ボカシ肥を手作り!

 ということで、苗の植え付けとじかまきはゴールデンウィークに先送りにし、嫌々ながら種のポットまきもいちおう済ませた。さーて、当面やることもないし、マクロビの宿で瞑想でもして来るかな〜・

瞑想 
瞑想でもして来る(イメージ図)

 と思いながら家庭菜園ビギナーのバイブル『有機・無農薬でおいしい野菜づくり12ヶ月』をチェックしていた。今から苗の植え付けのイメージトレーニングをしておいて、ゴールデンウィークのイッキ植えに備えなくちゃね! オリンピックも近いことだし。って全然関係ないけど。

 で、わかったのだが、たいていの野菜は種まきや植え付けの1週間前に、畑作りとしてボカシ肥を施して耕すものらしい。少なくとも『有機・無農薬でおいしい……』はそれを奨励している。
 そうなのだ、この本は何かにつけて「ボカシ肥をまきなはれ」と連呼している。元肥もボカシなら追肥もボカシ、日本ボカシ肥委員会から研究費と称して多額の寄付金をもらっているんじゃないか……と疑いたくなるほどことあるごとにボカシ肥を熱烈お勧めしているのだ。

 指南書に書いてあることはなんでも実行したがるタイプの私は、昨年末コマツナとカブを育てているときに「秋まきでは間引きのあとに1条につき一握りのボカシ肥を条間に施す」というのを読んで、すぐさまホームセンターに駆け込んだ。ボカシ肥は1キロで880円とえっらいお高めでクラクラしたが、これがなくちゃうまいコマツナ・カブにはありつけないと出血大購入したのである。だが、しかし……

ぼかし 
これが市販のボカシ肥だ。カラフルなパッケージで高級感を煽る。

 そんなお高いボカシ肥をこれから植える大量の苗と種のために湯水のように使うわけにはいかない。よし、ここはエディブル・ガーデナーのDIY精神を燃え上がらせて、いっちょボカシ肥を手作りしてやろうじゃないか! 瞑想は後回しじゃ。家でもできるしな。

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2012/04/13(金) | ボカシ肥を手作り | トラックバック:(0) | コメント:(0)

ボカシ肥とはなんだ!?

 さて、かくも熱烈大奨励されているボカシ肥だが、いったいそれはなんなのか。大海原に沈んでゆく夕日に向かって「ボカシ肥ってなんなんだ〜」と叫びたい気分になって来た。

 18世紀フランスの植物生理学者、サミエルJ.ボカシが発明した、農作物の発育を爆発的に促す特殊肥料。カタツムリの殻などが主な原料とされる。
 なんていうとほんとらしく聞こえるが(聞こえないか……)、ボカシ肥を調べてみるとそんないわくありげなネーミングの仕方でないことがすぐさまわかった。

エスカルゴ 
全然なんの脈絡もなくエスカルゴ。

「ボカシ肥とは、有機肥料を発酵させて肥効をボカシた(穏やかにした)肥料のこと」
 そうなのか。なんとも単刀直入というか、読んで字の如しな名前であった。あいまい肥、マイルド肥、ファジー肥、フニャラレ肥とかでも良さそうな気がするが……って名前にケチをつけても意味がないので先に行く。

 要するに発酵させちゃえばボカシ肥になるということだ。原料はなんでも良くて、油かす、鶏糞、米ぬか、魚カス、骨粉などなどさまざま。いろいろ混ぜて発酵・完熟させて作るのがいいんだと。
「完熟しているので、他の有機肥料と比べて効果が早く現れ、かつ長く続きます。野菜の根を痛めることもなく、元肥、追肥にも使えて便利です」と『有機・無農薬で美味しい野菜づくり12ヶ月』には書いてある。

ぼかし 
「効き目穏やか」がウリ。個人的には過激な効き目を期待したいのだが……

 さて、原料はなんでもいいと言われるとかえって悩むが、何も思いつかないのでやはり油かすとか鶏糞とかクラシックな路線で行こうか。とりあえずは近所のホームセンターへレッツゴー・ショッピン!


