キンカン*美味しい活用法

キンカン 
ちょっと色づいたからって収穫してはダメ。2、3月までじっと我慢の子だ。

 前述の通り、我が家には実のならない木がやたらと多いのだが、エディブル意識の高まりとともに果樹も徐々に増えてきている。その中でいちばんの古株が鉢植えにしているキンカンだ。
 ろくな手入れもしていないのに、律儀にも毎年のように小さな実をつけてくれる。ちょうど今がその実の色づき始めるシーズン。くすんだ緑色の葉の間からちらちら覗くオレンジ色の球体は、クリスマスツリーのオーナメントのようでとても愛らしい。

 ああ、それなのに。長年その実をなるに任せて収穫せずにいた(今考えるともったいなさに身悶え……)。収穫のタイミングがわからず、十分色づいたと思って食べても酸っぱくてまずいことが何度かあったし、種が多くて食べにくいのもマイナス要因だった。
見取り図
果樹見取り図。矢印がキンカンの所在地。


 しかし、今年の2月になっているのをふと口にしてみたら……、およ? うまいじゃないですか!? そいつを毎朝飲んでいるパワージュースに入れてみると、キンカンならではのビタースウィートな味がしっかり存在感を発揮してすんごく美味しい! さらに、我が家はジュース作りに「アボカドの種まで粉砕する」というのをウリにしているバイタミックスを使っているので、キンカンの種なんかへっちゃらさ! なのであった。

 かなり量があったので、残りは蜂蜜漬け。作り方は簡単……
1、 よく洗ったキンカンに小さな切り込みを入れ、熱湯に放り込んで3分ぐらい茹でる。
2、 冷めたら竹串で種を取り出す。
3、 瓶に入れて上から蜂蜜をどっさり投入する。

 これをお湯で割ると、冬場にピッタリ、体の暖まるホット・ドリンクの出来上がり〜! となるわけだ。

 しかし、キンカン、そんだけじゃなかったんだね。(つづく)

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ ガーデニングへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

2011/12/26(月) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

キンカン*中国3000年の知恵に学べ

中国
来年は辰年。っていちおう中国の切り絵。関係ないけど。

 キンカンの原産地は中国。その中国ではキンカンを塩水に漬け、何年もの間熟成させてシロップ状にし、家庭の常備薬にしてるんだそうな。喉の痛みやしつこい咳に効くというから、ありがたいお薬らしい。代々家に引き継がれているキンカン塩漬けの瓶なんつうものが中国の家庭にはあるわけです。

 と、知ったような口をきいているんだけど、これは12月13日のLAタイムスに載ってた話。LA在住の86歳の中国系おばあちゃんが秘伝の塩漬けキンカンを紹介している。

 さて、その気になるレシピだが……
1、 キンカンを洗ってから、水気を拭き取る。
2、 1リットル・ジャーに実を丸ごと入れて塩水に漬ける。4〜500グラムのキンカンに対し塩100グラム程度。お湯で塩を溶かし、冷ましたものを使う。

 これで仕込みは終わりで、あとは時間をおいて熟成を待つばかり。なんでも、3年もおくと液の色が茶色くなって来るんだそうな。それも冷暗所なんかじゃなく、太陽の光をじゃんじゃん当てるとよりよいのじゃ、とおばあちゃんはおっしゃっておられる。

キンカンの花 清楚なキンカンの花。いつの間にか咲いている。

 し、しかし10年、いや、3年だって大丈夫なんだろうか、そんな年季の入ったキンカン食べても!? これを読んでキンカンの塩漬けを試みた人がその結果どんなことになっても当方は一切責任を負いませんので、そのへんはどーぞよろしく。

 私としては……実験的にこっそり作ってみようかな、と思っている。いずれにしろ結果が出るのは3年以上あとになりそうだが……。


ランキングに参加しています。
ワン・クリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ ガーデニングへ
にほんブログ村

2011/12/27(火) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

国華園で果樹苗ざんまい

国華園
ちゃんと冊子もあるのだけど、気になるのはこっち。

 以前に球根などを購入するとき会員になったので、定期的に送られて来る国華園のチラシ。なんだか新聞の折り込み広告みたいでとってもファンキーだ。サカタのタネなんかとはちょいと違ったセンス。大阪の会社だからか?(偏見ではありません。賛美しているのです)

