その後の市民農園

 ゴールデン・ウイークのイッキ植えやその後のドタバタですっかり触れずじまいになっていたけれど、5月1日から契約がスタートした市民農園でも地味ながらプロジェクトが進行していた。

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市民農園プロジェクト予定地

 なんつって、あまりにもジミジミ、かつあまりにもパッとしないまくりなので、「プロジェクト」とか書きながら自分で失笑しているのだが。なにしろ、農地が我がものとなった(実際我がものにはなってはいない。借りてるだけ)からといって、いきなり野菜が植えられるわけではない。雑草なども生い茂る18平方メートルの荒野である。とりあえず使うところだけでも雑草を抜いて、耕して、堆肥を入れて、肥料を入れて、という行程を踏むと最低でも2週間はかかる。5月後半という遅めの植えつけになるし、家からやや離れたところにあるから毎日世話はできないし、人手も私ひとりだし……となると、植えられる野菜は限られる。放っておいても育ってくれる、暑さや水不足にも耐えられるタフな野菜。そういうのはたいていルックスが地味なんだなあ。しかも人手も時間も不足しているから、オシャレなとは言わないまでも多少は見栄えのいい菜園にしようなんて意欲は皆無。とにかくなんとか植えられるものを時間に間に合うように植えるぞ、という突貫工事みたいなことになっているので、市民農園の他の区画と比べてもかなり見劣りのする、パッとしないまくりの菜園になってしまった。かりにも素敵なエディブル・ガーデンを目指している人がこんなお粗末な市民農園をやっていていいのだろうか。いいわけないけど仕方ない。

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市民農園プロジェクト予定図。プロジェクトというより子供の落書きのようだが。

 

 ゴタクはこのくらいにして、市民農園プロジェクトの概要を説明いたす。植えるのはラッカセイ、バターナッツカボチャ、サツマイモという3つの野菜。準備するにも栽培するにも3種類くらいが限界だろう。深いことは考えず、どーんと3つ大きな畝を作って、片っ端から植えていくのだ。

 

ラッカセイ

  ラッカセイを広い畑で栽培し、収穫した実で大好きなピーナッツバターを自家製造する、というのが長年(やや大げさ)の野望であった。しかも、5月の後半になってもまだホームセンターで売られている数少ない野菜苗のひとつがラッカセイなんだね。これまでにも2度やったことのある「ジャンボ落花生おおまさり」というヤツを、どーんと5苗も大人買い。ひと苗 322円とけっこう高飛車な値段で、こんなこと(市民農園の抽選に当たって広い農地をゲットする)になると知っていたら種から育てたのにい、などと歯ぎしりしてももう遅い。って、自分が種から育てるのがどんなにヘタかすっかり忘れてるあたり、我ながら怖すぎる。そんなこんなで、購入した苗を植えつけたのは5月24日のこと。


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ひと畝にラッカセイが5苗。秋の収穫が楽しみだ!

 

バターナッツカボチャ

  当初は家のメイン・ガーデン通路側ウイングで細々と栽培する予定で種から育てていたバターナッツカボチャを、予定を変更して広い農地で展開することに。とにかく暑さに強くて、追肥いらずで、人工授粉も必要ないというんだから、市民農園のために生まれてきたような品種である。サカタのタネで購入した種(一袋 432円)には8つほど入っていて、すべて発芽。うち6苗を植えることにしたんだけど、なかなか植えつけ適齢期の本葉3、4枚にならず、やっとこさ畑に持ってこれたのは5月30日のこと。なんとか5月中に植えられてめでたしめでたしである。

 
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植えたばかりのバターナッツカボチャの苗。すでに青息吐息の様相。。。

 

サツマイモ

  今まで安納芋を2度やって大変美味しかったのでまたしてもトライ。今年は心機一転して紅はるかに挑戦だ。当初は家のカーブ菜園で小規模展開するはずだったのをどーんと拡大することに。よっぽど気が大きくなっていたのか、Yネヤマプランテイションに20苗も注文してしまい、あとから多すぎたと気づいてもアフターザフェスティバル(後の祭)。最初はひと畝しか準備していなかったんだけど、それでは全然足りないってことで急遽2畝に変更し、ひとり汗みどろになって耕した。いくら汗みどろで頑張ったところで人間の力には限界がある。そんなきれいに耕せっこない。でもまーサツマイモっていうのは痩せた土地でも育つので有名だ。多少耕し方が足りなくても、暑くても、水不足でも、手抜きでも、ネグレクトでも、なんとかなってくれることでしょう。しかし、2畝でも20苗となるとけっこうぎうぎうで、株間もつまり気味。まあ20もあると途中で枯れて脱落する苗も多いだろうから心配するには及ぶまい。サツマイモ苗を植え付けたのは6月3日のこと。やれやれのやれ。

 
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サツマイモは畝を高くしなきゃならないつーんで大変だったわよー。植えつけたばかりの図。

 

  これで市民農園プロジェクトの植えつけはすべて完了した。作業が終わった菜園を一瞥して、あまりの芸のなさ、殺風景さに慄然としたエディブル・ガーデナーであった。とほほ。

 
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区画にどーんと4本の畝が並んだだけ。質実剛健と呼んでいただきたい。

 

さらにその後の市民農園。

  ラッカセイは順調に大きくなっている。サツマイモもすでにダメになったヤツが2、3あるものの、なにしろ20苗もあるんだから気にならない。今のところは。

  問題はバターナッツカボチャだ。本葉3、4枚ということで苗としてはかなり大きかったから大丈夫だろうと高をくくっていたんだけど、植えつけて間もなく強風の日があってダメージを受けてしまったようだ。2、3の苗は葉が枯れてきて、瀕死の様相。


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瀕死、というかすでに死後数日って感じよね。。。

 

  なので、余っていた2苗の出動となった。今度は過ちを繰り返さないよう、植えつけと同時にあんどんカバーをつけた。昨年のミニカボチャ、栗坊でも使った、園芸資材袋を再利用したあんどんだ。プロっぽくて非常に気に入っている。まったく芸もなければ技もない菜園の、ここだけ知恵の光明が差してる感じ。他の苗にもやってあげれば良いのだろうけど、時間がないのでとりあえず新規参入の2苗限定で行く。

 
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もう失敗できないので、植え直した苗は当面過保護に育てる。

 

そういうわけで6月半ば、やっとのことで市民菜園プロジェクトのいちおうの格好がついた。あとは放任気味でもなんとかみなさんいい子に育ってくれることを祈るばかり。と思っているうちに、台風が大接近してるとゆーじゃないですか。あんどん大丈夫かなあ。菜園が、耕地が広がるっていうのは、悩みや心配事が増えることなんだわねえ、というのを実感する今日この頃だ。

 
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農地の真ん中に忽然と現れたあんどん2つ。台風に吹き飛ばされないことを祈る。




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2018/06/10(日) | 2018年春夏菜園やらねば | トラックバック:(0) | コメント:(2)

涙のソラマメ敗退

 一昨年、ちょっとした気の迷いでソラマメ栽培をしないことにしたら、去年の春は非常に淋しいものになってしまった。まるで人生にぽっかりと穴が空いたような、暗闇を照らすロウソクの灯火が消えたような喪失感。我が家で採れた美味しいソラマメなくしては、春は輝きを失ってしまう、ということを心底思い知ったのだった。

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ソラマメの花の頃。きれいなだけじゃなく、美味しい実になってくれるのが嬉しい。

 てなことで昨年10月、やる気満々でソラマメ種まきの儀を行なった。サカタのタネのガーデンストアに自ら赴いて選んだ「打越緑一寸ソラマメ」というやつで、一袋 864円もする。通常の「打越一寸」よりも78円も高い、いかにも高級そう、いかにもたくさん収穫できそうなヤツだ。「むき実の色が極濃緑で」というのはどーでもいいんだが、「3粒莢が多い」というキャッチフレーズに惹かれた。よーするに3粒入ったでっかい莢がたくさんつくってことよね。けっこうじゃないですか!

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青色の種をポットまき。20苗以上できそう。大きくなってくださいまし。

 いつもはいきなり畑に直まきしてしまうのだけど、溢れる熱意を示すためポットまきに(そのとき菜園が塞がっていたから、というのが真相)。だいぶ秋も深くなった10月23日のことである。いつものことながら100パーセントの発芽率で、ソラマメの種の威力には恐れ入るばかり。気候もいいので屋外で育て、本葉が出てきた11月半ばに植えつけを行なった。カーブ菜園、大型プランター2個、玄関脇の空き地、とありったけの苗を植えた。来春はソラマメ祭を大々的にやるぞという猛烈な意欲を感じてほしい。

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カーブ菜園に植えつけ。連作障害ブロックW入れてるんだけどねえ。効果ないまくり。

 さて、植えた苗がちゃんと定着したら、寒さ対策のマルチを施したくらいで、あとはほとんど放任だ。もちろん、ひと株の枝が4本くらいになるよう軽く剪定くらいはしたが、支柱も立てないし、追肥もしなかった。数年来繰り返して栽培してきたから、ソラマメがほったらかしでもよく育つことはちゃんとわかっているのだ。もう説明書なんか読まなくてもオッケーなのさっ!

