春の園芸カタログ

 1月は人並みに忙しく、コンサート活動も重なり(見るだけ)、とどのつまりに雪など降って更新が滞りがちであった。なんつって、寒くて家に閉じこもるばかりで菜園活動をしていなかったので書くことがなかった、というのが真相である。だがしかし、痩せても枯れてもエディブル・ガーデナー、布団にくるまって冬眠中の熊のように食べ物の夢ばかり見ているわけではない。来たるべき2015年春夏に向けて輝かしい菜園計画を練っているのである。いや、まだ実際にはなんにもやっていないんだけど、これからまさに練ろうとしているところなんである。

クロッカス 
庭仕事をサボっても、小さい春の訪れ。クロッカスが咲いたよ。

 そう、それは1月のある日、郵便受けになんだか見慣れた郵便物が入っていたのがきっかけだった。エディブル・ガーデンを始めて以来よく利用していたK華園から送られてきた2015年春のカタログ集である。これまでなら「おおお〜、今年も忘れずに送ってくれたか。ありがたいことだのう、なあばあさんや」などと言いながらお茶でも飲んでいたところだが、今年の反応はガラリと違った。
「なにい〜 K華園!? よくもしゃあしゃあと送ってきやがったな!!」と声にこそ出さなかったが、内心では同様のセリフを毒づきながらベリベリとビニール封筒を破ってカタログやチラシを取り出し、鬼の形相でページに目を走らせた。
「ああっ、あった!」
それは今年もそこに「大反響!」という赤い文字とともにあった。あのウルトラ万次郎かぼちゃである(詳しくは過去記事参照

国華園 
たしかにこんな広告を見て買う方も買う方だよな、と今頃思う。

 相変わらず「超豊産」「1株から軽トラ1台分収穫できる」「1株から100ないし200個」などという美辞麗句が並んでいるのはまあいいとして、今回は「『たくさんとれたよ♪』と喜びの声も続々と頂戴しております!!」などというムカつくフレーズまで加えられているではないか。それも音符付きで!
 ほほう、さすがに200個も取れると嬉しい悲鳴を上げたくなって 、みなさんK華園に電話しちゃったりするのかねえ。そして K華園はそういう人の嬉しい悲鳴ばかり記憶に残っていて「1個も獲れないんですけど」という苦情は さっさと忘れちゃうらしい。

 まあここでウルトラ万次郎の一件を蒸し返すつもりはない(って、すでにさんざん蒸し返しているが)。ここはオアシスを脱退してソロになったノエル・ギャラガーのように過去を振り返ることなく前進したい。
 しかし、だからってまたアホ面下げて K華園に種や苗を注文すると思ったら大間違いである。それじゃあ盗人に追い銭とは言わないまでも、お人好しが過ぎるというものだ。そーだよそーだよ、 K華園で以前買ったブラックベリーは全然花も咲かないし、シイタケはてんで出てこなくなっちゃったし、そういえばプルーン苗はあっさり死んじゃったし……と思い返すと自分のお人好しぶりにクラクラしてきた。

 さて、もうKの通販は利用しないと決めたものの、家庭菜園初心者としてはやっぱりこれからの季節に合うような野菜を提案し、菜園作りのヒントをくれるカタログが必要である。それがないと春夏ガーデンのイメージが全然わかず、菜園計画など練ろうにも練れない。早いとこ新しい彼氏を見つけなきゃだわ。
 で、やっぱり自分の住んでいるところ近い会社がいろいろ良かろうということで、横浜にあるSカタのタネにカタログを請求。一週間ほどで届いたカタログは、やはりナニワなKと違ってさすがヨコハマである(意味不明)。

サカタ 
Sカタのタネのカタログ。なんかいっぱい買っちゃいそうなヤな予感。。。

 Kの魅力でもあったバカ安野菜種とか3苗まとめ買いで激安みたいなのがなくて、もっとハイソな感じ(値段的に)。しかし、レイアウトもきれいでわかりやすく、編集もうまくて、ついついいろいろ買ってしまいそうな罠が巧妙に仕掛けられている。読んでいるうちに、よーし、庭やるぞ、今年は頑張らなきゃな!みたいな気持ちにさせられちゃうからすごいと思う。

