2015年秋冬菜園妄想中

 そういうわけで、今年は春夏野菜をいつまでもズルズル引きずるのをやめて秋冬菜園を積極的に展開することにした。まだ花も実もついていてこれからもう一花咲かせてやろうと意欲を見せるミニトマトやニガウリを引っこ抜くのはいささか心苦しかったけど、秋になるとトマトは実が色づくのに時間がかかるし、ニガウリもなかなか実が大きくならないのよねえ。それに近所の畑(プロがやってる)は9月に入ったらすぐトマトを撤収していたし。てなことで、9月20日、ミニトマト、バジル、ズッキーニ(結局ひとつも収穫できず:号泣)、ニガウリを撤収し、新旧レイズドベッドを更地に戻した。さようなら、アイコちゃん、お世話になりました。

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新レイズドベッドから旧レイズドベッドと透水プランターを望む。現在畑の準備中。

 今や忙しくてとても馬に乗ってる暇なぞないため、すっかり農耕用となってしまったおフランス製の乗馬ブーツを履き、スコップを手にして耕しまくりのシルバーウィークでござった。あーやれやれ。
 さて、その一方で何をどこに植えるかを考えねばならぬ。とりあえず夏のうちにサカタのタネのカタログを見て注文してあった種、それから近所のホームセンターで衝動買いしたものなどを集めてみるとこんなラインナップになった。

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なんかバリバリ気合入ってる割に種の準備がジミなような? これにニンニクが後から加わる予定だけど。

 やはり外せないのがソラマメ。今年はサカタのタネが熱烈宣伝していた「打越一寸」という時代劇の登場人物みたいな名前のヤツをやってみる。なんと種が¥756もするというありがたい品種である。よっぽどたくさんなってくれないと立つ瀬がない。そしてこの秋冬の葉物はコマツナとホウレンソウに絞った。カブは二度挑戦したけど、やっぱりちょっとむずかしいので今年は断念。それと、はじめさん推薦の紅くるり大根というのもやってみることに。小型の大根みたいなヤツなのでプランターでもできるんじゃないかと期待してる(のだけど、まきどきが9月中とゆーんで今頃猛烈焦っている)。そしてトドメはタマネギね。
 はあ? タマネギ??? と自分でも思ってしまう。平戸ニンニクを求めてホームセンターをウロウロするうち、ふとした出来心というか、ヤケというかで購入してしまった。ついに私もタマネギ・デビューね! って嬉しがるほどのものでもないが。

 そして写真を撮るのを忘れていたけど、茎ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツなど苗もいくつか購入した。毎年ヒヨドリとの戦いになってしまうんだけど、これ(アブラナ科)をやらずして何をやる?って感じだもんなあ。
 では、どこに何を植えるかをサクッと図解してみる。

メイン・ガーデン
菜園_0001

 その、ヒヨドリの餌食になりそうなアブラナ科を5苗ほど中心に持ってきた。まわりにはニンジンを種から育てる。ニンジンはリベンジなるか? まったく自信なし。
 メイン・ガーデンの両側だが、家側はまだケールが生息しているし、通路側はサトイモ、ショウガが秋冬の収穫を待っているところなので今後も当面稼働中。今までメイン・ガーデンは冬の間更地状態だったから、なんだかすごく有効利用してるみたいで気分がいい。

新レイズドベッド
菜園


 昨年トンネルを使って葉物野菜をやったらすごくうまくいったのでぜひ今年も! と思ったのだけど、トンネルを使うにはある程度のスペースが必要なので、やるとしたらここしかない!(去年と同じところだと連作障害が心配なので)なんと今年はトンネルを2つ導入してそれぞれにコマツナとホウレンソウを育てることに。そしてそのトンネルの間にソラマメをまいちゃう! 不安要素があるとしたら、まだそのトンネル(U字支柱と不織布が一体化していて広げるとトンネル状になるもの)が入荷しないということ。自分でトンネルを作る自信が皆無なので、このまま入荷しなかったらどうしようとヒヤヒヤしている。

旧レイズドベッド
菜園_0002


 今まで3年ほど使ったレイズドベッドの木材が古くなって歪んできてしまったので、新しい木材に取り替えた。3方を木で囲んだだけのいい加減な仕様なのでどうなるかと心配したものの、意外にスムーズに入れ替えられた。おさえに使っているのは打ち込み棒という名前の金属棒なんだけど、明らかに違う用途のためのものなんだろうなあ。暇になったら目立たないようにペイントしよう。ってきっと暇にならないだろうなあ。

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3メートル超えの一枚板。長持ちしてくれるといいんだけど。これもシルバーウィークの大事業であったわ。

 その旧レイズドベッドにはあまり深く考えることなく噂のタマネギを行ってみたい。そしてその背後の大型透水プランターには紅くるり大根だ。と今これ書きながら思ったんだけど、大根ってアブラナ科? そーえば去年ここでハクサイ育てたよなあ。その前の年は大根。。。バリバリ連作障害候補じゃん!? あう〜っ、今のはなかったことにして次行きましょう。
 その旧レイズドベッドの斜め前の庭の隅っこ菜園には、前回見事に大失敗したニンニクに懲りずに再挑戦。今度は国産ニンニクだからきっと大丈夫よ! たぶんね。


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2015/09/24(木) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

アブラナ科、早くも受難

 そうゆうわけで立派な構想は描いてみたものの、いよいよ秋もどっぷりになってきたのに作業が全然伴っていない今日この頃。今年は夏が早く終わったんで秋冬菜園積極展開・なんちゃって一億総活躍を誓ったんだけど、なんだかいろいろ思うように進んでなくて、このままじゃ例年とあんまり変わんない展開になりそうな雲行きだ。

 しかしっ。一ヶ所だけ例年にないワイルド・スピードで進んでるところがあるのでさあ。それはメイン・ガーデンのセンターサークル。いつもならトマトタワーが年末くらいまで撤収できずにいるんだけど、今年はトウモロコシを大胆栽培。そして大胆失敗。しかし、そんなことにいちいちメゲてたら家庭菜園なんてやっちゃおられません。8月8日に泣く泣くトウモロコシを撤収したあと一週間ほど悄然としていたものの(てか、暑くてやる気がまったく出なかった)、やおらスコップを持って立ち上がり、来たるべき秋冬に備えて土作りを始めたのであった。8月に土作りなんていまだかつてない快挙! やればできるじゃんオレ。自分を褒めてあげたい。

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センターサークルのアブラナ…ブラザーズ。58円だけあって貧弱さは否めない。

 と一通り月並みな文句を並べて自画自賛したあと、Kロガネヤで1本58円とかの格安苗を買ってきて植えた。芽キャベツ1、茎ブロッコリー(ステックセニョール)2、カリフラワー2というメンツである。芽キャベツは2年ほど続けてトライして全然うまくできずに「二度とやんない」と宣言したものの、引退を宣言しても素知らぬ顔で活動を続けるラッパーのようにまたやることにしてしまった。言い訳するようだが、8月に苗を植え付けるといういまだかつてない快挙的展開なら芽キャベツもうまくいくかもしれんと思ったのである。甘いかもしれぬ。楽観が過ぎるかもしれぬ。しかし、そういう夢や希望があるからこそ家庭菜園は楽しいのだ。失敗しても困る人はいないんだし。って、いるよな、やっぱ。ってオレのことだけど。

 そう、メイン・ガーデンのセンターサークルの苗の植え付けは8月30日に行なわれた。翌日、その苗を囲むようにニンジン(ベターリッチ)の種をサークル状にまいた。8月、8月とエラそうに言ってるけど、きわめてギリギリなのであった。

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植えつけたの図。まだ8月中に秋冬物の植え付けは前代未聞の早さ(ってうち的にはの話)

 順調に成長を続けているかに見えたアブラナ科3兄弟の芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーだが、いつも見るとバッタのような昆虫がくっついている。そしてなぜか葉っぱが破損したりなくなったりしている。バッタの存在と、アブラナ科野菜の損傷がひとつに結びつくのに少々時間がかかってしまった。まさかバッタが野菜を食べるとは、それもあそこまで旺盛に食べまくるとは思わなんだ。しかも我が庭にはかなりのバッタ軍団が潜んでいるようなのだ。昨年からこの夏まで生き延びていたケールはこれで全滅してしまった(新しいケールはまだ無事)。

 どうやらオンブバッタという種類のようで、多くは大きめのバッタの上に小さいのがくっついたおんぶ状のスタイルで野菜の葉に鎮座している。あら〜、お母さん、お子さんは今おいくつ? 
 なんて思ってはいかん。乗っているのはオス、乗られているのはメスで、今や交尾の真っ最中! 白昼堂々人目もはばからずやりたい放題である。うちの庭はてめえらのラブホではない!!
 ……というわけでもないらしく、他の昆虫は交尾が終わればさっさと離れるものの、オンブバッタはただ惰性でオスがメスの上に乗り続けているんだそうな。なんかつくづくイヤな感じの生物である。まあそーゆーだらしない性格はともかく、大切な野菜の葉を食いまくるのは許せない。

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愛を語り合うオンブバッタのカップル……ではないらしいが。

 ということで、見つけたらさっそく捕殺。と行きたいところだが、バッタというのは跳躍力がものすごく、ちょっと指が触れただけでぴょよーんとジャンプしてどこかに消えてしまう。いろいろ試行錯誤した挙句に編み出した究極のオンブバッタ退治法、それは葉にとまっているバッタをいきなりハサミで半分に切断するというやり方だ。それも2匹重なっているところをまとめて一刀両断する。こうやって瞬殺しないと遠くに逃げられてしまう。そしてすぐにぴょよーんと戻ってこられてしまう。さすがに半分になったバッタがピクピク足を動かしているのを見ると、ああー私の地獄行きは決まったな、と思うけど。

