おうちパクチー

 というわけで、今や冬の真っ盛り。北風ぴーぷー吹いて大地に霜柱が立ち、バケツの水も凍りつく……みたいな今日この頃、誰が好き好んで庭仕事などいたしましょう。当然のように暖房ポカポカの室内で、さらにゴロゴロ着込んで、葛湯など飲んで過ごす毎日。だって、寒いんですもの。

 こらー! なまけるんじゃない!! 寒いなんて理由で家に引っ込んでいたら日本を代表する菜園家にはなれないぞ! 日本を代表しないまでもとても第一線では活躍できないぞ! ここでくじけちゃダメだ。一緒に手を取り合って2020年の東京で輝こうじゃないか!!
 なんてことを言ってくれるクリス・パインみたいなイケメンのコーチがいたってダメだわ(クリス・パイン本人なら考えてもいいけど)。
 何しろ寒いし、そもそも今さらジタバタしてもこの寒さじゃ何も植えられないし、育てようにも昨年夏以降の準備不足ゆえに手をかけるべきものがほとんどない……というのが現状なのよね。それでもクリス・パインがやってくれというならちょっとやってみちゃうかもしんないけど。オレもくどいね。

 しかしっ! 外に出なくても野菜が収穫できる!! ということを私は発見した。テラスにすら、ベランダにすら出る必要のない、完全室内飼い、ではなく完全室内栽培によるパクチー(香草)である。

屋内で 
おうちパクチー。こんな若芽でもちゃんとパクチーの味がする。

 もちろん、パクチー好きのこの私、これまでも屋外のプランターで栽培を続けていた。なにしろお店で買うと高いし、しおれやすく保存しにくい。縁側のプランターで育てていれば必要なときにチョキンと持ってくることができて便利なことこの上ない。しかし屋外での冬越えはむずかしく、夏に元気に繁殖していた株もたいてい秋に花が咲いてジ・エンドとなっていた。

夏は元気 
夏の縁側パクチー。地植えするとナメクジにやられちゃうのでもっぱら鉢植えに。

 だがしかし、昨年11月のメキシコ旅行でメキシコ料理にパクチー(あちらではシラントローと言うんじゃがな)が多用されていることを痛感。その美味しさと重要性に改めて開眼しちゃったというわけだ。で、その勢いで植木鉢にまいた種が、今やけっこう大きく成長し、食べられるようになってきたのだ。

インテリアに 
冬の暗くなりがちな気分をパクチーのグリーンが明るくしてくれる。かもな。

 植木鉢に土を入れ、一握りくらいの種をパーっとまいたものだから、株間もクソもなくぎうぎうに生えている。お隣さんと絡み合うようにしてグチャグチャに生えている。そいつを半ば間引くような感じで引っこ抜いては使っている。一人前のパクチーというにはまだ若くて茎もヘナヘナ、直射日光をギンギンに浴びたものとは違って臭みもややマイルドながら、ちゃーんとパクチーの味と香りがするから嬉しくなる。

メキシコ 
こちら、メキシコでお料理の先生が作ったウエボス・メヒカーノス。

 そんな朝の定番がメキシコで習得してきたこの一品。ウエボス・メヒカーノス。メキシコ風スクランブル・エッグだ。
 まず卵をボールに割り入れて塩コショウを入れてよく溶きほぐす。トマトは一口大、パクチーと玉ねぎと青唐辛子は細かく刻む。メキシコならばさらにうちわサボテンも入れちゃう。ぬるりとした食感が大変美味しいのです。
 フライパンにオリーブオイルを熱して熱くなったら一気に卵を投入してざっくり掻き混ぜる。半熟になった頃、野菜を入れて、これまたザックリ掻き回したら出来上がり。
 本来はパクチーを中にどっさり入れるところだけど、なにしろあるのは間引き菜程度の量なので出来上がった料理の上に薬味的に使っている。簡単で美味しくて栄養豊かな一皿、忙しい朝にお勧めです。

朝 
こちら本日の朝ごはん。

 そしてっ! パクチーあってこそのもう一品はベトナムのフォー! といってもこの私、長い人生においてベトナムちゅー国には一度も足を踏み入れたことがない! ハノイ・ロックスは知ってるけどハノイでシクロに乗ったこともなければホーチミンでコーヒー飲んだこともない。なんて書いているうちになんだか行きたくなっちゃったなあベトナム。……というのはともかく、フォーが好き。本場のは食べたことはないんだけど、過日LAのフォー屋さんで食べたものに非常にそそられた。本品と別にお皿山盛りのハーブがついてきて薬味として好きなだけ入れられる。こうゆうスタイルが本家ベトナム風なんだとか。いいな〜いいいな〜!

夏のフォーには 
夏限定フォーの薬味。庭に生えているハーブをたっぷり入れちゃう。

 てなことで、フォーの作り方は麺の袋の裏に書いてあるのでそいつを参照してください。最近はスープの素(フォーガー)という怪しい化学調味料いっぱい入ってそうなキューブも売っているから簡単にそれっぽい味が作れる。蒸し鶏、フライドオニオン、もやしなどを具にして、ハーブは夏ならば庭に生えている大葉、バジル、レモングラスなどをプラス。ライムがないのでレモンを絞り入れる。そしてもちろんパクチーもたっぷりね。おうちパクチーのおかげで冬も暖かい室内でフォーが食べられて大満足!

フォー 
フォー。自分でスープを作る場合は塩、砂糖、唐辛子、レモン、ナンプラーで。ダサいラーメンどんぶりが悲しい。

 おうちパクチーは、日当たりのいい窓辺に置いただけで、水さえやっておけばスクスク育つ。小さな切り込みの入った葉っぱはなかなか愛らしく、観葉植物としてインテリア的使い道も(やや苦しい)。もひとつ素晴らしいのは、うちの場合こういう緑の若芽はすべて猫の餌食になってしまうのだけど、パクチーに限っては強烈な臭いのせいか、まったく手を出されずにいる、ということ。冬のインドア菜園にパクチー、ぜひお試しを!



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2015/01/19(月) | 2015年秋冬菜園事情 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

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はじめ♪♪

『No title』

ほうほう!!
猫が出を出さないのはいいですね!
うちもやってみようかな。
フォーが自宅で作れるのはうれしいなぁ~

しかし、寒くて庭に出られないのは私も同じだw

2015/01/20(火) 09:48:09 | URL | [ 編集]

ginfoo

『Re: No title』

こんにちは、はじめ様!

寒くて庭に出ないと庭が殺伐とした感じになってなおさら出たくなくなる…
という悪循環にはまっちゃったという。。。いかん〜!

猫さえいなければ、家庭内菜園ちゅーのもアリなんだけどなあ。
うちのはけっこう草食系だからむずかしい。
ニラとかはアリかもと思ったわ!

2015/01/20(火) 11:00:24 | URL | [ 編集]

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