馬糞をもらって肥料を作ろう

馬糞
これが馬糞。出来たてのほやほやですよ。

 まだ芝生を引っぱがしたあとは荒れ地のまんまだというのに、馬糞堆肥作りに手を出してしまった。馬糞堆肥を使うと野菜がむっちゃくちゃでっかく育つ!なんていう話を読んで大いに刺激され、まだ何を植えるのかも決まっていないままいきなり堆肥作りである。なんて用意周到なオレ!!

 いや、実はこう見えて(見えないって)私は乗馬が趣味で、乗り始めてかれこれ10年近くになるんですのよ。といきなり兼高かおるが憑衣してしまったが、我が家から車で20分ぐらいのところにある乗馬クラブは至って庶民的、私なんぞビジターのままで10年乗っている。乗馬歴のわりにはまったくうまくならず、同じところで完全麦踏み状態だからすごい。って自分で感動していてもしょうがないのだが、まあ馬に乗るのがうまくなったところで時代劇のエキストラになれるわけでもなし、カウボーイになってベネズェラの大農場で働けるわけでもなし。およそ実益のない趣味ではある……が、しかし、たまにはご利益もある!

サンヨーガーデン 
馬糞がほしい人はぜひどうぞ!

 そう、ボロ(馬糞)がもらい放題なのです! 
 なんつって、この乗馬クラブでは慈愛の心で広く世間一般の人々にも無料で馬糞を提供しており……っていうか、むしろ「誰かもらってくれませんか」状態で、私が「ボロがほしいのですが……」というと「パア〜っと(土嚢に)5袋ぐらいいかがでしょう?」
 さすがに我が家の猫の額じゃ使い切れません。一瞬馬糞堆肥製造業者への転身を考えたりもしたが。

 川崎にあります。お近くの人はぜひ。サンヨーガーデンです。
http://34250.jp/index.shtml



スポンサーサイト

2011/11/23(水) | 馬糞堆肥製造計画 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

馬糞仕込み

クリ太郎
「オレのフン、勝手に持ってくな!」と怒るクリ太郎

 朝、厩に落ちてほやほや湯気を立てているボロをもらって来た。これをプロデュースしたのはクリシモンという24歳のアングロアラブ。私がよく乗ってるヤツだ。馬の24歳は人間だと75歳ぐらいの高齢に相当するはずだが、集中力ないし、身勝手だし、食い意地張ってるし、いい年してまったく悟りの境地にほど遠く、私はこんな老人にはなりたくない、だけどすごくなりそうな気がして妙な親近感を覚えている。それはともかく。

 他の馬のボロも集めて全部で6〜7キロぐらいだろうか。ボロはやわらかく、厩に敷いてあるおがくずをまとっている。飼料用の紙袋にふたつに分けて車のトランクで運んだが、匂いはまったく気にならない。……というのはもしかしたら私がこの匂いに慣れているからであって、近隣住人にはマスタードガス級かもしれないけれど、素知らぬ顔で我が家の駐車スペース脇の大型プランターに投入する。底の方に土が残っているも、これも発酵の助けになるということにしてそのままGO! いちおう上から大きなビニールをかぶせてまわりをしっかり縛っておく。

馬糞 in プランター
まだプランターに放り込んだだけの状態

 一夜明けてビニールを取ってみるとあら不思議、馬糞堆肥ができているではありませんか! なんていう甘いことはまったくなく、ほぼ昨日のまま。そこで、十勝おはぎのような形状のボロを崩す作業を開始する。
 これが猫の糞だったら……なんて想像もしたくないが、馬糞というのは茶殻のような緑色でさらさらと簡単に細かい繊維状にほぐれ、のどかな田舎の草原の香りがする(ほめすぎ)。とても動物のお腹の中から出てきた落とし物には思えない。同じ草食でも牛のようにくちゃらくちゃら一日中咀嚼を繰り返すことがないので、糞にはたくさんの微生物や有機物が含まれている(らしい)。何も足さなくても発酵してくれるって話なんだけど、ものは試しで米ぬかを1カップ分ほど混ぜてみた。


2011/11/24(木) | 馬糞堆肥製造計画 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

製造方法は諸説あり


馬糞サラサラ  
仕込んで3日目。まったく進展なし。匂いもなくしっとりしている。

しかし、今はもう秋、誰もいない11月。気温は20度を割っている。これでほんとに発酵するのかなあ。ネットでいろいろな体験談を読んだのだが、なぜか5、6月に作り出す人が多いような。バラの季節に「もっと立派なバラを作りたい」と刺激されて始めちゃうのかも? それともある程度外気温も影響するのだろうか?? なにもあえて暑い時期に馬の糞など掻き回したくないと、私なんかは思うのだが……。

 しかも、いろいろネット上でチェックしていると、「馬糞は最初崩さずに白いカビが出てから作業する」とか、「第一回目の切り返しは馬糞を仕込んでから1週間後」とか諸説こもごもで、持って来た翌日には粉々に崩して切り返しまくってしまった私としてはやや焦る。まーいろんな説があるっちゅーことは、どんなふうにやってもなんとかなるってことやね、と怪しい関西人に成り済まして深く考えないことにいたしまする。

馬糞堆肥 
英語ではhorse manure って言うのね……

 馬糞を仕込んでから今日で3日目。まだ温度は23度と、持って来たときと全然変わらない。このために温度計を購入したので、ついつい用もないのに測ってしまう。

 これからうまく発酵が始まってくれればあと数日で最高温度になるらしいのだが……。しかし、馬糞の写真ばかりいい加減見飽きたので、この話題はしばらくお休みにすることに。また進展があったら書くことにしよう。

2011/11/25(金) | 馬糞堆肥製造計画 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

馬糞堆肥:150 DAYS LATER

 はてさて、ボカシ肥『ネオブラーZ』を完成させて成功の美酒に酔っていた(ってまだ成功したかどうかもわからんのに)ときである。「おや、そういえば……」と思い出したことがある。そういえば、去年乗馬クラブから馬糞をもらって来て馬糞堆肥を仕込んだのではなかったか? すっかり忘れて、また肥料作っちゃったじゃないですか。ヒマさえあれば肥料作ってるんだから〜ん。こんな狭い庭なのに、もうまくところないですよ!

