2016年秋冬菜園待ったなし

 全然残暑厳しくないじゃん、これじゃ梅雨じゃん、とか天に向かって(というより気象庁の方角に向かって)文句を言っているうちに9月が過ぎていった。しかし、エディブル・ガーデナーはひと昔前のラッパーのように胸の前で腕組みしながらただ文句を垂れていたわけではない。尊い労働もいっぱいやった。死に物狂いでやった。なんとなれば、9月中に植えたり、まいたりしなければならないものがたくさんあったからだ。もっと正確に言えば、9月中に植えたり、まいたりしなければならないものがたくさんあったという事実に気づいたとき、すでに9月下旬になっていたからだ。まあ、エディブル・ガーデナーにはよくあることなんで、驚きもしないけどね。

 そうなのだ。おそらく春か初夏の暇な夜とかに、酔っ払った勢いであまり考えもせずにサカタのタネにいろいろ注文していたのだろう。それがパラパラと届いていて、その都度下駄箱の下の空間に突っ込んでおいたのだけど、9月も終わりに近い昼下がり、「そうだー、そろそろ秋冬モノの準備をしないといかんなあ」と思いながらおもむろに引っぱり出してみると・・・

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買い込んでいたジャガイモの種芋(ばりばり芽が出てる!)、ニンニクの球根、さまざまな種・・・これを9月中になんとかしろと言われてもねえ。

 秋植えジャガイモのデジマ(¥1280)、平戸ニンニク(¥1380)、そしてころっ娘ミニダイコン種(¥378)、早生湘南レッド赤タマネギ種(¥378)、つるなしスナックエンドウ種(¥270)、以上がサカタのタネで買い込んでいたもの。さらに、秋冬に植えようとビーツとコリアンダーの種もある。
 げげっ、けっこういろいろあるなあ、これはちょっと気合を入れないといかんなあ、などと思いながらおもむろに説明書を広げてみると・・・
 なんと、スナックエンドウを除いてすべて9月中に植えなければ(あるいはまかなければ)ならぬ、と書いてあるではありませんか。赤タマネギに至っては9月25日まで、などと厳しい日にち指定までしてある。
 そら無理だわ、だってもう9月25日過ぎてるし。

 そんなわけで、遅蒔き(あっら、こういう字を書くのね。まさにこのことじゃん)ながら秋冬菜園の配置図を書いてみた。本来なら先に計画図を書いて種を注文するところが今回は順不同。今までなら豪華総天然色のイラスト図解だったのが、今やモノクロ+赤ペンのぞんざいな殴り書き。菜園活動に対する情熱のほどが伺える、ってもんである。

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手抜きな菜園計画図で申し訳ない。

 ざっと説明すると、メイン・ガーデンはトマトやオクラのような春夏モノがまだのさばっていたり、11月以降に収穫を迎えるラッカセイ、ショウガ、サトイモが生育中だったりするので今回はノータッチ。72リットルの大型プランターもトウガラシ、パプリカがまだまだ元気だし、カーブ菜園のナスはあまりに貧弱ゆえにまだまだ今後に期待中だし、旧レイズドベッドではサツマイモが10月末の収穫を待っている、てなことで、狭い我が庭において新しく植えられる場所は非常に限られている。
 なので、ジャガイモとミニダイコンを新レイズドベッドで同居させ、ニンニク、タマネギ、ビーツはすべてプランターでGO!と相成った。

 さあ、それでは一気に植え付け・種まきだあああ〜、と行きたいところだが、そこでひとつ大きな誤算があった。
 夏の終わりにキュウリを撤収した新レイズドベッド、次に何を植えてもいいようにちゃんと土を掘り返して耕しておいた。そこまでは我ながら感心かつ立派なのだが、そのあといつものように堆肥と苦土石灰をじゃんじゃんぶち込むのも忘れなかった。しかし、今、説明書をじっくり読むと「ジャガイモは石灰を散布する必要はありません。土壌がアルカリ性に傾くとそうか病にかかりやすくなるので注意します」とある。あ、そうか! なんて言っている場合ではない。さらに、ミニダイコンの説明書には「やや酸性の土を好みます」とある。だーれも苦土石灰など必要としていなかったのである。ヤバイよこれは。てなことで、あとから焦ってピートモスなどをふりかけて土壌の中和を試みてみたけど、効果のほどはわからない。大変不安である。

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新レイズドベッドにジャガイモの位置決め。いちおう畝など作ってみたのだが。


 そんなこんなで9月最後の日、滑り込みで植え付け・種まきを行なった。
 新レイズドベッドはややぎうぎうながら、真ん中2本の畝にジャガイモを植え、両端にミニダイコンの種をまいた。ダイコンがかなり端に寄りすぎてちゃんと生育できるか心配なんだけど、ミニだからなんとかなるんじゃないかと淡い期待を抱いている。あと、この新レイズドベッドでは昨年トマト(ジャガイモと同じくナス科)やコマツナ(ダイコンと同じくアブラナ科)を育てているので、連作障害ブロックWを入れておいたことは言うまでもない、と大声で言ってみた。もう過ちは繰り返しませんぞ。忘れっぽいエディブル・ガーデナーだが、こう見えてちゃんと経験から学んでいるのだ。つーても、過ちはこの春の話だから忘れちゃってたら完全に認知症なのだが。

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ミニダイコンのころっ娘は新レイズドベッドの端ギリギリに。あんまりころっころになるとマズイかも。

 さて、前回けっこううまくいって、今回も期待のかかるニンニク。今回は満を持して、人気の平戸ニンニクを注文したのだが、あまりの人気ゆえか、当初300グラムだったはずが、残念ながら200グラムしかお届けできません、という悲しい展開になってしまった。なんなのよー、とそのときは思ったものの、実際植えてみたら、球根というかニンニク片が大量に余ってしまってさあ大変。今回はプランターだけで植えるつもりだったのが、ひとつふたつではとても足りず、結局地植えもすることになってしまった。こんなにニンニクを育てて餃子屋でも始める気か? と我ながら思う。ラーメン屋という展開もアリか、とも思う。

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とりあえずプランター2つにニンニク。こんなもんでは全然足りない。現在他の農地を準備中。

 さて、前回もプランター栽培をやってそこそこうまくいった赤タマネギ、今回もなんとかいくだろうと楽観している(9月25日までにまくこと、という指定はこの際無視)。このプランターで育苗し、そのまま収穫まで大きく育てる。間引きした苗は別のプランターに移して大きくするつもりなので、収穫量は倍増の予定。今回は絶対肥料をやるのを忘れないようにしなきゃだわ。

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プランターに赤タマネギの湘南レッドと書いてあるはずの種袋。全然見えませんすみません。

 そして準備の遅れで10月に入ってからまくことになってしまったビーツ。ネット情報によると9月上旬までに種まきなどと書いてあるので、冷や汗がドッと出る。
 9月半ばに撤収したニガウリの透水プランターに直まきするのだが、ここはダンゴムシのメッカなので、オーガニック・ワンを散布したのみならず、さきイカ入りのトラップを仕掛けたりしてあまりにも時間がかかってしまった。なんとか早く芽が出てくれるよう祈願するしかない。って、一ヶ月の遅れを神頼みでなんとかできるもんかなあ。

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透水プランターにダンゴムシのトラップ。さきイカが好きらしくけっこうかかってる。ビールもほしいかい?

 今年はブロッコリーやカリフラワーなど夏の終わりから苗を植える野菜を一切やっていない。おかげで秋冬のお楽しみがガクンと減っちゃいそうだが、今回の植え付け・種まきでちょっとはワクワク過ごせそうかな? 心配の種が増えただけでないことを祈りたい。


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2016/10/02(日) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

やりましたよ、サツマイモ!

 落ち葉の季節である。昭和時代の人々は落ち葉を集めて焚き火をし、サツマイモを焼いて食したと言われるが、今の時代、住宅地の真ん中で焚き火なんぞすると警察が駆けつけかねない。だから、 焚き火で焼いたサツマイモをふうふういいながら食べる文化は残念ながら過去のものとなった。のだが、サツマイモの焼いたのが秋冬の味覚の王者であるという事実に変わりはない。少なくとも私の心の中ではギンギンにそうなのである。

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落ち葉とともにサツマイモを収穫!

 にもかかわらず、サツマイモの家庭菜園栽培を今までやったことがなかった。というのは、サツマイモ栽培には広いスペースが必要だとされているからだ。我が家の猫の額でサツマイモは無理でしょう、と思っていた。
 しかし、今年の春、旧レイズドベッドにビーツを植えるつもりでまいていた種がなかなか大きく育たず(毎度のことですが)、ちょうどその頃に苗の買い出しに行ったYネヤマプランテイションでたまたま見かけたのが、サツマイモの苗の予約販売の広告であった。安納芋その他数種類のサツマイモ苗を10本から販売するという。おおお? 10本くらいなら植えられるかも!?!? しかもお値段500円程度で、お財布への影響もマイルド。その場で予約を入れたのは言うまでもない。その場でビーツ栽培計画が白紙化したことも言わずもがなだ。

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買ってきたサツマイモの苗。切り口を水につけて元気にさせるのがポイントらしい。

 6月5日に苗が入荷、大至急取りに来いという呼び出しをくらってYネヤマに馳せ参じ、翌日には旧レイズドベッドに8苗を植えた。サツマイモは痩せた土地でも育つというので、本来そんな準備に労力をかけなくていいのだけど、知らずにいつも通り堆肥やぼかし肥を入れておいた。もったいないことである。
 なんでも教科書によると、植え方には垂直植えと船底植えという2種類があって、前者は「イモは大きくなるが数は少ない」、後者は「イモは小ぶりだが数は多くなる」(いわゆるイモ蔓的)。スペースの狭い我が菜園では当然垂直植えしかできない。

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サツマイモを垂直植えしたばかりの旧レイズドベッド。全然垂直になってないけどな。

 サツマイモは「暑さ寒さに強い」、「肥料も必要としない」とのことなので、管理はダンナに丸投げして、私はほとんどなんにもしなかった。ほぼ完全放置プレイ。8苗のうちの1苗だけは初夏のうちになぜか枯れて戦線離脱してしまったが、他の苗は元気に成長。ちょっとドクダミに似た濃い緑の厚めの葉っぱをじゃんじゃん茂らせながら大きくなっていった。いいねえ、こういう野菜は。どの野菜もみんなこんなふうに手間がかからず、無言でむくむく大きくなってくれるなら、明日から野菜農家に転身だ! とか思っちゃいますよ。

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緑豊かな8月半ばのサツマイモ畑。

 とはいえ、あまりにもバカスカ茂るのをほったらかしにしておくと、「つるぼけ」なるものになってしまうらしい。認知症の一種である。というのはウソで、株から出てくる蔓から根が出て地面の栄養を吸収し、葉っぱばかりが繁茂して、肝心のイモの実が大きくならない、という現象なんだとか。だから、根が地面に張らないよう、たまに葉や蔓を引っぱってひっくり返すといいらしい。このへんはダンナに命じて処理させた。ダンナも少しは園芸活動に協力してもらわないと「つるぼけ」になってしまうからね。

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余分に伸びた蔓や葉をどっさりカット。これくらいじゃ何のダメージにもならないくらい元気。

 それにしても、サツマイモは広いスペースが必要というだけあって、我が旧レイズドベッドは7株が限界。それでも蔓がじゃんじゃん伸びてレイズドベッドの外にまで遠征しちゃうので、9月半ばにははみ出た蔓や葉を大幅カットした。よく「戦時中はイモの葉っぱまで食べた」と聞くので、カットした葉っぱは食べられるのか? と思ったけど、戦時中じゃないのでそのまま廃棄してしまった。あとで調べたら、葉っぱは炒め物で食べられるし、茎もおひたしにするとうまいらしい。よーし、今度戦争になったらやってみよう。って、今や冗談になってなかったりする!?