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12月のプランター状況。ちょっと密集しすぎてるのも問題かもねえ。

 という思い上がりがマズかった。花が咲いたあとアブラムシがついたのだけど、植物由来のスプレーをしたくらいで徹底的に退治しなかった。水やりもけっこういい加減だった。何より、本当なら3月か4月に追肥をしなくちゃならなかったのに、それを忘れていた!!!

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プランターのソラマメ。最初のうちはそこそこ元気だったんだけどねえー。
 
  それでも5月の半ばにはちゃんと実がついて、5月22日の初収穫にはそれなりの成果が上がっていた(泣かせるなあ、ソラマメ君)。よーし、これから6月の半ばくらいまでソラマメ・フェスティバルで盛り上がるぞおー! と意気込んでいたのだが。。。

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ソラマメ初収穫。少しでも食べられたのだから感謝(涙)。

 いちばん日当たりがいいので早く成長していたプランターのソラマメの様子がおかしいのである。これから大きくなるはずの実が黒くなっているのだ。あれれ? ソラマメの実って最初は黒いんだっけ? これから大きくなって極濃緑色になるんだよね? 打越緑一寸って??

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なんだか急に元気がなくなってきたプランターのソラマメ。

 んなわけはない。黒くなったベイビー・ソラマメは黒いまましおれていくのだ。なっ、なんなのこれ!?!? 何か恐ろしい病原菌とかにやられているんだろうか。
 と思ってネットでいろいろ調べたのだけど、赤色斑点病でもないみたいだし、モザイク病とも違うみたいだし。もう今さら病名がわかったところでなんにもないとはいえ、気になって食べ物も喉を通らない(ということが実は全然ないエディブル・ガーデナーなのであった)。

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ブラック・パンサーではなくブラック・ソラマメ。悲しいです。

 とにかくこのプランターは汚染されている。病気の株はさっさと処理してしまおう。と思って、ソラマメを引っこ抜いてビックリ。あっさり抜けてしまう。つまり、根が全然張っていないのだ。あっらあ、いったいこれはどーゆーこと!?!?
 そのままプランターを掘り進んでみて理由がわかった。な、な、な、な、なんとっ!!プランターの中から6匹ほどの丸々太ったコガネムシの幼虫が出てきたのである。コガネムシどもは冬の間プランターの中でソラマメの根っこを食べながらぬくぬくと成長を続けていたわけだ。
 くわーっ、こればかりはどうしょうもない。何しろうちの両隣はバラの花園を競っていて すごい数のコガネムシを量産しているのだ。我が家のプランターで幼虫が育つなんてことがあってもまったく不思議じゃない。うわあ。今後はプランターもの・鉢ものに要注意だなあって、ダジャレなんだけどわかっていただけました?

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カーブ菜園も元気なし。実がなかなか大きくならない。

 しかしっ。コガネムシというのは異例の展開であったが、ソラマメに勢いがないのはこのプランターだけに限ったことじゃない。まー追肥をしてなけりゃ勢いがないのもさもありなんとはいえ、カーブ菜園のソラマメも、もうひとつのプランターのソラマメも、玄関脇の空き地のソラマメも、どーにも病的に矮小化していて成長が悪い。3粒莢が自慢の打越緑一寸なのに、ひと粒しか入っていない莢がほとんどだ。そして、葉にはえそモザイク病?と思われるようなギザギザの症状が出ている。もしかしたらアブラムシの食害の痕跡かもしれないが。

 まあいろんな原因があるとは思うけど、いちばん間違いないのは連作障害だろう。あっれー、連作障害なんて怖くないはずのエディブル・ガーデナーなのに!?!?
 そーなんである。トマトやニガウリ、トウガラシなどの連作障害には重々注意を払っているんだけど、ソラマメの連作のことなんて考えてもみなかった、というのが正直なところだ。今までソラマメくらい楽チンな野菜はないよと高をくくっていたものだから、マメ科の野菜は連作障害をとても起こしやすいということ、を全然知らなかったのだ。あっらまー。
 そして、マメ科の野菜が連作障害を起こしたら、その土地では5年間はマメ科の野菜を作れないんだと。5年間!?!? 罪人の烙印を押され島流しにでもされたような気分。。。

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ギザギザになった葉っぱは連作障害のせい? あるいはアブラムシの食べたあと??

 そんなこんなで、バリバリのやる気で臨んだソラマメ栽培に失敗してしょげまくっているエディブル・ガーデナーである。またしても人生にぽっかりと大穴が空き、希望の灯火も消え、真っ暗な闇の中を手探りで歩いているかのようだ。って、ソラマメくらいでこんなにドラマチックになれる自分にビックリしている今日この頃。くっそう、「ソラマメ詰め放題一袋1000円」とか、どっかでやってないかな?


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2018/05/30(水) | 2017年秋冬菜園展開中 | トラックバック:(0) | コメント:(4)

2018年春夏野菜イッキ植え

 今やゴールデン・ウイークなんて半世紀も前のことのようですっかり忘却の彼方なのだが、これを書かないことにはエディブル・ガーデンは一歩も前に進まない、ていうかこのまま人知れずフェイドアウトしてしまうので、写真と領収書と怪しい記憶を頼りに書き記しておこう。
 そーなんである、今年も恒例のGWのイッキ植えを華々しく取り行ったのである。というと大嘘になってしまうので、正確に記すと、地味ながら執り行った、のである。

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2軒の園芸店で購入。市民菜園用の苗調達はこれから。

 苗の買い出しにはるばる横浜のYネヤマプランテイションに行ったのは5月2日水曜日のこと。水曜はレディースデイとやらでポイントが3倍になるとゆーんでこの日を狙った姑息で計算高いエディブル・ガーデナーである。ツメで拾って実でこぼすタイプの典型とも言える。以下、購入リストである。

季節の花苗(サルビア他)168 X 6   1,008円
オクラ ベターファイブ 89 X 2     178円
オクラ 島オクラ 138 X 2             276円
ニガウリ 沖縄太レイシ               98円
ニガウリ あばしゴーヤ        198円
接木ナス 千両二号 298 X 2            596円
接木ナス 長ナス黒陽 298 X 2         596円
接木キュウリ 夏すずみ 298 X 4   1,192円
接木中玉トマト フルティカ     348円
接木ミニトマト アイコ       298円
花苗(金魚草) 128 X 5                     640円
花苗(バーベナ)498 X 2                     996円
キッチンハーブ バジル 168 X 6    1,008円
黒土                355円
連作障害 土壌改良材        718円
家庭菜園用黒マルチ         908円

         もろもろ合計   9,016円

さらにこの日、@セレサモス
花苗(ジニア) 120 X 5                        600円

などなどが、ゴールデン・ウイーク中の花・野菜苗購入の内訳である。後日買い足したもの、すでに購入してあった種などは含まれない。

 それではさっそく植え付けだー! と行きたいところだが、その前に3月に発表した2018年春夏菜園計画にその後いろいろ変更があったことを記しておかなくてはならない。なにしろ、突然市民農園が当たってしまったので(もらったわけではなく、借りただけ)、カボチャやサツマイモといった手間のかからないものは市民農園で育てることにしたのだ。スペースを気にすることなく育てたいなーと思ったものをなんでも好きに植えられる、というのはエディブル・ガーデン史上初のことだが、誰がその世話をするのかという現実問題が重くのしかかっているので、単純に赤飯を炊いて喜ぶわけにはいかない。
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こちらが新しい2018年春夏菜園計画図。

 バターナッツカボチャとサツマイモが退場したので、メイン・ガーデンの通路ウイングにはオクラが、カーブ菜園にはショウガが来ることになった。今年はショウガを諦めるつもりだったので、焦ってサカタのタネに注文を入れ、目下鋭意芽出し中だ。

 買い出しのとき、Yネヤマプランテイションは芋を洗うように混んでいて、いつもの駐車場よりもっと奥の砂利敷スペースに車を入れることになった。したら会計後、荷物を積んだ台車が砂利の地表で大きく揺れ、あろうことか購入品を入れた箱ごとひっくり返って、花苗、野菜苗がバラバラと地面に転落してしまった。なんと恐ろしいことでしょう、9千円もはたいてゲットした苗のおよそ半数を砂利の大地にぶちまけてしまったなんて。
 2018年春夏菜園の未来を予感させるような出来事であった。。。

