そうゆうわけで立派な構想は描いてみたものの、いよいよ秋もどっぷりになってきたのに作業が全然伴っていない今日この頃。今年は夏が早く終わったんで秋冬菜園積極展開・なんちゃって一億総活躍を誓ったんだけど、なんだかいろいろ思うように進んでなくて、このままじゃ例年とあんまり変わんない展開になりそうな雲行きだ。
しかしっ。一ヶ所だけ例年にないワイルド・スピードで進んでるところがあるのでさあ。それはメイン・ガーデンのセンターサークル。いつもならトマトタワーが年末くらいまで撤収できずにいるんだけど、今年はトウモロコシを大胆栽培。そして大胆失敗。しかし、そんなことにいちいちメゲてたら家庭菜園なんてやっちゃおられません。8月8日に泣く泣くトウモロコシを撤収したあと一週間ほど悄然としていたものの(てか、暑くてやる気がまったく出なかった)、やおらスコップを持って立ち上がり、来たるべき秋冬に備えて土作りを始めたのであった。8月に土作りなんていまだかつてない快挙! やればできるじゃんオレ。自分を褒めてあげたい。
センターサークルのアブラナ…ブラザーズ。58円だけあって貧弱さは否めない。
と一通り月並みな文句を並べて自画自賛したあと、Kロガネヤで1本58円とかの格安苗を買ってきて植えた。芽キャベツ1、茎ブロッコリー(ステックセニョール)2、カリフラワー2というメンツである。芽キャベツは2年ほど続けてトライして全然うまくできずに「二度とやんない」と宣言したものの、引退を宣言しても素知らぬ顔で活動を続けるラッパーのようにまたやることにしてしまった。言い訳するようだが、8月に苗を植え付けるといういまだかつてない快挙的展開なら芽キャベツもうまくいくかもしれんと思ったのである。甘いかもしれぬ。楽観が過ぎるかもしれぬ。しかし、そういう夢や希望があるからこそ家庭菜園は楽しいのだ。失敗しても困る人はいないんだし。って、いるよな、やっぱ。ってオレのことだけど。
そう、メイン・ガーデンのセンターサークルの苗の植え付けは8月30日に行なわれた。翌日、その苗を囲むようにニンジン(ベターリッチ)の種をサークル状にまいた。8月、8月とエラそうに言ってるけど、きわめてギリギリなのであった。
植えつけたの図。まだ8月中に秋冬物の植え付けは前代未聞の早さ(ってうち的にはの話)
順調に成長を続けているかに見えたアブラナ科3兄弟の芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーだが、いつも見るとバッタのような昆虫がくっついている。そしてなぜか葉っぱが破損したりなくなったりしている。バッタの存在と、アブラナ科野菜の損傷がひとつに結びつくのに少々時間がかかってしまった。まさかバッタが野菜を食べるとは、それもあそこまで旺盛に食べまくるとは思わなんだ。しかも我が庭にはかなりのバッタ軍団が潜んでいるようなのだ。昨年からこの夏まで生き延びていたケールはこれで全滅してしまった(新しいケールはまだ無事)。
どうやらオンブバッタという種類のようで、多くは大きめのバッタの上に小さいのがくっついたおんぶ状のスタイルで野菜の葉に鎮座している。あら〜、お母さん、お子さんは今おいくつ?
なんて思ってはいかん。乗っているのはオス、乗られているのはメスで、今や交尾の真っ最中! 白昼堂々人目もはばからずやりたい放題である。うちの庭はてめえらのラブホではない!!
……というわけでもないらしく、他の昆虫は交尾が終わればさっさと離れるものの、オンブバッタはただ惰性でオスがメスの上に乗り続けているんだそうな。なんかつくづくイヤな感じの生物である。まあそーゆーだらしない性格はともかく、大切な野菜の葉を食いまくるのは許せない。
愛を語り合うオンブバッタのカップル……ではないらしいが。
ということで、見つけたらさっそく捕殺。と行きたいところだが、バッタというのは跳躍力がものすごく、ちょっと指が触れただけでぴょよーんとジャンプしてどこかに消えてしまう。いろいろ試行錯誤した挙句に編み出した究極のオンブバッタ退治法、それは葉にとまっているバッタをいきなりハサミで半分に切断するというやり方だ。それも2匹重なっているところをまとめて一刀両断する。こうやって瞬殺しないと遠くに逃げられてしまう。そしてすぐにぴょよーんと戻ってこられてしまう。さすがに半分になったバッタがピクピク足を動かしているのを見ると、ああー私の地獄行きは決まったな、と思うけど。
しかし、この一件について報告するとうちのダンナは可哀想じゃないかという。小さい頃、バッタを虫かごに入れて飼ってた話なんかをする。そんなにムキになって殺さなくてもいいんじゃないの? なんてコキやがる。
じゃあ殺虫剤でもまけばいいわけ? それとも気の済むまで食べさせてやればいいわけ? みたいなことになって、我が家ではオンブバッタを巡る一大争議が巻き起こったのであった。「食べさせてやればいいんじゃないの?」というダンナがいちばん率先してブロッコリーやカリフラワーを食べるくせに、である。
別のところに植えたブロッコリーは好きに食べさせてやった結果ボロボロ……
結局バッタのハサミ刑執行は今後も実施されることで落ち着いた。しかし、今後すべてのバッタを処刑したとしても、次はヒヨドリの攻撃が控えている。さすがにヒヨドリはハサミでちょん切れないしなあ。アブラナ科は頭が痛い。
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しかしっ。一ヶ所だけ例年にないワイルド・スピードで進んでるところがあるのでさあ。それはメイン・ガーデンのセンターサークル。いつもならトマトタワーが年末くらいまで撤収できずにいるんだけど、今年はトウモロコシを大胆栽培。そして大胆失敗。しかし、そんなことにいちいちメゲてたら家庭菜園なんてやっちゃおられません。8月8日に泣く泣くトウモロコシを撤収したあと一週間ほど悄然としていたものの(てか、暑くてやる気がまったく出なかった)、やおらスコップを持って立ち上がり、来たるべき秋冬に備えて土作りを始めたのであった。8月に土作りなんていまだかつてない快挙! やればできるじゃんオレ。自分を褒めてあげたい。