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やっと葉っぱが黄色くなってきた11月21日にサツマイモ収穫祭!

 はてさて11月上旬、近所の小学校が借りている体験農地のサツマイモは収穫が済んでいた。いいのかうちのサツマイモ?と焦ったものの、まだ葉っぱは青々としている。ここで焦って掘り上げて実が小さかったら泣くに泣けない。ってなことで、さらに待つこと2週間。おおお?? いよいよ葉っぱが黄色くなってきたぞ!?!? ってところで、いちばん端っこの蔓を引っぱって株元を探りつつ、スコップを深く差し入れて掘り起こしてみれば。。。おおおおお、すごいよすごいよ、これはかなりの大物だ!! 300グラムくらいありそう。おう、これなら売り物になるぞ。って誰にも分けてやんないけどねっ!

 というわけで、そのまま芋掘り大会に突入。垂直植えだけあって、大物はほんとに7、8本で、あとは小ぶりなのが多数って感じ。あの葉っぱの茂りようからすると、こんなもんかなあ?って気もするけど、今までは狭いからとあきらめていたスペースからこれだけの収穫があったってのはすごいと思う。

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安納芋掘り上げ第一弾。フルーツこがねという品種っぽい。

 さー、おいしいおいしい安納芋ですよ〜・ほっかほかの焼き芋ですよー・ と石焼き芋売りのアナウンスを真似ながら、さっそく焼いてみました安納芋。この焼き方にはコツがあって、水洗いしたあと、拭かずにそのままキッチンペーパーに包み、さらにアルミホイルに包んで、オーブンで170前後の温度で90〜120分じっくり焼く。長いですねえー、じっと我慢の子ですよ。気の短い私は90分が限界だわ。

 と、食べてみると、安納芋ならではのクリームのようにねっとりした食感に優しい甘さ。もうこのままスイートポテトと呼んでもいいくらいの美味しさだ。いろいろお料理のレシピはあるけど、ぜーんぶ焼き芋でオッケーよ!って思ってしまう。こんなに栽培が簡単で、ていうかほぼほったらかしで、こんなにうまいなんて、サツマイモ栽培、癖になっちゃいそうだ。

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とろとろにクリーミーな安納芋。このままおやつでGO。でも、待っても良かったのね。

 と思って悦に入っていたんだけど、実は安納芋、収穫してからすぐに食べちゃダーメなんだって!!!!
 収穫後3週間から1ヶ月以上熟成させると糖度が上がって美味しくなる、という驚愕の事実が、今これを書きながらネットを見ていて明らかになってしまった。
 あらあらまあ。2時間だって待てない私に3週間なんてどーやって我慢しろって言うのよ。しかし、今でこそかなり甘い安納芋、いったいどんだけ甘くなっちゃう!? 怖いもの見たさ気分でどーんと1ヶ月待ってみようかな?



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2016/11/27(日) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(4)

食べきりミニ大根、ころっ娘

 9月の末に締め切りなんとかセーフで種をまいたミニダイコンがいよいよ収穫できそうだ。土の上にひょっこり覗く根の部分(というのか、首の部分というのか、実の部分というのか)がだいたい直径5センチを越えたので、試しに一本穫ってみるか、ということに。種袋の説明書きを読むと、種まき後50〜65日で収穫できるということになっているので、ほぼ予定通りだ。

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ほんとは直径7センチくらいで収穫らしいんだけど、待ちきれませんでした〜・

 ダイコンは今まで2、3度チャレンジしているが、うまく行った試しがない。一回目はプランターでやったのだが、ゴボウくらいの太さにしかならず、二回目は赤いダイコン紅くるりの種をまいたところ、芽が出てまもなくダンゴムシに食べられて全滅してしまった。三回目、ふたたび紅くるりに挑戦し、なんとか収穫までこぎつけたものの、結局まともに赤いダイコンになったのは2割程度で、残りは普通の白いダイコンだったり、鉛筆みたいに細かったり。これは今年の6月のことであった。

 普通ここまで失敗が続けば、あー、私はダイコンと相性が悪いのねとか、先祖が何かダイコン様に失礼なことをして代々祟(たた)られているんだなあとか、いろいろ考えてダイコン栽培には二度と手を出さなくなるものだが、ギャンブル依存症のおっさんのようにまたやってしまった。サカタのタネのカタログを見ていて「使い切り、食べきりサイズのミニダイコン、ころっ娘」のところに書いてあった美辞甘言(「プランターでも簡単栽培」「根も葉も美味しく食べられる」「密植が可能」「す入りが遅く、肉質は緻密で食味にすぐれる。サラダ、浅漬け、おろし、煮物など広い用途に利用できる」)にすっかり踊らされてしまったのだ。ダンシンインザストリートである。

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ジャガイモの植え付け、ダイコンの種まきが終わったところ。中央2列がジャガイモで両脇がダイコンね。

 前述のように9月末に種をまいたのだが、新レイズドベッドにジャガイモの植え付けと同時に行なった。同じ畑にダイコンとジャガイモを混植するのは、両者がコンパニオンプランツだからである。というのはまったくの嘘である。ジャガイモは高く枝葉を広げ、ダイコンは日陰を好むから……ということもなく、両者地中で育つので、一緒に植えるのはいささか疑問を禁じ得ないのだが、仕方ない。そこしか空いている場所がなかったんだから、仕方ない。ジャガイモをレイズドベッドの真ん中にどーんと2列に並べ、その両端にダイコンがそれぞれ1列ずつ並ぶ、という配置に。ダイコンの間借り感がちょっと悲しいが、「プランターでも簡単栽培」「密植が可能」って自分でゆってたやん。と強気に出るエディブル・ガーデナーであった。

しかし、そんなダイコンに厳しい私も、出てきたばかりの芽を大事にする優しさは持ち合わせていた。クリアフォルダー(っていうのか?)をちょん切って円筒型にしたものを、種をまいた場所にかぶせて、憎いダンゴムシの侵入をシャットアウト。さらにこれで寒い風を防ぐこともできるし、恐ろしいウィルスや地球外生命体から守ることもできる。むー、それはちょっとむずかしいかもしれないけど、やってみなくちゃわからない。

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そろそろ第一回目の間引き、って感じですかね。若葉の頃。

 そんな愛情に応えるかのように(その愛情の奥底に「美味しいダイコンが食べたい」という欲望が渦巻いていることも知らずに)、ダイコンは日々大きくなっていった。一箇所に3〜6粒まいた種がほぼ100パーセント発芽したので、途中で間引きしたくらいで、あとはほとんどほったらかし。教科書には間引きのときに追肥をしろ、みたいに書いてあったんだけど、ジャガイモの追肥といっしょにやって(というか、ジャガイモに肥料をやると狭いものだからダイコンにもかかってしまう)ヨシとする。
 そういえば、土作りのとき苦土石灰をまいてややアルカリ性の土にしてしまったんだよね。ダイコンは、本来なら酸性を好むらしいんだけど。でもまーなんだかけっこう元気に成長してるみたいだから、これもヨシとする。

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3粒まけばいいところ、心配なのでたくさんまいたから間引くのが大変だったわ。

「密植が可能」という売り文句をいいことにジャガイモとダイコンを狭いレイズドベッドに混植させていたのだが、11月に入ると両者ともに葉や茎がじゃんじゃん伸びてきて菜園は一気にジャングル状態に。ダイコンがジャガイモに押されて、ってことはないみたいで、両者競い合わんばかりの茂りようだ。うぬう、これはいっくらなんでもどっちかになんらかの悪影響が出るだろうなあ、と思うのだけど、今となっては致し方ない。こいつもヨシとしておこう。

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11月上旬、ジャガイモとダイコンの葉が渾然一体。このあとさらにすごいことに。。。

 てなことで、12月上旬、菜園はジャガイモの葉っぱとダイコンの葉っぱで満員御礼。そしてついに地上に顔を出した白い根の部分もけっこう大きくなってきたので、いよいよ、第一号を収穫! 葉元と白い根の部分を持ってすいーっと引き抜いてみる。
 おおお、ちゃんとダイコンしてるじゃないですか!!! ミニダイコンというだけあって、長さは20センチに満たないくらいだけど、プックリ太ってる。葉っぱの立派さは普通のダイコンに決して負けていない。

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ダイコンできました! 説明書通りだともうちょっと大きいらしい。でも大満足!!

 しかし、この「ころっ娘」って品種名だけど、まさか「ころっむすめ」とは読まないよな。「ころっこ」、だよね? なんか生産農家のみなさまの苦労がしのばれるようなネーミング。この、ころころっとした感じを出したかったのよねえきっと。と、なぜか弁護してやりたい気分になる。つって、自分ちの猫にもろくな名前をつけてやれなかった人がエラソーなこと言っちゃいけないわよね。。。

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ダイコンサラダ一丁あがり〜・ 獲れたてだと全然水っぽくないわ。おいしーっ!!!