 それはともかく、5月5日、購入した苗の植え付けを行なった。
 まずは例年通りのトマト・サークルだ。ミニトマトのアイコと中玉トマトのフルティカという組み合わせも例年通りなら、周囲をバジルとサルビアで囲むというアレンジも例年通り。連作障害をこれっぽっちも心配していない大胆なチョイスの裏には「連作障害なんて怖くない・ネオ」という揺るぎない(たぶん)後ろ盾があるからだ。って、これについては改めて書くことにいたそう。
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 そして、メイン・ガーデン家側ウイングにはナス4苗。2苗は去年もやった千両二号、もう2苗は長ナスだ。いちおう支柱が立っているけど、これは見掛け倒しでナスとはまだなんにもつながっていない。うち一本は駐車場落下事件で負傷しているので、ちゃんと根付いてくれるかどうかヒヤヒヤもんである。
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 メイン・ガーデン通路側はオクラ。接木苗の売られているものはすべて接木苗をセレクトしたのだけど、オクラにはそんなもんがない。しかも、苗は心配になるほど安い、ノンブランドのものばかり。横浜の農家で育苗されたものらしい。ベターファイブと島オクラというのを2苗ずつ購入。うちひとつは落下事件のダメージが大きそう。まー安かったことだし、買い直ししよっかな。
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 ニガウリも横浜の農家出身で、接木苗でもなければブランドものでもなく、お手頃価格。去年はいつも頼りにしていたスーパーゴーヤが全然スーパーじゃなくて失望させられたので、ノンブランドで行く。例年この透水プランターでニガウリをやるときは土を全とっかえしているのだけど、今年はこちらも「連作障害なんて怖くない・ネオ」をやったので、土は変更せず、去年のまま。これでダメだったりすると切腹するしかない。。。
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 キュウリは接木苗の夏すずみ。今や夏の定番。これもひと苗が瀕死の重傷なのだけど、なんとか頑張っていただきたい。っていうわりに、風除けもしてやらなければ、乾燥を防ぐための敷き藁もなし、虫を防ぐマルチもなし、ということに今、書きながら気づいてしまった。やっばー。
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 そして連休最後の5月6日、新レイズドベッドに購入してきた黒マルチを張り、トウモロコシのゴールドラッシュ 86とエダマメのおつな姫の種をまいた。エダマメに関しては、すでに室内で苗育成を始めていたはずなのだが、その辺の紆余曲折については改めて。

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トウモロコシの種をまいたところには鳥よけにプラスチックのカバーをつけ、石ころの重しを載せた、

 と、そんなこんなで今年もゴールデン・ウイークは身も心も、時間も財布もすべて菜園に捧げたわ。にもかかわらず、思うようにいかないのがエディブル・ガーデンなのである。それについてはまた今度。




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2018/05/20(日) | 2018年春夏菜園やらねば | トラックバック:(0) | コメント:(4)

市民農園デビュー

 ゴールデン・ウイークといえば、例年イッキ植え準備で火だるまになっているところなんだけど、今年はいろんな意味で2、3倍くらいの火だるまになっているエディブル・ガーデナーである。
 なんと、ほんの出来心で応募した市民農園(註:遊休農地を都市住民に貸し出して、手軽に園芸・耕作を楽しめるようにした農園=ブリタニカ国際大百科事典より)に当たってしまったのだ。市民農園といえばI市民垂涎の的、わずかな農地に10倍、20倍もの応募が寄せられるというもっぱらの噂だ(あくまで噂)。以前申し込んだら「補欠の7番目 」という結果。辞退者が出るわけもなく、農園なんてのはそんな簡単に借りられるもんじゃないのだ、と思い込んでいた。

 それがスルスルと当選してしまったのだ。しかしこれにはやっぱり裏があった。電話をくれた市役所の担当者によると、その土地は住宅の真横に位置し、時間や季節によっては日当たりが悪いんだそう。「見ていただいて気になるようでしたら、キャンセルしてもらってかまいません」とまで言う(補欠がたくさんいるから強気だ)。さらには「やや日照が悪いのを考慮して、他の農地は広さ18平方メートルのところ、こちらは19平方メートル以上になっております」などと不動産屋みたいなことまで言う。そんな広くなくてもいいんだけどなあ〜と思いつつ、とりあえず見に行った。

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ここがその市民農園。18平方メートルの農地が30区画ほどある。

 住宅地の真ん中に忽然と「百村農園」はあった。うちから歩いて5、6分のところで水の便もあり、大変利便性が高い。ほぼ南南西の面に長屋風の二階建て住宅が並んでいて、時間帯によってはその陰にどっぷり入ってしまうのだけど、それ以外の3面はスコーンとオープンになっていて、4面とも住宅に囲まれている我が家の庭なんかよりははるかに日当たりがいい。だから日照面に関しては私テキにはノープロブレム! なのだが、なのだが、なのだが。

 問題があるとすれば広すぎるということだ。
「何をバカなことをほざいておるのだ。そもそも農地を広げたくて市民農園を借りようと思ったのではないのか!?」
 おっしゃる通り。エディブル・ガーデンと称して我が家の庭を菜園に変え、これまで6、7年「週末農家」活動を続けてきた。しかし、つねにつきまとうのは農地の狭さだ。何を植えるにしても株数が制限されてしまうので、サツマイモやカボチャなどある程度の広さが必要な野菜は満足のいく収穫量が得られない。毎年ジャガイモが獲れたらいいと思うが、そうするためには他の野菜の栽培をあきらめなくてはならず、バリエーションが楽しめない。だから、もうちょっと農地が広ければなあああ、という思いをずっと抱いていたのだ。

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どこの区画もさまざまな野菜がびっしり植えられていて、熱気を感じさせられる。

 しかし、我が家は諸事情により現在菜園活動に従事できるのが私しかいない。あれも食べたいこれも食べたいと欲望だけは果てしなく膨らむものの、実際稼働できるのがひとりでは、理想と現実のギャップがあまりにも大きい。マジな話、自宅の庭を管理するのだけでもひと苦労なのだ。それを、さらに大きな農地を借りてしまって、いったいどうすんだよオイ。

 しかしまあ、こういうのもノリみたいなものなのであまり深く考えないことにする。19平方メートルあったって、全面に菜園を展開する必要なんてないのさ。あくまで今まで通り我が家の庭の菜園を主体にして、そこで植えきれなかったものを市民農園でやればええんでない? 実際使うのが半分だってかまわない。借りるのは私なんだから、好きにさせてもらうわ。って、それで一年16,200円の利用料を払うのはいかがなものかって気がしなくもないけど。まあ、良しとしておこう。

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雑草生い茂り、境界線もわからなくなっている我が区画。地面コチコチって感じ。。。

 てなことで、再度農園を訪れてみた。今回はスコップやクワを持参して土地の様子をチェックしてみる。
 最初見たときは草ぼうぼう、しばらく誰も足を踏み入れたことのない不毛地帯……みたいに見えたのだが、そんなに長い間放置されていたわけではないようで、1、2時間で大まかな雑草を取り除くことができた。我が家の土壌に比べると、まったく肥料っ気のない茶色の土。なんだけど、粘土質でもなくてけっこうサラサラしている。いわゆる「畑の土」っていうヤツらしい。石ころなど異物はほとんど混ざっておらず、アリや害虫は見当たらないものの、ミミズのような益虫もいない。
 ふむー。堆肥をかなり投入しないとダメだろうなあ。そして、サツマイモのような少ない肥料&放任で育つ野菜を植えるのがキモであろう。

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左隣は農耕ファミリーの畑。右隣は空き地。ゴミ置場として使わせてもらう。

 てなことで、ひとりスコップを手に荒れ野に立っていると、おじいさんが話しかけてくる。新しく借りることになりましたんでヨロシクと挨拶すると「大変だねー。最初はとにかく耕さないと。それには男手が必要だよ。家に帰って旦那さんを連れてきなさい」などという。「あはは、残念ながらシングルマザーなんですよ。いろいろあって生活保護がもらえず、食うにも困ってるんです」と嘘八百を並べるとドラマチックで会話も弾むのだが、面倒なのでニヤニヤしている。食うに困ってる人が16,200円出して市民農園しませんねふつう。

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ただいま造成中。人力はつらいよ。

 夕方、再度出直して黙々と土を掘り返す。我が家では暗くなってからも農耕活動はよくやるんだが(日焼けしなくていいから)、市民農園に人けはほとんどなく、思わず「閉園時間があるのか?」と看板をチェックしてしまう。
 19平方メートル全部を耕そうなんておかしな気を起こさず、野菜を栽培する場所限定でピンポイント的にシャベルを入れていくことにする。薄暗いので多少の問題は気にならない。ガシガシ耕していこう。あああああーっ、こういうときに電動耕運機、またの名をエレクトリック・カルチベーターがあったら、どんなにありがたいことでしょう。

 実際、耕運機購入というアイデアも脳裏を横切ったのだが。。。この市民農園、とりあえず2年間しか契約できないのだ。園主さんが高齢のため、2年後に存続するか否かが決まるという。そのたった2年のために耕運機買うのもいかがなものか。我が家の庭は狭くて耕運機で耕すのは無理だしねえ。それに、耕運機導入してる農園利用者はあまりいなさそうだし。さらに、耕運機を買った暁には元を取ろうとして必死に隅々まで耕してしまいそうな自分が想像できるから、やめておく。過労死したくないよ。

