がしなくもないが、きっと大丈夫さと自分に言い聞かせる冬の午後である。

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地植えにしたニンニク。でも、氷山の一角にすぎないのよこれは。

 9月末には赤タマネギの種もまいた。そいつを11月の末あたりに植え付けて、現在プランターに箇所で栽培中。ひとつには不織布をかけているから、ちょっと早めの収穫が見込めるんではないかと。つーても6月まではじっと我慢の子だ。

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こちらは不織布をやらずに地面にマルチを施しただけでごまかして栽培中の赤タマネギね。

 さて、11月5日には(奥地で日当たりの悪い)カーブ菜園にスナックエンドウの種をまいた。ついでに、ホームセンターで見かけて衝動買いしたヒヨコマメ(好きなのだ)の苗もカーブ菜園中央に植えた。ひとり気炎を吐くヒヨコマメに比べると、スナックエンドウの貧弱な成長ぶりは不安を禁じ得ない。春には元気になってくれると新字体が、いや、信じたいが。。。

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マルチだけじゃ寒くて成長できないのかしらスナップエンンドウは。中央でのさばってるのがヒヨコマメちゃん。

 そしてっ。先日サツマイモの収穫を終えた旧レイズドベッドには、大胆不敵にもニンジン、その名もベターリッチの種をまいた。思い返せば、この場所で2015年春に種をまいて育てたベターリッチは、すべて鉛筆大のスリムさに終わって涙を飲んだのであったよなあ。でも懲りないエディブル・ガーデナーである。我が家のビーツ並みの不屈の精神で、再々チャレンジだ(再チャレンジは2015年〜2016年冬にしているので)。

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これまた不織布のお世話になってるベターリッチニンジン。しかし、2週間経ったのに何にも出てきません! 忍耐の限界。

 てなことで、2017年もネバゴナギブユーアップ、不屈の精神をモットーに頑張っていきたいと思います。だったらもっとちゃんと更新しろ、と自らに叫んでみました。どうぞよろしく。


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2017/01/11(水) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

ジャガイモのリベンジなるか?

 あれよあれよという間にすっかり暮れも押し迫って世の中大変なことになっているが、エディブル・ガーデナーとて例外ではござらん。もうのんきに菜園なんかやってる場合じゃないわよって感じで、気がつくと庭は荒れ放題。そして、ふと見ると、レイズドベッドのジャガイモの葉が霜に当たって瀕死の様相を呈しているではないか。12月半ばのことである。

 げげげ!?!? 説明書によると「収穫時期の目安=葉や茎が黄色く枯れてきたら収穫します」とあるが、黄色く枯れるどころか青々と茂っていた葉っぱが霜にやられて溶けちゃっているのだ。ゆっくり熟成を終えて枯れていくんではなく、いきなり佳境、いきなりジ・エンドという感じ。これは大変まずい。なんとなれば、ジャガイモはだいたい植えてから100日くらいで収穫期を迎えるらしいんだが、まだ80日しか経過していないのだ。20日も早くに今期終了ってのはかなりやばい。しかし、もう地面から上は死んじゃってるわけだし、このまま地中に置いておくと実が凍って腐る可能性もあるらしい。
 むう、不本意ながらジャガイモ収穫のときが来てしまった。

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地上部分がもう終わってる感じの秋ジャガイモ、デジマくん。

 ジャガイモは一般に2月頃植えつけて5〜7月に収穫することが多いが、秋から冬に育てる秋ジャガイモというのもある。本日の主人公はコレである。なんで今回秋ジャガイモに挑戦したかとゆーと、今年2月に植えた春ジャガイモがまさかの大失敗。なんとか収穫はできたものの、小粒ジャガイモの嵐に終わったからである。くそう、今に見ておれ、オレだって!! とリベンジを誓い、耐えて待つこと4ヶ月、次なるジャガイモ栽培のチャンスがついに巡ってきた。
 ・・・って、たった4ヶ月で再挑戦というのもせっかちな気がするが、待てないオレである。ちゃんとジャガイモを育てられるということを証明して失われた自信を取り戻したい。この土地がジャガイモの怨霊に祟られているのではないことを確認したい。春と秋でジャガイモに違いがあるか食べ比べてみたい。などと、いろいろ理由はあるが、何しろ家庭菜園で獲れるジャガイモは美味しいのだ。それだけで一年に2度トライする立派な理由になるだろう。