 いつもそそられてしまうのは「激安果樹苗」というコーナーで、リンゴ、カキ、ナシ、モモ、ブドウなどなどありとあらゆる果樹の一等苗がどれでも1株398円! 特等苗はどれでも1株498円!! うっそー!!!みたいな安さなのだ。
アルプス乙女
魅惑のアルプス乙女

 もちろん苗なのだから、届いてすぐに実がじゃんじゃんなったりはしない……とわかっていても、将来への投資として非常に有効なんじゃないだろうか。リンゴひと山程度の投資で将来はもうお金を出してリンゴを買う必要がなくなるのだから! などと捕らぬ狸の皮算用、過大な妄想を掻き立てまくって、ついついうかうかと注文してしまう。

 しかし、緊縮財政のおりもおり、今回は「アルプス乙女」という素敵過ぎるネーミングの小粒リンゴの特等苗498円也のみに。しかし、それだけで700円の送料を払うのは虚しいので、ついついブラックベリー、その名も「トリプルクラウン」という競馬馬みたいなヤツも購入してしまった。なぜかこちらはバーゲン対象外商品のようで2200円也。

 国華園、商売うまいのか。それとも私が乗せられやすいだけなのか。


ランキングに参加しています。
ワン・クリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ ガーデニングへ
にほんブログ村

2011/12/28(水) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

リンゴ*禁断の赤い果実

 さて、注文していたリンゴが届いた。わずか498円の商品にはもったいないくらいの重厚な段ボール箱に一本だけ神々しく梱包されている。

リンゴ苗 
リンゴ苗。箱入り乙女です。

 特等苗はさすが「樹高80センチ以上」と自慢げに謳っているだけあって、すっくと真っ直ぐに伸びた幹が頼もしい。いかにも特等感がみなぎっている感じだ。

 この「アルプス乙女」さん、多くのリンゴは木が一本だけでは実がならないのだが、彼女は一本でちゃんと結実するらしい。それってマリア様みたいですよね、ってもうクリスマスは終わったんだよ。その辺のメカニズムはまったくわからないので省略する。小粒で酸っぱいという噂だが、我が家ではもっぱらパワージュースに使うのでノープロブレム!

 さっそく植えてみた。地植えにした方がいいとは思うのだけど、今芝生の跡地に植わっている夏ツバキが枯れたら(半分枯れているのだ)そこに植えようと目論でいるので、とりあえず鉢植えに。赤玉土や腐葉土、有機配合肥料の入った鉢に植えて、ハイ、出来上がり。

リンゴ苗2
遠慮なく伸びちゃってくれたまえ!

 リンゴの木、といって思い出すのは、昨年旅行で訪れたスウェーデンのローゼンダール・ガーデンだ。果てしなく広い庭園の中、リンゴの木の下にテーブルやベンチがしつらえてあって、フィーカ(お茶をしながらのんびりおしゃべりを楽しむこと)ができる。

リンゴ
リンゴの木の下で。

 きゃー、素敵だわ。ああいうのが理想なのよねえ。って、木の下で優雅にお茶ができるくらいにこの苗が育つ頃まで、果たして私は生きているんじゃろうか!?


ランキングに参加しています。
ワン・クリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ ガーデニングへ
にほんブログ村

2011/12/29(木) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

ブラックベリー*スマートフォンではなく

ブラックベリー 
熟れて真っ黒になるトリプルクラウン(予想図)

 リンゴの苗が届いてから、わずか4日ほどの時差でブラックベリー到着。なのにわざわざ別送にしていただいちゃって、送料は双方合わせて700円のみ。ってことは、2200円のブラックベリーは送料込みだったりする!?
 なんて些末なことは考えずに行こう!

 とは思うのだが、498円のリンゴの特等苗の立派さに比べて2200円のブラックベリーの苗はかなり地味なサイズである。特等感あふれるリンゴと比べると、ブラックベリーの方は30センチと10センチぐらいのシュートが2本。なんだか、この春近所のホームセンターにて各680円で2本購入し、今は死にかけているブルーベリーの苗に非常によく似ている。気のせいだよね、きっと。

ブラックベリーの苗 
ベリー系の苗は細いのであろう。たぶん……

 この「トリプルクラウン」、大粒・甘い・トゲなしと3拍子揃って(だからトリプル?)、しかも豊産性で樹勢も強く育てやすい、ときた。やはり大枚をはたいたのだからこれくらいのご利益は期待したいものだ。
 と、(ブルーベリーの例を挙げるまでもなく)日頃「安物買いの銭失い」という諺を地でいく私だけに、珍しい大物買いに欲望が激しく渦を巻く。