 しかし、この感じ、初めてではないわ。この人とは前にもお付き合いしたことがあるような……
 と思ったら、かつてお花でいっぱいの芝生ガーデンをやっていた頃、Sカタのタネの通販を利用していたことを思い出した。本棚を探したら10年前のカタログも出てきた。
「君、今は野菜作ってるんだね」
「あら、あなたこそ……」
 って感じである。10年前のカタログだってもちろん野菜の種や苗はちゃんと載っているんだけど、表紙は花、紙面の最初から半分以上が花関連の商品で占められていた。まだこの頃はガーデニング・ブームだったのねえ。それが10年後の今は「三世代で楽しむ園芸を応援します 〜みんなで作ろう! おうち野菜」てなことで、おじいさんが孫と野菜作りをしている写真が表紙になっちゃうのである。うーむ、しっかり高齢化社会にシフトしてるよねえ。

タキイ2005 
10年前、花いっぱいのカタログ。アイコが登場したばかりだった。

 そうして思い出したのだけど、そういえばサカタのタネで青いケシの花やライムの苗なんかを買ったことがあったなあ。でも、やっぱり枯らしちゃったんだよね、私。結局園芸会社のせいじゃないってことか……。


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2015/02/01(日) | 2015年春夏菜園準備します | トラックバック:(0) | コメント:(4)

菜園を整理拡張する!

 今ある菜園もちゃんと面倒見きれていないのに、大胆にも菜園を増やすことにした。といっても、お金を払って市民農園を借りるとか、隣家の庭に無断で侵入してゲリラ的に種をまいたり苗を植えたりするとかではない。合法的かつ経済的に自分の狭い庭の中でやりくりするだけの話なので、拡張すると言ってもいきなり水田をやったり馬やヤギを飼ったりするという新展開がないのが寂しいんだけど。猫の額にシワが1本増える程度の変化である。

菜園
 図をご覧いただきたい。
 この図面で(2)となっているところ。ここはエディブル・ガーデンを始めた3年ちょい前から「ハーブ園」と呼ばれていた。各種ミントやタイム、オレガノ、チャイブ、サフランなど料理やアロマに活躍するハーブが植えられ、水仙やアイリス、クリスマスローズなどが毎年きれいな花を咲かせていた。2012年秋には花ユズを植樹、果樹園としての役割も担うように。野菜の菜園とは違うものの、牧歌的幸福感が漂う美しいスペースであった。まさに地上の楽園と呼ぶにふさわしい。

花咲くハーブ園 
アイリスが咲き乱れる春のハーブ園。

 ……ということになるはずだったハーブ園。たしかに最初の1、2年はけっこうそれっぽい感じで展開していた。のだが、最近はもう見る影もない。ハーブの中でも、ほとんど何の役にも立たないアップルミントや猫のドラッグ(我が家の猫はあんまり反応しない)であるキャットニップばかりが大繁殖、ペパーミントやオレガノはその勢いに押されて衰退の一途。ハーブって雑草のことなのね、いらないヤツに限ってのさばるんだから、と身にしみてわかる今日この頃だ。

ぼうぼうハーブ園 
たしか自ら種をまいて育てたはずなんだけど……。とにかくでかくてひたすら藪状態。

 クリスマスローズは種からどんどん芽が出て巨大化。おかげで花ユズには日が当たらなくなって、昨年はひとつの実も収穫できない有様だ。さらに、昨年は種から育てた名前も覚えていないような花が2メートルくらいの高さに成長、こいつが見事に可愛くない。一方地面には苗で買ったセレーナゴメスだかなんだかいう植物が、花はまったく咲かないまま葉っぱだけ大繁殖、アップルミントと見苦しさを競い合うまでになってきた。まさにぐちゃぐちゃの不毛地帯。

