フライド・グリーン・トマト!

 ネットで調べてみると「グリーン・トマトを食べる22の方法」というページがあった。書いているアメリカ人女性は、夏の菜園を終わりにするときに出る大量のグリーン・トマトを持て余し、「鶏のエサにするくらいなら」と必死でレシピを探し回ったんだとか。菜園家の悩みは万国共通ねえ。
 22の食べ方は「フライド・グリーン・トマト」に始まり、「グリーン・トマトのサルサ」、「グリーン・トマトのジャム」、「グリーン・トマトのスパゲティ」、「グリーン・トマトのスープ」、「グリーン・トマトのフリッター」、「グリーン・トマトの煮込み」などなどと続く。ふむ、こうして考えていけば「グリーン・トマトの佃煮」、「グリーン・トマトの味噌煮込み」、「グリーン・トマトの西京漬」など、あと22通りくらいの食べ方を思いつきそうだ(美味しい保証はまったくなし)。

カットトマト 
ずらりと並んだフルーツ・グリーン・トマト。

 それはともかく、調べてみて実感したのだが、アメリカではグリーン・トマトの食べ方の王道はフライのようだ。映画『フライド・グリーン・トマト』(1991年)はまだ人種差別、男女差別の残る時代の南部のカフェを舞台に女の友情を描いた作品なんだけど、これにも南部の名物っぽくフライド・グリーン・トマトが登場していた、よね? たしか……と思ってDVDを借りてチェックしてみた。我ながら見上げた探究心! しかし、残念ながら映画には料理の作り方までは出てこなかったんですね。ぐっすん。

フライド 
映画『フライド・グリーン・トマト』

 だがしかし。なんと、『フライド・グリーン・トマト』の原作者のファニー・フラッグが大ヒットしたこの映画にちなんで「Original Whistle Stop Café Cookbook」なるアメリカ南部料理のレシピ集を出版しているではないか。そして、調べてみたらこの本の中のフライド・グリーン・トマトのレシピがオンライン上でバッチリ見つかったのだ。
 では、さっそくこのアメリカ南部の由緒正しいオリジナル・ヴィンテージ・レシピにしたがって、フライド・グリーン・トマトを作ってみようじゃないか!

◎材料
セルフライジング・パウダー 3/4カップ
コーンミール 1/4カップ
塩 ティースプーン1/4
こしょう ティースプーン1/4
バターミルク 3/4カップ
グリーン・トマト 3~4個(1センチぐらいの厚さにスライス)
植物油かピーナッツオイル 揚げ物用

 アメリカ南部オリジナルと銘打っているだけあって、日本では手に入りにくいものもあったりするんだけど、セルフライジング・パウダーというのは薄力粉にベーキングパウダー少々を入れて代用、バターミルクは牛乳で代用。コーンミールは乾燥させたトウモロコシを挽いて粉にしたもので日本でも売っている。
 そうそう、我が家の場合、グリーン・トマトといってもミニ・グリーン・トマトなので、いまいち正統派度が低いかも。それを10個ほど用意し、半分に切って使ってみた。

衣 
衣にすべて入っているから簡単!

1、 小麦粉、コーンミール、塩、こしょう、ミルクをボウルに入れてフォークか泡立て器を使って混ぜる。硬さをミルクで調整しながらホットケーキの種ぐらいの柔らかさに。
2、 油を鍋に3~4センチ入れて熱する。トマトを1にくぐらせ、余分な衣を落として油に入れる。油が強く撥ねるのは熱しすぎなので火加減を調節する。
3、 片面3分ぐらいずつ揚げて金色っぽい褐色になったら出来上がり。
4、 油こし器か網の上に載せて油を切る。重ねてはダメ。
5、 揚げたてを召し上がれ。そのままでも美味しいけど、マヨネーズにケチャップを混ぜたものをかけてもグー。

揚げてるよ 
うちは揚げ物滅多にしないんだけど、今回は特別サービスですわ。

 他にもフライド・グリーン・トマトのレシピをチェックしたのだけど、粉をつけ卵をくぐらせてパン粉をつけたりするものや、衣に卵を入れたりするものなどさまざま。これは味付けも衣もいっぺんにできちゃう非常に簡単な作り方で私好みだ。トマトの種の部分を取らなくて大丈夫なのかなあと思っていたんだけど、ノープロブレム。揚げ物初心者の私でもサックリできました!

できあがり 
もうちょい濃いめに揚げてもよかったか? ミニトマトだからこれくらい?

 サクッとした衣の食感、その次に押し寄せて来る熱くてクリーミーで甘い南洋の果物みたいな美味しさ。わわわ、トマトがこんなふうになっちゃうなんて! まったく未体験の食べものって感じで、ちょっと興奮すら覚えてしまう。ほんと、こんなに簡単でこんなに美味しいんだったら、もっとグリーン・トマトを残しておくんだったわ。いや、今年の夏は赤くなる前にフライにしちゃおうか、などと怪しく欲望の炎を燃やす私であったのことよ。


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2014/01/23(木) | 2013年秋冬菜園突入 | トラックバック:(0) | コメント:(4)

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とびやん

『No title』

おおお!なかなかチャレンジャーですね。
確かにトマトは火を通すとおいしくなるって聞いたことあるので、フライドトマトは理にかなっているんですが・・・。
我が家にはそういうもの作ろう!食おう!言う男気のある奴いません。でも個人的には興味ありです。
赤トマトじゃだめなのかな?

2014/01/24(金) 21:03:44 | URL | [ 編集]

はじめ

『No title』

そーなのそーなの!!
グリーンとまとってフライにすると甘くてさっくり!
おいしいのよね~~~
うちは大玉トマトで去年、普通にパン粉をつけてフライにしたんだけど、
おいしかったよ~~~

やっぱ、自分で育てないとグリーントマトはなかなか食べられないよね!!

2014/01/24(金) 22:27:24 | URL | [ 編集]

ginfoo

『Re: No title』

こんにちは、とびやん様!

いやあ、私のようなダメ料理人にできたのだから、誰にでもできます!(断言)
お試しください!!

> 赤トマトじゃだめなのかな?

フライド・グリーン・トマトって廃物利用みたいなものなんでしょうね。
赤トマトはもうそれだけで美味しいから、フライにしちゃもったいない、
って感じ? 
青いガチガチの果肉が柔らかくなる所もポイントかも!?

2014/01/25(土) 08:54:24 | URL | [ 編集]

ginfoo

『Re: No title』

こんにちは、はじめ様!

さすが、はじめさんちはほんとの大玉トマトだから本格的!
私も手焼き煎餅大ぐらいのヤツを食べてみたいもんです。

> やっぱ、自分で育てないとグリーントマトはなかなか食べられないよね!!

さうですよ! もうこれでグリーン・トマトどんと来い、って感じ。
ピクルスも美味しくできて、毎日食べてます!!

2014/01/25(土) 09:19:34 | URL | [ 編集]

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