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新レイズドベッドに12個の種イモを植えた。そういえばここで去年の夏トマト(ナス科)を栽培したような。

 んなことを言いながら、いつも初動の遅いエディブル・ガーデナーである。9月中に植えつけなくてはならないのだが、なんとか頑張って植えたのは9月29日。今にして思えば、あー、あと2、3週間早く植えていたら100日の生育期間が取れたはずなのにいー、って感じだ。8月半ば過ぎたらいつ植えても良かったのだから。
 しかし、その頃ジャガイモを植える予定だった新レイズドベッドにはまだキュウリがのさばっていた。そのキュウリの収穫率が非常に低かっただけに、もうちょっと待ったらなんとかならないか・・・と思っているうちに9月半ばになっていた。毎度のことだが、あきらめが悪くてセコい性格が人生を台無しにしている、と認めないわけにはいかない。

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ジャガイモの畝に平行して両側にミニダイコン。この頃はみんなお行儀よかった。

 それはともかく、そのキュウリ撤収後、いつものように2週間かけて畑作りをした。「植え付け2週間前に堆肥と苦土石灰を入れて耕す。1週間前にぼかし肥を入れて耕す」というのが鉄則だからだ。と、思ってネチモチ耕していたら、これが大間違い。ジャガイモは土地を選ばず、酸性でもアルカリ性でもネヴァーマインドなので、苦土石灰なんて入れる必要なし。1週間前に堆肥とぼかし肥を入れてぐりぐりしておけば十分らしい。知らずに待つこと2週間。その後自分の過ちに気づいて、焦って苦土石灰を拾い集めようとしたものの、時すでに遅し。9月末ギリギリ、アルカリ性にした土地に植え付けを敢行した。なんでも土地がアルカリ性に傾くとそうか病になりやすいんだとか。そうかー、知らなかったよ、と言って済ますことに。

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ジャガイモの芽かきをした頃。ほんとはもっと小さい頃やるべきなのよね。

 さて、その後はいつものジャガイモ栽培とほとんど同じである。「草丈が10センチくらいになり、一株から何本もの芽が伸びてきたら太い芽を2つ残して他の芽を掻き取ります」という、いわゆる「芽かき」をやったのは草丈が20センチ以上になってから。その後、追肥と土寄せちゅーのもとりあえず真似事的にやってみた。これをやらないとできたジャガイモを食べてお腹を壊しちゃうらしい。追肥・土寄せがちゃんとできていたかどうかは、食べてみてのお楽しみってことで。

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ジャガイモと大根の混植。って小田急線のラッシュ並みの状況だ。

 はてさて秋植えジャガイモ、10月半ばから11月半ばにかけて、ものすごい勢いで成長した。ミニダイコンのころっ娘との混植にしていたんだけど、どちらも葉っぱが旺盛に繁茂して渾然一体になっている。さすがにこれでは日照が妨げられ、生育領域が狭められて両者にとって良くないのではないか、二兎追うもの一兎も得ずなのではないか、と思ったけど、もう遅い。お互い切磋琢磨して大きくなってくれと祈るばかりだった。

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くわあ、地上部分は地獄絵さながらだが、地中では粛々と成長が進んでいた模様。

 そして11月24日、東京に雪が降った。11月の雪は54年ぶりとのことだが、雪見酒など飲んで楽しく浮かれ騒いでいたのもつかの間、翌日雪が解けたのを見てみれば、ジャガイモの茎や葉がけっこうな影響を受けているではないか。11月末、折れたりねじ曲がったりしてダメになっている茎をちょん切って、ぐちゃぐちゃになっていたレイズドベッドを整理した。しかし、この頃からジャガイモの寒さダメージは始まっていたのかもしれない。
 てなことで、12月の上旬には霜が降り、ジャガイモ畑はいよいよ衰退の一途へ。そして12月半ば、ついに決断のときは来た(文頭に戻る)。あああ、もしかしたらまた5月と同じミニチュアジャガイモの嵐なのかなああああ〜・ と思いつつ、レイズドベッドのいちばん端っこのジャガイモを試し堀り。
 おおお!?!? けっこう大きいのができてるじゃないか!!!! ひとつの株につくジャガイモの個数は前回ほどじゃないけど、そのうちひとつふたつはかなり大きい。よっしゃ、これなら一挙収穫だ!