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人力でとりあえず3畝ほど耕した。かなり雑な作業だけど、気にしない気にしない。

 後日、休みの日に来てみると、小さな子供たちを連れた一家総出の農耕ファミリーもけっこう多いし、ひとりで来ている若い男や女もかなりいることがわかった。なんか、社会の縮図のようだね。老人がやけに目につくのは、来るべき高齢化社会を先取りしてるんであろうか。
 夕暮れの市民農園に佇んでいると、先日とは違うおじいさんが声をかけてくる。
「ここは年寄りが多いと思うでしょ。なにしろ年寄りは暇なんで一日中いるからねえ。若い人は仕事済ませたらさっさと帰っちゃうけど」
 あ、なるほどねえ。ここだとご同輩も多いし。
「そうなの。ここは老人のパワー・スポットなんですよ。元気もらいにやってくる」
 おおお、いいなあ。得られるものが野菜以外にもあるなんて。できるなら、私も2年と言わず、老人になってもずっと続けていきたいんだけどな。

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いつの間にか暗くなってた。帰るとき、まだ水を撒いている人がいた。

 住宅街の重なった屋根の上に満月。まー無理のないようにのんびりやっていきましょうか。2年であっても、それ以上であっても、菜園活動はロング・ラン、だからね。



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2018/05/06(日) | 2018年春夏菜園やらねば | トラックバック:(0) | コメント:(2)

サヤエンドウ、ていうかキヌサヤ

 豆類はけっこう好きなので、我がエディブル・ガーデンでもこれまでにソラマメ、エダマメ、スナップエンドウ、グリーンピース、ヒヨコマメ(2粒収穫)などを育ててきた。今回はサヤエンドウ、ていうかキヌサヤの栽培に挑戦してみた。実のところ、サヤエンドウとサヤインゲンの区別もあやふやなくらい私にとっては馴染みの薄い野菜である。キヌサヤと言われると、あーなんかちらし寿司の上にちょろっと載ってるよね、くらいのおぼろげな印象があるのだけど。

 そんな野菜をなぜ育てるのか。
 私が影に日向にパクっているはじめさんのブログに、「毎日どんぶり(ボールだったかもしれない)いっぱい収穫がある」とあったのを覚えていたからだ。記憶の衰えの激しい今日この頃ながら、その記述はしっかり脳味噌に刻まれていて、昨夏の種の注文時に迷わず「赤花つるなしエンドウ」を選んだのである。
 エンドウなんて別に好きじゃないのに。

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11月15日。サヤエンドウ、ていうかキヌサヤの種を種まきハウスにまく。グリーンピースそのもの。

 いや、好きも嫌いも、そんなに食べたことがなかったんだよね。でも美味しそうだし、何より大量収穫が見込める、っていうのが素晴らしい。「毎日どんぶり」は農耕スペース的に無理としても、毎日なんらかの収穫があるっていうのは実に嬉しいことだ。

 てなわけで種をポットにまいたのは昨年11月半ばのことだった。直まきでもオッケーらしいんだけど、栽培する予定のプランター2つにまだ未練がましくナスが残っていたのである。花もけっこうついていたし、秋ナスも楽しめるのではないかと思っていたのだ(すでに冬だとゆーのに)。
 なので、サヤエンドウ、ていうかキヌサヤは種まきハウスにまいた。1箇所に4、5粒まけという指示に従ってまくと、一週間後には早くも双葉が出てきた。ムッチャクチャ発芽率が高くて、まいた種が全部出てきたといっても大げさじゃない感じ。

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11月21日の双葉ちゃん。

 室内の暖かさも手伝ってサヤエンドウ、ていうかキヌサヤはむくむくと大成長。12月の声を聞く頃には東京都庁もびっくりの徒長ぶりを見せていた。こっらー早いとこ地植えせんとあかんわ。と、思わず大阪人に憑依するエディブル・ガーデナーであった。

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またしても徒長しまくりの苗。いざ、移植。

 てなことで12月2日、ナスが敗退していったプランター2つに、小さな種まきハウスの小さなポットにぎうぎうになっていたサヤエンドウ、ていうかキヌサヤの苗を移植した。ここで本来なら「株間20センチに一本立ちさせる」ところを、そのまま全部植えてしまった。一本立ちならぬ、5本立ちである。つまり、一切間引きをしなかったのである。一体どうしてそんな恐ろしいことが!?!?
 説明書を読むのを忘れていたのだ。

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ハウスから出したままの状態で移植。株間ゼロの5本立て。

 そのあと、朝の小田急線の車内のような状態で、サヤエンドウ、ていうかキヌサヤの苗たちは一体どのように生息していたのであろうか。うーん、わっかんないわあ。何しろ植え替えてすぐ、プランターごと不織布で覆ってしまったからだ。寒い風が当たったら可哀想だと思ってのことであって、決して臭い物に蓋をするとか、見たくないので隠したとかではない。まーたしかに、水やりのときも不織布の隙間にじょうろの先をつっこんでやっていたから、ちゃんと成長を見守っていた、とは言いがたいのだが。。。

 で、3月。東京で桜が満開になっていた3月27日、こりゃもう春だよね? 不織布はお呼びでない? お呼びでない? こりゃまた失礼しました。っていうことで、バッサリ一気に取り去ることに。

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3月27日。すし詰め状態のサヤエンドウ、ていうかキヌサヤ。見てるだけで呼吸困難になりそう。

 ジャジャーン! 現われ出でたるは70年代に流行したアフロヘア、それも3週間風呂に入らず寝起きのまま……みたいにもじゃもじゃでぐっちゃぐっちゃになったサヤエンドウ、ていうかキヌサヤであった。やっぱりなあ、一本で栽培すべきところを5本押し込んじゃったらぐっちゃぐちゃにもなるわな。
 
 そこで遅まきながら間引きを行い(遅すぎてほとんど意味なし)、瀕死の苗を取り去り、なんとか将来性のあるものだけを残し、一本一本が多少離れるように誘導してみた。ここまで混沌を極めると無駄な努力に思えるが、やらないよりはマシだろう。U字型支柱とビニタイとクリップを使って、一見エンドウ棚のように仕立ててみる。今頃そんなことされても無駄だよとご本人たちは思っているだろうけど。

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いちおう支柱に這わせてみる。つるなしとはいえなんとか絡んでくれる。

 そして4月4日、サヤエンドウ、ていうかキヌサヤに初めての花がついた。「赤花」と名前にあるように、濃いエンジ色と淡いピンク色の組み合わせで大変美しい。それまで育ててきた豆類も、いつも花が可愛らしいので感動させられていたが、たいていは白かったはず。花屋の店先で見るスイトピーにも負けない可憐な花に、思わずハサミで切って屋内に飾りたくなる。が、もちろん実の収穫が目的なんだからそんなことはしない。こういうのも花より団子と言うんだろうか。

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初めての花。豆の花はどれもきれいだけど、これは格別。

 その花が青っぽくなって枯れ、しばらくするとそのガクにサヤエンドウ、ていうかキヌサヤの実がつく。思わずその場でちょん切って口に入れてみてビックリ。すごく甘いのだ。しかも柔らかくて、生でパクパク食べられちゃう。そ、そうか、これがサヤエンドウ、ていうかキヌサヤの美味しさなんだ。知らなかった。甘い豆というとスナップエンドウを思い浮かべる人が多いと思うけど、あれを平たくのしたみたいな甘さ。これはもしかするとスーパーの棚に並んだものでは味わえない、自家栽培限定の美味しさなのかもしれないが。

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4月15日、サヤエンドウ、ていうかキヌサヤ初収穫。まだどんぶりほどは獲れない。

 4月半ばからサヤエンドウ、ていうかキヌサヤの連日大量収穫がいきなりスタートした。いっくらなんでも「毎日どんぶり」はないだろうと思っていたんだけど、そんな表現が決して大げさでないくらい獲れる獲れる。何しろ花が次々と咲いて、次々と実が供給されるのだ。プランターは見目麗しいサヤエンドウ、ていうかキヌサヤ製造機と化す。ほんと、見て美味しい、食べて美味しいエディブル・ガーデンの見本のような野菜。両手を合わせて、いただきます!

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可憐な花が美味しい実に早変わり!