 さーて、さっそく食べきりミニダイコン・ころっ娘を食べてみよう。葉っぱは他の青物といっしょに野菜炒めでイッキ食い。新鮮なので茎まで柔らかく、下ゆでの必要なし。そして実、てか根の方はしゃきしゃきサラダ・じゃこ炒め載せに。サラダ一皿分でちょうど一本使い切り。これはいい! 普通のダイコンだと一回じゃ絶対食べきれないので、新聞紙に包んだりしていつもめんどくさ〜い、と思っていたんだけど、ミニサイズだと大変に使い勝手がいい。新鮮でシャキーンとしてるけど食感柔らか。しかも、下の方はピリリと辛味がけっこう効いてて、上の方はふうわりとした甘みがあって、小さいながらもふたつの味がちゃんと楽しめる!

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菜園で待機中のころっ娘たち。食べちゃうぞ〜っ!

 でも、ダイコンがたくさん必要なときはミニダイコンじゃ足りないのでは? 
 心配ご無用! まだ菜園には20本近いころっ娘が生育中なのさっ! なんでも『やさい畑』付録の「とっておき栽培術傑作選」によると、ダイコンは密集栽培がオススメで、「生育が良くなり、甘くて柔らかに」なるんだとか。早めに収穫しても、残りのダイコンは少し遅れて肥大する、とのこと。うはは、この冬は自家製ミニダイコンを当面楽しめそうだ。うん、次はおでんでもやってみるかな?



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2016/12/11(日) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

ジャガイモのリベンジなるか?

 あれよあれよという間にすっかり暮れも押し迫って世の中大変なことになっているが、エディブル・ガーデナーとて例外ではござらん。もうのんきに菜園なんかやってる場合じゃないわよって感じで、気がつくと庭は荒れ放題。そして、ふと見ると、レイズドベッドのジャガイモの葉が霜に当たって瀕死の様相を呈しているではないか。12月半ばのことである。

 げげげ!?!? 説明書によると「収穫時期の目安=葉や茎が黄色く枯れてきたら収穫します」とあるが、黄色く枯れるどころか青々と茂っていた葉っぱが霜にやられて溶けちゃっているのだ。ゆっくり熟成を終えて枯れていくんではなく、いきなり佳境、いきなりジ・エンドという感じ。これは大変まずい。なんとなれば、ジャガイモはだいたい植えてから100日くらいで収穫期を迎えるらしいんだが、まだ80日しか経過していないのだ。20日も早くに今期終了ってのはかなりやばい。しかし、もう地面から上は死んじゃってるわけだし、このまま地中に置いておくと実が凍って腐る可能性もあるらしい。
 むう、不本意ながらジャガイモ収穫のときが来てしまった。

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地上部分がもう終わってる感じの秋ジャガイモ、デジマくん。

 ジャガイモは一般に2月頃植えつけて5〜7月に収穫することが多いが、秋から冬に育てる秋ジャガイモというのもある。本日の主人公はコレである。なんで今回秋ジャガイモに挑戦したかとゆーと、今年2月に植えた春ジャガイモがまさかの大失敗。なんとか収穫はできたものの、小粒ジャガイモの嵐に終わったからである。くそう、今に見ておれ、オレだって!! とリベンジを誓い、耐えて待つこと4ヶ月、次なるジャガイモ栽培のチャンスがついに巡ってきた。
 ・・・って、たった4ヶ月で再挑戦というのもせっかちな気がするが、待てないオレである。ちゃんとジャガイモを育てられるということを証明して失われた自信を取り戻したい。この土地がジャガイモの怨霊に祟られているのではないことを確認したい。春と秋でジャガイモに違いがあるか食べ比べてみたい。などと、いろいろ理由はあるが、何しろ家庭菜園で獲れるジャガイモは美味しいのだ。それだけで一年に2度トライする立派な理由になるだろう。

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新レイズドベッドに12個の種イモを植えた。そういえばここで去年の夏トマト(ナス科)を栽培したような。

 んなことを言いながら、いつも初動の遅いエディブル・ガーデナーである。9月中に植えつけなくてはならないのだが、なんとか頑張って植えたのは9月29日。今にして思えば、あー、あと2、3週間早く植えていたら100日の生育期間が取れたはずなのにいー、って感じだ。8月半ば過ぎたらいつ植えても良かったのだから。
 しかし、その頃ジャガイモを植える予定だった新レイズドベッドにはまだキュウリがのさばっていた。そのキュウリの収穫率が非常に低かっただけに、もうちょっと待ったらなんとかならないか・・・と思っているうちに9月半ばになっていた。毎度のことだが、あきらめが悪くてセコい性格が人生を台無しにしている、と認めないわけにはいかない。

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ジャガイモの畝に平行して両側にミニダイコン。この頃はみんなお行儀よかった。

 それはともかく、そのキュウリ撤収後、いつものように2週間かけて畑作りをした。「植え付け2週間前に堆肥と苦土石灰を入れて耕す。1週間前にぼかし肥を入れて耕す」というのが鉄則だからだ。と、思ってネチモチ耕していたら、これが大間違い。ジャガイモは土地を選ばず、酸性でもアルカリ性でもネヴァーマインドなので、苦土石灰なんて入れる必要なし。1週間前に堆肥とぼかし肥を入れてぐりぐりしておけば十分らしい。知らずに待つこと2週間。その後自分の過ちに気づいて、焦って苦土石灰を拾い集めようとしたものの、時すでに遅し。9月末ギリギリ、アルカリ性にした土地に植え付けを敢行した。なんでも土地がアルカリ性に傾くとそうか病になりやすいんだとか。そうかー、知らなかったよ、と言って済ますことに。

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ジャガイモの芽かきをした頃。ほんとはもっと小さい頃やるべきなのよね。

 さて、その後はいつものジャガイモ栽培とほとんど同じである。「草丈が10センチくらいになり、一株から何本もの芽が伸びてきたら太い芽を2つ残して他の芽を掻き取ります」という、いわゆる「芽かき」をやったのは草丈が20センチ以上になってから。その後、追肥と土寄せちゅーのもとりあえず真似事的にやってみた。これをやらないとできたジャガイモを食べてお腹を壊しちゃうらしい。追肥・土寄せがちゃんとできていたかどうかは、食べてみてのお楽しみってことで。

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ジャガイモと大根の混植。って小田急線のラッシュ並みの状況だ。

 はてさて秋植えジャガイモ、10月半ばから11月半ばにかけて、ものすごい勢いで成長した。ミニダイコンのころっ娘との混植にしていたんだけど、どちらも葉っぱが旺盛に繁茂して渾然一体になっている。さすがにこれでは日照が妨げられ、生育領域が狭められて両者にとって良くないのではないか、二兎追うもの一兎も得ずなのではないか、と思ったけど、もう遅い。お互い切磋琢磨して大きくなってくれと祈るばかりだった。

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くわあ、地上部分は地獄絵さながらだが、地中では粛々と成長が進んでいた模様。

 そして11月24日、東京に雪が降った。11月の雪は54年ぶりとのことだが、雪見酒など飲んで楽しく浮かれ騒いでいたのもつかの間、翌日雪が解けたのを見てみれば、ジャガイモの茎や葉がけっこうな影響を受けているではないか。11月末、折れたりねじ曲がったりしてダメになっている茎をちょん切って、ぐちゃぐちゃになっていたレイズドベッドを整理した。しかし、この頃からジャガイモの寒さダメージは始まっていたのかもしれない。
 てなことで、12月の上旬には霜が降り、ジャガイモ畑はいよいよ衰退の一途へ。そして12月半ば、ついに決断のときは来た(文頭に戻る)。あああ、もしかしたらまた5月と同じミニチュアジャガイモの嵐なのかなああああ〜・ と思いつつ、レイズドベッドのいちばん端っこのジャガイモを試し堀り。
 おおお!?!? けっこう大きいのができてるじゃないか!!!! ひとつの株につくジャガイモの個数は前回ほどじゃないけど、そのうちひとつふたつはかなり大きい。よっしゃ、これなら一挙収穫だ!

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まわりを柔らかく掘り起こしておいて株元を引っこ抜くと。おお? けっこうデカイよ!?

 今回植えたのは、秋植えジャガイモの人気定番、デジマというヤツ。あんまり聞いたことのない名前だけど、秋植え向きで病気に強く、成長が早いんだとか。ふむー、だから80日でこんなに大きくなったのかと納得。12個ほどの種イモを仕込んで50個以上のジャガイモが収穫できたんだから、お母さんは満足ですよ。リベンジは果たせた、と言ってよかろう。

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じゃーん。幾多の障害を乗り越えて、けっこうな収穫と言えましょう。

 ホクホクのキタアカリにくらべると、スッキリしゃんとした食感のデジマ。煮炊きしても崩れにくく、鍋物からマッシュポテトまでいろんな料理に活躍してくれるとか。この冬はジャガイモ料理でほっこり暖かく過ごそせそうだ。 

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新レイズドベッドもスッキリ。来年は何を植えようかなあ?

 ではまた、次回は来年。みなさま、お忙しい折に風邪などひかぬようお気をつけてくださいね。それでは、よいお年を!



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2016/12/26(月) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

新年菜園状況

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迎春 2017年


 明けて2017年、みなさまいかがお過ごしでしょう。今年も張り切ってエディブル・ガーデンを盛り上げていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!
 って、すでにこの更新のノロさで熱意のほどが知れちゃうとゆーもんだが、それもこの1月いっぱいまでのこと。したら思いっきりヒマヒマ〜になるんで、一週間に3回くらい更新しちゃおうと思ってます。ご期待ください!