センターサークルのアブラナ…ブラザーズ。58円だけあって貧弱さは否めない。
と一通り月並みな文句を並べて自画自賛したあと、Kロガネヤで1本58円とかの格安苗を買ってきて植えた。芽キャベツ1、茎ブロッコリー(ステックセニョール)2、カリフラワー2というメンツである。芽キャベツは2年ほど続けてトライして全然うまくできずに「二度とやんない」と宣言したものの、引退を宣言しても素知らぬ顔で活動を続けるラッパーのようにまたやることにしてしまった。言い訳するようだが、8月に苗を植え付けるといういまだかつてない快挙的展開なら芽キャベツもうまくいくかもしれんと思ったのである。甘いかもしれぬ。楽観が過ぎるかもしれぬ。しかし、そういう夢や希望があるからこそ家庭菜園は楽しいのだ。失敗しても困る人はいないんだし。って、いるよな、やっぱ。ってオレのことだけど。
そう、メイン・ガーデンのセンターサークルの苗の植え付けは8月30日に行なわれた。翌日、その苗を囲むようにニンジン(ベターリッチ)の種をサークル状にまいた。8月、8月とエラそうに言ってるけど、きわめてギリギリなのであった。

植えつけたの図。まだ8月中に秋冬物の植え付けは前代未聞の早さ(ってうち的にはの話)
順調に成長を続けているかに見えたアブラナ科3兄弟の芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーだが、いつも見るとバッタのような昆虫がくっついている。そしてなぜか葉っぱが破損したりなくなったりしている。バッタの存在と、アブラナ科野菜の損傷がひとつに結びつくのに少々時間がかかってしまった。まさかバッタが野菜を食べるとは、それもあそこまで旺盛に食べまくるとは思わなんだ。しかも我が庭にはかなりのバッタ軍団が潜んでいるようなのだ。昨年からこの夏まで生き延びていたケールはこれで全滅してしまった(新しいケールはまだ無事)。
どうやらオンブバッタという種類のようで、多くは大きめのバッタの上に小さいのがくっついたおんぶ状のスタイルで野菜の葉に鎮座している。あら〜、お母さん、お子さんは今おいくつ?
なんて思ってはいかん。乗っているのはオス、乗られているのはメスで、今や交尾の真っ最中! 白昼堂々人目もはばからずやりたい放題である。うちの庭はてめえらのラブホではない!!
……というわけでもないらしく、他の昆虫は交尾が終わればさっさと離れるものの、オンブバッタはただ惰性でオスがメスの上に乗り続けているんだそうな。なんかつくづくイヤな感じの生物である。まあそーゆーだらしない性格はともかく、大切な野菜の葉を食いまくるのは許せない。

愛を語り合うオンブバッタのカップル……ではないらしいが。
ということで、見つけたらさっそく捕殺。と行きたいところだが、バッタというのは跳躍力がものすごく、ちょっと指が触れただけでぴょよーんとジャンプしてどこかに消えてしまう。いろいろ試行錯誤した挙句に編み出した究極のオンブバッタ退治法、それは葉にとまっているバッタをいきなりハサミで半分に切断するというやり方だ。それも2匹重なっているところをまとめて一刀両断する。こうやって瞬殺しないと遠くに逃げられてしまう。そしてすぐにぴょよーんと戻ってこられてしまう。さすがに半分になったバッタがピクピク足を動かしているのを見ると、ああー私の地獄行きは決まったな、と思うけど。
しかし、この一件について報告するとうちのダンナは可哀想じゃないかという。小さい頃、バッタを虫かごに入れて飼ってた話なんかをする。そんなにムキになって殺さなくてもいいんじゃないの? なんてコキやがる。
じゃあ殺虫剤でもまけばいいわけ? それとも気の済むまで食べさせてやればいいわけ? みたいなことになって、我が家ではオンブバッタを巡る一大争議が巻き起こったのであった。「食べさせてやればいいんじゃないの?」というダンナがいちばん率先してブロッコリーやカリフラワーを食べるくせに、である。

別のところに植えたブロッコリーは好きに食べさせてやった結果ボロボロ……
結局バッタのハサミ刑執行は今後も実施されることで落ち着いた。しかし、今後すべてのバッタを処刑したとしても、次はヒヨドリの攻撃が控えている。さすがにヒヨドリはハサミでちょん切れないしなあ。アブラナ科は頭が痛い。
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2015/10/03(土) | 2015年秋冬菜園挑戦中 | トラックバック:(0) | コメント:(4)