 アプローチを隔てて瀕死のブルーベリーの向かいに植える。先住樹木が多すぎて、隙間を見つけるのが大変。
 なにしろ広告によるとトリプルクラウンは生け垣にもなってしまうのだ。つまりすんごく大きく成長するということだからスペースも確保しなきゃだし、しっかり支柱も用意しなきゃいかん。

 てなことで、さっそくホームセンターにて「鋼管アーチ型支柱」つうのを購入、地植えしたブラックベリーの苗を挟む形で建立してみた。

ブラックベリー 
今後徐々に横支柱を足して行く予定。ところで苗はどこ? 

 さーて、準備万端。あとはブラッキーちゃんの成長を待つばかり! って、ステージの華々しさに比べていささか役不足な感じの苗。ちゃんと支柱に届いてくれるんだろうねえ!?

 などと気をもみながら今年も過ぎて行く。来年も(いや、来年こそは)希望と緑でいっぱいの一年にしたいものです!


ランキングに参加しています。
ワン・クリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ ガーデニングへ
にほんブログ村

2011/12/30(金) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

レモン*気がつけば、かいよう病!

 はてさて、そうこうしているうちにいよいよスプリングハズカムな雰囲気になって来た。2012年春夏栽培計画も重要だが、その前に我が庭にすでにある果樹の剪定や植え替えを行なっておこう。今年は一気に果樹の収穫倍増を目指すのだ!

 といっても、我が家のレモン、すでに樹齢5年ぐらいになるはずなのだが、この1、2年まったく収穫できていなくて、倍増もクソもないありさまである。しかし、レモンの木というのは5、6年目まではそんなに実らないものだと聞いていたし、木も元気に成長しているようなので特に気にせず、春の剪定時期までは……と放置していた。

 それがいけなかったんだなあ〜。以前から若い葉がエカキムシにやられていたことには気づいていたんだけど、あまりにその絵が見事なので芸術を尊ぶ私としてはパトロン気取りで「ふむふむ、君はなかなか筋がいいね。思う存分好きなように描きたまえ」などと太っ腹に構えていたのだ。というのはウソで、名前の可愛いエカキムシがそんな悪いヤツだとは知らず、ほったらかしていたのであった。
 ちなみにエカキムシはハモグリガの幼虫で、葉肉の中を移動するというからよっぽど小さいんだろう。作品はよく見ているのだが、画伯の麗しいご尊顔を拝したことはない。

エカキムシ 
エカキムシ、このようにサイケでアバンギャルドな画風。

 さ〜て、ついに3月になったことだし、レモンをバッチリ剪定して樹形をカッコよく整えるわよ! と近づいてみると、ぐんぐん伸びた枝先についた葉っぱが怪しくただれているではないか! こっ、これは!?!? あわてて調べてみると、これはかいよう病の症状。なんでも、エカキムシによってできた傷口から細菌が侵入して罹患するという。これにかかると落葉したり、実が幼いうちに落ちてしまったり、大きくなっても表面に茶色い斑点ができるなど見栄えが著しく悪くなる。病原菌は雨や風によって他の植物に伝染ることもあり、なんと、アメリカなんかだとかいよう病の症状が出た木は燃やしちゃうんだそうな。

かいよう病
潰瘍にやられたみたいだからかいよう病なんですと。

 が〜ん! 燃やしちゃう!? まだろくに収穫もできてないとゆうのに!?!? オー・ノーッ!!!!



いつもありがとうございます!
また来てくださいね〜

ランキングに参加しています。
ポチッといただけると嬉しいです!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村

2012/03/19(月) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

レモン*農薬の甘い誘惑

 ハラホロヒレハレ〜
と言いたくもなるわな。たしかこのレモンの木は近所の園芸店で4,500円もの巨費を投じて購入したものだったはず。そのときはまだ小さな苗木であったものの3つほど実をつけていたのだ。これはまさに園芸ビジネスのマジックで、売り場に並んでいるときはけなげに実をつけているのだが、家に持って帰ると急に子供返りしてほとんどなんにもならなくなってしまうんだよね。あんたの育て方が悪い、と言われればその通りなのだが。

レモン
園芸店イルージョン。苗木に実がいっぱい!