 といいたいところだが、今のは嘘で、昨年11月後半に仕込んで以来、馬糞堆肥が頭を離れたことは一瞬たりともなかったのである。
 ……ていうのもやや嘘だなー、けっこう離れまくっていたからのう。いずれにしろ、現状において馬糞堆肥の状況は決して思わしくない、と言わねばなるまい。そして、それが気がかりになって眠れぬ夜を送っていたのは隠しようもない事実なのである。って、また大げさに言ってしまう悪い癖。

 飽きっぽい性格ゆえ、決して毎日様子を見たり温度を測ったりしていたわけじゃなく、たまーに覗く程度ではあった。だから、断定はできないのだが、「馬糞中の微生物が活性化して堆肥の温度が75℃以上になる」という馬糞堆肥ならではの現象が一度も確認できなかったのだ。

馬糞堆肥
馬糞堆肥 150 DAYS LATER

 で、現在馬糞堆肥はどうなっているかというと、馬糞はまったく悪臭などなく、小さな黒い土の粒のようになっていて、潰すとさらさらと崩れて行く。一見ちゃんとできた馬糞堆肥のように見えなくもない。うむ、いいじゃないですか。きっと知らないうちに温度も上がっていたのよ。

 と思うことにしよう、と自分にいい聞かせつつ堆肥をひっくり返していたら、こんなものが出てきた。なんだか知らないけど、堆肥の中でモヤシみたいな植物が発芽しているのである。

馬糞堆肥2

 こ、これはマズい。もし75℃以上になっていたら、混ざっていた種などは全部死んでしまうはずだ。てことは、やっぱり馬糞堆肥作りは失敗に終わったのか!?

いつもありがとうございます!
また来てくださいね~

ランキングに参加しています。
ポチッといただけると嬉しいです!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村

2012/04/19(木) | 馬糞堆肥製造計画 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

馬糞堆肥、成否を問う

 馬糞堆肥が75℃以上にならなかった疑惑が浮上してメチャクチャ凹んでいる。しかし、涙を浮かべて世をはかなんでもどうにもならないので、厳しく原因究明、その後の対策を立てることにいたす。

 可能性として考えられるのは馬の問題だ。馬糞の製造主のクリシモンは食欲と反逆精神こそパンク・キッズ並だが、なんたって馬齢24歳、人間にしたら75歳、立派な後期高齢者である。馬糞パワーが弱くても致し方ないだろう。
 なんつって、冗談もいい加減にしなはれ。コレばっかりは老いも若きも一生現役でござる。

くり 
老馬を敬いたまえ、とクリシモン

 しかし、もしその馬が虫下しを飲んでいたとしたら? 馬糞内の微生物が全部死んでしまっているので温度が上がることはないのだ。乗馬クラブというのは管理のうるさいところだから、さような薬を飲んでいることは大いに考えられる。

 さて、もしそうだとしたら。馬糞の中で微生物による分解が進まないので、その馬糞堆肥は未熟堆肥というモノになってしまうらしい。未熟堆肥を畑に入れた場合──本人もまるでわかってないのでむずかしい話は全部省略するが──作物の根に悪影響を与えるのみならず、できた作物はそれを食べた人の体にも悪影響を及ぼし、発がん性物質が含まれている疑いまであるんだとか。あな恐ろしや、自ら進んで毒を作っていたとは!?

 しかし、未熟堆肥であったならもっとイヤなにおいとかしそうなものだ。また、5ヶ月も置いたのだからそれなりに熟成が進んでいるのでは? だいたい突然出現したモヤシみたいな植物だって、最近になって外部から紛れ込んだのかもしれないし……。

 などと、いつのまにか自己弁護、もとい馬糞堆肥弁護に回っている私である。やはり汗と糞尿にまみれた150日間(やや大げさ。ハッキリ言って放置していたくせに……)を無駄にしたくないというのが本音なのだ。

葉もの
急遽、馬糞堆肥実験農場へ。

 馬糞堆肥は成功しているのか否か。実際テストをしてみることにする。冬の間コマツナとカブを育てていた葉もの菜園が空いているので、そこに半分はボカシを、半分は馬糞堆肥を施し、シュンギクを植えてみようと思う。うまく行けば万々歳、失敗すれば即廃棄処分だ。それに失敗してもシュンギク、あんまり好きじゃないし。
 結果はまた改めて報告いたします。

 そういうわけで、馬糞堆肥、名前はまだ、ない。


いつもありがとうございます!
また来てくださいね~

ランキングに参加しています。
ポチッといただけると嬉しいです!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村

2012/04/20(金) | 馬糞堆肥製造計画 | トラックバック:(1) | コメント:(3)

 |  ホーム  |