ここを菜園に 
引っこ抜く前のハーブ園。ぐちゃぐちゃのホースでさらに不快度アップ。

 生産性皆無、ただ見苦しいだけのハーブ園を、面倒臭いというだけの理由で見ないフリして今までやってきた。しかし、常日頃から 我が家の悩みの種は耕地面積の狭さである。ズッキーニやカボチャなどうまく育たないのはスペースが狭いからだろう。それにトマトやナス、ピーマンなどナス科の野菜は連作障害が怖いので同じ場所に続けて植えられないから、新しい耕地が必要だ。そーなると、こんなクソの役にも立たないハーブ園を遊ばせておいていいのか、ということになる。さっさときれいに耕して菜園にしたらいいではないか。
 まったく異議なしである。

多年草園 
こちら春の多年草園。クレマチスのタワーの足元に見えるのがアーティチョークね。

 さて、先ほどの図で(3)となっているのはその名も「多年草園」。私の大好きなアーティチョーク2株を中心に、フェンネルやアスパラガスなど、植えっぱなしで数年OKのエディブル・プラントが植えられていた。しかし、多年草だと信じていたアーティチョークが2年目にひとつ、3年目にまたひとつとこの世を去り、現在は主役を失った状態。なので余ったケールを植えてみたり、食用ホオズキのトマチロを植えてみたりと、まったくポリシー無しの物置代わりになっている。

わけわからん多年草 
生い茂るトマチロ、仮植えのままのケールなど、とりあえず置き場に困ったものが植えられている。

 さて。ここ(3)にハーブ園にあった使えるハーブ(ほとんどないけど)を移植して「ハーブ&多年草園」とする。そして(2)は、残った植物をすべて引っこ抜いて廃棄処分とし、更地にしてからどーんと掘り返し、その上にどーんと盛り土してレイズドベッドを作成、そこを新たな菜園とする。それが今回の菜園拡張計画の基本方針である。うーん、書くと簡単そうだけど、いったい誰がそのよーな土木作業をやるのであろうか。ま、あまり考えすぎないようにして次に進もう。

ハーブを移動 
下のぐちゃぐちゃの中の使えそうなものを上のスペースに移せばいいのよね。

 そんなわけでまずは(3)をきれいにし、家庭ゴミ由来の有機質肥料を入れ、さらに牛糞堆肥などを混ぜ込んだ。こんなのはお茶の子である。どーですか、この見事な整地ぶり。ここには春にアーティチョーク、ルバーブ、チャイブ、オレガノ、タイム、ペパーミントなどをお上品に植えるのだわ。もう二度とボーボーぐちゃぐちゃの過ちは繰り返しませぬ。

綺麗にしたわよ 
土地の準備は整った。アーティチョークは現在種から育成中だよ。

 さて、次はいよいよ(2)だ!
 と、勇んで家を飛び出したものの、むむ、北風なんか吹いて、まだかーなり寒いじゃないですか。しかも、元ハーブ園、ほったらかしにしていただけあって地面はゴッチゴチの固さ。こ、これは耕し甲斐ありそうっすねえ……と、荒野を前にして尻込みまくりの西部開拓民。意味もなく叫んでみるのであった。
「シェーン、カム・バック!」


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2015/02/24(火) | 2015年春夏菜園準備します | トラックバック:(0) | コメント:(4)

新菜園ついに完成!ってことに。

 春である。我が家の彼岸桜も満開。近所の桜も満開で、こりゃあお花見に出かけて桜の下で一杯やらねば日本人ではないよ非国民だよ、という事態になってきた。しかし、エディブル・ガーデナーとしては花を愛でつつ美味いものを食したり酔っ払って人様の迷惑になったりしているヒマはない。私にはミッションがあるのだ。荒れ野を耕して新たな菜園を生み出すという尊くも過酷なミッションが!