 冗談はさておき、とりあえず我が家エディブル・ガーデンのお寒い状況を報告しておこう。いや、報告させていただこう。
 まず、昨年の暮れにジャガイモとミニダイコンの収穫をした新レイズドベッド。ジャガイモはすっかり掘り出して、現在順調に我々の胃袋に収まっているところなんだけど、ミニダイコンはいまだに畑に残っている! このころっ娘ちゅう品種は鬆(す)が入りにくいというのがウリだけあって、第一本目を収穫してからかれこれ一ヶ月になるというのに、まだ葉っぱも実も美味しく食べられる。なので、残りはわずかながらいまだに我が家の重要な食糧源になっているのだ。ミニダイコンいいよー。あんまりいいから、春まきもやってみようか、なんて言ってるところ。

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新レイズドベッド。ミニダイコンもさすがに残りわずか。お名残惜しい。

 さて、この寒さの中で他に収穫の上がっているものといったら、透水プランターに10月半ばに植えた茎ブロッコリーのスティックセニョール(2苗)。植え時期が遅かったにもかかわらず、不織布をかぶせた効果で順調に大きくなって、順調に小さなブロッコリーの房を提供してくれている。去年のブロッコリーはオンブバッタの大発生で毎朝殺戮に明け暮れていたけど、不織布効果で今年はまったく害虫知らず。ビバ、不織布! かつては、不織布なんかやったらお庭の美観が台無しよ!とか気取っていたエディブル・ガーデナーだが、背に腹はかえられない。もう戻れない道に踏み出してしまったのだ、とつくづく思う。って、不織布くらいで。

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真ん中に激しくのさばっているのがカリフローレ、左右で圧倒されてるのがスティックセニョール。

 それはともかく、このプランターで茎ブロッコリー2株とともにスティックカリフラワー、その名もカリフローレ、というのを育てている。しぇー、世の中には茎ブロッコリーだけじゃなく、茎カリフラワーなんてもんも存在するたあ知らなかったよおっかさん。

するらしいよ。と、イマイチ自信ないのは、まだ花蕾の片鱗すら見えないから。噂によると、普通のカリフラワーと違って花柄(茎みたいなところ)がひょろひょろ伸びてスティック状になるらしい。そーすると、茎ブロッコリーみたいにいつまでもじわじわと収穫できるのかにゃ? カリフラワーはひと株に一個しかならないので欲張りな私にはちょっと味気なかったんだけど、こちらはひと株で10個くらいなるんじゃないか?と取らぬ狸になって腹づつみを打っているところです。

 しかし、カリフラワーつーたら花蕾を葉っぱで巻いて隠さないと白くなんないよねえ。それをひとつひとつの茎にやんのか!?  なんかますます自信がなくなってきた今日この頃である。

さて。まさか覚えているひとはいないと思うが、この陶酔プランター、ならぬ透水プランターには10月2日にビーツの種をまいているのだ。ビーツはこれまでに2回くらいトライしてすべて失敗してるんだけど、今回も種はまいたものの、一向に何にも出る気配がない。なので2週間待ったところで、さっさと考えを切り替え(いつになく迅速な対応)、ビーツをあきらめて、そこに買ってきたスティックセニョール2苗とカリフローレ1苗をぶち込んだ。いや、植え付けた。やっぱり今回もビーツはダメ、3度目の正直だからもうやめよう、てなことで。

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あらまあ、生きてたのね、ビーツさんたら。。。

 したら、12月頃になってビーツがひょっこり芽を出してきた。現在、生い茂る茎ブロッコリーらの根元で地味に成長を続けている。いったんは死んだと思われて埋葬され、その土地も奪われたというのに、不屈の精神で帰ってきたのである。見上げたヤツだ。

 なんてゆってる場合ではない。エディブル・ガーデナーのせっかちな性格の犠牲となって苦境に陥れられてしまった哀れなビーツ。いったい今後どーなるのだろう。とりあえずこのままにしておくので、勝手に大きくなって実などつけていただけると、大変嬉しいのだが。

 以上が現在の収穫状況である。この秋冬は葉物をまったくやらなかったから、 小松菜をたくさん使った大好物の常夜鍋もできなくて、大変淋しい。自家製の小松菜の美味しさを知ってしまうと、なかなか買った小松菜でお鍋をする気がしないのよねん。

 さて、冬の寒さの中でも春の収穫に向けて成長を続けている野菜も、若干ながらある。あることはある。まずは9月末に植え付けた平戸ニンニク。地植えのみならず、プランタ−3つにも植えたので、5月くらいには大々的なニンニクフェスが開催できるんじゃないかと、これまた取らぬ狸でぽんぽこりん。なんか葉っぱがちょっと茶色くなってたりする気がしなくもないが、きっと大丈夫さと自分に言い聞かせる冬の午後である。

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地植えにしたニンニク。でも、氷山の一角にすぎないのよこれは。

 9月末には赤タマネギの種もまいた。そいつを11月の末あたりに植え付けて、現在プランターに箇所で栽培中。ひとつには不織布をかけているから、ちょっと早めの収穫が見込めるんではないかと。つーても6月まではじっと我慢の子だ。

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こちらは不織布をやらずに地面にマルチを施しただけでごまかして栽培中の赤タマネギね。

 さて、11月5日には(奥地で日当たりの悪い)カーブ菜園にスナックエンドウの種をまいた。ついでに、ホームセンターで見かけて衝動買いしたヒヨコマメ(好きなのだ)の苗もカーブ菜園中央に植えた。ひとり気炎を吐くヒヨコマメに比べると、スナックエンドウの貧弱な成長ぶりは不安を禁じ得ない。春には元気になってくれると新字体が、いや、信じたいが。。。

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マルチだけじゃ寒くて成長できないのかしらスナップエンンドウは。中央でのさばってるのがヒヨコマメちゃん。

 そしてっ。先日サツマイモの収穫を終えた旧レイズドベッドには、大胆不敵にもニンジン、その名もベターリッチの種をまいた。思い返せば、この場所で2015年春に種をまいて育てたベターリッチは、すべて鉛筆大のスリムさに終わって涙を飲んだのであったよなあ。でも懲りないエディブル・ガーデナーである。我が家のビーツ並みの不屈の精神で、再々チャレンジだ(再チャレンジは2015年〜2016年冬にしているので)。

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これまた不織布のお世話になってるベターリッチニンジン。しかし、2週間経ったのに何にも出てきません! 忍耐の限界。

 てなことで、2017年もネバゴナギブユーアップ、不屈の精神をモットーに頑張っていきたいと思います。だったらもっとちゃんと更新しろ、と自らに叫んでみました。どうぞよろしく。


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2017/01/11(水) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

初登場、茎カリフラワー!

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カリフローレと、すでに菜の花と化したスティックセニョールで春のブーケ

 いやあ、すっかりのご無沙汰でありました。1月の末からいろいろなことがあって菜園どころじゃなかった、ブログ更新どころじゃなかったのだ。エベレストに登ったり、南スーダンで和平交渉をしたり、グラミー賞のレッドカーペットを歩いたり、息子がカミングアウトしてNYで同性婚したり、4度目の離婚届に判を押したりと、公私ともに多忙をきわめた。というのはもちろん全部ウソで、ひとつ抱えていた大きめの仕事がなかなか終わらず、終わったと思ったらその反動で遊びまくってしまい、社会復帰に時間がかかったのだ。つーてもまだ完全に復帰はしていないので、このようなブログの更新の仕方を思い出すことから地味に普通の人生を取り戻していきたい。

 などと自己陶酔的なことをほざきながらふらふらと庭に出てみたある日のことである。ろくに菜園活動もしないうちに一ヶ月が過ぎ、今や庭を吹く風にも春の匂いがそこはかとなく感じられる頃となっている。
 ぐるりと一瞥したところ、何も大きな変化はないようだ。なにしろ長い冬枯れ状態だったので、見るべきものなどほとんどないのだ。どれどれ不織布を外して、旧レイズドベッドに種をまいたニンジン、ベターリッチの生育具合でもチェックしてみるか。おおお、小さいながらも本葉が出てきているではないか。もうちょい早いペースで成長してくれるとお母さんとしては嬉しいのだがのう。
 あ、そうだそうだ、ついでに透水プランターに植えた茎ブロッコリーのスティックセニョールと、茎カリフラワーのカリフローレも見てみるか〜・

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左右がもうそろそろ収穫期も終わりの茎ブロッコリーで、真ん中が茎カリフラワーね。

 と思って、不織布を剥いでみて、私は息を呑んだ。2株のスティックセニョールに挟まれて、これまで黙々と(ペラペラ喋られても困るが)成長を続けていたカリフローレがすっかり大きくなって、紐で巻きつけておいた葉っぱの陰から薄黄色い花蕾(食べる部分ね)を覗かせているのである。ぎゃぎゃぎゃっ、これはまごうことなき立派なカリフラワーではござらぬか!

 さっそく紐をほどいて葉っぱを取りのけてみる。たしかにカリフラワー・・・ではあるが、あんなに花蕾が密集していなくてザクザクとした感じ。下の方から伸びた茎の先端に花蕾がついているのがわかる感じだ。そおおーか、これが茎カリフラワーというものなのか。

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茎カリフラワーのカリフローレ。苗を植えたのは10月なかばのことでござった。

 茎カリフラワーと聞いて、茎ブロッコリーみたいに側枝があとからあとからじゃんじゃん生えてきて、いつまでも収穫できるやつの白バージョン、みたいなものを妄想していたのだけど、どうもそうじゃないようだ。側枝が出ることはなく、収穫できるのは一回だけ。そこはオリジナルのカリフラワーと一緒で、ひとつの塊でどんどん成長していくのは同じなのだが、その後茎カリフラワーはオリジナルのように固まった状態で成長を止めず、どんどん茎を伸ばしていく、というものらしい。

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カリフラワーの茎長バージョンって感じ。花蕾が密集したカリフラワーより扱いやすい。

 さてそのとき、私は何も迷わずにハサミを取り出して株とその先端部分についた花蕾の塊を切り離した。どうして「もうちょっと待ってみようか」などと考えなかったのだろうか・・・というのは後知恵で、そのときは「カリフラワーは早く収穫しないと大変なことになる」という思いでいっぱいだった。2015年3月にカリフラワーの花を咲かせるという偉業を達成して以来、カリフラワーの収穫期にはちょっと神経質になってるオレなのだ。

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花咲くカリフラワーの参考画像。これ、正確にはロマネスコなんだけど。

 しかし、あとで落ち着いてネットの画像などを検索してみると、もっと畑(プランター)に置いて成長させ、思いっきり茎を伸ばさせてから収穫するのもアリだったことがわかった。そうなるともうカリフラワーっぽさは片鱗もなく、むしろまさに茎ブロッコリーの白バージョンそのものである。むうう、こんなに伸びても花は白いままなのか。味はカリフラワーのままなのか。などと疑問噴出だが、もうたったひとつしかない我が家の茎カリフラワーは収穫してしまったのだ。これはもう、来年は茎カリフラワーの大々的な実験栽培をやれという神のお告げに他なるまい。精進あるのみだ。

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ネットから無断借用してきた茎カリフラワーの画像。そびえ立ってるわ。

 さああて、突然手に入った茎カリフラワー。ちょうど先日作っておいたバーニャカウダがあるので、こいつで賞味してみようじゃないですか! 家に作り置きのバーニャカウダがあるなんて、素敵すぎよね。とふたたび自己陶酔。

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野菜とバーニャカウダ。人参とセロリは生、他は軽く茹でて。

 さて、気になるお味だが、カリフラワーってのはそもそもあんまり味のはっきりしないものだから、茎カリフラワーだからといって急激な変化があるわけではない。しかし、採れたてであることも手伝って爽やか、かつまろやかな甘みが感じられる。茎まで柔らかく、ホワイトアスパラガスにも似た食感。そして、茎がひょろりと長いので、バーニャカウダのようにディップして食べる料理に最適。パーティで活躍しそうだ。これからは茎ブロッコリーに茎カリフラワーで行こう、と心に誓うエディブル・ガーデナーであった。


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2017/02/24(金) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

ビーツへの道はるか

 はてさて、いよいよ春も真っ盛り、エディブル・ガーデナーとしては5月恒例のGW(ゴールデン・ウイーク)イッキ植えに向けて準備に余念がない今日この頃である。と言いたいところだが、いろいろドタバタしていてとても家庭菜園のことなんぞに想念が向かわず、準備が滞りまくっている今日この頃だ。しかしそれでもライフゴーズオンてなことで、時間はどんどん過ぎていく。今ここでなんらかの手を打たねば、日照りの夏になってオロオロ歩くことになりかねない。

仕方ない、イヤだけどやるか!