 しかし、この一件について報告するとうちのダンナは可哀想じゃないかという。小さい頃、バッタを虫かごに入れて飼ってた話なんかをする。そんなにムキになって殺さなくてもいいんじゃないの? なんてコキやがる。
 じゃあ殺虫剤でもまけばいいわけ? それとも気の済むまで食べさせてやればいいわけ? みたいなことになって、我が家ではオンブバッタを巡る一大争議が巻き起こったのであった。「食べさせてやればいいんじゃないの?」というダンナがいちばん率先してブロッコリーやカリフラワーを食べるくせに、である。

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別のところに植えたブロッコリーは好きに食べさせてやった結果ボロボロ……

 結局バッタのハサミ刑執行は今後も実施されることで落ち着いた。しかし、今後すべてのバッタを処刑したとしても、次はヒヨドリの攻撃が控えている。さすがにヒヨドリはハサミでちょん切れないしなあ。アブラナ科は頭が痛い。


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2015/10/03(土) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(4)

ニンニク、失敗は許されない

 本業の方が滞りまくってブログの更新どころではないっちゅーことになってるんだけど(なのに今日はこれからお台場でポールウェラーだあ)、菜園仕事は待ってくれない。って、締め切りも待ってくれないんだけどね。とりあえずサクッと秋の菜園計画進捗状況その1ニンニク編を記しておく。

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ニンニクが届いた! 300グラムで4個って感じか。

 10月に入ってサカタのタネから待ちに待ったニンニクが送られてきた。これは種というんだろうか? それとも球根というんだろうか?(正解は「種球」というのであった!)待たせただけあって(?)実に大きくて立派なニンニク。昨年植えて見事に失敗した中国産のヤツとはえらい違いだ。

 しかし普段料理に使って食べているニンニクと実によく似ている。噂の平戸ニンニクが売り切れていたため「ニューホワイト六片」というのを注文したのだけど、先日らでぃっしゅぼーやで購入した同種のニンニクと瓜ふたつ。いや、ニンニクふたつである。
 しかしなあ、この種ニンニク、サカタのタネでは300グラムで1580円(税込)もしたのだ。ところがらでぃっしゅの食用ニンニクは500グラムで1620円。この値段差はなんなのだろう。どちらも青森産だが、サカタのタネは「中でも高品質を誇る福地系から、さらに厳選した高級品種」だと自慢げに宣伝している。一方らでぃっしゅは「有機ニンニク」を強調し「すべて農薬不使用か、有機JAS認定を取得している」と謳っている。いずれにしろたいした違いではない。来年は食用の余ったヤツを植えてみようかとマジに思った。

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左が食用として購入したもの。右が栽培用。どう見ても同じである。

 というわけで、常日頃食べているよりさらにワンランク上の種ニンニクを植えるのである。失敗は許されない。はじめさんのページでは 水につけると発芽しやすい、ということだったので真似してやってみたんだけど、1日経っても変化なし(涙)。これ以上待っていられないということで、発芽を待たずに植えることに。

 さて、10月初旬のある日。あらかじめ黒マルチを張った庭の端っこのカーブ型菜園に株間15センチで配置してみる。バラバラにした種が20個くらい植えられそうだ。これでうまくすればニンニク20個分になるのだろうか。だとすると1580円の投資のし甲斐があると言えそうだ。まだ丸一個ニンニクが残っているので、プランターでもやってみよう。すべて順調にいけば、300グラムの袋6個くらいの収穫が望める。金額にして一万円近い。と昼間から捕らぬタヌキな感じの夢を見てほくそ笑む今日この頃だ。

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株間15センチってことで、けっこうぎうぎうに植えていいみたいね。

 考えてみれば去年の中国産ニンニクはおおよそ1個分(6〜7片)で300円くらいだった。2階のテラスのプランターで地味に育てていて、規模も投資も小さかった。だからアブラムシにやられていたのにろくに気づかず、その後のケアもおろそかだった。よって春が来る前にお陀仏になってしまった。今回は菜園の貴重な一部をニンニクのために開け、高級品種の種球を購入、マルチなどの準備も怠りない。絶対失敗してなるものかという気概は燃える炎のごときである。やはり菜園はある程度お金をかけなきゃダメよね〜、などと改めて思うのであった。

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まだ何にも出てこないわ〜(汗)。ニンニク種球になにかあったんじゃないかと不安になる。

 んなわけで、毎日のように見回りをしてるんだけど、植付けからかれこれ2週間が経とうとしているのに、ニンニク畑に変化なし。なんの芽も出てきやしません。やっぱちゃんと発芽させてから植えるべきだったか!?と後悔に苛まれる毎日である。しかし、ニンニクの収穫は来年の5、6月とか。それまでこんな日々が続いたら胃に穴が開いちゃいそうだ。いや、年内に開きそうだ。


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2015/10/14(水) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(4)

タマネギ迷走中

 ホームセンターでタマネギの球根を見つけたのはまだ残暑厳しい頃だった。ニンジンが終わった後空いていたレイズドベッドに何を植えようかと考えていた私の目にふと入ってきたのはタマネギの球根。ペコロス(小タマネギ)のさらに小さいような球根が網袋の中に15球くらい入っている。ほほう、タマネギか、面白そうじゃないか。タマネギは絶対にあって困らない野菜だし、新鮮な春タマネギなんて猛烈うまいに決まってる。
 と思って買ったのだけど、タマネギの実がどんなふうになるのか、そのとき私はまったく理解していなかった。これを植えるとにょろにょろと茎が伸びてきて、そのうち花が咲いて実を結ぶのか。あるいはジャガイモみたいに地中でゴロゴロ増えていくのか。とにかく、15個以上あるんだからレイズドベッドはいっぱいになるだろう、と思っていた。

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タマネギの球根。使えないのを2、3捨てたので15個植えることに。国産、311円。

 ところがどっこいである。9月27日、レイズドベッドに黒マルチを張って、さ〜植えますわよ〜! と張り切りつつ、株間はどんくらいだ?と説明書を読んでみると……なんと株と株の間はわずか10〜15センチ空けるだけでいいんだそうな。
 このとき初めて了解した。タマネギちゅーのはこの球根が成長してタマネギサイズになるだけで、伸びて花がついたり地下で増えたりするもんじゃないのだ。一個の球根にタマネギひとつ、だからこれだと15個しか収穫できないことになる。まー我が家の場合ひとつの野菜が15個収穫できたとしたら大量収穫の部類に入るのだけど、株間10〜15センチならぎうぎうに植えてさらなる大量収穫が見込めるはずだ。実際10〜15センチで球根を植えてみたらレイズドベッドの真ん中だけで終わってしまい、左右にはだだっ広い空白が広がっている。すぐさまホームセンターに駆け込んだのは言うまでもない。

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タマネギ球根を植える準備中。敷地の割に住民があまりにも少ないという。。。

 ところがどっこいである。ホームセンターに行って数週間前にタマネギの球根を買ったコーナーを見てみると、タマネギ球根は跡形もなく姿を消しているではないか。聞いてみると、もう置いていないという。ガガガガガ〜ン! 目の前が真っ暗になる。私があまりにも青ざめていたのを見かねたか、お店の人は「球根の時期は終わりましたが、10月後半に苗が入荷します。今予約受付中ですよ」
 予約ですか。野菜苗の予約なんて制度があるんですかいな。アーティストの来日チケットみたいでドキドキするじゃないか。うわああ、私のよーなシロウトのエセ家庭菜園家でも予約できるんでしょうか?
「もちろんできますよ。100苗からです」
 それを聞いた途端、タマネギ苗予約の望みは絶たれた。いくらなんでも100苗は多すぎる。やはり苗の予約なんてタマネギ限定スペシャル農家、あるいはこの道うん十年のプロがやることよねえ。そ、そうですか……じゃあいいです……。涙を浮かべつつ、店を後にしようとしたとき、ふと種売り場の棚が目に入った。タマネギの種がたくさん並んでいるではないか。タマネギって球根からじゃなく種からも育てられるわけ? ふむふむ、まだなんとか間に合うかもしれない。次の瞬間、私は「レッドグラマー」という赤タマネギの種をひっつかんでレジに向かっていた。

 まきどきは9月中旬ということになっているけど、この際仕方ない。9月の下旬というより末近くに赤タマネギの種をプランターにまいた。しかし、タマネギの種はあまりにも小さく、球根の大きさの100分の1にも満たない感じだ。これがレイズドベッドに苗付けできるのは一体いつのことだろう。一方でレイズドベッドの中央に植えた球根のタマネギはどんどん大きくなっていく。それではひとつの畑の中で時差ができすぎてしまう。

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赤タマネギの名前がレッドグラマーってなんかすごそう。茎が鉛筆くらいになったら畑に植え付けるのよ。

 うむむむむむむ〜〜〜と悩みに悩み考えに考えた末、10月後半に売り出されるというタマネギの苗とゆうヤツをゲットしてみることにした。問題は100苗もあって予約が必要という敷居の高さだ。しかし、勇気を振り絞って電話で問い合わせたところ、気になるお値段はなんと100苗で 500円! え!? え!? え!? そんなにお安いんですの!? 球根は15個で300円以上したはずなのに。
 だったら植えられるだけ植えてあとは捨てちゃってもいいよな。と頭の中で姑息に考えつつタマネギ限定スペシャル農家になりすまして堂々と予約を入れた。10月24日以降に入荷したら連絡してくれるという。すてきだ。

 というわけで、結局タマネギを球根、苗、種という3パターンで育てることになった。うちってそこまでタマネギ好きだったかなあと思いつつ。(つづく)


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2015/11/04(水) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

タマネギ迷走中・その2

 そんなわけで10月24日、ホームセンターからタマネギの苗入荷の連絡が入った。いざいざ取りに行かねばと思ったものの、なにしろ100本もの苗である。普通の乗用車のトランクに収まりきるのだろうか? タマネギ限定スペシャル農家っぽく軽トラックとか借りた方がいいのではないか? という不安が胸をよぎったが、最悪後日配達してもらおうということになり、意を決して出かけて行った。
 カウンターで来店の意図を告げると「はい、今お持ちします」という。ええっ? 室内なのに!? と戸惑っていると、あっという間に戻ってきた店員さんにビニール袋を手渡された。恐る恐る中を覗いてみると……
 こ、これがタマネギ苗100本か!?!?