 たしかに、エカキムシの大暴れを放置してかいよう病にしちゃったんだから育て方は悪かった。あまりに実がならないので、なんの木だかすっかり忘れていた、というのが正直なところだ。
 しかし、さりとて涙をのんで火葬に付すというのは論外。他にかいよう病にやられそうな柑橘類の木はないのだから病気の広がりはあるまいと踏んで、なんとかレモンを生き延びさせる方策を取ろう。

 かいよう病対策について調べてみると、大きく分けて道はふたつ。ひとつは農薬を使う方法、もうひとつは使わない方法だ。
 O谷さんは当然のように「農薬といっても、たんなる殺菌剤。それで徹底的に細菌を一掃すべきである。農薬を使ったあと1年は実がなっても捨てるようにすれば問題ない。かいよう病を完治させてから無農薬に切り替えればよい」と言う。
 私は「うぬ〜う、で〜も〜……」

 あたかも無農薬・有機栽培一直線のエコ・ガーデナーのように思われてしまうかもしれないが、実はまったくそんなことはない。これまでバラが黒点病になった、アリが家に侵入して来た、ムカデが出た、アブラムシがついた……なんだかんだとことあるごとに殺虫剤や殺菌剤を駆使して来た私である。だから、農薬が悪いなんてことを言うつもりはまったくないのだが、まだ始めたばかりの野菜・果樹栽培。しょっぱなから病気にやられたからって、ハイハイと農薬に手を出すのはなんだかちょいとためらわれる。

かいよう病 
哀れ、かいよう病にやられたレモン(写真はイメージです)。

 この際だから、実験的に農薬を使わない方法を試せないものだろうか。かいよう病は死に至る病ではなさそうだし、果実の見かけは悪くなっても味には影響がないという。
 そっか、それでも食べられるのか! 急に元気が出て来た私であった。



いつもありがとうございます!
また来てくださいね〜

ランキングに参加しています。
ポチッといただけると嬉しいです!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村

2012/03/20(火) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

レモン*バッサリ斬ってみた

 というわけで、レモンのかいよう病対策は農薬を使わない道を選ぶことに。若干一名の抵抗勢力(O谷さん)がいたが、ここはエディブル・ガーデン化計画の総指揮官である私の意向に従ってもらうことにして次に進む。

 まずはかいよう病にやられていると思われる枝葉を取り去る。我が家のレモンの木は購入後まったく剪定をしていなかったためいちばん先端の枝先まで測ると2メートルを越える高さになっていた。そいつを、いきなり3分の2ぐらいに切り詰めてしまった。園芸バサミでは切れないほどの太さになっていたので、ノコギリでギコギコと。
 ほんとうは細い苗木の段階でやるべきことを今になってやっているわけだが、ただぼうぼう生やしていたら実なんてならないものなんだそうな。こんな乱暴な剪定がいいわけないが、かいよう病対策も兼ねてガツンとやってしまった。かなりヒヤヒヤものである。
レモン2 
あまり焦って剪定前レモンの木の写真を撮るのを忘れていたので、
エカキムシ画伯の絵でお届けします。

 致命傷となりかねない強剪定ゆえ、かいよう病よりこっちでお陀仏になってしまうかもしれないが、レモンの生命力に期待しつつ、ついでなので樹形も整えてみた。
 なんでもレモンは樹冠(木の占めている空間)の内側に実がつく傾向があるので、奥まで光が当たるように半円状に仕立てるといいらしい。枝を水平に広げるべく紐に重しをつけて引っぱったりしてみた。

レモン1 レモン3 
剪定後のレモン、ちょっと見にくくてすみません。イラストのようにするのが理想。

 レモンの木にしてみれば、今まで好きなように生きてきたのに、いきなり幹の途中からバッサリ斬られ、あっちこっちを引っぱられた挙げ句に重しまでつけられちゃって拷問のようであろう。ただでさえ病気で弱っているところにこの荒療治では、助かるものも助からないかもしれないなあ。って、切っちゃってから言うなよ。

 あう〜っ、エカキムシの段階で全部きれいに摘み取っておくべきだったと歯ぎしりすることしきりである。なんとか生き延びていつの日か実をつけてくれることがあれば、改めてご報告いたしまする。


いつもありがとうございます!
また来てくださいね〜

ランキングに参加しています。
ポチッといただけると嬉しいです!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村