桜 
でかくなってかなり持て余している我が家の桜。1年に3回くらい咲いてくれるといいのにい。

 って、このミッション、実は2月に着手したのだけど(過去記事)忙しいとか寒いとか歯が痛いとか星の並びが悪いとか友引だとか、さまざまな理由を挙げては延期に延期を重ね、ほったらかしのまま今に至っていた。そうこうするうちに世の中はすっかり春になってしまうし、注文した種はどんどん届いてしまうし、ついにはワン・ダイレクションからゼインが脱退してしまうという終末的危機に見舞われるまでに……んなこた全然関係ないんだけど、とにかくもはや菜園作りに待ったなし! 今度こそ、シャベル3本(本数が多ければ作業が早まるわけでは全然ないが。千手観音じゃあるまいし)とクワを持って私は勇ましく元ハーブ園、またの名を雑草ガーデンに飛び出していったのであーる。

ハーブガーデン 
ぐちゃぐちゃで生産性の低い雑草庭園を豊穣な農地に変えるのだ。それにしてもひどいな。

 まずはこの開拓予定地に植わっている植物で今後も使えそうなもの(スイセン、アイリス、クリスマスローズ、花柚、ペパーミント、タイム、その他の花球根)をすべて他所に移植。それ以外のアップルミント、キャットニップ、名も知らぬ多年草多数、有象無象の雑草どもなどなどは片っ端から引っこ抜いていった。最初は花もいっぱいでしかも料理の役に立つファンシーなハーブ園を夢見ていたんだけど、現実は厳しい。多年草が多いとつい放置状態になって、数ヶ月後にはお化け屋敷になっちゃうのだから。

 さて、いよいよ菜園作り作業最大のエンターテイメントでありいちばんのお楽しみ、メイン・イベントというべき穴掘り作業に突入だ。約130㎝x180㎝のスペースの土地を、端からできる限り深く掘っていく。荒地とはいえハーブ園にする前にいちおうは開墾してあるので、深さ30㎝くらいまではシャカシャカ掘れる。しかし、深さ50㎝くらいになると粘土層が出てきて俄然掘りにくくなってくる。それを我慢してさらに掘り続け、深さ100㎝ともなると白骨死体とかが出てきて、深さ2メートルに至るとマンモスの骨が出てくる。んなわけはない。ダンナと代わり番こに穴掘り業務をやったんだけど、最初は「80㎝くらいまで掘ると水はけがよくなるらしいよ」などと言っていたのが、次第に寡黙になり、いつの間にか50㎝くらいでいいんじゃないかという暗黙の了解になっている。そういうこと(楽な方に流れやすいこと)に関しては気の合う夫婦といえるかもだが。

掘ってます 
水はけを良くするためには深く掘りたい。財宝や石油、温泉などが出てきたら人生変わるのだが。

 さて、端から掘ってはその穴に腐葉土や家庭ゴミ由来の有機肥料などをぶち込み、粘土の塊などをよけた土と混ぜて埋めていく。これは1日で完了できる作業ではない。まあ常日頃から土木工事に慣れ親しんでいる人、あるいはやる気と体力を持て余している人ならできるかもしれないけど、もう背中は痛いわ腕は疲れるわで軟弱な小市民にはとても続けられるもんではない。完全に菜園の土を元のレベルまでに埋め戻すのにえっらい時間がかかってしまった。菜園は1日にしてならず、なのである。

混ぜて戻そう 
粘土の塊を捨て、代わりに腐葉土などを足して元のレベルまで埋め戻したの図。

 土台の地面が整ったところで近所のホームセンターで購入した枕木の登場だ。3,218円のガーデン枕木1800(180㎝ x 20㎝ x 8㎝)を2本、2,138円のガーデン枕木1200(120㎝ x 20㎝ x 8㎝)を2本、しめて10,712円の投資である。
 しかし、枕木とはいうものの、実際1メートル80センチもある枕木なんぞ存在するわけがなく、どうせ角材を適当にペイントしたものに過ぎないんだろうなあ。とは思うものの、今さらレンガを積んで菜園の枠組みを作る時間も能力もないし、ま、とりあえずさっさとできてそれなりの形になる枕木は便利でいいか! てなことで、耕した土地のまわりに並べてみる。おおっ、なんか一気にレイズドベッドっぽいじゃないですか。
 しかし、水平器もなんも使っていないので相当アバウトな長方体だ。二辺は元からある縁石の上に載ってるんだけど、この縁石がちゃんと水平・直角になってるかどうかも怪しいもんだし。ま、ここは深く考えないことにして、1個111円のかすがいを8つ使って(合計888円)さっさと枕木を固定してしまう。なんたって、子はかすがいですから(意味不明)。