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まわりを柔らかく掘り起こしておいて株元を引っこ抜くと。おお? けっこうデカイよ!?

 今回植えたのは、秋植えジャガイモの人気定番、デジマというヤツ。あんまり聞いたことのない名前だけど、秋植え向きで病気に強く、成長が早いんだとか。ふむー、だから80日でこんなに大きくなったのかと納得。12個ほどの種イモを仕込んで50個以上のジャガイモが収穫できたんだから、お母さんは満足ですよ。リベンジは果たせた、と言ってよかろう。

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じゃーん。幾多の障害を乗り越えて、けっこうな収穫と言えましょう。

 ホクホクのキタアカリにくらべると、スッキリしゃんとした食感のデジマ。煮炊きしても崩れにくく、鍋物からマッシュポテトまでいろんな料理に活躍してくれるとか。この冬はジャガイモ料理でほっこり暖かく過ごそせそうだ。 

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新レイズドベッドもスッキリ。来年は何を植えようかなあ?

 ではまた、次回は来年。みなさま、お忙しい折に風邪などひかぬようお気をつけてくださいね。それでは、よいお年を!



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2016/12/26(月) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

食べきりミニ大根、ころっ娘

 9月の末に締め切りなんとかセーフで種をまいたミニダイコンがいよいよ収穫できそうだ。土の上にひょっこり覗く根の部分(というのか、首の部分というのか、実の部分というのか)がだいたい直径5センチを越えたので、試しに一本穫ってみるか、ということに。種袋の説明書きを読むと、種まき後50〜65日で収穫できるということになっているので、ほぼ予定通りだ。

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ほんとは直径7センチくらいで収穫らしいんだけど、待ちきれませんでした〜・

 ダイコンは今まで2、3度チャレンジしているが、うまく行った試しがない。一回目はプランターでやったのだが、ゴボウくらいの太さにしかならず、二回目は赤いダイコン紅くるりの種をまいたところ、芽が出てまもなくダンゴムシに食べられて全滅してしまった。三回目、ふたたび紅くるりに挑戦し、なんとか収穫までこぎつけたものの、結局まともに赤いダイコンになったのは2割程度で、残りは普通の白いダイコンだったり、鉛筆みたいに細かったり。これは今年の6月のことであった。

 普通ここまで失敗が続けば、あー、私はダイコンと相性が悪いのねとか、先祖が何かダイコン様に失礼なことをして代々祟(たた)られているんだなあとか、いろいろ考えてダイコン栽培には二度と手を出さなくなるものだが、ギャンブル依存症のおっさんのようにまたやってしまった。サカタのタネのカタログを見ていて「使い切り、食べきりサイズのミニダイコン、ころっ娘」のところに書いてあった美辞甘言(「プランターでも簡単栽培」「根も葉も美味しく食べられる」「密植が可能」「す入りが遅く、肉質は緻密で食味にすぐれる。サラダ、浅漬け、おろし、煮物など広い用途に利用できる」)にすっかり踊らされてしまったのだ。ダンシンインザストリートである。

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ジャガイモの植え付け、ダイコンの種まきが終わったところ。中央2列がジャガイモで両脇がダイコンね。

 前述のように9月末に種をまいたのだが、新レイズドベッドにジャガイモの植え付けと同時に行なった。同じ畑にダイコンとジャガイモを混植するのは、両者がコンパニオンプランツだからである。というのはまったくの嘘である。ジャガイモは高く枝葉を広げ、ダイコンは日陰を好むから……ということもなく、両者地中で育つので、一緒に植えるのはいささか疑問を禁じ得ないのだが、仕方ない。そこしか空いている場所がなかったんだから、仕方ない。ジャガイモをレイズドベッドの真ん中にどーんと2列に並べ、その両端にダイコンがそれぞれ1列ずつ並ぶ、という配置に。ダイコンの間借り感がちょっと悲しいが、「プランターでも簡単栽培」「密植が可能」って自分でゆってたやん。と強気に出るエディブル・ガーデナーであった。