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タマネギ苗100本。このまま炒め物として食べられそう。いちおう110本くらい入ってたかな。

 スーパーの店頭に並んでいるニラとか万能ネギとかの束となんら変わらない。よく見かける青いテープで束ねられているからなおさらスーパーの野菜売り場感が高まる。太さは一番太いところで鉛筆くらい。先端の将来実となるであろうところは、極小のラッキョウみたいに見えなくもないが、これが膨らんでタマネギになるとはとても思えない。タマネギの苗が球根とこんなににも違うとは……。これじゃ軽トラはおろか、車のトランクを開ける必要もないな。まあたしかに、たったの500円でトランクがいっぱいになるほどモノが買えると思う方がおかしいのだが。。。
 そんなわけで、さっそくレイズドベッドの空いている部分に植えていった。すでに植えて一ヶ月近く経つ球根タマネギに比べると苗タマネギはあまりにも貧弱だが、仕方あるまい。黒マルチの穴に一本一本挿していく。田植えってこんな感じかとか思いながら。あっという間に約50苗を植え終わった。

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教科書には「鉛筆くらいの太さになったら地植え」とあるが、色鉛筆の芯くらいの太さ。奥は一ヶ月前に球根で植えたヤツ。

 余った苗は捨てちまおうと思っていたのだが、まだ半分も残っているとこれがなかなか捨てがたい。それに今日植えた苗が全部順調に育たなかった場合にリリーフがいた方がいい。とりあえず植えておけば、ペコロス(小タマネギ)として洋風煮込みなんぞに使えるしね。などと言い訳を考えて、結局残りの50本も全部プランターにぎうぎう気味に植えてしまった。あーあ、私って捨てられない女。

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ビニールマルチじゃないので大きくはならないだろうなあ。って、そんなにたくさんできても困るのだが。

 はてさて、なんだか成り行きでまいてしまった赤タマネギの種からも葉っぱが出てきて成長中だ。まだシャーペンの芯くらいの太さなんだけど、本格的な寒さの到来前に植え付けができるかどうか。これも順調にいくと100本くらい苗ができちゃいそうで、捨てられない女としては植え場所に困りそうだ。いや、今度こそ捨てよう。と、心の中で自分に言い聞かせているところ。

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赤タマネギのレッドグラマーの苗準備中。鉛筆はまだまだ遠い。

 赤タマネギはまだだが、とりあえず普通のタマネギの仕込みは終わった。タマネギはただ実が膨らむのを待っていればいいだけだから、あとは2回くらい肥料をちょびっとやっておけばひとりで勝手に大きくなってくれるらしい。しかし、時間がかかるのが難点で、めでたく収穫できるのは来年の5、6月、というから気が長い。さーて、それまでにレシピでも研究しておくかな。なにしろ50個も収穫できちゃったら食べるのも大変そうだし。って、すっかり成功する気になってる自分が怖いのだった。


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2015/11/12(木) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(8)

消えた紅くるりの謎

 本来ならば今頃はそろそろ収穫期を迎え、連日の紅くるり祭りが繰り広げられていたはず、サラダにスープに漬物にと食卓を真っ赤に彩っていたはず……の紅くるり大根。なのであるが、ない。ない。ない。食卓の上ばかりか、キッチンにもない。菜園にもない。或る日突然、忽然と姿を消してしまったのである。

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これが紅くるり(画像無断転載)。切った中身も同じように赤いのよ。

 知らない人は知らないと思うので説明しておくが(とえらそーに言ってる私も最近までまったく知らずはじめさんのブログで知ったのだけど)、紅くるりちゅーのは外皮のみならず中まで赤い色の大根なんだね。その赤さたるやワインさながらで、ご飯に混ぜて炊くとお赤飯になっちゃうほど。もちろん人工着色ではなく、ポリフェノールがばっちり含まれているからであって、つまりアンチエイジング効果もバリバリなのよ。しかも大根としても美味だというじゃないですか。これを栽培するのはエディブル・ガーデナーの使命だわ、宿命だわ。

 と思って、サカタのタネで432円を投じて種を購入、大型透水プランターにまいたのは9月末のことだった(いつもまきどきリミットぎりぎりね・汗)。説明書によると株間30センチで、一ヶ所に3粒程度まき、「茎色が赤くないものや生育の悪いものを間引いてください」とのこと。へえーそんなに小さいうちから茎が赤くなっちゃうわけ? しかも根じゃなくて茎が? やはし並みの大根じゃござらん感じだ。

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紅くるり、種まきから2週間ちょいでもうこんなに赤い。早く大きくなれ〜!

 紅くるりの種は意外やあっさりと揃って発芽。発芽率100パーセントくらいの勢いだ。そして種をまいてから2週間ほど経つと、説明書の通り茎の赤さが非常にハッキリとしてきた。うわうわ、なんだかすごく可愛らしくて間引きする気になれなーい! よし、もうちょい様子を見てからどいつを残すか決めることにしよう。とりあえず虫などにやられないよう不織布でもかけておくか。

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普段は虫よけ不織布など面倒臭いのでしないオレだが、紅くるりだけは特別だ。並ならぬ情熱を感じてほしい。

  ……と、その数日後のこと。不織布ごしにチビ紅くるりの生育具合をチェックした私は凍りついた。昨日まで赤い茎を伸ばして元気に双葉を広げていた紅くるりの姿はどこにもなく、地面には途中でちょん切られた茎と葉がばらまかれているのみ。30本ほど出ていたと思われる双葉はほぼ壊滅状態になっている。

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元気に伸びていた双葉ちゃんが……誰が幼い命を奪ったのか。絶対許せん!

 い、い、いったい何者が紅くるりベイビーズを断首・殺害に及んだのか!? 虫が入らぬようすっぽり不織布を被せておいたのに。オンブバッタであれば不織布をくぐり抜けて侵入することはできないはず。不織布を被せる前にチョウが卵を産みつけてアオムシが発生したということはありうるが、アオムシであればその場にとどまっているはずだから現行犯で逮捕できる。では、ナメクジ? 元からそこにナメクジがいたならば犯行に及ぶ可能性はあるが、彼らは犯行現場や逃亡経路にピカピカ光る跡を残す。証拠がないのであればナメクジ説は成り立たない。むむう、この完全密室犯罪の犯人は誰だ!?

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キリングフィールドと化したプランター内。今や紅くるりは壊滅状態だ。犯人は何者!?

 と、改めてプランターの土を凝視していると何かがゆっくり・もぞもぞと移動しているのに気づいた。あれっ、こ、これはもしかして……ダンゴムシ!? そうか、昼間だからほとんど活動していないが、もしかしたらダンゴムシがこのプランターに居ついているのかもしれん。さーて、どうする!?!?(つづく)


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2015/11/27(金) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

ダンゴムシ撲滅作戦

 そういえば我が家は我が家庭菜園では種をまいても大きくならずに終わる場合がものすごく多い。スイスチャードしかり、スープセロリしかり、フィンガーキャロットしかり。みーんな双葉のうちに斬首されて早々とジ・エンドになってしまった。幼い野菜の命を奪った下手人は間違いなくダンゴムシであろう、と私はにらんでいる。というのも、落ち葉がほったらかしで陰の方は草ぼうぼうの我が家の庭はどうやらダンゴムシのサンクチュアリー、あるいはパラダイスのようなのだ。何か手を打ったとしても、次から次へと出没する。だからメイン・ガーデンとかでは種から育てるのは無理かもと半ばあきらめているのが現状である。

 しかし、今回はプランターですよ!? しかも、今までに同じプランターでダイコンやハクサイを種から育てて成功した実績があるのに、ですよ!?!?
 とはいえ、いまさらふがふが言っても仕方ない。ダンゴムシにはダンゴムシの事情があるのだろう。たまたまやってきたら若くてうまい紅くるりダイコンがあったので美味しくいただきました、というところなんだろう。
 しかしそんな甘い状況がいつまでも続くと思うなよダンゴムシどもめ。正義の鉄槌を加えてやるわい。

 てなことで、早速用意したのはすでに以前にも使って家に置いてあったグリーンベイトという殺虫剤だ。以前庭で使ったのだけど、なにしろ次から次へとダンゴムシが出てくるのでうんざりして使うのをやめていた。それに我が家はいちおう無農薬菜園を標榜しているので、この殺虫剤を説明書通りにまくわけにはいかない。なので今回もトラップの誘因剤として使うことにした。ペットボトルにグリーンベイトを入れプランターに設置する。あとは待つだけ。とはいえ一晩はかかるので首を伸ばしていたりしないように。