 思わず本音が爆発してしまった。でも、家庭菜園やってる人の大部分が、実はそんなふーに思ってんじゃな−いかしらん? ほんと、今は収穫がはるか先・・・っていう準備期間だから、まったくもって盛り上がりに欠けるのよねええ。
 さあて、重い腰を上げたところで、まずは畑に残っているものの始末から始めるか。

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透水プランターを大々的に占拠していたブロッコリーとカリフラワー。まだ続きがあったのよ。

 むむ? 畑に残っているとな!?  年末に新レイズドベッドのジャガイモを掘り起こし、今年2月に茎ブロッコリーと茎カリフラワーをすべて収穫して透水プランターから引っこ抜いたら、とりあえず冬の間に収穫できそうなものは全部なくなっていたはずなのだが?

 ところがどっこい、まだあったのだ。茎ブロッコリーと茎カリフラワーを引っこ抜いたあとの透水プランターに、人知れず成長を続けていたビーツが!

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2月にブロッコリ−とカリフラワーを抜いてみると、あれれ? これってビーツ?

 話せば長いんじゃが、ビーツの種をまいたのは去年の10月2日のことじゃった(いきなり村の長老風)。ビーツは去年の春にもまいたものの見事に失敗しておって、この秋は敗者復活戦みたいな感じだったんじゃ。「失敗したのは気温が高かったからだわ。冬を目前にした今ならきっとうまくいくはずよ!」とバリバリやる気を見せていたエディブル・ガーデナーだったんじゃが、待てど暮らせどビーツは発芽しない。2週間待っても鳴かず飛ばず、何かが出てくる気配もない。気の短さでは人後に落ちないエディブル・ガーデナーはもうこれ以上待つことができず、10月半ばに茎ブロッコリーと茎カリフラワーの苗を買ってきて、本当ならビーツの双葉が生え揃ってきているはず(なのに何も生えていない)の透水プランターにさっさと植え付けてしまったのじゃよ。あーあ、またビーツに失敗してしまったんだわ、と思いながら。

 その後、この2月半ばに茎ブロッコリーと茎カリフラワーを収穫した自慢話はすでに書いた。と、そのときのことである。収穫後の残骸を片付けたところ、なんとその足元に数株のビーツが人知れず成長していたことが明らかになったのであーる。大きなブロッコリーとカリフラワーの陰になっていたせいで、種まきからすでに4ヶ月以上が経つというのに非常に貧弱だ。
 しかし、これでビーツが収穫できたとしたらすごくないか!? ひとつの畑で同時にふたつ(正確には三つ)の野菜を育てるという、ある意味混植みたいな偉業をやり遂げたわけだ(時差はややあるけど)。二兎を追ってたわけでもないのに、結果的に二兎が手に入るとは。やるじゃんオレ。

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太陽を受けていきなり大きくなりだしたビーツのみなさん。

 そんなエディブル・ガーデナーの期待と欲望に応えるかのごとく、急に陽の光を満身に浴びるようになったビーツはぐいぐい大きくなっていった。葉っぱの色艶がやけに良く、陽光を照り返して輝くばかり。しかし、問題はいくらなんでもそろそろ大きくなってくれていなくてはまずいビーツの実が、まったく見えないことなのだ。本当なら、株元に丸い頭を覗かせるはずなのだが、それらしい物が一向に地表に出てこない。葉っぱがいかに輝くばかりでも、食べるのはビーツの実なんだから、この事態は大変困る。

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やたらと元気なビーツの葉。肝心の茎元を見ると・・・ワインのコルクにしか見えない!

 ビーツは本来「種まきから60〜80日で収穫できる簡単野菜」のはずである。それがなんとまあ種まきから130日あまりも経っている。発芽がめちゃくちゃ遅れたとは思うが、少なくとも発芽してから3ヶ月くらいは経っているだろう。それに透水プランターだって、そろそろ夏のニガウリのグリーンカーテンに向けて準備をせねばならず、いつまでもビーツのために塞いでおくわけにはいかない。
 てなことで、ついに4月2日、プランターに4、5株育っていたビーツを収穫することにした。

 地表に見えていなくても、地中密かに丸い実が粛々と大きくなっているんじゃないか、と妄想していたのだが、そんな甘いことはまったくなかった。引っこ抜いてみたら出てきたのは、根が膨らんだかのような怪しい円筒・あるいは円錐形のシロモノ。しかも大変小さい。赤くて丸いカブみたいなビーツの実にはほど遠く、ほとんど根っこにしか見えないやつもある。結球する気まるでなし・・・というやる気のなさがひしひしと伝わってくる。

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ビーツの実はどこ? しかしこの葉っぱ、以前に見たことあるような。

 あくまで推測だが、急に陽が当たるようになったビーツの苗は、とにかく太陽を取り入れようと必死になるあまり葉っぱばかりが立派に成長し、根元の方に栄養が行かなかったんじゃないだろうか。自分が生きのびるのに必死で、種を残すなんて余裕がなかったんだろう。
 結局ビーツの実はひとつも収穫できず、なんか厚みのあるやたらピカピカしたビーツの葉っぱだけが残った。。。

 またしても自家製ボルシチの夢は潰え去った。くそーっ、とビーツの残骸をすべてゴミ袋に突っ込んでから、ふと考え直した。
 せめて、ビーツの葉っぱくらい食べておこう。こんなに元気そうなんだから、食べても問題はあるまい。
 てなことでゴミ袋から出してきてラーメンに入れてみたんだけど、なんとなんと、これがなかなかにうまい。うん、このひと癖ある味、スイスチャードに似てるよね。って、そーえば葉軸の濃い紫色とか、スイスチャードにそっくりだ。と思ったら、ビーツもスイスチャードもアカザ科のフダンソウという同じ種類の野菜なんだと。ていうことは、茎ブロッコリー&茎カリフラワーのプランターで、期せずしてスイスチャードも同時栽培しちゃったわけだ。ビーツにはならなかったものの、ちゃんと収穫はできたんだから、赤飯炊いて祝うことにしよう。

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赤飯と言わずラーメン。ビーツの葉が独特の存在感を放っている。

 そして今、新しいプランターでビーツの種が育ちつつある。懲りずにまたビーツに挑戦するエディブル・ガーデナー。今度こそビーツの実が収穫できるのか、葉っぱで終わるのか、3ヶ月後にご期待あれ。


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2017/04/11(火) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

すずなり! スナップエンドウ

 スナップエンドウという野菜、私が子供で3丁目の夕日を眺めていた頃にはなかったと思う(貧乏ゆえにそんな希少野菜が手に入らなかっただけかもしれないけど)。実家の母など今なおスナップエンドウの存在を知らず、茹でたのを手渡してやったら皮を剥こうとする始末。やあねえ、これだから年寄りは困るわよーとか言いながら、私とてスナップエンドウを知ったのは近年のことである。
 しかし、とっても甘く、ポリポリした食感も良いのですぐに大好きになり、よっしゃー、それでは我が家のエディブル・ガーデンにスナップエンドウを迎えてやろーじゃないですか! ということに相成った。

 そして、とある冬の日、サカタのタネからスナップエンドウの種(324円)が送られてきた。その種袋に印刷された文字を見て、私は驚愕した。「スナックエンドウ」となっているではないか。スナップじゃないじゃん!?!?(普通そういうことは注文時に気がつくものなのだが。。。)
 調べてみると、スナップエンドウ、すなわち「snap bean」とは、さやごと食用とするマメ科植物の総称だとか。つまりサヤインゲンとかサヤエンドウとかすべてスナップエンドウのお仲間ということになる。サカタのタネとしては、他のマメと区別するためにオリジナルなネーミングをしたのだろう。たしかにスナップエンドウは料理に使うより、お菓子やおつまみのように単独でポリポリ食べる方がうまいので、スナックエンドウとは言いえて妙な名前と言えるかも。

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スナップエンドウの種まきセット。右は鳥よけカバー。中央は幻のヒヨコマメの苗。

 で、種をまいたのは昨年11月5日のことである。グリーンピース大の種なので、鳥にほじくり返されないようカバーをし、寒さよけのマルチングバーク的なものもやっておいた。このとき、ホームセンターで見つけたヒヨコマメの苗も一緒に植え付けたんだけど、そのうち消滅してしまった。まーヒヨコマメが一苗だけあってもなんの役にも立たんよーな気もしなくもないが。

 20日も経たないうちにスナップエンドウの発芽が始まった。ソラマメもそうだけどほとんど100パーセントの発芽率って感じで、ありがたいことこのうえない。豆類はどれもこんなに従順でデキがいいんだろうか。生まれ変わったら豆農家に転身だな。

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発芽したばかりのスナップエンドウ。真ん中で大きくのさばっているのはヒヨコマメ。この頃が全盛であった。

 さて、年が開けると、寒さを物ともせずスナップエンドウは大きくなってきた。2月後半にはツルを伸ばして支柱に巻きつくように。追肥のタイミングがよくわからないんだけど、適当にぼかし肥をあげておく。