枕木 
菜園予定地を枕木で囲んでみる。市販の枕木がなぜかぴったりにはまった。

 さて、あとはここに黒土と腐葉土と家庭ゴミ由来の有機肥料をどんどんぶち込んで枕木の上辺のレベルまでに持ってこれば良いのだ。が、黒土を何袋入れても全然スペースが埋まらず、何度もホームセンターを往復するはめに。現在のところ黒土が20袋以上、腐葉土が10袋程度入っているものの、まだ満タンとは言えない。今後さらに堆肥や有機肥料なども加えて完成に持って行こうと思う。我が家としては最大級のレイズドベッドの完成、ちゅーことになる。めでたしめでたし。

レイズドベッド完成 
朝見てみると、土の上にナスカの地上絵のようなものが!? 宇宙人が遊びに来てたのかも。

 こうして花いっぱいのハーブ園(になるはずだったもの)が消え、ついにまごうことなき菜園(になるはずのもの)が出現した。ファンシー&ラブリーな世界が現実的かつ実際的な世界へと変わっていくなんて、まるで戦時中のよう。今の世相を反映していると言えないこともない。でもまあ仕方あるまい。雑草庭園じゃ夢も希望もないんだし。


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2015/03/31(火) | 2015年春夏菜園準備します | トラックバック:(0) | コメント:(2)

これが2015年春夏菜園の全貌だ!

 そういうわけで人跡未踏の荒れ野を切り開き、ついに悲願の新菜園を完成させたのであるが、ここで勝利の美酒に酔って電車を乗り過ごしたり二日酔いに苦しんだりしている暇はない。春夏菜園に向けての準備はもはや待ったなしだ。ていうか、もうとっくに始まっていないとまずいのだが、例年通り人様の数歩後ろを行く我が家、新しく作った新菜園(新レイズドベッド)以外はすべての菜園スペースが前回の作物を撤収したときのままになっている。根っこなんかまんま地面の中に残っていて、その上に雑草が繁茂していたりする。花なんか咲いたりもする。いかんな〜、これではいかん。まずは雑草、根っこ、ゴミなどをすべて取り除き、徹底的な天地返しをし、しかるのちに家庭ゴミ由来の堆肥を入れ、酸性度チェックをして苦土石灰をまき、最後にボカシ肥をすき込む……という作業をせねばならない。これに3週間はかかるだろう。うわ〜頭いて。誰がやるんだオイ? 

全体像 
室内から庭を望む。奥にある新レイズドベッド以外はまだ手付かず。

 水は低きに流れ、人は易きに流れるのが世の常。エディブル・ガーデナーも例外ではござらん。厳しい土木作業はおいといて、もっと楽でファンシーなことからスタートすることにした。それは春夏菜園の栽培計画を立てること。知的でスタイリッシュな私にぴったりのお仕事だわ。と、周囲の人心を寒からしめる発言をしつつ、どどーんとやってみたのでご覧いただきたい。

新ハーブ園&新レイズドベッド
菜園
  旧多年草園は今年から新ハーブ園として出直すことに。主要アイテムはアーティチョークとルバーブという、いかにも西欧かぶれのガーデナーが陥りそうな、普段の食卓には上りそうもない2種。アーティチョークは現在種から発育中で、ルバーブはサカタのタネに発注済みだ。タイムとミントとフェンネルは旧多年草園から移植済み。これから種をまくチャイブが不安要素かな。あと 隙間に買ってきたハーブ苗を適当に植えるつもり。

 さて、懸案の新レイズドベッド。なんとここにトマトタワーを持ってくる予定だ。これまで連作に弱いトマトを3年間同じトマトサークルで土を入れ替えつつやってきたのだけど、いい加減マンネリなので新菜園を開拓したこの機会にガラリと新展開に打って出てみたい。さらに3年連続でチャレンジしながら思うような結果が得られないズッキーニも、ここならある程度のスペースを使って育てられるのでは。あとはお決まりのバジル。さらにまわりをレタスとケールで囲み、4隅には花(サンパチェンス)も配してビジュアル度もアップ。って、果たしてそんなにいっぱい植えられるほど広かったかなあ、新レイズドベッド……

