コガネムシのトラップ、ニューウインズパックは、昆虫のフェロモンに集まるという習性を利用したもので、12種類以上もあるコガネムシのそれぞれの性フェロモンが仕込まれている(らしい)。コガネムシは素敵な彼女がいると思ってやって来て罠に陥ってお陀仏となる……という仕組。なるほど、こんな高度に科学的(生物学的)なトラップならやたら高額なのも仕方あるまい、と清水の舞台から飛び降りてみたのだが……
風に揺れるニューウインズパック。5月半ばに仕掛けたばかりの頃。
結果から先に言うと失敗であった。それもニューウインズパックが悪いのではなく、私のチョンボ。なんと、捕らえるべきコガネムシの種類を間違えていて、本当ならアオドウガネ用のトラップにすべきところ、ヒメコガネ用を購入してしまったのだ。ネットに何種類ものコガネムシの写真が載っていたのだけど、それが拡大写真であると気づかず、「このくらいの大きさだし、色もこんな感じよね」みたいなアバウトなノリで注文したらば……
左がヒメコガネ,右が我が家のアイドル、アオドウガネ。
どうりで捕れないわけだ。どうりで相変わらずブドウの葉にコガネムシが素知らぬ顔でへばりついているわけだ。同じコガネムシと呼ばれていても、種類が違うのではフェロモンがプンプンしていても反応しないらしい。
では、果たしてヒメコガネは捕獲できたのか?
恐る恐るトラップを開いてみると……ううむ〜、たしかにヒメコガネとおぼしき小型の虫が9匹くらい捕獲されている。そういえば、バラのつぼみにたかっていたよなあ、こいつら。てことはニューウインズパック、ちゃんとふれこみ通りの働きをしていたってこっちゃね。残念ながらブドウにたかっていたのとは種類が違うものの、これでバラを守り、ひいては幼虫の被害から草花野菜を守ることができたというわけだ。めでたしめでたし(ということにしておく)。
なんか一匹だけ捕まっちゃってるアオドウガネ君もいる。君はフェロモンがプンプンしていれば種類は問わないタイプか? 種類のアバウトさに関しては人のことを言えない私だが……。
トラップの中。見本写真の10分の1ほども捕獲できていないのが淋しい……
しかし、薬剤さえ違う種類のものをゲットすればトラップ本体はこのまま使えるはずだから¥5,616の出費もまるまる無駄にはならないはず。と思って、アオドウガネ用の薬剤の値段を見ると「2個で¥7.560」という、これまた法外なお値段。ところが、本体込み(薬剤1個)なら¥6.380なんだそうで、いったいどーゆー商売やっとるんじゃ!?って感じである。
さらにしかし。アオドウガネはコガネムシの中でも特殊で、この薬剤は「成虫発生初期なら捕獲可能だが、後期は成虫を効果的に捕獲することができません」との但し書き。
ブドウにたかるアオドウガネ。このときは初期発生期だったのだけど、薬剤が間違っていた!
てことは……もうダメじゃん。
ブドウの葉にたかりまくっている今は、どう考えても「発生初期」とは言えまい。大枚はたいたトラップも無力となれば……
「アチョー!」
今日も朝のエディブル・ガーデンにブルース・リーの雄叫びが響くのであった。
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結果から先に言うと失敗であった。それもニューウインズパックが悪いのではなく、私のチョンボ。なんと、捕らえるべきコガネムシの種類を間違えていて、本当ならアオドウガネ用のトラップにすべきところ、ヒメコガネ用を購入してしまったのだ。ネットに何種類ものコガネムシの写真が載っていたのだけど、それが拡大写真であると気づかず、「このくらいの大きさだし、色もこんな感じよね」みたいなアバウトなノリで注文したらば……


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どうりで捕れないわけだ。どうりで相変わらずブドウの葉にコガネムシが素知らぬ顔でへばりついているわけだ。同じコガネムシと呼ばれていても、種類が違うのではフェロモンがプンプンしていても反応しないらしい。
では、果たしてヒメコガネは捕獲できたのか?
恐る恐るトラップを開いてみると……ううむ〜、たしかにヒメコガネとおぼしき小型の虫が9匹くらい捕獲されている。そういえば、バラのつぼみにたかっていたよなあ、こいつら。てことはニューウインズパック、ちゃんとふれこみ通りの働きをしていたってこっちゃね。残念ながらブドウにたかっていたのとは種類が違うものの、これでバラを守り、ひいては幼虫の被害から草花野菜を守ることができたというわけだ。めでたしめでたし(ということにしておく)。
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トラップの中。見本写真の10分の1ほども捕獲できていないのが淋しい……
しかし、薬剤さえ違う種類のものをゲットすればトラップ本体はこのまま使えるはずだから¥5,616の出費もまるまる無駄にはならないはず。と思って、アオドウガネ用の薬剤の値段を見ると「2個で¥7.560」という、これまた法外なお値段。ところが、本体込み(薬剤1個)なら¥6.380なんだそうで、いったいどーゆー商売やっとるんじゃ!?って感じである。
さらにしかし。アオドウガネはコガネムシの中でも特殊で、この薬剤は「成虫発生初期なら捕獲可能だが、後期は成虫を効果的に捕獲することができません」との但し書き。

ブドウにたかるアオドウガネ。このときは初期発生期だったのだけど、薬剤が間違っていた!
てことは……もうダメじゃん。
ブドウの葉にたかりまくっている今は、どう考えても「発生初期」とは言えまい。大枚はたいたトラップも無力となれば……
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2014/07/26(土) | 2014年春夏菜園やってます | トラックバック:(0) | コメント:(6)