 てなことで、野菜炒め、野菜サラダ、白和え、煮物、卵とじなどなど、連日サヤエンドウ、ていうかキヌサヤが食卓に登らない日はない今日この頃である。栽培してみるまでは知らなかったけど、なんに入れても美味しく、邪魔にならず、見栄えの良い、実に使える野菜である。

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野菜炒め、サラダ、白和え、煮物、と毎日撮影しているうちに飽きたのでやめた。

 さてこのサヤエンドウ、ていうかキヌサヤ、放っておくとグリーンピースとなる。サヤエンドウ、ていうかキヌサヤは豆ができる前の外皮を食べ、グリーンピースは固くなった外皮を取り除いて中の実を食べる。だけど、そもそもは同じ植物なのだ。だからサヤエンドウ、ていうかキヌサヤの収穫しそびれた実はグリーンピースとして食べることができる。はずなんだけど、種も区別して売られているようだから、サヤエンドウ、ていうかキヌサヤの獲りそびれのグリーンピースはそんなに美味しくないかも。現在確認中だ。

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豆がこのままどんどん膨らむとグリーンピースに。

 うーむ、スナップエンドウも良かったけど、サヤエンドウ、ていうかキヌサヤの方が使える気がするな。しかもこの大量収穫。もしかして、一本植えを5本にしたのが良かったのかも!?!?


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2018/04/28(土) | 2017年秋冬菜園展開中 | トラックバック:(0) | コメント:(4)

シエスタしてる場合じゃない!?

 そうこうしているうちに、4月でありながら気温は26〜27度とかまで上昇してしまって、例年通りゴールデン・ウイークのイッキ植えをやる頃には真夏なっていかねない。それじゃもはや種まき、苗植えなんかには遅すぎる……と、掟破りな気温上昇にアタフタする今日この頃。にも関わらず、我がエディブル・ガーデンの準備は父として進まず。いや、遅々として進んでいないんだなあこれが。その進捗ぶりはこのブログの更新頻度に表れている通り。なんて、自慢げにいうことじゃないんだけど。。。

 実は、あんまり暑いので、これは「南国的な生活をしろよ」という神のお告げと信じてハンモックを購入したのだ。そしたらまーなんと気持ち良いのでしょう。ゆらゆら揺れて、風通しもよく、どんな体勢でもすんなり収まる。読書などしていても、あまりの気持ち良さにすぐさまコロリと睡魔に襲われてしまう。てなことで、最近は南の島の勤労意欲の低いおっさんみたいにシエスタばかりしていて、園芸活動に全然身が入っておらんのですわ。

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オサレなフリンジ付きのブラジル製ハンモック。ネットで購入し、汗だくで設置したのだわ。

 しかし、このままでは本格的に暑い夏がやって来たとき、美味しいトマトやみずみずしいキュウリにありつけない。しかも、早くも野菜苗を宣伝するホームセンターの折り込み広告が連日のように入ってきていて、「冷やし中華始めました」の声を待たずして、世間は春夏菜園絶賛展開中のようだ。これはまずい。大変まずい。今、行動を起こさずして、いつ起こす!
 てなことで、魅惑のハンモックからしぶしぶ身を起こし、まずは種まきを始めたのだった。

 そして何気に過去の記録を見てビックリ仰天。ほとんどの種まきを3月中に終わらせているではないか。去年に至っては、まだ春浅い3月5日に栗カボチャ、ケール、ジャンボトウガラシ福耳の種をまいている! すげえなオレ。過去にさかのぼって自分を褒めてあげたい。
 なのになのに。今年は桜が3月中に満開になったというのに、種まきは全然せずに花見に明け暮れる体たらく。今年の春夏菜園用にジャンボトウガラシ松の舞、バターナッツカボチャ、エダマメおつな姫、スイートコーンゴールドラッシュをサカタのタネから購入していながら、なんとかハンモックから重い腰をあげて3月中に種をまいたのはジャンボトウガラシのみでござった。それもギリギリの3月29日のこと。

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左;3月中にまいた松の舞は双葉が出てきたところ。右:エダマメは前日にまいたばかり。もうちょい大きくなったら移植しなきゃだわ。



 さて、残る種のうちスイートコーンは直まきなのでおいておくとして、バターナッツカボチャとエダマメはなんとかしなくちゃいかん。言い訳をするようでナンだが、バターナッツカボチャの説明書によると、「早まきはしないことが大事」とある。そーなのよ、なんでも早けりゃいいってもんじゃないのよ。それに、エダマメは今まで直まきで経験済みで、わざわざポットにまかなくたって栽培できるってわかってんのよ。

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バターナッツカボチャは大きくなれと祈願を込めてでっかいポットに。「若どり果はズッキーニの美味しさ」って。。。あんまりうまくなさそうな?

 しかし、バターナッツカボチャは「20日間育苗して本葉3、4枚で植えつけする」とあるから、ゴールデン・ウイークに植えつけるためにはもう種をまいていないとマズイ。さらに、今までエダマメがうまく行った試しがないのは、もしかしたら手抜きして直まきでやってたのがたたったのかもしれぬ。
 てなことで、焦ってバターナッツとエダマメおつな姫の種をまいたのは4月12日のことであった。まあいいでしょう。遅れてもまかないよりはずっとマシだもんね。

 そんなこんなで、よたよたと庭に踏み出し、春夏菜園の準備をするわーと宣言した4月のある日のこと。ふと新レイズドベッドを見て背筋が凍った。
 なんと、長方形の苗床を形成する枕木のジョイント部分、つまり4隅の角のうちひとつが崩壊していて、そこから土が漏れ出しているのだ。このレイズドベッドは枕木4本をくっつけて作った枠の中に土を入れただけのいい加減な作りなので、金具で留めた部分が腐って割れ、中に入っている土に押されて割れ目がどんどん広がってしまったようだ。くわあ、すでに5センチほどの隙間が空いているが、放っておいたらどんどん広がって、畑の土がじゃんじゃん出て行ってしまいかねない。

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レイズドベッドの4隅のひとつ。二本の枕木がそれぞれあさっての方向に移動してしまった。

 普通、こういうレイズドベッド(苗床)はプロの庭師とかエクステリア業者とかが土台にコンクリートなんぞを流し込んでガッチリ作るものなんだろうけど、我が家はなんでもその場の思いつきみたいなDIYで、低予算・無計画・将来性皆無でやってるからなあ。この新レイズドベッドを作ったのは2015年春のこと。3年使ったんだから、まあいいか! 

 と思うような鷹揚な人間ではないエディブル・ガーデナーは、押し寄せる土を必死にどけ、でっかい木槌を使って枕木をガンガン叩いて引き寄せ、なんとか力づくでギャップ部分を埋めてみた。金具で固定すると材木が割れてしまう可能性があるので、レンガや植木鉢を使って二本の枕木の角部分を強引にくっつけ合わせた。かなりみっともないが、なんとか隙間は埋まったように見えなくもない。
 これでなんとか今年はもたせよう。来年のことは今考えても仕方ない。明日は明日の風が吹く、だわ。と、タラの夕日を眺めながらひとりつぶやくスカーレット・オハラであった。

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とりあえず隙間は無くなった。上を植木鉢、横をレンガで抑えている。かなりのやっつけ仕事。

 で、ふと反対側の隅に目をやると。
 今度はこっちの角にギャップができかかっているではないか。あっちの角を強引に引き寄せた代償がこんなところに。うーむ、やっぱり今年でこのレイズドベッドはおしまいかなあ。レンガの積み方の技術を学んで、新しく手に職をつけようかと考えている今日この頃である。

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あっちが立てば、こっちが立たない。この隙間も今後広がりそうだが、見なかったことにしておく。

 なにしろ、もっと古くからある旧レイズドベッドも低予算・無計画・将来性皆無の最たるもので、板切れを鉄の杭で抑えているだけ。すでに過去に一度板を入れ替えたことがあるんだけど、今やその板が歪曲してきて、なんかかなりやばいことになってきている。この夏はここでキュウリ棚をやろうと画策しているのだけど、こんなに地盤が怪しくて棚など作れるのだろうか?

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 たしか、作ったときは直方体だった気がするんだけど。この隙間もかなりやばそう。

 エディブル・ガーデンもスタートしてからすでに7年。そろそろあちこちでガタがきているみたいだ。まー、多少斜めってても、多少土が漏れていても、意外に収穫できるもんなんだけどね野菜って。しかし、見ても美味しいエディブル・ガーデンという趣旨からするとこれは如何なものか。ちょっと考えてみるべきときなのかもしれない。
 って、ま、それも春夏菜園が終って暇になってからの話だけどね。そのとき、すべてをすっかり忘れている自分がいそうで大変怖い。



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2018/04/16(月) | 2018年春夏菜園やらねば | トラックバック:(0) | コメント:(6)

2018年春夏菜園やらねば

 すでに桜がじゃんじゃん咲いているというのに、この春夏の菜園計画がまったく進行していない。決してゲームオブスローンズを見るのに夢中になっているからではなく、もちろん菜園活動に飽きたからでもなく、仕事の依頼が引きも切らないからでもなく、たんにいろいろあって忙しいのである。みなさんもそのよーなことってあるでしょ。特に4月は卒業、入学、就職など人生の変わり目の月である。誰もが新しい生活を迎えるのにてんやわんやしている。つーて、私テキにはそういうの全然関係ないけどね。そんなにヤングでもフレッシュでもないし。

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我が家のヒガンザクラはまだ5分咲き?