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2月23日のカーブ菜園。10株くらいがぎゅーぎゅーに植わっている。ヒヨコマメはご臨終。

 そして3月半ば、白くて可憐なスイトピーに似た花がつき始めた。伸びてきた株のあちらこちらに花がつくので、まるで蝶々が飛び交っているかのよう。なんとも美しい。摘んで家に飾りたくなるほどだが、もちろんそんなことはしない。我が家は収穫ファースト主義だからね。これがみんな食べられる実になるのかと思うとワクワクしてしまう。

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白いスイトピー。ではなくてスナップエンドウの花。

 3月の末ともなると「間引きしないでいいんだろうか」と不安になるくらいたくさん花がついた。よくわからないので放置。結果的にはザッツオーライ、それでよかったのね。

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日当たりのあんまりよくないカーブ菜園だけど、健気に大きくなってます。花いっぱい。

 そして4月半ば、いよいよスナップエンドウの実が膨らんできた。ひとつもいで、その場で食べてみたら、生でも柔らかくて甘くて大変美味しい! 嬉しくなって第一回目の収穫をしてしまったんだけど、もうちょっと太らせてから採った方が良かったかも。種袋をよく見たら、「長さ7.5センチ、幅1.4センチ」という細かい目標数値が書いてあった。こりゃ収穫に定規が必要だわね。

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いよいよ収穫期到来。カーブ菜園の前の紫色のお花はアジュカで、毎年いっぱい咲いてます。

 あんなに花が咲いただけあって、実のなりようも並ではござらん。まさにすずなりという言葉がぴったり。株から伸びた細い茎のひとつひとつにいくつもの実がプラプラ下がっていて、壮観と言いたくなるほど。以前にグリーンピースを育てたことがあるけど、こんなにはならなかったなあ。スナップエンドウの実つきの良さは感動的。毎年やりたいくらいだけど、連作がダメらしい。

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次々と実が膨らんでくるので、毎日けっこうな量が収穫できる。新鮮だから生食もオッケー。

 生でも食べられるほど新鮮なスナップエンドウだけど、とりあえずは茹でてみる。うちで獲れたアスパラガスと一緒に軽く塩茹でに。あまりにも美味しいので、食事が始まるまでに全部つまみ食いでポリポリ食べてしまった。パパの晩酌に、行楽やスポーツのお供に、受験勉強のお夜食に、まさにスナック感覚で気軽に食べられるおやつ野菜だ。

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マヨネーズもドレッシングもいらない。軽い塩茹でがいちばん美味しい。

 で、こんなに甘いのでは料理に向かないんじゃないかなあ〜と思っていたんだけど、「豚肉とスナップエンドウの塩ガーリック炒め」というのをやってみたらメッチャうまかった。
(1)豚ロース薄切り(200g)を一口大に切って塩を振る。(2)フライパンにオリーブオイル適宜と薄切りにしたニンニク2片を熱し、香りが出てきたところで(1)を入れて炒め、半分くらい火が通ったところでスナップエンドウ(200g)を加えてさらに炒め、塩で味付けて、ハイ出来上がり。スナップエンドウのパリッとした爽やかさと驚くほどの甘さが豚肉の意外や濃厚な味わいを引き出して、これはうまい!

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豚肉とスナップエンドウの塩ガーリック炒め。

 てなことで、決してスナック的な食べ方だけじゃなく、料理の食材としてもバッチリ使えることが証明されたスナックエンドウ。じゃなくてスマップエンドウ。いやいや、スナップエンドウ。これからも長くお付き合いしたい野菜です。


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2017/05/12(金) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

ニンジン、3度目の正直!! その1

 ニンジンは朝のジュースの必須アイテムなので、我が家ではほぼ1年365日ニンジンを食べていると言っても大げさではない。当然のことながら、ニンジンの自家栽培を考えないわけはなく、実際過去に2回試みている。その結果は、もう思い出したくもないダメダメぶり。知りたい人は、2015年8月(春まき)2016年1月(秋まき)をチェックしてくださいませ。1回目は鉛筆のように細くてまずいニンジンしかできず、2回目はフリークショーのような体型の怪しいニンジンばかり。ニンジンってむずかしいんだな、今のオレの実力ではとても挑めるものじゃないんだ、と思ってニンジン作りは今後一切封印した……つもりだったのだが、忘れっぽい性格のゆえか、たんに認知症が進行しているだけなのか、3度目の正直でもう一度栽培にチャレンジしてみることに相成ったのであーる。旧レイズドベッドに種をまいたのは昨年12月25日のこと。世の中がジングルベルで飲めや歌えしていたときにニンジンの種をまいていたとは、なんだか感慨深いものがある。な。

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レイズドベッドにベターリッチの種をまいたのは昨年暮れのことでござった。

 前回、前々回の失敗を反省し、今までにやったことのない新しいアプローチでニンジン作りをやる! と心に決め、まずは種を冬にまいてみた。今まで春巻き、もとい、春まき、秋まきで失敗しているからだ。そんなの時期をずらしただけじゃーん、と思う浅はかな輩もいるかと推察するが、はっきり言って冬まきは大変だよ。あまり寒いと発芽しないので、不織布トンネルを作ってしっかりガード。しかも、乾燥にも弱いので、どんなに寒い日でも水やりを怠ることはできない。えーえー、寒風吹きすさぶ中、ニンジンの若芽を守るべく、そりゃ苦労しましたよ。

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昔はカッコ悪いからと嫌がっていた不織布トンネルも今や日常茶飯事である。


 そしてっ。もうひとつは徹底的に土をきれいにしたこと。前回「根の先端に石や土などの障害物があると側根が伸びるためふたまたになる」と学習したので、レイズドベッドの中の障害物を丁寧に取り除いた。もうここでニンジンと寝食を共にしてもいいくらいきれいな土にした(かなり誇張)。これでもふたまたになりたきゃ勝手になりやがれ、みたいな勢いである。

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そろそろ本葉が5、6枚になったので、いざいざ間引きタイム!である。

 3月30日に間引きをした。本葉が5、6枚の頃である。さすが、サカタのタネのベターエリッチ・ペレット種子だけあって、発芽率が非常に高く、かなりたくさん間引かなくてはならなかった。でも間引き菜は葉も細い実も全部食べたわよ。間引きの際、残す株間は5、6センチでオッケーだというんでちょっとビックリ。そんな狭いんじゃ、また鉛筆になっちゃうんじゃなーい!? と思ったが、密植状態で太らせるのがベターリッチ流なんだって。ふーん。

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間引きしたニンジン。初栽培のときは最後までこのくらいの細さでとどまっていたんだよなあ。

 4月に入ると葉っぱの茂り具合に勢いが出てきた。いやあ、葉っぱはそんなハッスルしていただかなくていいよ、大切なのは地中のニンジンなんだから! と思いつつ暖かく見守っていた。もうこの頃は追肥の必要もない。ただ収穫の時が来るのを待つばかりである。

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緑の繊細な葉っぱが生い茂るニンジン畑。春になるといっそう元気だ。

 と、5月の末の日曜日ことである。ニンジン畑にひときわ高い株が出現した。空に向かってぐんぐん伸びるその先端についているのは……もしかしてこれ、花!? ニンジンの花の蕾ですか!?!? まったく見慣れぬ、エイリアンぽい植物だ。うわー、すごいね、やっぱりニンジンも花が咲くんだー、どんな花かしら!!

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いきなり出現したニンジンの花の蕾。なぜかこれひとつだけなのが不思議。収穫せよという神のお告げか。

 などとのんきに喜んでいる場合ではない。花がついてしまったら地中の養分は全部花に持っていかれてしまうので、野菜としての意味がなくなってしまう。てーか、ニンジンの実が収穫できなくなってしまうのだ。

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まー葉っぱもこれだけ茂ってるんだから花が咲いてもおかしくはないものの。。。

 なんで突然こんなことに!? と焦って茂る葉っぱをかき分けて覗いてみると……
おおおっ、オレンジ色のニンジンが肩を並べているじゃないですか!!! 今このタイミングを逃すわけにはいかない。ぼんやりしていたら、このままレイズドベッドはニンジンのお花畑になってしまう。

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葉っぱをかき分けると、500円玉くらいのオレンジ色の円形物体が見える。

 収穫のときはいきなりやってきた。5月28日のことである。「根に近い葉の部分をしっかり持って、すっと上に引き抜くように」と教科書通りに引っこ抜いてみると……、うおおおおおお、こっ、これはでかい、でかいぞ!!!!!
(以下次週に続く)


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2017/06/04(日) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

ニンジン、3度目の正直!! その2

 うおおおおおお、こっ、これはでかい、でかいぞ!!!!!
 ……ということで、次週に続いてしまったので、並ならぬ大きさのニンジンが収穫できたんじゃないか? 一升瓶くらい? 野球のバットくらい? ……みたいに多大な期待を抱いた人もいるかもしれない。いや、いるわけないか。しょせん素人の作るニンジンであるからして世間一般のニンジンの大きさに収まっているし、そうでなくては困ってしまう。野菜にはみな手頃な大きさというものがあり、その範囲の中でこそ本来の美味しさが発揮されるのだと思う。そういう意味では、今回収穫したニンジンはパーフェクトな大きさと言えるのではないか。でかいと言ったのは、たんに前2回のニンジンに比べての話である。いわゆる「当社比」ってヤツである。

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旧レイズドベッドにずらーり並んだニンジン軍団。面積当たりの収穫量がめっちゃ多い。

 大きさも満足のいく出来栄えだったけど、何より収穫量の多さが嬉しい。密集状態で太らせるのがベターリッチ流というだけあって、株間5、6センチのスペースにニンジンが肩を並べるように詰まっている。ほんと、詰まっていると言いたくなるようなぎうぎうぶりだ。なので、収穫したニンジンをそのまま畑に並べてみると地面が見えなくなるほど(なんて言ってみたくなるけど、そこまですごくはないわね、やっぱ)。

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美人ニンジンの記念撮影。はいチーズ、な感じである。

 苦節2年の歳月を経て、ついに人様にお見せして恥ずかしくない立派なニンジンが完成した。感無量である。ご近所におすそ分けしたのは言うまでもない(もちろん、特に出来のいいのを選んであげたのも言うまでもない)。頬ずりしたくなるような美麗ニンジンたち。うむ、このまま精進すればニンジン農家の道も夢ではないかもしれない。