しかし、そんなダイコンに厳しい私も、出てきたばかりの芽を大事にする優しさは持ち合わせていた。クリアフォルダー(っていうのか?)をちょん切って円筒型にしたものを、種をまいた場所にかぶせて、憎いダンゴムシの侵入をシャットアウト。さらにこれで寒い風を防ぐこともできるし、恐ろしいウィルスや地球外生命体から守ることもできる。むー、それはちょっとむずかしいかもしれないけど、やってみなくちゃわからない。

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そろそろ第一回目の間引き、って感じですかね。若葉の頃。

 そんな愛情に応えるかのように(その愛情の奥底に「美味しいダイコンが食べたい」という欲望が渦巻いていることも知らずに)、ダイコンは日々大きくなっていった。一箇所に3〜6粒まいた種がほぼ100パーセント発芽したので、途中で間引きしたくらいで、あとはほとんどほったらかし。教科書には間引きのときに追肥をしろ、みたいに書いてあったんだけど、ジャガイモの追肥といっしょにやって(というか、ジャガイモに肥料をやると狭いものだからダイコンにもかかってしまう)ヨシとする。
 そういえば、土作りのとき苦土石灰をまいてややアルカリ性の土にしてしまったんだよね。ダイコンは、本来なら酸性を好むらしいんだけど。でもまーなんだかけっこう元気に成長してるみたいだから、これもヨシとする。

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3粒まけばいいところ、心配なのでたくさんまいたから間引くのが大変だったわ。

「密植が可能」という売り文句をいいことにジャガイモとダイコンを狭いレイズドベッドに混植させていたのだが、11月に入ると両者ともに葉や茎がじゃんじゃん伸びてきて菜園は一気にジャングル状態に。ダイコンがジャガイモに押されて、ってことはないみたいで、両者競い合わんばかりの茂りようだ。うぬう、これはいっくらなんでもどっちかになんらかの悪影響が出るだろうなあ、と思うのだけど、今となっては致し方ない。こいつもヨシとしておこう。

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11月上旬、ジャガイモとダイコンの葉が渾然一体。このあとさらにすごいことに。。。

 てなことで、12月上旬、菜園はジャガイモの葉っぱとダイコンの葉っぱで満員御礼。そしてついに地上に顔を出した白い根の部分もけっこう大きくなってきたので、いよいよ、第一号を収穫! 葉元と白い根の部分を持ってすいーっと引き抜いてみる。
 おおお、ちゃんとダイコンしてるじゃないですか!!! ミニダイコンというだけあって、長さは20センチに満たないくらいだけど、プックリ太ってる。葉っぱの立派さは普通のダイコンに決して負けていない。

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ダイコンできました! 説明書通りだともうちょっと大きいらしい。でも大満足!!

 しかし、この「ころっ娘」って品種名だけど、まさか「ころっむすめ」とは読まないよな。「ころっこ」、だよね? なんか生産農家のみなさまの苦労がしのばれるようなネーミング。この、ころころっとした感じを出したかったのよねえきっと。と、なぜか弁護してやりたい気分になる。つって、自分ちの猫にもろくな名前をつけてやれなかった人がエラソーなこと言っちゃいけないわよね。。。

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ダイコンサラダ一丁あがり〜・ 獲れたてだと全然水っぽくないわ。おいしーっ!!!

 さーて、さっそく食べきりミニダイコン・ころっ娘を食べてみよう。葉っぱは他の青物といっしょに野菜炒めでイッキ食い。新鮮なので茎まで柔らかく、下ゆでの必要なし。そして実、てか根の方はしゃきしゃきサラダ・じゃこ炒め載せに。サラダ一皿分でちょうど一本使い切り。これはいい! 普通のダイコンだと一回じゃ絶対食べきれないので、新聞紙に包んだりしていつもめんどくさ〜い、と思っていたんだけど、ミニサイズだと大変に使い勝手がいい。新鮮でシャキーンとしてるけど食感柔らか。しかも、下の方はピリリと辛味がけっこう効いてて、上の方はふうわりとした甘みがあって、小さいながらもふたつの味がちゃんと楽しめる!