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グリーンベイトのトラップ。殺虫剤や、いったん入ったダンゴムシが外に出ないことが肝心。

 翌朝見ると、グリーンベイトの素敵な匂いに誘われた20匹ほどのダンゴムシ諸君がペットボトルの中で絶命していた。さすが「まくだけ、食べさせて退治」と謳っているだけのことはある。
 さあ〜これで大丈夫、ダンゴムシは絶滅した! と思いたいところだが、 今までさんざんダンゴムシに悩まされてきているだけに簡単に油断はできない。ここで安心せずに追撃を加え、敵の息の根を止めるのだ。

 ネットをさんざん調べて見つけたのはアトリエ農園・抽象日記というページで紹介されているトラップだ。
勇気のある人はご覧ください。容器にスルメを入れて設置するだけで、こんなにもたくさんのダンゴムシが獲れるのかいな? と半ば疑いながら買ってきたスルメを食品トレイに入れ、プランターに埋めてみた。あたりに広がるスルメの香ばしい香り。ダンゴムシもこの匂いに誘われて、ああビール飲みてえとか思いながらやってくるのだろうか(だいたいあんな下等動物に嗅覚があるんだろうか。不思議だわ)。

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マッシュルームの入ってたトレイに入れたスルメ。土で汚れててごめん。

 と、設置後屋内に戻って仕事をしていると、庭の方でガサゴソ怪しい音がする。げげっ、昼間なのに反応早すぎ!? と思って外に飛び出すと…… トラップの中はすでに空(カラ)。もちろんダンゴムシは一匹も捕獲できていない。どうやら最近庭に出没しているチビ猫が盗んでいったらしい。これは間違いない。というのは、また新たにスルメを投入してトラップを作り直していたら、木陰からチビ猫が猫視眈々と見つめていたから。
 馬鹿者め、二度も三度もやられてたまるかっつうの。と、今回はダンゴムシ以外のものがトラップに近づけないようにしてみた。これならチビ猫もあきらめるだろう。

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猫がダンゴムシのトラップのスルメを盗まないよう防衛体制は万全に。

 その翌日。効果テキメンである。食品トレイの中にはアズキ粒よりも小さくて薄い色の、おそらくまだ真っ黒な大人のダンゴムシになりきっていないヤツがいーっぱい! (次の画像ですから、見たくない人は飛ばしてください)
 グリーンベイトよりスルメの方がはるかに効果が高い。お値段10分の一ほどなのに!!!
 広い庭でトラップを仕掛けるのは大変だけど、プランター内のダンゴムシ退治には大変有効だと思う。捕獲したダンゴムシが生きててウシャウシャしてるのはヤーだけど、ゴミと一緒に回収してもらっちゃいました。

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スルメ・トラップにかかったダンゴムシ。子供が多いみたい。

 さて、これで安心、すべてのダンゴムシを消し去ったわ! と、長年の経験から単純に喜べない疑い深い私がいる。最後の絨毯爆撃としてオーガニックワンという「化学物質を一切使っていない、安心な“不快害虫駆除剤”」をまくことにした。これは以前にも買ったことがあるんだけど、広い庭では効果がほとんどわからなかった。今回はプランターなので一度しっかりまけば、また外から新しいダンゴムシが次々入ってくることもあるまい。てなことで、「化石パワー」とやらの粉末をじょうろに入れて水を混ぜ、プランターにジャボジャボかけてみた。

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これがオーガニックワン。天然成分100パーセントよ。狭い場所なら効果ありとみた。

 まあまあするとどうでしょう。何事もなく静かに見えたプランターの表面からダンゴムシの阿鼻叫喚が……
 聞こえたりはしなかったけど、あっちこっちでトラップにかからなかったダンゴムシが、オーガニックワンの化石パワーを浴びてうごめいているではないか。さながらダンゴムシの地獄絵である。ううむ、これでは死んだら間違いなくダンゴムシ地獄に堕ちるだろうなあオレ、と思うのだった。って、こないだオンブバッタで思ったばかりだけどさ。

 かくして透水プランターのダンゴムシ祓いはなんとか終了した。苦しい戦いであった。しかし、テロとの戦いさながらに執拗に相手を叩いてやっと手にしたほろ苦い勝利。この経験は今後の人生にかならずや役に立つことであろう。と全然思えないのがちょっと悲しいんだけどね。



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2015/12/05(土) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

ブロッコリーとカリフラワーを同時収穫

 ブロッコリーとカリフラワーを収穫した。1個ずつではあるものの、緑のブロッコリーとその白バージョンのカリフラワー(というのはウソで、カリフラワーはキャベツの花の一種らしい)が仲良く揃って同時ゴールインするというのは、実にめでたく嬉しいことだ。つーて、ゴールインするのが私の胃袋、っていうのがちょっと悲しいでしょうけどね、お二人さんにとっては。

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カリフラワーとブロッコリー、同時に収穫っていうのが嬉しい!

 やはり今年は頑張って8月中に(ってギリギリの8月30日だけど)秋冬野菜の植え付けを行なったのが良かった。例年のように春夏野菜をだらだら長引かせたあと、北風が吹いてから植え付けると成長が遅くて、葉っぱがヒヨドリの餌食になってしまうのだが、先手必勝でまだ暑いうちにスタートしたので展開が早い(当社比)。しかしまあ、ヒヨドリはいなかったけどオンブバッタと青虫にはやられまくったな。アブラナ科はほんとに外敵が多くてめんどいと思う。

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1O月初旬のセンターサークル。中央に芽キャベツ、周囲にブロッコリーとカリフラワー、そのまわりをニンジンが囲む。

 ブロッコリーを育てたのは今年が初めてじゃないが、前述のように植えたのが早かったのと、肥料や土寄せをちゃんとやったのが奏功して今まででいちばん大きくなってくれた。つって、正確には「土寄せの真似事的な行為」と言うべきだろうか。株の周囲に自家製のぼかし肥をぐるりとまいて、まわりの土とミックスしつつグイグイと株に近づけてみた。よーするに肥料が直接ドバッと当たらないようにすればいいってことでしょ! なんて、もしかしたら大変な誤解があったりするのかもしれないけど、結果オーライってことで。

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11月半ばのセンターサークル。やたら混み合ってます。この頃は青虫との戦いよ。

 しかしこのブロッコリー、たしか茎ブロッコリーのスティック・セニョールと思って買い求めたはずなんだけど、どーみても普通のブロッコリーだよ、この花蕾(食べるところの部分ね)の大きさは〜! こんにゃろ不当表示だったのか!? スティック・セニョールなんてラテンな名前だからって、デナーダ!(なんでもないよ!)じゃ済まされないんだぞ!?
 と思って一瞬購入したホームセンターKろがねやに怒鳴り込みに行きそうになったが、ググってみたところ、スティック・セニョールの場合、いちばんでっかい花蕾が500円玉大に成長したら摘芯する!!!!!! という恐ろしい鉄則があることに今初めて気づいてしまった。きゃーっ! 時すでにお寿司。
 まっ、まあいいや。花蕾の大きさは500円玉というより5000円札くらいになっていて、やや遅きに逸したものの、とにかく摘芯したのだ。きっとこれから立派な茎ブロッコリーに成長して、今後もたくさん茎ブロッコリーを提供してくれることでしょう。なんて、甘いか!?

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これ、どう見ても茎ブロッコリーじゃないよね。もちろん茎まで食べるけどね!

 さて、今年は我が菜園始まって以来初めてカリフラワーを育ててみた。実は昨年カリフラワーの一種であるロマネスコを育ててみたんだけど、成長を暖かく見守っていたら花蕾が紫色に変色してしまい大失敗に終わったのであった。今年はこれに懲りて、いや、この教訓を大いに生かし、葉っぱの間に白い蕾が見え出したところで陽光を完全シャットアウト。外葉を一挙に中央に集めてぐるりと紐で巻き、蕾に光が当たらないようにした。まさに深窓の令嬢、あるいは塔の上のラプンツェルちゅう感じで育てたので、今回はまーっ白! 驚きの白さ!! わずかスプーン一杯で。って、洗剤は使っておりません。

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カリフラワーをちょっとデコラティブに金色の紐で縛ってみた。素敵だわ。

 カリフラワーは根っこごと抜いちゃったので、あと残っているのはカリフラワーが1株、ブロッコリーが2株。賑やかだったセンターサークルも今後スッキリしそうだ。少し涼しくなったところで見えてきたのは中心部に植わっている芽キャベツの株。あっらー、そんなところにいたのね、っていうくらい日陰の身だったので、まったく大きく成長していないのが悲しい。うーむ、いまだかつてうまく行った試しのない芽キャベツ、どうやら今回も成功とは反対の方向に驀進中のようだ。もう勝手にせい。

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肥料のせいでやたらでかくなったブロッコリーに挟まれで肩身の狭そうな芽キャベツ。周囲のニンジンの行方も大変不安。。。

 そんなこんなで今夜は焼きブロッコリー&カリフラワーの焼きサラダ・アンチョビソース。ブロッコリーもカリフラワーも下ゆでなしでソテーしただけで食べられる。柔らかいけどちゃんと歯ごたえがあって、新鮮な野菜の滋味がジュワー! 我が家の庭で美味しい野菜が獲れる贅沢を噛みしめるひととき。

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2015/12/12(土) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(4)

行く年来る年

 いやー、世の中すっかり行く年来る年になっちゃっているのだけど、まだ宿題が全然終わっていなくて大変やばい。お正月は温泉に行くという我が家始まって以来の珍イベントも入ってるし、汚い家の掃除もいちおうしなきゃだしで、もはや人事不省の我が身(我が脳味噌)であって庭など顧みている暇は2秒もないほどなのだが、ここで死力を尽くして本年最後のブログを更新しようと思う。来年はいつ更新できるか見当もつかないので(笑)。

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レイズドベッドの左がホウレンソウのトンネル、右がコマツナ・トンネル、そして中央に植わってるのがソラマメ軍団その1。

 冬枯れモードの家庭菜園だが、レイズドベッドに不織布で作ったトンネルで育てている青物が元気だ。一本はホウレンソウ、もう一本はコマツナのトンネルで、10月半ばにまいた種から順調に収穫が続いている。

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ホウレンソウ。ヒマワリの種と干しぶどうと一緒にオリーブオイルで炒めるのが好きです。

 ホウレンソウは以前もやったことがあるんだけど、そのときはトンネルにしなかったし、種をまく時期もやや遅かったので成長が悪かった。今回は間引きがいい加減なわりに元気にわさわさ出てきてくれて、今後もまだかなり収穫できそう。生でもいける柔らかさだけど、味はしっかりしていてホウレンソウ本来の旨味がジワ〜。ポパイ・パワーがみなぎってくる!

