いざ、ナノクロムシ退治

 さて、ナノクロムシがいかに我がエディブル・ガーデンの常連さんだからといって、もちろん暖かく迎えてお土産を持たせて帰す、みたいなことをするわけはない。我が家の家訓「庭を荒らすものは見つけ次第即捕殺(例外もややあり)」に従って、その場で令状なしで逮捕、裁判なしで死刑である。もちろん葬式もなければ墓場もなし。なんとも冷血非情な殺戮の世界である。

 しかし、害虫といえども生き物を捕まえて殺すというのはなんだか恐ろしい。できれば避けたい。オルタナティブ・アイデアはないものか。
 一気にカダンDのような殺虫剤をかければ、はいさようなら〜と簡単かつ爽快にナノクロムシを地獄に送ることができるのだが、やはりこれからすぐにも食べようとしている野菜に農薬散布するのも気が進まない。自家製の有機害虫忌避剤、竹酢害虫イヤ〜ンZも試したものの面白いほど効かない。不織布などかければいいんだろうけど、今さらとっくに遅過ぎる。これはもう、腹をくくって一匹一匹捕まえて殺すしかないのだ。

なのくろ
庭でラディッシュを食べるのに余念のない2匹。兄弟なのだろうか、ソックリだ。

 幸いにしてナノクロムシは体が真っ黒で、みどりの葉っぱの中でやたらと目立つ。多くの場合葉の裏側にへばりついているので、目を凝らしてよく見れば、あそこに一匹、ここにも一匹……とお食事中の姿を発見できる。
 最初、割り箸でピックアップして、地面に落としたものを踏みつぶしていた。場合によっては割り箸できつく掴むことによって圧死させていた。しかし、私は決して箸使いはヘタな方ではないが、うまく一発で箸の間に挟めなかった場合、ナノクロムシはあっさり地面に転落してしまうのである。そうすると地面は大部分黒土なので真っ黒なヤツの体がまったく見えなくなる。ヤツは夜陰に乗じて逃亡……。まずすぎる。

 ということで、最近はもう捕まえたのちに処刑ではなく、いきなり軍手をはめた手で潰している。これはもうなんかリア殺なかんじですよ。指先と指先の間に葉っぱごと挟んでぎゅっと力を入れる。これがコガネムシの幼虫くらいでかくてぷよぷよしてたりすると気持ち悪くて絶対できないが、ナノクロムシは小さくてほとんど圧殺の感触がない。蚊をぱちんと叩くのに近いか。

コマツナ 
コマツナが密集するプランター。ナノクロムシを探せ!

 そんなわけで、今や一日ほんの10〜20分程度だが、真剣にターサイとコマツナのプランターを凝視し、ナノクロムシを発見して潰す、というのが日課になっている。じっと緑の葉を見ていると視力がぐっと良くなる……という効果はほとんど実感できないが、すごく集中力が高まっているのが自分でもわかる。この集中力を仕事に生かしていればもっといろいろ速くはかっていただろうに、人生楽勝だったろうに……としみじみ思う今日この頃だ。

 それはともかく。なんだか毎日ナノクロムシを退治していてふと思う。これが間引き菜を楽しむということか。って、あまりに趣味が悪すぎて自分でも閉口する。


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2012/11/21(水) | 2012年秋冬EG実践中 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

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