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ニンジンの個性派集団。なんか味わい深いものがありますね。

 とはいえ、やっぱりあるあるちょっと個性的というか、変顔というか、カタチ的に困難を背負ったニンジン軍団。これだけ収穫あったんだもん、そりゃ多少は店頭に出せないものだってあるわよねえ。土をきれいにしたとはいえ、ふたまた、みつまた、割れニンジンはやっぱり避けられなかった。でも、カタチはブサイクでも味は美形ニンジンとなんら変わらない。もちろん、ありがたくいただきまーす。

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採れたてのニンジンは生でポリポリがいちばん。「料理長のちょい足し味噌」でさらに美味しく。

 さてさて、それからは連日のニンジン祭り。甘さが自慢のベターリッチは生でスティック野菜として、ニンジンサラダとして、浅漬けやマリネとして、十分主役となる美味しさ。もちろん、火を加えてしりしりなんかにしてもうまーい! ジュースに入れちゃったり、具材のひとつにしちゃったりするのがもったいないくらい。

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ニンジンのしりしり。この沖縄料理をけっこう最近まで知らなかったんですよオレ。

 しかし、大変なのはこの大量収穫に伴って出てきたニンジンの葉の処理である。第2回のニンジン栽培の折に葉っぱが「ビタミンA、B2、C、E、カルシウムなど栄養豊富」なので「絶対捨ててはいけない」と声を大にして宣言してしまったので、なんとかしなくてはならない。朝のジュースに入れるくらいではとても消費しきれないので、ネットのお力に頼ることにした。 「ニンジンの葉 レシピ」でヤフー!検索してみたところ、291,000件ものレシピが!!(最後までチェックしてないのでほんとにこの数だけあるのかどうかは不明)。うううーむ、ニンジンの葉の処理に困っている人がそんなにいるのか!?!? と、かーなりびっくりした。お店で葉つきニンジンに遭遇することってたまにしかないのになあ。

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ニンジン葉でふりかけ。冷奴にふりかけても美味しいよ。

 で、いろいろやってみましたわ。まずはふりかけ。正確には「ニンジン葉とちりめんじゃこの胡麻おかかふりかけ」といって、すべての材料を執念深く炒るので葉っぱの青臭さはまったくなく、カリカリした中にニンジン葉独特の風味が出てとても美味しい。

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ニンジン葉のツナサラダ。

 ニンジン葉ツナサラダというのも簡単で美味。レンジでチンした葉っぱとツナ缶をマヨネーズ&ポン酢で和えるだけ。ニンジン葉の強い臭みがマイルドになって、ツナとの相性もなかなか。
 ニンジン&ニンジン葉のチヂミなんてのもやってみた。主な材料がニンジンとその葉っぱと長ネギくらいなので味わい的にはニンジン度高し。ニンジンを徹底的に堪能したいという人以外はイカやタコなど入れてみると良いのでは? チヂミが意外と簡単に作れるのでびっくりしたわ。

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ニンジン葉入りのチヂミ。よーするにごま油が決め手よね。

 まだまだ他にもいろんなニンジン葉っぱ料理に挑戦してみたんだけど、そんな滅多に手に入らないものについてくどくど書いてもしょうがないのでこの辺にしときます(十分くどかったか?)。普通の人が一生かけて食べるくらいのニンジンの葉っぱをこの数週間で摂取したわ。って、なんだかうさぎになったみたいな今日この頃。

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ニンジン畑で採れたてのニンジンをワイルドに試食中のエディブル・ガーデナー。

 そうこう言っているうちに、ニンジンの花もだんだん大きくなってきた。ひとつの株から次々と蕾が出てきて、だんだん大きく丸くなっていく。なんだか打ち上げ花火のミニチュアみたいな感じで、造形的に大変美しい。ニンジン農家だけが知っているニンジン花の麗姿も堪能させていただきました。

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ニンジンの花。ちょっと玉ねぎの花にも通じるものがあるかな。野菜の花って感じよね。


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2017/06/11(日) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

赤タマネギとミニダイコンの明暗

 春夏野菜の大量収穫を前に(すでに取らぬタヌキ状態になっているが)プランターですでに生育が進んでいた野菜の結果報告を。

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赤タマネギふたたび。今回もまずまずの収穫。

 まずは昨年の9月末に種をまいた、早生湘南レッド、という赤タマネギだ。「早生」を「はやうまれ」なんて読まないよーに。「わせ」あるいは「そうせい」と読み、「植物の実が他の品種より早く実ること、またはその品種」のことなんである。説明書によると、「種まきの適期は9月20〜25日で、普通の湘南レッドより7〜10日早い、梅雨入り前の6月上旬に収穫できる」てなことになっている。そ−なんだ、すっごいスピーディーじゃん! と思ってしまいそうになるけど、やっぱりタマネギってのは時間がかかる。種をまいてから収穫まで8ヶ月というのは実に長い。現に8ヶ月前に自分が何をしていたか、あなたは覚えているだろうか。悪いけど、私はまったく覚えていないよ。3ヶ月前のことだってろくに覚えていないんだから(って、自分の認知症ぶりを自慢してどーする!?)。

 それはともかく、実は赤タマネギ、去年もやった。去年はただの湘南レッドだったと思う。プランターでもけっこうちゃんと育ち、小ぶりながらたくさん収穫できて、しかも美味しくて使い勝手がよかったので、またやることに。2年目ともなれば慣れたもんである。

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去年の10月半ばのプランター。種まきから2週間程度経過したところ。間引きもスタートだ。

 種をまいたのは9月29日、ということで、すでに説明書の教えから逸脱しているではないか! 9月20〜25日という適期に4日以上も遅れを取っている。これが大学の願書提出期限とか原稿の締め切りとかだったりすると、もうすっかりノーフューチャーな気分になって、ホームに身を投げたり(ははは、大丈夫だよ)モッシュピットで暴れたりしてしまうのだが、相手はたかが野菜である。しかもタマネギである。いや、べつにタマネギをバカにする気はないが、適期に遅れたからといって怪しく変形したり毒を持ったりすることもあるまい。そのへんの余裕も2年目ならではだろうか。

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間引いたあとの赤タマネギの苗。樹木の表皮などのマルチをかぶせ、さらに不織布でプランターを包む。

 タマネギの栽培法はまず種をまいて一人前の苗まで育て、その中から優良そうなやつを選び、それをマルチングした苗床に改めて植え付ける、というものらしい。だけど、どうせプランター栽培なのだから、そんなメンドーなことは省略。よく耕した土を入れたプランターに種をまき、それをちょうどいい間隔になるよう間引いていって、そのまま最後まで育てる。これだとタマネギに定番の黒ビニールの穴あきマルチができないが、代わりにプランターごと不織布で覆い、地面はマルチ用ウッドチップでカバーすることに。プランター2つ使って、ひとつは不織布すらつけなかったんだけど、そっちの方はできた実がやや小ぶりだったかな……程度の差だった。つまり、かなりいい加減にやってもタマネギは栽培できる、ってこと、かも!?

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葉っぱが倒れてきたのは収穫のサイン。晴れた日が続いたあとに収穫するのよっ!

 てなことで、赤タマネギ、スタートは遅れたものの葉っぱが倒れてきたのを合図に5月31日、めでたく収穫。サイズ的に売り物になりそうなのは10個に満たなかったけど、数的には十分満足のいく出来でござった。

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ピンポン球程度の大きさのも多かったけど、丸焼きにしちゃえばいいのよ。

 湘南レッドの説明書に「普通のタマネギに比べて辛味や刺激臭が少なく、水分に富み、繊維質が少ないので歯切れがいい。すっきりした甘さがあり、生で食べるのに適している」とある通り、刻んでサラダなどにじゃんじゃん入れて食べている。

 さて、赤タマネギがあったら是非やらなきゃなのはセビーチェだ。いろんな魚でいろんな味付けの仕方があるけど、簡単なのはこれ。サラダ感覚で爽やかな美味しさ。
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カツオのセビーチェ・柚子胡椒風味
1、カツオ1サクを2センチ角に切り、塩小さじ半分をまぶして10分おき、キッチンペーパ—で水分を抑える。
2、赤タマネギの小1個を薄切り、赤唐辛子は種を除いて細かく切る。
3、ボウルで柚子胡椒小さじ半分、ニンニクすりおろし小さじ半分、レモン汁大さじ2を混ぜ、カツオを加え、ラップして冷蔵庫で15分寝かせる。
4、パクチーを散らしていただきます!

それと、小ぶりのタマネギがたくさんできてしまったので、丸ごと使って焼きタマネギをやってみた。
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焼きタマネギのサラダ
1、オーブンの天板にホイルを敷いて粗塩を敷き詰め、さっと水にくぐらせたタマネギ類(赤タマネギ、タマネギ、ベルギーエシャロット)を皮付きのまま並べ、200度で40〜50分焼く。
2、熱いうちに皮をむき、くし形にカットして盛り付け、オリーブオイルと赤ワインビネガー、塩胡椒を合わせたものをまわしかける。

 生食に最適とされる赤タマネギだけど、丸焼きは甘さが一段と強まってデザートのような美味しさ。タマネギだけしか入っていないのに、これならいくつでも食べられそう。来年また小さいタマネギがいっぱいできたらこいつで消費していこう。って、またやんのか赤タマネギ!?