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コマツナをどっさり収穫。めっちゃうまくてイッキ喰いだよ。

 冬の定番、コマツナも霜に当たってググッと美味しくなってきた。ついついまたまた常夜鍋をやってしまう。赤肉やめよう・目指せ菜食主義とかたまに思うのだけど、やっぱり冬の常夜鍋(豚入り)はやめられない。ってラムやビーフもちっともやめられないんだが。この冬はホウレンソウとコマツナという2大青物があるので家内安全、運気好転な感じである。いや、野菜を買い忘れてもなんとかなる、って程度の運気なのだが。。。

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メイン・ガーデンの模様。まだ茎ブロッコリーも少ないながら収穫できている。

 はてさて、ブロッコリーとカリフラワーの同時収穫に燃えたメイン・ガーデンのセンターサークルだが、現在はニンジンがそろそろ収穫期のようだ。はじめさんちではニンジンがこんなうらやましいことになっていて、同じベターリッチが我が家ではどんなことになっているのかが非常に不安な今日この頃なのだが(なにしろこの春失敗しているので)、もたくさしていてもしょうがない。この辺で腹をくくって、2016年の初収穫としてニンジンを掘り上げてみたいと思う。

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ニンジン、ちょっと肩がみえてるんだけど、色がニンジンぽくなくて大変不安だわ。

 同じくセンターサークルには芽キャベツも植わっているのだけど、8月末に苗を植え付けていまだこのお粗末な出来具合である。ビーズ大のものが結球してるといえなくもないが、なんか黄色くなっちゃったりしてて、もしかして世をはかなんで枯れる方向性に向かっているのであろうか。芽キャベツ、今までうまくいったこと皆無なので別に悲しくもないけどさ。と強がってみる。

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芽キャベツの茎。この細さでは大量収穫など夢の夢だわねえ。

 さて、庭の隅っこのカーブ型菜園ではニンニクが黙々と成長中である。黙々と成長するのはべつにニンニクに限ったことではないが。いや、黙々と成長してくれないと、家庭菜園などうるさくてやっていられないが。それはともかく、前回失敗したニンニクも、たしかこのへんまではうまくいって黙々と成長していたのである。成否を分けるのは来年に入ってからだ。いっそう気合を入れて見守っていこう(って見守ってるだけで、他になんもすることないんだけど)。

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ニンニク畑。なんか地味だわ。

 旧レイズドベッドのタマネギもとりあえず枯れたりすることなく順調に大きくはなっているみたいだ。ネギやニンニクのように地下でじわじわと大きくなるものは、なんか成長の具合がよくわかんなくてナニよね。葉っぱも愛嬌ないし。なんつって、とにかく食べる部分だけなんとかうまくいってくれればこちらとしては文句はないのじゃが。ニンニク、タマネギ共に5月半ばまでは我慢の子だ。

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タマネギ畑も地味だわ。でもこれ全部うまくいったらかなりの数だよなあ。

 さて、我が家の春のお楽しみといえばソラマメだが、先ほどの新レイズドベッドのトンネルの真ん中にずらりと並んで成長中だ。特に防寒対策はしてないんだけど、トンネルのおかげでちょっとは北風も和らぐのではないかな、と。

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ハーブガーデンになぜかソラマメ軍団2。もう空いてるところならどこでもええわいって感じ。

 しかし、そのソラマメの一網打尽、ならぬ打越一寸、一袋まいたら苗がバリバリ余ってしまって(なにしろ発芽率100パーセントゆえ)、それがもったいなくて捨てられず、ハーブガーデンに無理やり植えちゃった。2016年は(も?)旧来の形や決まりに囚われることなく、空いているところがあればどんどんなんでも植えまくって、より豊かな未来・より大きな収穫に向かって強引に突き進んでいきたいと思う。って、見ても美味しいエディブル・ガーデンの創業時の理想はどこへ!? と思わなくもないけどね。ははっ。
 てなことで、今年もおつきあいありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします!!


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2015/12/30(水) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

ニンジン収獲で菜園始め

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迎春・2016年

 1月もすでに半ばとなって、さすがにあけましておめでとうでもないとは思うのだけど、いちおう今年もよろしくお願いします! とだけは声を大にして言っておきたいと思う今日この頃。ブログの更新こそしていないものの、本年は1月2日夜より営業開始という、伊勢丹三越もびっくりの仕事ぶりをみせている私、もちろん菜園活動も怠りない。三が日のうちに今年の菜園始めに打って出た。前回予告した通り(前回があまりにも前なので本人もうろ覚えだが)、ニンジンの収獲である。収獲ぞめである。めでたいことである。

 8月の末、メイン・ガーデンのセンターサークルにニンジン、その名もベターリッチの種をまいておいたのだが、害虫や病気にやられることなく順調に生育していた葉がそろそろ黄色っぽくなってきた。これが収獲どきのサインらしい。よっし、機は熟した! 
 てなことで明けて2016年、今年も大量収獲!という新たな決意(毎年考えることはそれしかないが)を胸に、本年度初の移植ゴテ(小型シャベル)のひと突きを凍る大地に加えてやったのである。まー簡単に言うとニンジンを掘ったわけですよ。まわりの土を移植ゴテでちろっと動かしてから、茎の地面に近いところを持ってスッと引っぱった。

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本年度収獲第一弾のニンジン兄弟。エディブル・ガーデンの将来を予感させる!?

 前途多難、暗雲低迷、紆余曲折、盤根錯節(ばんこんさくせつ=事柄が複雑に込み入って解決が困難な状態のこと)……今年の運勢を予感させるような四文字熟語が頭の中を一気に駆け巡った。なんかこれは、大変にいかんかも……!?
 土の中から現れたのは、これがニンジン!?とはなかなか信じたくないようなシロモノ。ふたまたくらいならまだ可愛いんだけど、ふたまたがさらに分岐して怪しい四つ足生物みたいになってるのもある! まさに盤根錯節の見本のようなニンジンである。二本収獲して、もうそれ以上掘り出すのをやめた。

 前回、春まきで夏収獲のニンジンはなぜか栄養が全部葉っぱの方に行ってしまったみたいで、まったく太らず、味もまずい結果に終わった。失敗の原因もわからぬまま、まだ間に合うからという理由で夏まきニンジンにチャレンジしてみたらば、この結果である。
 今度こそ失敗の原因を究明するぞと調べてみたところ、ニンジンがふたまたになるのは「根の先端に石や土などの障害物があると側根が伸びるため」だということがわかった。

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メイン・ガーデンのセンターサークル。中央はよく耕してあったんだけどなあ。

 うーむ、それは心当たりがありまくりだ。去年の夏、センターサークルには中央にトウモロコシを植え、そのまわりをエダマメで囲んでいた。トウモロコシがさっさと退場したあとも、エダマメはいつまでも収獲ができたので、さあ秋冬菜園の準備をしようとなったときもセンターサークルの真ん中だけはきれいに土の準備ができていたんだけど、そのまわりはエダマメが残っていて耕すどころではなかったのだ。そして8月の末、早くまかなくては間に合わない! つうことでどさくさのうちに種をまき……。そっらあニンジンがまっすぐすくすくと伸びられなかったわけだわ。本人にまったく問題はなかったのに、育つ環境が悪くて、ついつい悪の道に踏み込んでしまったのよね。

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個性的な顔ぶれ。だけど、ふたまたに別れずちゃんとまっすぐで一本なのもあるやん! 小ぶりだけどね。

 翌日も掘り出してみたが、やっぱりとても売り物(!?)になりそうもないルックスで、しかもかなり小ぶりである。そおかー、またしても失敗かあー、と思ったものの、食べてみると前回(春まき)のニンジン臭さを凝縮したようなまずい味とは打って変わって、大変に美味しいことにビックリした。生でもぽりぽりと美味しく食べられて、その甘さは「フルーツ・ニンジン」と呼びたくなるほど。「とにかく甘い!」「味が絶品!!」と宣伝しているベターリッチの本領を目の当たりにした感がある。いや、大げさでなく。

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こうしてみるとミニチュアニンジンとしてやっていけそうな気も。葉っぱが楽しめるのも家庭菜園ならでは。

 しかも今回調べてわかったのは、ニンジンの葉っぱが栄養豊富(ビタミンA、B2、C、E、カルシウムなど)なので、絶対捨ててはいけないこと!! あっらー、前回あんなに葉っぱぼうぼうに繁ったのに全部捨ててしまってたわよ。てなわけで、まだ緑の葉っぱは朝のジュースにじゃんじゃん入れることに。

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ジャガイモと一緒に茹でたら甘くてトロトロよ! メカジキの味噌マヨグリルと。

 そうゆう意味では、今回のニンジン栽培、決して失敗とは言えないんじゃないか、って気がしてきた。生でもイケるし、もちろん茹でてお料理の付け合わせにしても大変美味しい。砂糖や蜂蜜など使わずして立派にキャロット・グラッセと呼べそうな感じだ。
 まだメイン・ガーデンに残っているニンジンは必要なときに掘り出して食べていこう。いつしか「ニンジン、またやっちゃおうかな」って気分がムクムクしてきてるんだけど、次は夏まきで、絶対よーく耕した土を用意するわ。ふたまたでも味は変わらないとはいえ、やっぱり目にも美味しいエディブル・ガーデンだもん、ルックスにはうるさくなきゃね!