 などとスネている場合ではない。とにかく春夏菜園の計画を立ててスタートさせなくては、ゴールデンウィークのイッキ植えができないのはもちろん、今後食卓に美味しい自家製野菜が並ぶこともない。毎日の水やりや害虫取り、面倒な人工受粉とかしないで済むのも魅力的な気がしないでもないけど、ここで投げ出すのは獅子座のプライドが許さないわ、などと「しいたけ占い」みたいなことを言いつつ、春夏菜園計画をひねり出してみたのでご覧いただきたい。


メイン・ガーデン
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 今年もセンター・サークルはもちろんミニトマトのタワーを建立し、まわりにバジルとサルビアを配するといういつものパターン。連作を心配することなく、またしても昨年、一昨年と同じことをしようというのは、昨年『やさい畑』の「連作なんか怖くない」特集の教えに従ってまんまと大量収穫を実現させた成功体験があるからだ。今年はさらに対策をパワーアップさせて望む所存。4月には本格的な準備に入る。ミニトマト、バジル、サルビアの苗はすべてYネヤマプランテイションで購入する予定。まあ見てなさいよっ!

 メイン・ガーデンの家側ウイングにはナスを植えようかと思っている。今年もトウガラシでホットな夏を迎えるつもりなので、相性バッチリのナスもマストだからね。去年は摘芯とか全然せずにほったらかしだったけど、高級苗だったせいかそこそこ収穫ができた。なので、今年は高級苗を植え、さらにケアフルな栽培を目指したい。と、今のうちは言っているけど、暑くなったらすっかり忘れてしまいそうな自分が怖い。

 メイン・ガーデン通路側ウイングでは、なんと「食べきりバターナッツ」という西洋カボチャを種から育てることに。何を植えるか困惑していたところ、うちのダンナがサカタのタネのカタログから無責任に見つけてきたのだ。なんでも面倒な人工受粉をしなくていいらしく、酷暑にも強い。煮物には向かないが焼くとおいしい、というのも気にいった。我が家はカボチャをもっぱら焼いて食べるからだ。なんかルックス的に幻に終わったウルトラ万次郎カボチャに激しく似てる気がしなくもないが、考えないことにする。


新レイズドベッド
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 今年は2015年にトライして大失敗に終わったトウモロコシの種から栽培に再挑戦する。などとエラソーに宣言しているけど、勝算はほとんどない。けれど、元肥不足、受粉失敗、収穫遅れなどの敗因がわかっているので、今年はもうちょっとマシな結果が出るのではないだろうか。トウモロコシ全滅の場合に備え、その両端ではエダマメを種から育てる。エダマメもいまだかつてうまくできた試しがないんだけど、今年は研究を重ねて気合いを入れてやってみたい。トウモロコシとエダマメが揃えばビールも進む(何もなくても進んでしまうのだが)。これでどんなに暑い夏がやって来てもオッケーって感じだ。 うはは。


旧レイズドベッド
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 夏といえばキュウリ。一度自家製キュウリの美味しさを知ってしまったら、もう後に戻ることはできない。てなわけで今年の夏もキュウリは外せない。しかし、どこで育てる? 今まであちこちのスペースで栽培してきたから、連作は避けたいし(ミニトマトの場合とぜんぜん違うこと言ってますけど)、日当たりはある程度良くないと困るし、棚を作らないといけないからある程度の広さも必要だ。となると、旧レイズドベッドしかない。問題は、そのすぐ後ろにニガウリのグリーンカーテンが控えていることで、キュウリ棚とニガウリ棚がダブルで並んでしまうのだ。いちおう若干の高低差はあるし、壁全体を覆うニガウリ・ネットに比べれば、キュウリ棚など大したことない、と言えなくもないけど、なんだかどっちも食べたいという欲望が二重に押し出されて相当暑苦しいことになりそうな予感。だいたい旧レイズドベッドは幅が非常に狭いので、実際にキュウリの棚を作れるのかどうか。まっ、先のことを心配してもしょうがない。今はとにかく計画を立て突き進むのみ。計画倒れなんて、我がエディブル・ガーデンにおいては珍しいことじゃないしねっ!

カーブ菜園
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 現在ソラマメが生育中のカーブ菜園。ここは目が届きにくくてほったらかしになりがちなので、放任でもけっこうちゃんと育ってくれるサツマイモを植えることに。昨年安納芋が大変うまくいったので、柳の下のドジョウは何度でも狙う! スペースが狭い上に日当たりが良くないため大量収穫はハナから期待できないけど、どんなにいい加減に育ててもサツマイモは大変美味しいのでノープロブレム。今年は安納芋にこだわらず、他の品種にトライしてみたい。最近は世の中に美味しいサツマイモがいろいろ出回っているから流れに乗り遅れないようにしなきゃだわ。


大型プランターでは。

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 今年もプランター2つでジャンボトウガラシを大量生産するつもりだ。昨年は天候不順のせいか一昨年ほどの収穫に至らなかったが、今年は記録的、驚異的、奇跡的大収穫を狙う。その秘策は、今までひとつのプランターに3苗植えていたところを2苗に減らし、ひとつずつの苗を大きく育てる、というもの。そんな単純な細工で 記録的、驚異的、奇跡的大収穫が可能になるかどうかは定かじゃないが、夏のぎうぎう植えは植物によろしくないと、やっとわかってきたのだ。今回は今までお世話になってきたジャンボトウガラシ福耳の種が手に入らなかったので、松の舞という品種でトライする。もう名前聞いただけで敗北感漂いまくってるんですけどね。

 残るもうひとつの大型プランターでは例によってパプリカ、これも2苗(赤とオレンジ)で行く。夏の食卓にパプリカは絶対欠かせないものだからね。去年、高かったのにぜんぜん大きな実がつかなかったスズナリリンリンパプリカだかなんだかいうのはもう絶対買わないわ。と、声を大にして言っておく。
 
その他のプランターや空き地などではいつものようにルッコラ、コリアンダーなどバジル系を育てる。おっと、オクラもどこかに植えることにしなきゃだわね。考え出すとまだまだ忘れてるものがありそうだけど、ひとまずこれにて春夏菜園計画、決定!!!


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2018/03/23(金) | 2018年春夏菜園やらねば | トラックバック:(0) | コメント:(2)

その後の冬野菜事情

 春の気配もぐっと押し迫って来た今日この頃。ようやく庭に出ても凍死の危険がなくなったので、恐る恐る菜園状況をチェックしに行ってみた。したら。

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間引き菜。成長が悪くても穴あきでも、カゴいっぱいの収穫があるのはありがたい。

茎ブロッコリー
 菜園では何者かが鋭意お食事中。おやおや、我が家では「バカ鳥」と呼ばれているヒヨドリさんではないですか。旧レイズドベッド前のミニ菜園に2本植えてある茎ブロッコリーを我が物顔で貪り食っている。
 そこでやっと思い出したのだが、庭の奥側にブロッコリー系のものを植えるとかならずこのヒヨドリがやって来て葉っぱを食べてしまうのだった。これまで茎ブロッコリーはトマトサークルなど庭の真ん中で育てていたので被害がなかったため、すっかりそのことを失念、油断しまくっていた。

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これは数週間前のヒヨドリお食事ショット。さすがに最近雪降ってないですから。

 くわっ、と家に引き返して散弾銃を持ってくるかと思えばさにあらず。残念ながら我が家にそんな物騒なものはない。仕方なく、リンゴを持ってきた。ブロッコリーはもうこれくらいにしてリンゴでもいかがでしょう。という懐柔策である。

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リンゴも気に入ってくれた様子。メジロなんぞを寄せ付けず、ひとりで食いまくり。

 しかし、時すでに遅し。今やすっかり葉っぱを食べられて、茎だけが残る、まさに茎ブロッコリー状態。こんなんじゃ光合成ができないから花蕾(人間が食べる部分ね)なんぞできるわけがない。普通ならこれからも収穫があるはずの茎ブロッコリーはもはやノーフューチャー、ノーフューチャー、ノーフューチャーフォーユーである。

 しかし、なぜかヒヨドリくんは肝心の花蕾部分には興味がないらしく、すでにできているその部分にはまったく口をつけていないので、それだけはありがたくいただくことに。って、食べ残しをもらってありがたいもクソもないが。リンゴまであげちゃって、こういうのを泥棒に追い銭というのであろう。

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葉っぱはすっかりなくなったものの、かろうじて花蕾とその茎は食べられそう。


コマツナとホウレンソウ
 10月8日に新レイズドベッドに種をまいたコマツナ&ホウレンソウ。虫や寒風を避けるための不織布をかけて、しっかり冬支度をして栽培に取りかかった。はずなのであるが、不織布のおかげで中がよく見えず、それをいいことに長らく放置していた。本来ならば、数回に分けて間引き作業を繰り返すところを、寒いのを言い訳にコタツで丸くなっていたのである(って、うちにコタツはないのだが)。