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2012/04/16(月) | ボカシ肥を手作り | トラックバック:(0) | コメント:(0)

実践! ボカシ肥作り

 さて、DIY精神を尊ぶエディブル・ガーデンの「手作りシリーズ」、今回はボカシ肥の手作り!に挑戦である。

 必要な材料は、ホームセンターで買って来た鶏糞(598円)と油かす(278円)、ホームセンターで買おうと思ったらやたら高く、しかも園芸用に粒状に加工されていた(これじゃ混ぜられない)ので食材店の富沢商店で買った米ぬか(126円)、そして生ゴミ処理機でできた有機質肥料、そのへんの土である。米ぬかは家で賄えるはずだったのだが、最近マクロビにかぶれて玄米を食べているため不本意ながら買うことになってしまった。米ぬかなんぞを買うのはバカバカしい気もするが、たかが126円のことでくよくよするなっつーの!

ぼかし
上から時計回りに鶏糞、油かす、生ゴミ有機質肥料、米ぬか

 作り方は次の通り。
1、 バケツの中に米ぬか、有機質肥料、油かす、鶏糞、そのへんの土を入れる。配合の割合に決まりはないらしいので思いっきりオリジナリティを発揮してみよう。今回は米ぬか3、有機質肥料2、油かす1、鶏糞1、土2……くらいの割合でやってみた。まったく根拠なし。
2、 水を少しずつ加えながら混ぜ、「握って指で突つくと、ホロリと崩れるほどの固さにする」。なんとも微妙な固さですなあ。移植ごてを使ってグルグル掻き回し、全体を良く混ぜる。肩が凝るくらいまで……が目安。これも根拠なし。

ぼかし2
材料に水を加えて混ぜたあとの図

3、 程よい固さになったところでビニールなどで蓋をし、発酵を促す。って、放っておけば勝手に発酵してくれるらしい。
4、 翌日から1〜2週の間、毎日バケツの中身をビニールシートなどに空けて、上下を入れ替える。塊になったものは手でもみほぐす。長期にわたるなんとも地道な作業であります。
5、 1〜2週間ほどして、紙袋に入れる。紙袋から水がしみ出さなければ完成!やたー!

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2012/04/17(火) | ボカシ肥を手作り | トラックバック:(0) | コメント:(0)

ボカシ肥『ネオブラーZ』完成!

 はい、ごらんください。光陰矢の如しというわけで、材料を仕込んでからあっという間に2週間が経ちました。その間連日の上下返し、手によるもみほぐしなどたゆみない努力を重ね、現在ブツはこんな感じになっております。なーっ、なんとなんと!

ぼかし

 ……って全然変わってないように思うのは私だけだろうか。まーたしかに上下をひっくり返すとき、表面がわずかに白っぽく見えるようになり、発酵臭というのか、独特の匂いがやや強くなったような気がしなくもないけど。
 ま、きっといかにもな変化がないもんなんだろう。なんたってボカシ肥なんだから変化もボケ気味、言い換えるならマイルドなのに違いない。……と、自らを無理に納得させるのであった。

ぼかし2
手でもみほぐしているの図

 あとで知ったのだが、なんでもボカシ肥は、土を混ぜるもの、混ぜないものの2種類に大別できるらしい。で、土を混ぜるものは50〜55℃以上に温度が上がらないようにして発酵させる。そして、混ぜないものは水を入れて発酵させる、のだそう。市販のものは主に後者なんだとか。
 ……って、我が家のボカシ肥の場合、水も入っていれば土も入っているんですけど。しかも、温度なんか測ってないし。