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2016/01/11(月) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

大雪でトンネル崩壊!

 首都圏に大被害をもたらした先日の雪であるが、東京都といえど片田舎の我が家にもたいそうな影響があった。電車がストップしてしまい、普段なら家でぬくぬくしつつ「通勤の皆様、ご苦労様」などと他人事のような顔をしている私も、たまたまその日は外出の用があり、隣駅まで雪を掻き分けながら歩かねばならなかった。八甲田山死の彷徨さながらであった。そしてやっとこさ家に帰り着いて発見したのは……

 な、な、なんとゆうことでございましょう。
ガーデントンネルが崩壊している!!!!
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 全体を覆っている白い布の部分が雪の重みで潰れ、枠組みのU字支柱がむき出しになっている。しえー、これでは中で育っていたコマツナ、シュンギク、ホウレンソウは壊滅必至であろう。あらあらあらあらあら。

 前回の冬、つまり2014年の終わりから2015年の初めまで、雪はほとんど降らなかった。なので意識することがまったくなかったのだが、このKろがねや謹製のガーデントンネル、実は雪にすごく弱い、ということが今回よーくわかった。なんとなれば、白い部分、おそらく不織布でできているんであろうと思っていたところが、驚くなかれ紙でできているのだ。それでも雨などはうまい具合に通し、型崩れすることもなく、良い塩梅にトンネルの役割を果たしてくれて、去年は大満足の結果に終わったのであった。

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ガーデントンネル。透明ビニール製のものもあるのよ。そっちも破れそうだけどね。

 ところがこのザマである。いや失礼、このような事態に陥ってしまった。やはり紙製なので湿度と長時間の圧力に弱かったようだ。やっぱなー、どうりで安いわけだわ、と今更ながら自分の安物買いの銭失いぶりを痛感するのであった。
 しかしなあ、てことはこのガーデントンネル、使用は雪の降らない地区限定ってこと? 果たしてそのよーな暖地でトンネルは必要なのか、って気がしなくもないけど。
 まあ、いいわ。コマツナ、ホウレンソウ、シュンギクもそこそこ収穫したし、ガーデントンネル撤廃と共に全部きれいにして耕し直すことにいたそう。

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ソラマメ畑はぺっちゃんこ。レイズドベッドのトンネル間のソラマメも七転八倒でござった。

 それ以外の雪被害はさほど大きくなかった。ブロッコリーと芽キャベツは無事だったし、タマネギやニンニクはそもそもクタクタしてるもんだから雪の下でもなんとか生き延びてくれるだろう。やはり哀れなのは支柱もなくひょろひょろ伸びていたソラマメ軍団だ。ばったりと地面に平伏して、SMAPの謝罪表明を思わせるような悲壮感が漂う。ま、これも大丈夫さ。雪が溶ければまたぴよーんと元に戻るはずだから。もう4回目の冬となるとさすがにちょっとしたことでは動じないソラマメ業者であった。

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ケール3本は元気で年越し。今年も頑張ってもらいます!

 はてさて、トンネル崩壊により青物のダメージが大きい我がエディブル・ガーデン、代わりと言ってはなんだが、寒くなってなんだか一段と元気になってきたヤツがいる。ケールである。
 一年中青々と元気で葉っぱをむしってもむしっても次々生えてくるので大変重宝している野菜なんだけど、雪なぞ降ってテンション下がっているときは緑の若葉を見るのも食べるのも大変嬉しい。次回はケールをガッツリ食べてみようと思う。


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2016/01/20(水) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(8)

芽キャベツ、今年も敗退

 桜も咲いて、いよいよ世の中春爛漫である。もはや、いつまでも昨年の秋冬野菜を引きずっているわけにはいかぬ。いまだにサラダのネタに茎ブロッコリーの世話にはなっているものの、もうそろそろ過去にさよならを言って新しい未来に踏み出すときではあるまいか。何しろここはメイン・ガーデンど真ん中、この夏はふたたびトマト・タワーを建立せんとしている場所である。早いところ土作りを始めないと、5月のイッキ植え(今年もやるのか!?)に間に合わない。

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なんだか奇怪な殺伐感漂う秋冬野菜の近況。ある意味マッドマックス的な。

 てなことで、秋冬物一掃セールと相なった。とはいえ、ニンジンやカリフラワーなどはとっくに収穫してしまったので、残る野菜はブロッコリーくらいなものである。
 おおお? このブロッコリーは花が咲いちゃいそうだ。……と思ってよく見ると、あらあらなんと、ブロッコリーなどと一緒に1苗だけ植えていた芽キャベツがトウ立ちして、立派な花芽がついているのであった。

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芽キャベツの花がもうじき開きそうだ。もちろん開花を待たずに食べる。

 くわっつ。ということは、もうこの芽キャベツはこれ以上実(というか、あの食べる部分は脇芽なんだそうな)を大きくするつもりはない、ということだ。
 えええええ!?!?!? てな感じである。実を言うと、今年はブロッコリーも大きく育っていつになく収穫も多かったので、芽キャベツもイケるんじゃないか、と密かに期待していたのだ。しかし、本来なら11月くらいから実が直径2〜3センチくらいに成長しだすはずなのに、まったくその兆候はなく、だいたい1.5センチくらいの大きさでくすぶったまま、全然大きくならないのである。

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トウ立ち中の芽キャベツ。もう脇芽のことなど眼中になし。脇芽も振らぬ成長ぶり。

 うむー、たしかにそれも仕方ないよなあと思われる茎の細さである。教科書には「結球が始まったら追肥は終了する」と書いてあるので、途中から肥料はあげていなかったんだけど、それがマズかったんだろうか。先日Gリーン・ガーデンで見た鉢植えの芽キャベツなど、幹(と呼びたくなる太さ)がこの5倍くらいあった。いやあ、もうちょっと暖かくなったら大きくなるかなあと思って待っていたら、最近実の一部が黄色く色づいてきていることに気づいた。あら、季節外れの紅葉かしら? などとボケをかます心の余裕すらない。今すぐ収穫しなくては、ミニチュア芽キャベツでさえ食べられずに終わってしまう。

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ビー玉大くらいの芽キャベツ。葉っぱも開いちゃって今や紅葉中。

 にしても、芽キャベツを育てたのはこれで3度目のはずである。それがことごとく失敗に終わっているのはいったいどうしてなのだろう。今回は3度目の正直、ということもあって期待も大きく、肩に力が入りすぎていたのかもしれない。って、それと植物の成長とはなんの関係もないと思うけど。

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芽キャベツの理想図(画像盗用)。うちのと比べると完全に別の惑星の生物。

 それでは「家庭菜園 簡単野菜栽培で大収穫」というブログに「芽キャベツの結球が大きくならないときは」という解説が載っていたので、ここに大胆無断転載させていただきつつ、検証していきたい。
「まず、植え付け時期が遅れていませんでしたか」
 今回は忘れもしない、まだまだ猛暑の8月下旬(8月30日)に植え付けをした。今までで最早記録である。
「下葉はきちんと取り除きましたか」
 結球が始まったのを機に、てっぺんの葉を数枚残して下葉はバッサリ切って捨てた。食べられるのは知ってたんだけど、当時は忙しかったのでなあ。今にしてみれば、実がダメなら下葉でもありがたがって食べておけばよかった。もったいないことをした。
「株間は十分に取りましたか」
 うううう!?!? これがちょっとヤバいかもである。狭いセンターサークルにブロッコリーやカリフラワー、ニンジンなどがぎう詰めになっており、その真ん中に配置された芽キャベツは肩身の狭い思いをしていたかもしれない。このブログによると「芽キャベツの株間は50〜60センチ」。うっそー。私の教科書には「30〜40センチ」って書いてあったんでギリギリ30センチ取ったのにい。このあたりが原因だろうか。しかし、Gリーン・ガーデンでは直径40センチくらいの植木鉢で育ててたんだけどなあ。

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自家栽培の芽キャベツ、と呼ぶのもはばかられる。なんなのこれは〜!?