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コマツナ。市販のもののほぼ半分くらいの大きさ。過当競争というか譲り合いの精神というか。

 んなわけで、ほぼほったらかし、ほとんど間引きなしで今日に至ってしまったコマツナ&ホウレンソウ。今年は緑のハクサイやら採っても採っても生えてくる不思議なケール(別名・プチヴェール)などがあって葉物に不足しなかったため、そんなにコマツナ&ホウレンソウの必要性を感じなかったというのもある。でも、せっかくまいた種だし、発育を確認せねばと、意を決して不織布をまくってみた。

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コマツナよりさらに発育が悪いミニチュア・ホウレンソウ。

ち、ちっさ。。。。
 不織布の中でコマツナ&ホウレンソウはすっかりミニチュア化していた。もちろん、今年の冬の異常な寒さのせいもあるとは思う。いや、絶対ある。とはいえ、やっぱり間引きがいい加減だとこんなにも大きくならないものなのねえ、という自覚があるのも事実。小さな株が小田急線のラッシュ時のようにぎうぎうに詰まっていて、こんなんじゃのびのびと成長できないよなあ。かわいそうなことをしてしまった。

 仕方ないので盛大に間引いて、間引き菜……とはもう言わんか。引っこ抜いたものを食べてみる。冬の青野菜は霜に当たると美味しくなるというけど、まさにその通り。小さい葉っぱにうまみが凝縮してとっても濃厚な味わい。ホウレンソウなんて軸元の紫色の部分まで柔らかく食べられて、ほのかに漂う土の香りもたまらない。

 こうして間引きもなんとか済んだことだし、残るチビ株たちには思う存分大きくなっていただきたいもの。この冬は大好きなコマツナの常夜鍋を一度もせずに終わるかも、というイヤーな予感が激しくするのではあるが。


ミニハクサイ;タイニーシュシュ
 いろいろ波乱万丈だったミニハクサイ、詳しくはこちらをご参照あれ
 
 で、その後どうなったのか? めでたく結球していっぱしのハクサイとなり、我が家に連日の鍋祭をもたらしてくれたのか?
 ジャーン! 残念ながら結球には至らず、鍋三昧の日々は夢と終わった。しかし、サラダ菜として新たな人生を踏み出してからは順調に成長を遂げ、ますます青くなる一方のフレッシュ・グリーンを食卓に提供してくれている。もうここまで青々していると鍋に入れようという気は起こらず、サラダに野菜炒めにどしどし入れている。下手なハクサイなんかよりよっぽど味に存在感があって使い勝手もいい。いずれにしろ、この冬の野菜高騰の折、非常に役立ってくれたのだからありがたいことだ。まだまだ菜園にはハクサイがかなり残っているから、当分野菜には不自由しないだろう。

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この段階で紐で縛ったら白いハクサイになるんじゃないかって気もするんだけど。。。

 と自己満足に浸りながら、タイニーシュシュを改めてじっくり見つめていると……。
むむむ? もしかして、これは花芽? 中心部にぽちぽちと蕾状のものができているではないか。なんかもうここだけ春が先に来ちゃったって感じだ。なのはーなばたけにいりひうすれー、とBGMはいつしか「おぼろづきよ」になっている。決して白くなることのなかったハクサイだが、緑となって踏み出した新たな人生にも早くも終わりが訪れようとしているのか。

 とはいえ、なんでもハクサイの菜の花は、菜の花の中でもいちばんうまいらしい。へえ? 菜の花ってその元となる野菜(アブラナ科の野菜ならなんでも菜の花になっちゃう)の種類でうまい・まずいがあるの!? とビックリなんだけど、事実ならこんなに嬉しいことはない。最近菜の花の蒸し焼きにハマってるので、こうなったら全部菜の花にしてから収穫することにしようかな。

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花芽がついてる! この暖かさで一気に伸びて来そうな予感。


 最後に、菜の花の蒸し焼きのレシピは次の通り。
1、菜の花1束を洗って水気を切り、4センチほどのざく切りに。厚手の鍋に入れる。
2、つぶしたニンニク1片を入れ、オリーブオイルを回し入れ、塩少々を振り、蓋をして中火にかける。
3、シャキシャキ感を残したいなら6分、クタクタにしたいなら10分蒸す。簡単なのにとっても美味しいです!


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2018/03/01(木) | 2017年秋冬菜園展開中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

レモンの木、存亡の危機

 寒さを理由に長い間就労拒否をしていたエディブル・ガーデナーであるが、このままでは年頭に誓った「週一更新」はもちろん無理だし(っていうか、とっくに放棄したものと思っていたわよそんな御題目)、ブログの存続も危ういし、菜園生活も立ち行かなくなっていきそうな予感むんむんだ。いや、予感というより実感というべきか。。。
 などと腕組みしながらぶつぶつ言っている場合ではない。さっそく寒風吹きすさぶ庭に出て、農耕の真似事、と言わないまでも菜園のチェックくらいはしておかねば!

 で、庭をぐるりと見渡して、気づいてしまったんだね。
 我が家にやって来てから10年になろうかというレモンの木(推定樹齢12年)。最初の1年に数個、3年前に1個の収穫があったのみで、すでにレモンの木なのかどうかも怪しい、「かつてレモンの実がいくつかなったことのある正体不明の木」と成り果てている木。それがとんでもないことになっていたのだ。

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高さ約2メートルのレモンの木。葉っぱが全体的にかなりヤバいことに。

 多くの葉が縦にくるりと内側に巻き込んでいて筒状になってしまっている。特に枝の先についた葉っぱが軒並みくるくる巻いていて、なんだか葉巻がブラブラくっついているみたいな。
 そこでふと頭に浮かんだのは「葉巻病」というヤツである。植物の葉が指の太さくらいにくるくる巻いて、火をつけて吸引するとハバナ産の葉巻もかくもやという馥郁とした香りがするのだ。というのはもちろん嘘で、その実態を当方はまったく存じ上げない。しかし、葉っぱがくるくる巻きになってるんだから、これこそ葉巻病ではあるまいか、と慌てて家に駆け込んだ。

 調べてみたら、葉巻病はジャガイモやトマトがなるものらしく、とりあえずハズレであった。
 さらにくどくど調べていくと、巻いている葉もあるものの、葉の中に何かが入って黄色っぽく変色、あるいは枯れかけているものもあって、案の定これはエカキムシ(ハモグリガ)の仕業であることがわかった。つーか、エカキムシの虫害は今に始まったことではなく、植えつけてから2年後くらいに発生し、毎年のように若芽をやられているのだ。それをじゃんじゃん切り捨てているので全然実がつかないのではないか、と思っている。

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エカキムシの被害はこんな感じ。幼虫が葉脈に沿って入り込んで葉っぱを枯らしてしまう。

 今や、葉っぱは巻いてしまうわ、エカキムシは暴れまくるわ、レモンの木(正確にはかつてレモンだった木)は大変なことになっている。もはやその命運は風前の灯と言っていい。さすが放任主義のエディブル・ガーデナーもこのままではいかん、という気がしてきた。

 ネットで見ると、エカキムシことハモグリガまたはハモグリバエをやっつけるには殺虫剤、ということに当然のようになっている。しかし我がエディブル・ガーデンはいちおう無農薬を標榜しておるので、じゃーオルトランをぶち込んでみるかーってわけにはなかなかいきにくい。それにレモンは皮まで食べたいしねえ。そもそも、収穫はないものの、これまでの10年間無農薬でやってきた元レモンの木である。今さら薬物を与えるのもいかがなものか。いっそ引っこ抜いてなんかもっと素敵な、実のなりやすい果樹を植えるという手もあるし。。。

 しかし、ここで引っこ抜くのも悔しいので、元レモンに最後のチャンスを与えてやることにした。ネットで見つけた「樹勢を回復する! 樹木・植木・果樹栽培用バイオ資材」その名も「アクアリフトT」というヤツを3024円の巨費を投じてゲットし、エカキムシ退治にはならないものの、エカキムシの虫害を跳ね返すような強靭な樹木に生まれ変わらせようというのだ。
 って、書いててすでに「こりゃ無理だよなあ」って気がしなくもないんだけど、人間信じる気持ちが大切だ。信じる気持ちさえあれば火もまた涼し。信じる気持ちさえあればエカキムシなんぞなんのそのである。まあ信じる気持ちでコトが済めば、もうとっくにレモンは毎年たわわに実をつけていると思うんだが。

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これがアクアリフトTだ。Tがついてないと豊胸注射になってしまうらしい。

 そんなこんなで、さっそく送られてきたアクアリフトTであるが、説明書を読むとありがたい効能が山ほど書いてある。お客様のうれしい悲鳴も満載である。花咲かじいさんみたいなイラストが「一度の散布で土深くまで改善! 病気を予防。弱った樹木・果樹を回復します!」と笑顔で語りかけている。

 まあそれはいいとして、いったい何が働いてそんな嬉しい効果がもたらされるのであろうか。と思って細部まで読み進めてみると、どうやらアクアリフトTに含まれるバクテリアが働いて、病害菌の増殖を抑制、病害に強い樹木にしてくれるらしい。んなこと言われて、ほほう、なるほどね!と膝を打つような知性を備えていないエディブル・ガーデナーはまたしても念仏のように「人間信じる気持ちが大切だ」とひたすら自分に言い聞かせるのであった。

 てなことで、とある冬の日、元レモンの木の周囲に1日汲み置いた水(カルキが残っているとバクテリア君たちが死んじゃうらしい)にアクアリフトTおよそ20グラムを溶いて散布してみた。バクテリア君たち、頑張ってくれ給え!!