2012/03/21(水) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

ラズベリー*我が庭の優等生

 果樹収穫倍増計画・春のキャンペーン対象になっていたのはレモンだけではなかった。鉢植えのラズベリーもさらに大きな鉢に植え替えたのだ。

 ラズベリーの実は独特の甘酸っぱさと食感を持ち、形状も色もきわめて美しく、さらには木になっている様子まで絵になるという、見ても食べても美味しいパーフェクトな果樹である。ジャムや砂糖漬けの瓶詰めなども見かけるが、なんといっても摘みたてを生で食べるのがいちばん美味しい。

 海外ではマーケットなどで山盛りのラズベリーを見かけるが、日本だと紀ノ国屋みたいなところでゲッとひるむような値段で売られているか、ケーキのトッピングにひと粒神々しく輝いているか……くらいなものだろう。その値段差を知っているだけについついひと山どーんと買ってしまう。なんでこんなにうまいものが日本ではポピュラーじゃないのかと不思議でたまらない。

ラズベリー4
ストックホルムの屋外マーケット。ベリーがいっぱい。

 てなことで、ちょっと遠くのホームセンターでラズベリーの苗を2800円ぐらいで購入したのは4年ほど前のこと。コヤツ性格も良いようで、子供返りなどせず翌春から花をつけ、初夏にはひと粒ふた粒ながら毎日のように収穫できるようになった。
 といってもひと粒ふた粒だとその場でパクッとやってハイおしまいになってしまう。(あ、いや、いちおうちゃんと洗ってますよ!)だから、果実を収穫しているという意識はあんまりなかったのだ。

 それが昨年は、一回にある程度まとめて穫ったので「おおっ!」と思うほどの収穫があった(つーでも、小さなグラスに一杯程度ですけどね)。
 ラズベリー摘みのコツは赤く色づいたからといってほいほい獲らず、熟れて少し黒ずんでくるまで木に残しておくこと。でも、あんまり長い間残しておくと雨に当たってカビてしまうので、そのへんの見極めが肝心。

ラズベリー1 
果実は宝石のようにきれいです。

 我が家のラズベリーは二期なりというヤツで、秋にもわずかながら実をつけてくれるのでますます高感度アップである。よっしゃー、明けて2012年、もっと大きな鉢に移して思う存分大きくなっていただいて、果実の収穫高もドカーンとアップしてもらおうじゃないの! てなことで植え替えレッツゴーとなった次第だ。



いつもありがとうございます!
また来てくださいね~

ランキングに参加しています。
ポチッといただけると嬉しいです!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村

2012/03/22(木) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

ラズベリー*収穫倍増計画

 さーて、ラズベリーの植え替えだ。それまで直径30センチだった鉢を36センチのものにした。一瞬、すごく大きくなったように錯覚してしまったが、以前の鉢は上部の直径こそ少ないが下半身デブ型体系だったので、容積的には大して変わらないような気がする。

 それじゃあまったく無駄な植え替えだったのか、というとそうではなかったようだ。あとで調べていてわかったのだが、鉢植えのラズベリーは「植え付けから3年を越えると鉢の中で根が回ってしまい、新梢が発生しにくくなります。2年ごとに植え替えをすると毎年収穫できるようになります」。なんと、このままだったら「二期なり」どころか「収穫なし」の事態に陥るところだったのだ。しえー!

ラズベリー2 
昨年6月のラズベリーと古い鉢。

 ほとんど右のものを左に移す程度の植え替えで、作業はさっさと終了。じゃ、ついでに剪定もしておくかな……と思って調べると、「剪定の時期は1、2月」と、とっくに過ぎているのであった。我ながら無知蒙昧さにクラクラする。よく今までわずかながらも毎年収穫できたものよのお〜と感動すら覚えてしまった。

 しかも、ラズベリーの剪定の仕方は説明を読んでもさっぱり理解できないほど複雑怪奇。今、ぼうぼうと伸びている枝には「結果母枝」、「結果枝」、「栄養枝」、「枯れ枝」などいろいろあって、それを選んで切らなきゃならないらしい。はあ〜? 私にはみんな同じに見えるんですけど。

ラズベリー3 
植え替え後。剪定時期を逃し枝ぼうぼう。

 剪定時期はもう終わっていて、枝からはぽつぽつと新芽が出てきてもいることだし、ちょっと形を整える程度に枝をカットしてお茶を濁すことに。結果さえしてくれれば結果オーライなのよねっ! と苦しいシャレ。

 大好きなラズベリー、実は地植えしてみようかなとも思ったのだ。今にも死にそうなブルーベリーの貧弱苗が2本並べて植えてあるところの横に植えて、ベリー園(この狭さでよく言う)にしてみたらどうかしらっ!? なんて。しかし、「ラズベリーは地植えすると元気いっぱいに遠征し出す」と聞いたことがあるので、ただでさえ瀕死のブルーベリーの行く末を案じて断念した。

 それに、鉢植えからラズベリーの枝がしだれている様子が好きなのだ。さあて、6月にはいっぱい実をつけてしだれてくれますように!