メイン・ガーデン
菜園_0001
 はてさて、トマトタワーなきあとのトマトサークルだが、やっぱり中心には背の高いものを持ってきたいので、トウモロコシに初挑戦することにした。そしてその足元でエダマメもやってみちゃう。どちらも種から育てるので私にとってはむちゃくちゃ危険な賭け、って感じなのだけど、もう失敗には慣れっこなのでショックでひきこもりになったりはしないだろう。

 メイン・ガーデン通路側は、サトイモとショウガの一緒植えというのに挑戦だ。日なたを好むサトイモと日なた〜半日陰を好むショウガを一緒に植えるとスペースが有効利用できるのである。……なんて知ったようなことをほざいているが、これはサカタのタネのカタログの受け売りで、サカタのタネに言われるがままに高額なサトイモやショウガの苗を購入してしまった。これまでK華園で激安ものに慣れていた身としては痛い出費だが、いったん足を踏み入れてしまったハイソな世界、もう後戻りはできなくってよ。

 メイン・ガーデンの家側は今年も去年と同じ場所でキュウリを栽培いたす。去年は天候不順のためいまいちの結果だったのでそのリベンジといきたい。その前の空き地にはナスかトウガラシを植え、いつものように大葉とイタリアンパセリを両端に配す予定。って、連作障害はどーすんだ!? ということに関してはまた次回。

旧レイズドベッドまわり
菜園_0002
 さて、庭の隅の葉もの菜園、現在はジャガイモが生育中。ふふふ、こっそり冬の間に仕込んでおいたのさ。これが終わったらソッコーでナスでも植えようかと思っている。
 
 そしてレイズドベッドだが、大胆にもニンジンを種から育ててみることに。ニンジンは毎朝必ずジュースに入れているので我が家的には非常に需要の多い野菜だ。とはいえ、ニンジンは実のところ「植えるな危険」の野菜でもあるのだけど、もうすでに我が家では野菜を「装飾的」基準で選んだりしていないのでいいでしょ。問題は、以前フィンガーキャロットという小型ニンジンの種をまいてひとつも収穫できなかったこと。今回はうまくいく、という公算はまったくないのだけど、懲りずに再挑戦。これだけのスペースを使って全滅だったらさすがのオレもメゲそうだな。。。

 一階テラスの大型透水プランターは例年通りニガウリの苗を植え、グリーンカーテンをやる予定。我が家の夏の風物詩だからこれは欠かせない。つって、このプランターを使うなら、土を全取っ替えしないと連作障害が起きちゃうじゃないですか。いったいどこから土を持ってきて、この土をどこに持っていくつもりなんですか。と、毎年頭を悩ませていることには、新しい解決策を取ることにした。詳しくはこれまた次回。



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2015/04/08(水) | 2015年春夏菜園準備します | トラックバック:(0) | コメント:(2)

連作障害もなんのその(のはず?)

 さて、今年もゴールデンウイークに一気植えを予定しているので、もう一歩も引けないわ!ちゅーことで、こないだの日曜日は火だるま、雪だるま、選挙だるまとなって土作りに打ち込んだ。
「まずは雑草、根っこ、ゴミなどをすべて取り除き、徹底的な天地返しをし、しかるのちに家庭ゴミ由来の堆肥を入れ、酸性度チェックをして苦土石灰をまき、最後にボカシ肥をすき込む……という作業をせねばならない。これに3週間はかかるだろう。」
という前回の記述の、上から1行目半くらいまでのことをなんとかやり遂げたと言っておこう。その模様を詳しく述べるとあまりに陰惨でトゲトゲしく、人様の菜園作りの夢に水を差しかねないし、どこも「素敵なエディブル・ガーデン」って感じじゃないので、ここでは省略しておく。とにかく突貫工事の末、1日ですべての耕作予定地の下準備を済ませることができた。家の庭が猫の額でよかった、と心から思う珍しいひとときである。

整地済 
今や花壇はお花だらけ。背後に控えるメイン・ガーデンの左側にキュウリを植える予定よ。

 さて、トマトやズッキーニ、キュウリなど、メイン野菜のほとんどは安易にも例年通り近所のホームセンターで苗を買って植える予定なのだけど、今回は(サカタのタネのカタログの影響により)大胆にも種から育てようとしているものがいくつかある。まずはニンジン、そしてトウモロコシ、エダマメである。この3点は勢いに乗ってサカタのタネで注文してしまった。これが全滅だったりすると今後農家としてやっていけないので(今までも農家としてやってないけど)決死の覚悟で臨みたいと思う。あー、むちゃくちゃ心配!!