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菜園で待機中のころっ娘たち。食べちゃうぞ〜っ!

 でも、ダイコンがたくさん必要なときはミニダイコンじゃ足りないのでは? 
 心配ご無用! まだ菜園には20本近いころっ娘が生育中なのさっ! なんでも『やさい畑』付録の「とっておき栽培術傑作選」によると、ダイコンは密集栽培がオススメで、「生育が良くなり、甘くて柔らかに」なるんだとか。早めに収穫しても、残りのダイコンは少し遅れて肥大する、とのこと。うはは、この冬は自家製ミニダイコンを当面楽しめそうだ。うん、次はおでんでもやってみるかな?



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2016/12/11(日) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

やりましたよ、サツマイモ!

 落ち葉の季節である。昭和時代の人々は落ち葉を集めて焚き火をし、サツマイモを焼いて食したと言われるが、今の時代、住宅地の真ん中で焚き火なんぞすると警察が駆けつけかねない。だから、 焚き火で焼いたサツマイモをふうふういいながら食べる文化は残念ながら過去のものとなった。のだが、サツマイモの焼いたのが秋冬の味覚の王者であるという事実に変わりはない。少なくとも私の心の中ではギンギンにそうなのである。

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落ち葉とともにサツマイモを収穫!

 にもかかわらず、サツマイモの家庭菜園栽培を今までやったことがなかった。というのは、サツマイモ栽培には広いスペースが必要だとされているからだ。我が家の猫の額でサツマイモは無理でしょう、と思っていた。
 しかし、今年の春、旧レイズドベッドにビーツを植えるつもりでまいていた種がなかなか大きく育たず(毎度のことですが)、ちょうどその頃に苗の買い出しに行ったYネヤマプランテイションでたまたま見かけたのが、サツマイモの苗の予約販売の広告であった。安納芋その他数種類のサツマイモ苗を10本から販売するという。おおお? 10本くらいなら植えられるかも!?!? しかもお値段500円程度で、お財布への影響もマイルド。その場で予約を入れたのは言うまでもない。その場でビーツ栽培計画が白紙化したことも言わずもがなだ。

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買ってきたサツマイモの苗。切り口を水につけて元気にさせるのがポイントらしい。

 6月5日に苗が入荷、大至急取りに来いという呼び出しをくらってYネヤマに馳せ参じ、翌日には旧レイズドベッドに8苗を植えた。サツマイモは痩せた土地でも育つというので、本来そんな準備に労力をかけなくていいのだけど、知らずにいつも通り堆肥やぼかし肥を入れておいた。もったいないことである。
 なんでも教科書によると、植え方には垂直植えと船底植えという2種類があって、前者は「イモは大きくなるが数は少ない」、後者は「イモは小ぶりだが数は多くなる」(いわゆるイモ蔓的)。スペースの狭い我が菜園では当然垂直植えしかできない。

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サツマイモを垂直植えしたばかりの旧レイズドベッド。全然垂直になってないけどな。

 サツマイモは「暑さ寒さに強い」、「肥料も必要としない」とのことなので、管理はダンナに丸投げして、私はほとんどなんにもしなかった。ほぼ完全放置プレイ。8苗のうちの1苗だけは初夏のうちになぜか枯れて戦線離脱してしまったが、他の苗は元気に成長。ちょっとドクダミに似た濃い緑の厚めの葉っぱをじゃんじゃん茂らせながら大きくなっていった。いいねえ、こういう野菜は。どの野菜もみんなこんなふうに手間がかからず、無言でむくむく大きくなってくれるなら、明日から野菜農家に転身だ! とか思っちゃいますよ。