いつもありがとうございます!
また来てくださいね~

ランキングに参加しています。
ポチッといただけると嬉しいです!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村

2012/03/23(金) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

ラズベリー:植え替えで驚きの大繁殖!

 さて、メイン・ガーデンや緑のカーテンの植え付けにすっかり心を奪われていた今日この頃だが、春になってその他のエディブル・プランツも勢いを増してきた。その筆頭がラズベリー。3月に果実収穫倍増キャンペーンでやや大きめな鉢に植え替えたものだ。それが2ヶ月も経たぬうちに大繁殖。ひょろひょろ伸びた枝から一斉に緑の葉っぱが吹き出してきて、一気に以前の2倍ぐらいの大きさになってしまった。これまで狭い鉢でずいぶん肩身の狭い思いをしてきたのだろうか、大舞台を与えられて(ってほど広くないが)エネルギーが爆発してる感じだ。植え替えさぼっててごめんよ……と今さらながら反省。

ラズベリー3  ラズベリー 
左がBEFORE・右がAFTER.。植木鉢が見えない!

 こんもり茂った緑の上に5月上旬から白い花がたくさんついた。あれ〜、ラズベリーの花ってこんなんだっけ? ごくごく小さい5枚の白い花びらが開花したとたんに散って行く。写真に収めることもできない一瞬の出来事だ。これはインディアンサマーという品種の特徴らしい。そんなことに今頃気づいてビックリ。

 つまり今まで花が咲いてもロクに気にもかけてなかったってことなのね。そういう愛情不足を植物は敏感に感じるものらしい。言い換えれば、最近の私のエディブル・ガーデン熱にちゃんと応えてこんなに花をつけてくれたということ。ありがたいですねえ。この花が全部めでたく結実してくれたら、ますますありがたいんですけどねえ。

ラズベリー2
蜂が少ない場合は人工授粉しなきゃいけないらしい。君に任せて大丈夫か?

 さて、収穫倍増なるか? 結果が出るのは6月後半ぐらい。それまでは蜜蜂のみなさんに頑張っていただくことにいたしましょう。


いつもありがとうございます!
また来てくださいね~

ランキングに参加しています。
ポチッといただけると嬉しいです!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村

2012/05/16(水) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

レモン:バッサリ斬ったけど生きていた!

 エカキムシを放置したせいでかいよう病にかかったレモンの木を3分の2にぶった切ってしまったのは3月のこと。ただでさえかいよう病で落葉していたのにさらに大胆剪定をし、挙げ句に枝を広げるべく重しまでつけちゃうという荒療治で、「もしかしたらショック死かも」と最悪の事態を覚悟していたのだが……。

 しかし、レモンの木は残った! 4月には枝の先端や幹の節などから茶色っぽい小さな新芽が吹き出し、それが大きく成長するに従って生き生きとした緑色に変わって行く。かいよう病にやられていたときのくすんだ葉とは色つやがまったく違う。スカスカだった枝は瞬く間に木の葉に被われ、わずか1、2ヶ月前の無惨な枯れ木状態がウソのよう。ちゃんと樹木のような体裁になってきた。レモンの生命力恐るべし、である。

レモン3  レモン 
右がBEFORE、左がAFTER。元気ぶり、わかります?

 そして5月の頭には新しく出た枝の先や途中から小豆のような塊が一斉に現れた。その数50を越す勢い。こ、これってもしかしてレモンのつぼみ!? 5年近くかかってまだ3、4個しかレモンの果実を収穫したことがないので、このような事態に直面するとアタフタしてしまう。
 レモンの実は木の内側、奥の方につく傾向があるそうなので、重しをつけて思いっきり枝を広げ、風通しを良くして太陽を当ててやったのが功を奏したみたい。これだけぎうぎうに花がつくと実が大きくならないのでいずれ間引く必要があるが、それでも20個くらいは収穫できるのでは? 