種 
種いろいろ。サカタのタネのニンジン、エダマメ、トウモロコシ。ネットで買ったケールとアーティチョーク。

 それだけではない。実は冬の間に種をまき、室内でこっそり育てていた苗もあるのさっ!
 どちらも近所のホームセンターあたりでは見当たらない珍しい野菜(たんに人気がないだけともいえるが)のアーティチョークとケールである。なんかハリウッド・セレブが喜びそうな取り合わせだわね。以前にもアーティチョークを種から育てたことはあるんだけど、貧弱なうちに地植えしたらナメクジかダンゴムシか何かにやられてあえなく失敗。今度は鉢でかなり大きくしてから移植するつもりだ。

アーティチョーク 
種から育てたアーティチョークの苗。なせばなる。

 また、ケールは去年種から育てた青汁用の結球しないキャベツみたいなヤツが今も健在で連日葉っぱを提供してくれているんだけど、今回はカーリータイプという縮れ葉のものをやってみることにした。生サラダにはこちらがいいみたい。今のところ両者順調に大きくなっていて、奇跡じゃないか? こんなところで幸運を使い果たしちゃまずいんじゃないか? とややペシミスティックになっている。
 あと、チャイブの種もまいたんだけど、こちらはまだ煙も見えずな状態。花もきれいなのでたくさん咲かせたいんだけどなあ。

ケール 
こちらは種から育てたケールの苗。とくいとくい。

 さて、である。なんやかんや言いながらも今年はわずか1日で菜園の土地の下準備が完了した。実は、それって我が家的には今までにありえない速さなのだ。
 というのも、これまでは連作障害を恐れるあまり、我が家では同じ場所に同じ作物を続けて植える場合は、用土の全取っ替えという作業をかならずやっていた。それまでの土を別の場所に出して、新しい用土を買ってきて入れることもあったし、別のプランターの土と入れ替えたりすることもあった。これがすごく大変で時間と労力がえらくかかる。おかげでこれまでは連作障害に遭わずにやってくることができた。しかし、そんな作業を2年、3年と続けていると、もうどの土をどこに入れたかわかんなくなってきて、知らないうちに連作しているなんてことも起こりかねない事態に。

ここも整地済 
右手の透水プランターでは毎年ニガウリをやるので、土の入れ替えが一苦労であった。

 そんなとき目に飛び込んだのが「連作障害ブロックW」。これまたサカタのタネのカタログに載っていたのだ。「菌の黒汁と天然ゼオライトのWパワーで連作障害を強力にブロック」と、一般人にはほとんど意味不明のキャッチフレーズが書いてある。菌の黒汁とは……!? ガマの油の一種みたいなものだろうか。
 なんでも苗の植え穴にひと握りパラパラこのブロックWをまいて植え込めば、あらあら不思議、連作障害があっさり雲散霧消してしまうのだという。なんということであろうか。そんな簡単に連作障害を防げるとは、今までの苦労はなんだったのか。流した汗と涙はまったくの無駄だったのか。青春を返せ!と山に向かって叫んでも、虚しくこだまが返ってくるばかりであった。

連作ブロック 
これが噂の連作障害ブロックW。勢いに乗って3つも購入したけど、一袋で20苗に使えるそうなので、当分もちそう。

 ということで、今回はこの連作障害ブロックWをフル活用するので、キュウリ棚もニガウリのグリーンカーテンも去年と同じ場所。大葉もイタリアンパセリも同じ場所。 連作障害ブロックWの威力をせいぜい拝ませてもらおうではないか!と思っている。頼むぜ!


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2015/04/15(水) | 2015年春夏菜園準備します | トラックバック:(0) | コメント:(4)

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