今度はズッキーニの災難

 たったひとつの鉢に植えたズッキーニでは男女の出会いが少なすぎてカップル誕生に至らない。いや、それはどーでもいいんだが、雌花と雄花が一緒に咲いてくれない可能性が非常に高い。受粉ができないと花が咲いても実は全然大きくならず、いつまでたっても美味しいズッキーニ料理が口に入らない……というわけで焦ってホームセンターに駆け込んだのだが、時すでに遅し、ズッキーニの苗は売り場からすっかり姿を消していたのである。

 ひとつの苗でうまいズッキーニをならせようなんて浅ましい考えでいて、あとになって慌てて買い足しに来る私らのようなボンクラは世の中そんなに多くないってことですかねえ、なんて感心している場合ではない。いったいどうしたらいいのだ、明日にもまた雌花が咲いてしまうかもしれないのに……と血眼になって野菜苗売り場を歩き回っていると、キュウリの苗に混ざって異彩を放つ怪しい植物が……。なんと、ひとつだけ売れ残っていたズッキーニであった。
 売れ残りだけあってひょろひょろで、顔色も今ひとつ優れないが、もはやクチャクチャ言っている場合ではない。奪うように苗を掴むとレジに直行したのである。

ZUKKINI
同じズッキーニとは思えない……

「やれやれ、これで我が家も安泰じゃ。あとはお世継ぎが生まれるのを待つばかり……」
 お揃いの鉢に植えてみると大小差がやたら目につくが、買って来たばかりの苗も小さいながら花芽をつけており、未来への期待はいやが上にも膨らむ。最悪花だけでも咲いてくれればいいんだし。

 しかしそのとき、すでに大きく育ったズッキーニの葉にひとつの異変が起こっていることに気づいてしまったのだ。こ、これは……緑の葉の上にちりばめられたいくつもの白い斑点。そうだ、恐れていたウドン粉病が早くもズッキーニを襲ったのである。

ZUKKINI2
ついに来たか、ウドン粉病!?

 な、なんてこと。まだ恋も知らぬうちに、病に冒されてしまうとは悲し過ぎるズッキーニ娘の運命。韓流ドラマもビックリの展開だ。いや、ビックリしている場合ではない。とにかく、これ以上ウドン粉病が広がらないよう斑点の出ている葉を切って処分しなくては。
 次の瞬間には剪定バサミを握っていた私である。ハサミを握ると頭が真っ白になりがちな私である。大きく成長していたズッキーニだが、その結果かなり涼しげになってしまった。

「ズッキーニの葉には葉脈に沿って白い斑点がある。一見病気のように見えるが問題ない。葉脈に沿わず不規則に発生する場合はウドン粉病などが考えられる」という記述を参考書『有機・無農薬でおいしい野菜づくり』に見つけたのはすぐあとのことである。さっきこのページ開いてたじゃん。なんで最後まで読まないかなあ。自分に言ってみる。虚しい。


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2012/06/04(月) | 2012年春夏EG実践記 | トラックバック:(1) | コメント:(0)

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2012/06/08(金) 04:19:12 | まとめwoネタ速neo

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