レモン2
レモンの花は白いけど、つぼみは小豆色。

 と今から捕らぬ狸の皮算用。収穫は花後6ヶ月以上もあと、しかもまだ花も咲いてないんだから、気が早過ぎるってもんです。
 それにしてもなあ、樹形を半円状にするつもりだったのに、すでにぼうぼう状態。自分の剪定のセンスのなさにあきれるばかり……。


いつもありがとうございます!
また来てくださいね~

ランキングに参加しています。
ポチッといただけると嬉しいです!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村

2012/05/17(木) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(1) | コメント:(0)

キンカン:こちらも生きていた!

 私のメチャクチャ強引な剪定の脅威にさらされたのはレモンだけではなかった。今年3月、かいよう病にやられたレモンの木をめった斬りにした数日後、ふとレモンのそばに置かれた鉢植のキンカンの木に目をやると……

「ぐわっ、葉っぱが茶色くなっているではないか! ついにキンカンまでもがかいよう病に冒されてしまったとは!!」
 恐れていたことが現実となった。アメリカではレモン畑で一本がかいよう病になったら、他の柑橘系に広がってしまうのを防ぐため即座にその木は焼却処分されるという。まあ我が家は畑じゃないですから……なんて甘く見ていたら、すでにキンカンに伝染していたのである。そういえば、去年は鈴なりになったキンカンの実が今年は半分以下の収穫量だった。そのときはそんなもんかと思って気にしていなかったが、それもかいよう病の影響だったに違いない。

シャイニング 
こんな形相。

 と、次の瞬間には植木バサミを握っていた私である。とにかく茶色に変色した葉は取り除こう……と思って切っていくと、あらまあほとんどの葉が茶色くなっているではありませんか。いかん〜! この悪霊めが〜!! と切るわ切るわ、映画『シャイニング』のジャック・ニコルソンみたいな狂気の形相でハサミを入れ続け、気がつくとキンカンの木はほとんど裸になっていたのである。

キンカン  きんかん2 
左がBEFORE、右がAFTER。スカスカでも生きてます。

 インターネットで「キンカンはかいよう病抵抗性が強く、防除の必要はない」という記述を読んだのは、その翌日のこと。また、キンカンは豊作の翌年はあまり実がならない傾向がある、ということもわかった。
 ああ、また早合点でメチャクチャやってしもうた。罪もないキンカンに濡れ衣を着せて、ほとんど生命の危機を招きかねない強剪定。レモンに続いてキンカンもお陀仏か……目の前が真っ暗になった(なので、このブログでは触れずにいた)。

キンカン3
樹齢12歳以上で鉢植えながら、今も元気のよう。

 しかし、植物はけなげである。主人がどんなに愚かでおっちょこちょいでも、生きている限り春が巡ってくれば小さな緑の芽を吹くのだ。レモンの新芽より遅れること一週間、枯れたように見えた枝のあちこちから針のように細い葉が顔を覗かせ始めた。キンカンのバイタリティに感謝。これから花がつくかどうかは不明だが、とにかく生きていてくれてありがとう。君の主人はこれに懲りて、もうちょっと冷静な人間になるんじゃないかな。いや、今さら無理って気もするけど。


いつもありがとうございます!
また来てくださいね~

ランキングに参加しています。
ポチッといただけると嬉しいです!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村

2012/05/18(金) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(1) | コメント:(0)

ユスラウメ*お見逃しなく!

 今年はレモンが20個は収穫できるのではないか、と捕らぬ狸の皮算用で大胆予想してみたが、我が庭にはまだ他にも果実の収穫が期待できそうな樹木がある。いや、樹木ってのはやや大げさだな、植物というべきか。苗に毛の生えた程度というのは大げさにしても、まだ立派な木と呼べるほどの大きさじゃないものがいくつかあるのだ。
 その中ですでに昨年わずかながら結実実績があり、今年もっと収穫が見込めるのではと期待されているブライテスト・ホープ、それがユスラウメだ。

 数年前にラズベリーの苗を育てて、果樹のありがたさに目覚めた我が家は、3年ほど前一挙に3本の果実苗を購入した。……なんていうと大盤振る舞いに聞こえるが、知っている人は知っている噂の国華園の「激安果実苗・特等苗どれでも1株498円・3株買ったら1200円」でゲットしたのである。私はプルーンを選び、ダンナがブドウとユスラウメを選んだ。
「なに、ユスラウメって? 梅酒でも作るの?」
「ユスラウメ知らない!? 美味しいんだよ〜、サクランボみたいで」
 なんでも実家にユスラウメの木があって、子供の頃よく摘んで食べたんだという。長年一緒に暮らしていながら、まったく知ることのなかった夫の隠された過去を垣間見る思いであった。やや大げさ。
 サクランボに似てる? そいつあ上等じゃないですか! と購入が決まった。