 そうか、株間が問題だったんだな、今年の8月末には株間をたっぷり取ってまた芽キャベツ栽培にチャレンジしよう!
 ……とは、さすがの私ももはや思わない。執念深い性格ゆえに何度もトライしてきたが、もう芽キャベツとは縁がなかった、相性が悪い、ということで自家栽培は金輪際あきらめることにする。でないと、大好きな芽キャベツが思う存分食べられないからだ。「ほしがりません、収穫するまでは」の決意でこれまで2、3年芽キャベツ断ちをしてきたけど、これからはバリバリ食べるぞう〜・ ビバ、芽キャベツ ファック、家庭菜園 である。

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アボカドや茎ブロッコリーに囲まれて激しく存在感のない芽キャベツ。ろくに味もしないという。

 そんなわけで、我がエディブル・ガーデン最後の芽キャベツをサラダに入れていただく。うーん、小さいながらも芽キャベツならではのそこはかとない苦味が……ほとんど感じられない。いいのさいいのさ、家庭菜園に向かない野菜もあるんだ、ってことにしておこう。


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2016/04/03(日) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

ケール、一年中食べまくり

 ケールの素晴らしさについては今までさんざん吹聴してきたので、改めてここで述べるまでもないとは思うが、それでは書くことがなくなって今日の更新ははいこれまでよになってしまう。ので、巷で喧伝されているケールのご利益についてまたもやちょいと取り上げてみよう。

「ケールは栄養価が非常に高く、特にビタミンAはニンジンの2倍、カルシウムは牛乳の2倍以上、その他ビタミン、ミネラル、クロロフィル、ギャバ、植物繊維、たんぱく質なども豊富で、最高の野菜といえます。また、抗酸化物質のルテインも多く含まれます。これにより、
*がん予防が期待できる
*生活習慣病の予防が期待できる
*美肌、若返りが期待できる
*家内安全・夫婦円満が期待できる
*心願成就が期待できる
*災厄消除が期待できる


 と、嬉しいことばかり。これで新年にS野厄除け大師に行く手間が省けるというものである。

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我が家のカーリーケール近影。緑色のトイプードルに見えなくもない。やっぱり見えないか。

 しかし、常日頃からそんな多大な期待を抱かず、毎日を地道に生きている家庭菜園家にとってケールが素晴らしくも嬉しいのはそんなことが理由ではない。と思う。

 では、エディブル・ガーデナーにとってのケールの魅力とはいったいなんなのか!?
 ズバリ言おう。簡単に育てられて、一年中収穫できることだ。
 どのくらい簡単かとゆーと、私のごとき種まき迷人であっても種から楽勝で育てることができる。初めてケールを育てることにした2年前は近所のスーパーマーケットの野菜売り場でケールを見かけることはまったくなく、もちろん苗がホームセンターで売られていることなど皆無で、やむなく自分で育てたのだが、発芽率はえらく良く、害虫や疫病にやられることもなく、アレヨアレヨという間に収穫できるようになった。

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ケールとジャガイモの炒め物。作り方は忘れましたが、うまいに決まってる!

 驚くのはまだ早い。いったん収穫できるようになると次から次へと新しい葉っぱが出てきて、収穫が途切れることがないのである。夏の暑い時期でも、冬の雪の中でも、日照りの冬も寒さの夏も、青々とした葉っぱが絶えないというのは本当にありがたい。私など、ほとんど毎朝のように1枚摘んできてはパワージュースに入れているので、この2年間で身長が2センチ伸び、金運はアップ、待ち人は来るし、失せ物は出てきた。というのは悲しいかな現実ではないが、元気に過ごせているのはケールのおかげかもしれないと思って朝日に手をあわせる今日この頃だ。

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いろいろサラダ。品種によって生でもオッケーだが、ちょっと湯がいたほうがうまい。

 2年前はあまり見かけなかったケールだが、今や我が家の近所でも見かける日常野菜になってきたようだ。近所で青汁用として売られているのは葉っぱの平べったいタイプのヤツ。これは私が1年目にまいたのと同じもので、2年目にまいたのは葉形がギザギザクチャクチャしたカーリーケール。後者の方が薄めの葉ゆえ生でも食べやすく、ちぎってサラダに入れれば視覚的にも可愛いので、私は気に入っている。ケールには他にもいろんな種類があるらしく、ダイナソー・ジュニアもといダイナソー・ケールというのがモコモコ系の葉っぱで面白そうなので、ぜひ種を見つけて育ててみたいと思う。

 そんなこんなでさまざまなケール料理にトライしてみたが、ここで2つだけ紹介しておこう。

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ケールと長ネギのフライドライス
材料
ケール たっぷり 茎を取り除く
オリーブ油 小さじ1
ニンニク 1片 みじん切り
長ネギ 1本 1センチの斜め切り
玄米 炊きあがったもの丼一杯
しょうゆ 少々

* ケールの葉を長さ半分に切って、さらにそれを斜めに切り、細いリボン状にしたものを3分茹でる。
* フライパンを小〜中火にかけてオリーブ油をとニンニクを入れ、茶色くならないように気をつけながら2、3分かき混ぜる。
* 中火にしてケールと長ネギを2分炒め、さらに玄米を加えて2分かき混ぜる。
* しょうゆで味を整えつつ、さらに30秒〜1分炒める。

 ケールの軽い苦さがポイントになったイタリア風(?)あっさり焼き飯。簡単にできて美味しい! ビールがぐびぐび行けちゃう。

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ケールとキヌアのサラダ
材料
* キヌア カップ1/3 2倍の水で15分炊く
* ケール たくさん 茎を取り除いてさっと1、2分湯がき、細かくする
* クランベリー カップ1/3 水で戻して細かく刻む
* ひまわりの種 適宜
* トマト 適宜
* ドレッシング 3倍酢などがオススメ

 材料をすべてボールに入れてよく混ぜ合わせ、最後にお酢系のドレッシングで味をシメる。キアヌは『ビルとテッドの大冒険』で知られる米俳優であるが、キヌアは彼とはまったく関係のない雑穀で、ハリウッドセレブが大好きということで注目を浴びているスーパーフードだ。何しろ白米と比べてタンパク質2倍、食物繊維8倍、カリウム6倍、カルシウム10倍、マグネシウム7倍、リン7倍、鉄8倍。さらにリノレン酸、オレイン酸、オメガ3・6、パントテン酸、ナイアシンなどなどありがたい成分がいっぱい入っている。それにケールを足したこの栄養満点サラダを食べれば、明日にもハリウッドからお呼びがかかるのも夢じゃない。エキストラ以上のもんじゃないとは思いますが。
 シャワシャワしたケール、プチプチしたキヌア、ポリポリしたひまわりの種など、いろんな食感が楽しめるサラダだよ。

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真ん中にある小さなツブツブがケールの花の蕾だ。

 はてさて、連日お世話になっているケールだが、先日よく見たらカーリーケールの葉っぱの間に花芽が付いているではないか。花に栄養を持って行かれてはたまらんのでさっそくちょん切って(もちろん食べて)やった。ケールは2年草なので、こんなところでひと花咲いてもらったりしては困る。後半の1年も脇目も振らずに新しい葉っぱを提供していただきたいものだ。

 と、「ケールは2年草」と書いておきながらなんなのだが、2年前に種から育てた1号目のケール、去年の暮にお役目を終えて枯れかけてきたので、「ああ、ついに寿命が来たのか」と思っていたら、春になって葉っぱが出てきて、今や花までつけ、3年目に向けて意欲満々なところを見せている。

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こちら3年目に入ったケール第1号。カーリーの花とはちょっと違う感じ。

 んん? 2年草じゃないのか? 茎のあたりなどずんぐりして茶色くなって、なんだか木になろうとしているんじゃないか!? と心配なような嬉しいような気分になってくる。このまま立派な樹木に成長して通年じゃんじゃん新鮮な青葉を提供してくれたら、こんな嬉しいことはない。今後葉物野菜をよそで買い求めることは激減するだろう。などと、またしても取らぬタヌキとなって腹づつみを打つのに余念のない今日この頃なのだった。


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2016/04/12(火) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

タマネギ、まさかのトウ立ち

 春うららなある日のこと。ふと菜園のレイズドベッドに目をやると、ずらり並んだタマネギの葉の間に三角の形をした何か不思議なものが風になびいてフラフラと揺れているのが見えた。
 むむっ? なんであろう。

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タマネギの葉陰に突如として現れたトンガリくん。

 昨年秋に植えたタマネギ、時間はかかるけどほったらかしでOKということだったので、3月頃に追肥をした以外はほとんど気にかけることもなく、ほほー、勝手に大きくなってくれてるっぽいなと遠目に眺めるくらいだった。
 あとは5月の収穫を待つばかり……とほぼ完全放置しておいたのだが、いったいこのトンガリくんはなんだろうか。気がつけば、ひとつやふたつではなく、レイズドベッドの中央に1ダースほども群生している。まさか異星からやってきた怪しい侵略者たち? ある日三角がぱっくり割れて目にも恐ろしい化け物たちが出てくるのでは? あるいは可愛いお姫様が現れて我が家に富と財宝をもたらしてくれるのでは? それも12人以上も!?

 なんてことはリアリストの私は考えない。何を考えたか。
 これはもしかして、世に言うネギ坊主ってやつでは!?
 問題は、ネギ坊主ってヤツが出てくるのは赤飯を炊いて祝うような慶事なのか、S野厄除け大使に行ってお祓いをしてもらわねばならないような忌むべき凶事なのか、まったくわからないということだ。なので、家に駆け込んでググってみた。

 すると。ネギ坊主は「ネギの花のこと。球状の花を坊主頭に見立てていう」とのことで、どうもこれはネギ坊主に至る前、まだ修行中の小僧、つまりネギの花の蕾ということになる。
 それって、もしかしてトウ立ち(花を咲かす花茎が伸びること)ってヤツではござらぬか? 家庭菜園家が誰しも恐れ、忌み嫌うトウ立ちってヤツでは!?