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昨年暮れに収穫したミニダイコン、ころっ娘。ちゃんとダイコンだけど、小さくて使いやすい。

 さて、光のあるところには影もあるのが人生である。
 去年の12月から今年の2月まで次々と収穫が続いた「食べきりミニダイコン・ころっ娘」。必要なときに菜園から採ってくればよくて、1、2回で完食できもて余すことがないので大変重宝した。これは暖地なら春巻き、もとい春まきもできるはずだから、梅雨の頃に新鮮なダイコンが食べられるぞ、と(種も余っていることだし)成功物語の追体験に乗り出したわけである。前回は新レイズドベッドで今回はプランター、秋まきと春まき、という違いはあれど、長さの短いミニダイコンだし、栽培期間も2ヶ月程度だし、サクッと行けるんじゃないか? みたいに思っていた。

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種をまいてから1ヶ月でこんなに成長。

 種をまいたのは4月9日。相変わらず発芽率は大変よく、きちんと間引きをして、1ヶ月もすると緑の葉っぱがプランターいっぱいに広がるように。ふふふ、地中では白いダイコンがゆっくりと膨らんでいることであろうよ。などと、顎先を親指と人差し指で挟んで悦に入っていた。5月後半、葉っぱが虫に食われているのがやや気になったが、地上のことはこの際どうでもいい。ダイコンの実の部分さえ順調に成長していてくれれば。

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5月28日のダイコンのプランター。このときすでに地中では。。。

 6月に入って、ダイコンの花の蕾を発見。おおおっ、いかんいかん、もう収穫のときが来たか!? と一本の株の地面に近い部分を握り、すっと引き抜いてみた。すると。
 げげげっ、本来ダイコンの白くて太くむっちりした実がついているべきところに、白くて細く鉛筆のような根っこがついている。うっそおおー。焦りと驚きで半狂乱になりながら、次々とダイコンの株を引き抜いてみるが、まともな太さに成長しているものは、悲しいかな一本もなかった。

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ころっ娘の面影がまったくない、ほそっ娘チーム。葉っぱもなんだか元気なし。

 ミニダイコンにいったい何が起こったのか。前回と同じようにやったのに、いったい何が悪かったのか。あまりのショックに考える気も起きない。せめて葉っぱだけでも炒め物とかに使えば良さそうなものを、絶望のあまり見るのも苦痛で、全部捨ててしまった。

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ちょっとだけ浅漬けに入れてみた。辛味大根的に辛かった。

 数日後、ダイコンを引き抜いた後のプランターに新たに夏野菜を植えるべく土の入れ替えをした。するとどうでしょう、地面の中から次々と大判小判がざっくざく。だったらもうダイコン失敗して大万歳! なのだが、出てきたのは大量のイモムシだった。ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!!
注意:次の画像にイモムシ出てきます

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 どうやらこいつが失敗の原因だったらしい。なんの幼虫なのかもよくわかんないんだけど(怖くて調べる気も起きない)、春は野菜につく虫が多いから、本当なら虫除け用に不織布をかけておくべきだったんだろう。でも、もう暖かいし不織布なんて必要ないでしょ〜、みたいに思ってたんだよね。バカだった、甘かった。あー、春ダイコンは二度とやらないと神様に誓うわ!


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2017/06/18(日) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

ニンニクも収穫祭!

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 秋植え野菜結果報告の続き。
 前回の赤タマネギには8ヶ月を要したが、それよりさらに2週間ほど多くかかってついに収穫を迎えたのがニンニクである。2014年にホームセンターで購入した中国産の種ニンニクが、虫にやられて一個も収穫できなかったという苦い過去があるので、種ニンニクにはこだわるエディブル・ガーデナーである。今回は「ニンニク栽培なら絶対これ!」、「ニューヨークやロンドンで人気爆発」、「すごい! 家内も驚いたみなぎる活力」と評判の高い平戸ニンニク(300グラム、1,380円)をサカタのタネにてゲット。前年のニューホワイト6片の成功をさらに上回る収穫を目指した。

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ここがニンニク用ミニ菜園。ミニすぎるか? 黒マルチを張ってしっかり準備。

 つーても、平戸ニンニクがなんでそこまでありがたいのかは実のところよくわからないのだけど、どうやら暖地でもしっかり育つ、というのがポイントらしい。ニンニクってそもそも寒いところの野菜なのよね。青森とかさ。しかし温暖化の影響により最近は関東でも収穫できるようになったのよ。……って違うだろ?
 とにかく、ネット情報によるとホワイト6片より大きく育つとのことなので、ますます楽しみだ。

 ミニ菜園とプランター2つに黒マルチを張って球根を植えたのは2016年9月28日。前回地植えとプランターでやってみて、なにげにプランターの方が大きく育ったので、今回はむしろプランターの方に期待がかかる。

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植えつけてから2週間ほどでぐんぐん芽が出てくる。しかし、ここからが単調で長い。

 300グラムというとニンニク4、5個分だが、そのニンニクは6個前後の小片に分かれていて、そのひとつひとつが種(球根)となる。だからけっこう数が多くて、用意していたミニ菜園とプランター2つでは植え切れず、アーティチョークの鉢の隙間に強引に植えたりもした。これが全部うまく育てば1年くらいはニンニクをよそで買う必要がないはず。しめしめ。と早くもタヌキとなって皮算用に励むエディブル・ガーデナーであった(あれ? タヌキが皮算用しちゃまずい?)

 10月半ばになると黒マルチの穴からニンニクの葉が伸びてくる。9割くらいのかなり高い発芽率だ。あとは冬前と春先の2回、ぼかし肥を追肥するくらいで、ニンニク栽培専業農家として他にやるべきことはなんにもない。トマトのように脇芽を摘んだり、ズッキーニのように人工授粉に駆けずり回ったりしなくていいので、非常に楽チンな野菜だ。その分、あまりに変化に乏しくドラマがないのでブログ的にも書くべきことがない。夏休みの観察日記にもっとも不適切な野菜と言えるだろう。って、夏にニンニク育てる人もいないか。

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2017年初頭。ニンニクってフォトジェニックじゃないから絵にならないことこの上ない。

 そんなこんなで2016年が過ぎ、2017年に入っても、エディブル・ガーデナーがネグレクト状態となって何も見ていない間にもニンニクはすくすくと育っていた。
 冬が去り、桜が散って、風薫る5月となったある日のこと。ふとニンニク畑に目をやると。
なんだあありゃあ??
 茎の途中から丸っこくて先のとんがった、丹頂鶴の頭部のミニチュア版みたいなものが出現している。ううううう…… これってどこかで見たことあるよね!?!? そうだ、タマネギがある日突然トウ立ちを始めたときによく似たものが出てきたっけ。
てことは、なにかい? もう花が咲こうとしてるわけ!?!? 
 大変ヤバい事態である。ニンニクの花を観賞するために半年以上もの間ここで育ててきたわけではない。どんな花が咲くのかも知らないし、知りたくもない(たぶんタマネギに似てるんだと思うけどね)。こんなもんが出てきたおかげで、肝心のニンニクが小さくなったり品質に影響があったりしたら大変だ。

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ほぼすべての株からこのような花蕾が出現。放置すれば花も鑑賞できるはず。

 焦ってネットを見ると、これがなんとあのありがたいニンニクの芽なのであるらしい。えーっ、ニンニクの芽なら知ってるけど、こんなに猫背だっけ? 
 スーパーなどで売られているニンニクの芽は花茎を食べる目的で品種改良されているからまっすぐ育つのだとか。そして、スーパーではほとんど見ることのない花蕾(丹頂鶴の頭の部分)も食べてオッケー。ひと口揚げなどにすると美味らしい。

 しかし面倒なので、すべて野菜炒めに投入して食べてしまった。ニンニクの芽って主役としてはあまりにも強引で単調な味なのでさほど好きじゃないのだけど、好きな人にはたまらない強烈な個性なんでしょうな。自家栽培しているからこそ遭遇できたお味、って感じでなかなか新鮮でした。

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ニンニクの芽とジャガイモの炒め物。花蕾の部分はちょっと独特な食感。

 しかし、前年にニューホワイト6片を育てたときにニンニクの芽って出てきたっけ? まったく記憶がないのだけど。と思ったら、ニンニクにはトウ立ちしない品種もあるんだって。あれま。トウ立ちしないでくれたら焦って花芽を摘んだりしなくていいから安心だよね。と思う反面、ニンニクの芽も味わえたら一挙両得とも言える。トウ立ちする品種としない品種があるってことが学習できたのは収穫だったかもね。

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葉の3分の2くらいが枯れたかな。5月収穫説もあるので、かなり引っ張ったとも言える。

 そして晴れた日の数日続いた6月7日、ついにニンニクを収穫した。葉先の3分の2ほど枯れたら収穫してよかったんだけど、その頃は雨が多かったので、やや時間が余計にかかった。
 気になる収穫量は前年とほぼ同じ、って感じかなあ。平戸ニンニクはホワイト6片より大きくなるって話だったけど、さほど変わらなくて、小さいニンニクも多かった。1片とか2片とかのミニニンニクもいっぱいできちゃって(アーティチョークのプランターに間借りしてたやつ)、まさか種ニンニクのままじゃないよね、なんて思ったり。

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大小取り混ぜて記念撮影。他にもすでに数本は収穫済みで料理に使っちゃってるんだけど。

 大きめのものは長期保存用に風通しの良いところで乾燥させ、それ以外はさっさと食べ始めている。今が生ニンニクをピリリとした爽やかな辛味を楽しめる短くも楽しいひとときだ。小粒なものは全部皮を剥いてしょうゆ漬けにし(手のニンニク臭が怖い)、それ以外は料理にバンバン使う。

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縁側上部に作った野菜乾燥場。ニンニクと赤タマネギを乾燥中。あ、いかん、根を切り取らねば。。。


 そんなこんなで、今回はもろにニンニクのうまさが実感できるスペイン料理のニンニクスープ、2種類をご紹介。2人前のレシピだよ。

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ソパデアホ
1、鍋にオリーブ油(大さじ1)を入れて薄切りにしたニンニク(2片)を焦がさないように炒める。香りが出てきたらパプリカパウダー(小さじ半)を混ぜ、水(500cc)と固形スープの素(1個)を加え、蓋をして10分煮る。
2、塩コショウで味を整え、バゲット(厚さ1センチのもの6枚)を入れ、上に卵(2個)を割り入れ、半熟になったら出来上がり。

 ラテン系のみなさんは風邪のときにこのスープを食べるみたいよ。私などは風邪のときはニンニクのごま油焼きを1個くらい食べちゃうけどね!(近所迷惑。。。)

 そして今回初挑戦したのはこれ。
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ニンニクの冷製スープ。アホ・ブランコ。
1、粗みじん切りにしたニンニク(半片)、アーモンドパウダー(40g)、パン(耳なし50g)、水(150ml)をミキサーにかけて滑らかにする。
2、オリーブ油(大さじ1)、白ワインビネガー(大さじ1)を加えて混ぜ、塩コショウで味を整え、冷蔵庫でよく冷やす。

 ナッツの香ばしさに生ニンニクのツンとしたパンチが効いて、なんとも独特なおいしさ。本場アンダルシア地方ではこれにブドウのマスカットを入れて食べるというから、いったいどんなお味になるのやら? 7月には我が家のブドウ、ナイアガラも収穫できるから、そいつを加えて改めて賞味してみたいと思います。わお。


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2017/06/25(日) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

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