ゆすらうめ 
国華園プレゼンツ〜ユスラウメ

 3苗のうちプルーンはさっさとあの世行きしてしまったが、ブドウとユスラウメはとりあえず生き残った。しかし、花も咲かなければ実もならぬという2年が過ぎ、そんな植物が庭に存在することすら忘れ果てていた7月のある日のこと、西永福にあるキッピスというフィンランド料理の店に行く機会があった。現在は店主が「長期調理修行の旅に出るため閉店しました」というなんだか怪しいこの店、メニューにはベリー系のお酒(フィンランド名物なんだそう)がたくさん並んでいた。ウンチク豊かな店主がいろいろベリーの説明をしてくれたが、半分酔っぱらっていたためか詳細は覚えていない。

ムーミン フィンランディア 
ウォッカ・ベースのベリーのカクテルがフィンランド流、なのかな?

 それからベリーつながりで話題がユスラウメに転じ、店主が「あれは実が葉っぱの影に隠れてなるので、見逃すことが多いんです。よく調べてみた方がいいですよ」。
 ほんまかいな!? と思って、翌朝庭のユスラウメの葉を掻き分けてみると……
「あっ、あった〜!!!」


いつもありがとうございます!
また来てくださいね~

ランキングに参加しています。
ポチッといただけると嬉しいです!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村


2012/05/21(月) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(1) | コメント:(0)

ユスラウメ*大量収穫の予感!?

 その存在すらほとんど忘れられていた我が家のユスラウメ、言われた通りに葉陰を調べてみると、ほんの4、5粒ではあるがルビーのように真っ赤な実が現れたのである。危うく食べ損なうところであった。口に放り込んでみると、酸味弱めでほんのり甘い、まさにサクランボを思わせる味。残念ながら実の大きさはサクランボの半分ぐらいだったが、ダンナの失われた少年時代の幻の味がここに甦ったのであった。やや大げさ。

 ユスラウメは英語ではNanking Cherry(南京チェリー)とも呼ばれ、中国が原産。「イサラ」という朝鮮語がなまって「ユスラ」になったらしいんだけど、その意味は知りません。アジアの一部のみに分布する植物なんだとか。「山桜桃」とか「梅桃」などとも書かれていて、それじゃサクラなんだかモモなんだかウメなんだかチンプンカンプン。分類としてはバラ科サクラ属で、花びらはウメ似で花のつき方はサクラ似という花が咲く。低木でせいぜい2メートルぐらいにしかならないところはサクラっぽくないかも。

ユスラウメ2 
樹齢3、4年。買った時のラベルがまだついているのが我が家流。

 そんなサクラとウメの中間のような淡いピンクの花が今年4月、50センチほどの木にたくさんついた。前述のように昨年結実を確認できたので、今年はそれまで鉢植えだった木を地植えにしたところ、グッとパワーアップし、細い枝にびっしり花が咲いた。昨年も地味に咲いていたんだろうけど、まったく気づかなかった。食べ物がなるのだという意識が生まれると、俄然注意力も高まるようだ。

ユスラウメ1
ユスラウメの花、満開!

 ということで、5月半ばの今、ユスラウメの葉を掻き分けてみると緑色の若い実がいくつも細い花柄の先についているのが見える。うは〜、これがすべて順調に色づけば20〜30個の収穫も夢ではないぞ! 

ユスラウメ3 
実はもうちょっと大きくなってくれるんですよね?

 さて、このユスラウメの実、ジャムにしたりお酒を作ったりいろいろな使い道があるみたい。だけど、20、30個程度の収穫ならやっぱり庭になっているのをその場で摘んで食べるというのが郷愁を感じさせて良いかもだわねえ。
 などと、すっかり捕らぬ狸になっているのであった。


いつもありがとうございます!
また来てくださいね~

ランキングに参加しています。
ポチッといただけると嬉しいです!

にほんブログ村 花ブログ キッチン菜園へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村

2012/05/22(火) | 果樹の誘惑 | トラックバック:(1) | コメント:(2)

 |  ホーム  |  »