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緑豊かな8月半ばのサツマイモ畑。

 とはいえ、あまりにもバカスカ茂るのをほったらかしにしておくと、「つるぼけ」なるものになってしまうらしい。認知症の一種である。というのはウソで、株から出てくる蔓から根が出て地面の栄養を吸収し、葉っぱばかりが繁茂して、肝心のイモの実が大きくならない、という現象なんだとか。だから、根が地面に張らないよう、たまに葉や蔓を引っぱってひっくり返すといいらしい。このへんはダンナに命じて処理させた。ダンナも少しは園芸活動に協力してもらわないと「つるぼけ」になってしまうからね。

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余分に伸びた蔓や葉をどっさりカット。これくらいじゃ何のダメージにもならないくらい元気。

 それにしても、サツマイモは広いスペースが必要というだけあって、我が旧レイズドベッドは7株が限界。それでも蔓がじゃんじゃん伸びてレイズドベッドの外にまで遠征しちゃうので、9月半ばにははみ出た蔓や葉を大幅カットした。よく「戦時中はイモの葉っぱまで食べた」と聞くので、カットした葉っぱは食べられるのか? と思ったけど、戦時中じゃないのでそのまま廃棄してしまった。あとで調べたら、葉っぱは炒め物で食べられるし、茎もおひたしにするとうまいらしい。よーし、今度戦争になったらやってみよう。って、今や冗談になってなかったりする!?

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やっと葉っぱが黄色くなってきた11月21日にサツマイモ収穫祭!

 はてさて11月上旬、近所の小学校が借りている体験農地のサツマイモは収穫が済んでいた。いいのかうちのサツマイモ?と焦ったものの、まだ葉っぱは青々としている。ここで焦って掘り上げて実が小さかったら泣くに泣けない。ってなことで、さらに待つこと2週間。おおお?? いよいよ葉っぱが黄色くなってきたぞ!?!? ってところで、いちばん端っこの蔓を引っぱって株元を探りつつ、スコップを深く差し入れて掘り起こしてみれば。。。おおおおお、すごいよすごいよ、これはかなりの大物だ!! 300グラムくらいありそう。おう、これなら売り物になるぞ。って誰にも分けてやんないけどねっ!

 というわけで、そのまま芋掘り大会に突入。垂直植えだけあって、大物はほんとに7、8本で、あとは小ぶりなのが多数って感じ。あの葉っぱの茂りようからすると、こんなもんかなあ?って気もするけど、今までは狭いからとあきらめていたスペースからこれだけの収穫があったってのはすごいと思う。

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安納芋掘り上げ第一弾。フルーツこがねという品種っぽい。

 さー、おいしいおいしい安納芋ですよ〜・ほっかほかの焼き芋ですよー・ と石焼き芋売りのアナウンスを真似ながら、さっそく焼いてみました安納芋。この焼き方にはコツがあって、水洗いしたあと、拭かずにそのままキッチンペーパーに包み、さらにアルミホイルに包んで、オーブンで170前後の温度で90〜120分じっくり焼く。長いですねえー、じっと我慢の子ですよ。気の短い私は90分が限界だわ。

 と、食べてみると、安納芋ならではのクリームのようにねっとりした食感に優しい甘さ。もうこのままスイートポテトと呼んでもいいくらいの美味しさだ。いろいろお料理のレシピはあるけど、ぜーんぶ焼き芋でオッケーよ!って思ってしまう。こんなに栽培が簡単で、ていうかほぼほったらかしで、こんなにうまいなんて、サツマイモ栽培、癖になっちゃいそうだ。

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とろとろにクリーミーな安納芋。このままおやつでGO。でも、待っても良かったのね。

 と思って悦に入っていたんだけど、実は安納芋、収穫してからすぐに食べちゃダーメなんだって!!!!
 収穫後3週間から1ヶ月以上熟成させると糖度が上がって美味しくなる、という驚愕の事実が、今これを書きながらネットを見ていて明らかになってしまった。
 あらあらまあ。2時間だって待てない私に3週間なんてどーやって我慢しろって言うのよ。しかし、今でこそかなり甘い安納芋、いったいどんだけ甘くなっちゃう!? 怖いもの見たさ気分でどーんと1ヶ月待ってみようかな?



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2016/11/27(日) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(4)

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