 その通りである。調べてみると、タマネギのトウ立ちつうのは大変恐ろしいことらしい。
「こうなると、球が太らず硬い部分ができてしまいます」、「トウに栄養が奪われ味が落ちてしまいます」、「商品価値がなくなってしまいます」と、踏んだり蹴ったり、悲しいことだらけ。中には「トウ立ちしたら美味しくないので引き抜いて捨てます」と言い切っているものまである。

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わわわ、気がつけばあちこちで絶賛トウ立ち中じゃないですか。

 そ、そんな。我が家には現在50本以上ものタマネギが生育中だ。それを全部引き抜いて捨てるようなことになったら、一家離散、孫子の代まで祟られる大惨事である。
 ここで私は大いに周章狼狽し、樹海に向かって車を走らせたくなる衝動を抑えるのに苦労したが、日頃のプチ瞑想の効果だろうか、「落ち着け、自分」と念じて現世にとどまった。

 そうだ。冷静にならなければ。
 よく見てみると、トウ立ちしているのはレイズドベッドの中央に植えられたタマネギの株のみだ。これはぜひ過去記事を読んでいただきたいのだが、タマネギの球根から育てたものである。これがほぼ15株あって、残りは苗、あるいは種から育てたタマネギだ。つまり出自が異なるということで、すべてのタマネギが球根由来の株と同じ運命を辿るとは限らないのである。

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これが諸悪の根源、タマネギの球根だ。これはすぐに苗が大きくなっても不思議はないわ。

 なんとなれば、トウ立ちの原因を調べたところ、「苗が大きいとトウ立ちする確率が高くなります。タマネギはある一定の大きさに育った状態で寒さに1、2ヶ月当たると花芽を分化させる性質があります」。つまり、春になる前にけっこう大きく育ってしまった株は花芽がつきやすいということだ。

 そうなのだ。たしかに15球311円の球根と、100苗500円の苗では、球根からできる苗が大きいのは自明の理である。さすがに植える前からミニタマネギの様相を呈していただけあって、球根由来のタマネギは成長が早く(植えた時期も早かったんだけど)、春前には茎の直径もかなり大きくなっていた。まさかそれが凶事の前兆とはつゆ知らず。。。

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こちらはタマネギの苗。この細くて白い部分がタマネギの実になる。

 しかしなあ、そうするとタマネギの球根はすべて「苗が大きい」というタマネギのトウ立ち原因ランキングナンバーワンを生まれ持って背負っているわけだよね。そんなものを汚れない幼児やナウなヤングが出入りするホームセンターで堂々と販売するのはいかがなものか。
 まー私もここで消費者センターに電話するほどのヒマも気力も持ち合わせていないのでまあいいか、ということにするけど、これからタマネギ農家を目指すという人がいれば、この体験を共有していただけると嬉しい。タマネギは球根から育てないようにしましょう。

 さて、トウ立ちしてしまったタマネギを泣きながら引き抜いて捨てた。と思ったら大間違い。未練がましく思い切りの悪い私にそんなことできるわけないでしょ。(つづく)


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2016/04/19(火) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(4)

トウ立ちタマネギその後

 さて、トウ立ちしてしまったタマネギだが、いろいろ調べてみたら「芯の部分は固く傷みやすいので早めに食べましょう。葉が柔らかければ“葉タマネギ”として調理する方法もあります」という情報があった。

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これが葉タマネギ。とかいって、ほんとの葉タマネギはもっと玉の部分が小さいのよね。トウも立ってないし(泣笑)

 葉タマネギとはなんぞや。千葉県のホームページによると「葉タマネギはタマネギの玉が膨らむ前に葉をつけたまま収穫した1〜3月限定の季節野菜です。タマネギになる部分はもちろん、肉厚の葉の部分は甘く、柔らかく、ネギ特有の香りも少ないため、ネギが苦手という方にもおすすめでシチューやパスタなど洋風の料理との相性もバッチリです」とある。「1〜3月限定の季節野菜」という箇所はなかったことにして、ではまず葉タマネギの収穫、いってみましょう。

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手前がタマネギのトウ。揚げ物にしたりするとうまいらしいよ。うちは炒め物に混ぜて食べちゃった。

 引っこ抜いてみるとタマネギになる球状の部分はすでにそこそこ大きくなっている(といってもこの倍ぐらいで収穫したかったのよねえ)。葉っぱは一見長ネギっぽいが柔らかくてみずみずしい感じだ。15苗全部はイッキ収穫しないで、食べる分だけ収穫すれば当分楽しめそうだ。もちろんトウの部分は全部カットした。

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手前のサラダに白い部分、湯がいた緑の部分とトウが入っている。

 以来、連日のように葉タマネギ料理が続いているのだけど、葉タマネギはほんとにうまい。タマネギになる玉の部分は新タマネギのように生でおいしく食べられるし、硬いとされる芯の部分もまるで気にならない。緑の葉の部分は火を通して食べるとびっくりするほど甘い。大げさじゃなく、砂糖でも入れたかと思うほどの甘さで、ただ葉タマネギだけの炒め物でもばくばく食べられちゃう。一見長ネギっぽいけどほんとに別物だ。トウ立ちのおかげで知らなかった野菜に遭遇できたんだから、ハッピーエンドということにしておこう。


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オンリー・タマネギの炒め物。卵とじにしても美味しい。

 ということで、球根由来のタマネギはトウ立ちして、タマネギとしての生涯はまっとうできなかったものの、葉タマネギとして第二の人生を歩むことに(と思ったらすぐさまお腹の中にゴールイン)。めでたしめでたしのハッピーエンドに終わった。
 と、言いたいところだが。

 今日、さーてまた葉タマネギでも食べるかなとタマネギ畑に赴いたところ、なんだか見慣れた三角のトンガリくんが葉の間にチラチラしているではないか。
 あれ〜、まだカットしてなかったのが残ってる!? 変だなあ〜・と歩み寄ってみると。

 いるわいるわ、トンガリくんがいっぱいいる〜〜〜!!!!!
 前回よりも発見が早かっただけにサイズは小さいが、これはどう見てもあのにっくきトウの野郎どもである。ていうことは!?!?

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新たなトウ軍団の来襲である。あまりにびっくりしてピント外しまくり。

 つまり、球根で育てたタマネギだけがトウ立ちしたのではなく、苗を購入して植えたタマネギもトウ立ちしてしまったつうことなのだ。ガッガーン!
 えええええっ、「苗が大きいとトウ立ちする確率が多い」んじゃないのお!?!?!? あんな鉛筆みたいに細かった苗なのに立派にトウ立ちしてるじゃないですか。

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こんなに細いのにすでにトウ立ちしている。こりゃ全部トウ立ちする運命ね。

 調べてみると、肥料の量、春の寒さ、植える時期、水やり、日当たり、などなどトウ立ちにはいろんな理由があるらしく、我が家はどれに当たるのかまったく特定できない。さらに見ると、トウ立ちしやすい品種、しにくい品種、というのもあって、たまたましやすい品種に当たってしまったとも考えられる。つまりさ、タマネギ栽培って実はすんごくむずかしい、ってことなのよね。ふえーん(泣)。

 さて、そうすると今後我が家は50以上もの葉タマネギを収穫することになるのか? しかしもはや5月直前、いくらなんでも葉タマネギなんて言うには無理がある。しかも、葉タマネギは日持ちがしないというではないか。そんな短期間に我が家で消費しきれっこない。それに、このまま本当のタマネギを収穫することなく終わるのか!? それはあまりにもつらすぎる、悲しすぎる。

 ネットを見ると、「トウ立ちしたのは真ん中に芯ができてしまって食べられません。500個くらい廃棄処分しました」、「トウ立ちしたものは貯蔵できません 」、「トウ立ちしたタマネギは見つけたらすぐ食べないと葉も球も硬くなって捨てるしかなくなります」、「保存できないのでご近所や知人にでも配るしかないです」などと呪われたように暗い話ばかり。さらに「トウを切り落とせば硬くならず栽培続行できると言う人もいますが、真偽のほどは不明です」などという駄目出し的記述も。

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左が球根から育てたもの、右が苗から育てたもの。苗のはトウ立ち早すぎだよなあ。

 試しに苗から育てて早くもトウ立ちしている株を引き抜いてみた。球根由来のものより当然玉の部分が小さくて、とてもタマネギと呼べるようなシロモノではない。これは早いとこ引っこ抜いて葉タマネギとして通用しそうなうちにご近所に引き取ってもらうのが賢明かも。あーあ、立派にできたほんとのタマネギを誇らしげにお裾分けするのが夢だったのにい。

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左が苗からの、右が球根からのタマネギ断面図。今のところは違和感ないけどねえ。

 しかし、球根由来のもの、苗由来のもの、それぞれ半分に切ってみたところ、まだトウが小さかったからか、芯の部分が硬くなっているようには見えない。せっかくだから、一部はトウを切って畑に残したままにしてちゃんとしたタマネギサイズになるまで育ててみようかな。「トウを切り落とせば硬くならず栽培続行できると言う人」もいるんだから、そっちに賭けてみてもいいんでないの? なにしろまだ菜園には40個くらい行方の定まらないタマネギがあるのだ。こうなったら「トウを切り落とせば硬くならず栽培続行できる」説の真偽のほどを確かめてやろうじゃないの!


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2016/04/28(木) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(6)

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