 ま、いろいろ怪しく混ざってよりボカシ度が増したと思うことにいたそう。さらに、嬉しいことに鶏糞も油かすもまだ6分の5ぐらい残っている。ということは鶏糞100円 + 油かす50円 + 米ぬか126円 つまり、およそ276円程度の値段でだいたい7キロぐらいのボカシ肥ができたということだ(って計算あってます?)。これは安上がりだった、と言えるんじゃないかな。もっとも自家製ボカシ肥の効果が試されるのはまだまだこれからなれど……。

 さて、この我が家のオリジナル・ボカシ肥、ネオブラーZと命名した。Zは例によって究極感を表すため。ブラー(blur)は英語でボケのことだが、オリンピックのイベント出演を最後に解散かと言われているイギリスのバンドへのオマージュである。あーあ、せめてもう一度オリジナル・メンバーのライブをナマで見たかったんだけどなあ。

blur オマージュついでにブラーの写真も

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2012/04/18(水) | ボカシ肥を手作り | トラックバック:(1) | コメント:(0)

ボカシ肥第2弾、失敗に終わる

 ネオブラーZ、すなわち我が家の手作りボカシ肥のことだが、どうやら絶好調のようである。ゴールデンウィークにイッキ植えした苗がスクスク育っているのもコイツのおかげに違いない。有機で無農薬、安くて安全、しかも効き目は「ネオ」である(あまり根拠なし)。その第一弾ネオブラーZが少なくなってきたので、いそいそと第2弾を仕込んだのは5月頭のことだった。

 前回同様米ぬか4、有機質肥料1、鶏糞1、油かす1、畑の土3、それに今回は多摩センターのイタリア料理店、ラパーラでもらってきたピザ薪窯の灰1も加えてみた。以上をよく混ぜ合わせ、最後に水を加えてさらに混ぜる──そのとき、ちょっと手元が狂ったか。「軽く握って指先で突つくとホロリと崩れるくらい」よりは水分が多くなったかもしれない。

ボカシ
ニオイがお届けできなくて残念。

 毎日天地返しといってボカシ肥をひっくり返すのだが、なんだか今回は重く、粗い粒子のつぶつぶ状になったまま。一週間もすると悪臭が漂い出し、容器のまわりをコバエが舞い始めた。こんなもんを毎日掻き回すなんて、素敵なエディブル・ガーデナーのやることではないわ! と思いつつ、コバエがホイホイを配置(屋外だからか驚くほど捕れない!)、臭いのを我慢してさらに一週間天地返しを続けた。

 本来ならこれで熟成は完了、紙袋に入れて乾燥具合を見るのだが、どう見ても第一弾とは似ても似つかないベタベタ状態。コバエが寄って来るのにパニクってコンポパウダーなる「コンポスト用防虫剤」なんてもんまで購入してしまった。なんでやねん。これ、全然コンポストじゃないんですけど……。

コンポパウダー
意味もなく購入。コンポスト持ってないのに。

 気候が暖かくなったから発酵の仕方が違うのだろうか。それとも新たに加えた薪窯の灰でピザにあたってしまったせいだろうか。しかし……
 どうもこれは違う〜と思いつつ、これまでの努力が水の泡になるのが耐えられず、水分を減らそうとしてさらに米ぬかを加えたり、畑の土を足したりしてみたものの、やっぱりダメなものはダメ。さらに4、5日あがいた挙げ句、ついに廃棄処分にしてしまった。調べてみたところ、悪臭はアンモニアが発生したためで、「これを畑にまくのは病原菌をまくようなもの」という記述がネット上にあったのだ。3週間の悪戦苦闘が徒労に終わった。

 しかも、コンポパウダー、商品価格940円はいいとして、送料が840円もしたのだ。なんでやねん。ひたすら虚しい出費であった。

 第一弾はビギナーズ・ラックでうまく行っただけなのだろうか。現在第3弾を仕込み中である。全然懲りてない私……。


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2012/05/23(水) | ボカシ肥を手作り | トラックバック:(1) | コメント:(2)

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