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葉っぱがくるくる巻くこの症状は、病気でも虫害でもなかった、という意外な事実。。。

 しかし、これはあくまでエカキムシ対策であって、物語の発端である葉っぱくるくる病にはなんの効力もないのでは!? と思う人もいるであろう。その通り。
 その後さらにネット上を徘徊してみたところ、柑橘類は冬の寒さと乾燥で葉っぱが巻くことがある、ということがわかった。うちのあたりも、この冬は零下4度にもなる記録破りの寒さだったから、例年には見られない葉っぱくるくる症状が出ちゃったんだろう。裏の家の夏ミカンの木も葉っぱくるくるになってるし、そう思ってみると、あちこちの家でくるくる症状が出ていることに気づく。人間にとってもだけど、植物にとってもこの寒さは厳しすぎるんだねえ、としみじみ思ってしまった。ほんと、なんて冬なんだ!(と驚いているだけでなんの防寒措置も取ってやらない非情なエディブル・ガーデナー。。。)

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2015年12月に久々にひとつだけ実をつけた。以後音信不通。

 とはいえ、日に日に「おや? なんか春っぽくない?」と思う瞬間が増えてきた今日この頃。果たして葉っぱくるくる症状は暖かくなったら改善してくれるのだろうか。アクアリフトTのバクテリア軍団の働きでエカキムシは撲滅されるのだろうか。まーだまだよくわからない。わかっているのは、エディブル・ガーデナーがすでに今年のレモン大量収穫に過大な期待を寄せている、ということだけだ。



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2018/02/15(木) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(0) | コメント:(10)

プチヴェール、ていうかケール?

 東京地方は例年にない寒波と大雪に見舞われ、エディブル・ガーデナーは早くも戦意喪失、すっかり引きこもり的人生を送っている今日この頃だ。とはいえ、すでに苗を植えたり、タネをまいたりしていた野菜は地味ながら成長を続けていて、この野菜高騰の折、家計の助けになってくれている。んなわけで、多少は庭に出て、わずかながらも菜園活動の真似事を続けている次第である。んで。

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雪に閉ざされたプチヴェール畑。

 9月にはるばる横浜のサカタのタネ・ガーデンセンターまでわざわざ出向いてゲットしたプチヴェールの苗、その後についてお知らせしておきたい。
 あのときは、「見た目鮮やか、高栄養価・たくさん収穫、どんな料理にも合う万能野菜」という宣伝文句にダンシン・ダンシン、と踊らされて220円のポット苗を3個購入したのであった。しかし、家に帰ってよくよく見れば、プチヴェールというファンシーな名前ながら、実は芽キャベツの改良品種だかなんだかいうシロモノではないか。いまだかつて芽キャベツ栽培に成功したことのないエディブル・ガーデナーとしては、一気に暗くなった。この冬いちばんの期待の新人は、我が家で大きく育った試しのない苦手野菜の変形だったのだ。

 が、まー、そうは言っても改良品種。きっとうまく成長するような仕掛けがしてあるに違いない。それに、写真で見ると収穫時にはレースをまとったようにチャラチャラと華やかな感じになっていて、名前通りに非常にファンシーだ。ルックスが大変よろしい。別にお腹に入っちゃえば同じだ、なんてことはこの際言うまい。入魂で育てて、大量収穫を目指そうではないか。

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9月、新レイズドベッドに植え付け完了。苗は買ったときより少々成長している。

 と、新レイズドベッドに苗を植えつけたのは9月25日のことであった。
 駄菓子菓子。いや、だがしかし。「10月の長雨、台風の影響に加え、その後の低温、乾燥、先週の寒波も重なり、全国的に葉物を中心とした野菜が成長せず」(らでぃっしゅぼ〜やの報告書より)日本の農業事情は去年から引き続きえらいことになっている。エディブル・ガーデンも例外ではない。てか、ただでさえ普段からヘボヘボなのに、今や手の付けられない事態になっている。
 いちおう建前では「植え付けから90日ほどで収穫」とされているプチヴェールだが、3ヶ月後の12月後半になっても、うむむ……これじゃまだ小さすぎ、とひるむような実(わき芽の結球したもの)しかついていない。

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12月1日。やや結球が始まったような気がしなくもない。収穫には程遠いけど。

 それまでの経過を辿ると、9月に植えた苗はいちおう順調に成長を続け、次々と深緑の葉っぱを出した。普通、芽キャベツならば小さなわき芽が結球を始めたら下葉をほとんど落すことになっている。プチヴェールの場合、「下葉を株全体の3分の1ほど、つけ根から折るようにして切り落す」という。その通りにじゃんじゃん葉っぱを取り除いて、切り落とした葉っぱは炒め物にして全部食べた。ケチ臭いと思われるかもしれないが、芽キャベツとしては成功の可能性が低そうなので、せめて摘葉した葉っぱくらいちゃんと利用して元を取ろうという魂胆である。なんかえらくみみっちい話ですが。

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11月時点の葉っぱの茂りよう。この勢いが今も全然衰えない。ケールならこのまま来年もOKかも?

 後になってわかったのだけど、プチヴェールは芽キャベツの血を引くのみならず、ケールの血も引いていて、どっちかというとケールに近いんじゃないかという印象だ。なにしろ実はたいしてつかないのに、葉っぱばかりが切り取っても切り取ってもじゃんじゃん出てくるのだから。芽キャベツだと摘葉したらあとはそんなに葉っぱは出なくなるものだけど、葉っぱの生育を止める気持ちが全然ないみたい。なんかこいつ、ケール化してない? と、疑いの目を向けずにはいられない。

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こんな感じで茎からわらわとわき芽が出てくるんだけど、とにかくマイクロサイズ。

 お陰様で、栄養価たっぷりのケールの葉を連日のように食べている。硬いんだけど、しっかり炒めれば独特の、無愛想なまでに実直で濃い味わい。これがなかなかクセになる。

 って。せっかく遠くまで行ってゲットしたプチヴェールを、ケール化させて満足しちゃってはいかん。1月半ば、ついに収穫してみた。
 って、これだけ!?
 しかもこのサイズ。。。

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真ん中がプチヴェールで、まわりを囲むのがその葉っぱ。ケール以外の何物でもないよ。


 いちおう説明書では「わき芽が3から5センチになったらハサミで根元から切り取って収穫」ってことになってるんだけど、3センチを超えるものはひとつかふたつ。あとは悲しいほど小さい。それですらみっつかよっつしかないという。植え付けから100日以上経ってこれですか。やっぱりどう考えても旺盛に茂るケールの葉っぱ、もといプチヴェールの葉っぱの生育にエネルギーを吸い取られて、わき芽の結球がおろそかになっちゃってんだろなあ。いっくら摘葉しても追いつかないくらい出てくるんだもん。

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プチヴェール。芽キャベツを開いてフリルをつけたみたいな実が可愛らしい。

 プチヴェールの料理法はネットを見るといろいろあって、煮てよし、炒めてよし、生でよし、あらゆる食べ方が楽しめちゃうらしい。んだけど、これだけ量が少ないと何をやっても虚しい。やむなく芽キャベツを買い足して焼きサラダにしてみた。焼いた芽キャベツを粗塩とレモンで味付けしてクルミをたっぷりかけていただく。くっはーっ、芽キャベツうまーい! 思わずプチヴェールが混ざっていたことを忘れていた。

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グウィネス・パルトローのGOOPで見つけたレシピで。ムッチャうまい、

 レイズドベッドで結球しかけのプチヴェールをつまみ取り、その場で生で食べてみると、芽キャベツのようなほの甘い苦さを持った濃厚な旨味があって、なかなか。うーん、これが今の5倍くらいの大きさにどんどん結球してくれたら、いろいろな料理に使えて素晴らしいんだけどなあ。どうもうちのプチヴェールはケールの血をはるかに濃く引き継いでるみたいなんで、無理かもなあ。せいぜいケール、もとい葉っぱを食べ、かつ飲みまくるわ。この野菜高騰の折、文句を言っちゃバチが当たるってもんですよ。


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2018/01/31(水) | 2017年秋冬菜園展開中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

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