ジャガイモがモザイク病

 5月の10日頃からだろうか。庭のメイン・ガーデンの通路側のジャガイモ畑に異変が起こっていることには気づいていた。なんだか株に元気がなく、多くの葉に細かい黒点がいくつも浮かんでいる。本来ならもっと大きく茂って、小さな星型の花をたくさんつけて不思議のない時期なのに、ひと頃より畑全体が縮んでしまったかのようだ。葉が緑から黄色に変色し、早くも紅葉の季節を迎えてしまったみたいな株もある。いったい私のジャガイモに何が起こっているのだ!?

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モザイク病の模範のような葉。そばかす状の斑点、黄化、矮小化。ああ悲しい。

 去年メインクーンの栽培、もとい、メイクイーンの栽培がうまくいったことに気を良くして、今年はもうちょっと広めのスペースにキタアカリの種イモを植えた。キタアカリはゆでたものにバターや塩をつけただけでパクパクいくつも食べられちゃう!! ホクホクで美味しい!! と今ニューヨークで話題になっている品種である。春まだ遠き2月21日のことだった。

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2月半ばにキタアカリの植え付け。このとき連作障害ブロックWを使えば。

 去年は何も知らずにほったらかしておいたものの、今年は4月10日に芽かきという作業もやった。ほんとは10センチくらいの大きさに育ったところでやるのだが、ぼんやりしていたら20センチくらいになっていて、慌てて庭に飛び出した。勢いのいい芽を2、3残して他をかき取る作業で、こうすると葉っぱに取られる栄養が地下に行ってイモが大きくなってくれるらしい。この段階で第一回目の追肥も行なった。

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芽かきした4月上旬のジャガイモ畑。かなりかき取ったけど、まだ緑でいっぱい。

 こんな感じで5月の初頭まではジャガイモ畑はイケイケの勝利モードに包まれていたのだ。しかし、そういえば今年はジャガイモの花の蕾がつくのが遅いなあ。蕾のついたタイミングで二度目の追肥をするのだけど……と思っているうちに、なんだか葉っぱに怪しい斑点が現れ始めたのである。
 いったいなんだろう? と調べてみると、どうやらモザイク病の症状らしい。「発病すると葉に濃淡のまだら模様ができる。株が萎縮し、葉が縮れたり小さくなる、黄化する、そばかす状の斑点が多数発生する」……まさに目の前で展開されていることではありませぬか。これはウイルス病とも呼ばれていて、ウイルスはアブラムシによって運ばれ、次々と植物に感染していくのだという。感染すると治療法はなく、発病したら抜き取って処分するしかない、とのこと。
 ええええ!?!? 抜き取って処分するしかないのすか!?!?!?

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緑のジャガイモ畑が徐々に病に冒されていくのであった。

 モザイク病の原因としては、*アブラムシによって持ち込まれた、*ウイルスの毒を持った種イモを使った、*連作障害、などが考えられるらしい。うむう、アブラムシならそのへんにたくさんいるから生意気にウイルスを持ち込むヤツもいるだろう。そして、このキタアカリの種イモは近所のいい加減そうなホームセンターで購入したので毒イモだった可能性も大いにありうる。さらに、このような事態になって初めて気がついたのはジャガイモがナス科だということ(イモ科だと思ってたわよ)。そういえば、2012年に同じ場所でナス科のパプリカを栽培したことがあったはず。ナス科の輪作年限は5年間なので、バリバリ連作障害可能期限内ということになる。くそう、種イモを植えるときに連作障害ブロックWを入れておけば……と今さら歯ぎしりしてもあとの祭りである。しかし、実のところどれが本当の原因なのかは今ひとつわからない。これはもう第三者に徹底的に精査していただくしかない(と、すでに丸投げ)。

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このありさまでは収穫なんて夢の夢。てか、撤去が遅すぎたんじゃないかと今さら心配である。

 そんなわけですっかりモザイク病にやられたジャガイモを泣く泣く撤去することに。まだ二度目の追肥すらしていない段階、花もついていない段階である。まあそれじゃジャガイモの収穫なんてありえないよね、と思っていたらですよ。
 りゃりゃりゃ!?!? 地上の葉や茎はボロボロになっているにもかかわらず、小ぶりながらざくざくイモが出てきたじゃないですか。もともとキタアカリはそんなに大きくなる種類ではないので、合格点に達しているものもけっこうある。そして嬉しいことに、葉っぱがモザイク病にやられていても、できたジャガイモは食べても全然問題ないんだそうな。

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地上のあり様からは想像もできないような収穫。ちっちゃな小イモも美味しく食べられる!

 モザイク病を発症する前は元気が良く、ちゃんと芽かきをやったのも効いたのかもしれない。一度しか追肥できなかったのは残念ながら、ジャガイモの花は咲いても咲かなくてもイモの成長には関係ないんだそうな。とにかく、ジャガイモは全滅したと思っていただけに嬉しい収穫だった。

 しかし、庭の片隅には去年収穫し忘れたメインクーンではなくメイクイーンが勝手に大きくなっていて、引っこ抜いたら大きなイモがひとつ出てきた。これってバリバリ連作だと思うんだけど、どうなのかすら!?

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去年の取り残しメイクイーンがなんだかやたら元気いっぱい。

 さて、ジャガイモに関しては結果オーライということになったんだけど、心配なのはジャガイモ畑の隣、メイン・ガーデンのセンターサークルに植えられたミニトマトのアイコとフルーツトマトのフルティカだ。すでにGWイッキ植えのときに明らかになったように「トマトはジャガイモと同じナス科の野菜。収穫の終わったジャガイモからアブラムシが大挙して移動してくることがある」。

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今後の展開がもんのすごく心配なトマト・サークルなのである。

 それがモザイク病のウイルスを持ったアブラムシだったら!?!? さっそく庭に飛び出して、食品原料生まれの殺虫・殺菌剤、カダンセーフをしこたま振りかけてきた。もはや先守防衛あるのみ。って、すでに遅すぎるかもしれないけどな。


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2016/05/31(火) | 2016年春夏菜園やってます | トラックバック:(0) | コメント:(4)

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りよ

『No title』

初めてコメントさせていただきます。
最近引っ越して猫の額ほどの庭に小さな畑を作りました。
こちらのブログはいろいろ勉強になるし
とてもおもしろくて読み漁ってしまいました。
特に万次郎かぼちゃの記事が大好きです笑
これからも期待しています(^^)

2016/06/01(水) 21:18:31 | URL | [ 編集]

ginfoo

『Re: No title』

こんにちは、りよ様!

初めまして! コメントありがとうございます。
このブログは失敗例の多さだけは他に負けていませんので(?)
こんなふうにならないよう参考にしてみてください。
万次郎の名前を聞くと今もムカムカします。
というのはウソで、今や楽しい思い出です。
しかし、国華園ではもう二度と花や苗を買っていません。。。
今後ともどうぞお付き合いください。よろしくお願いします!

2016/06/02(木) 11:46:02 | URL | [ 編集]

はじめ♪♪

『No title』

昨日は書き込んでもエラーだったのよね。
モザイク病、恐ろしあ・・・・・。
こんな状態になっちゃうんだね・・・・・。
うちは放置なのにもじゃもじゃしてます。

トマトに被害が出ず、ここで食い止められますように!!
でも、ジャガイモは収穫できてよかったっす!

2016/06/03(金) 13:25:54 | URL | [ 編集]

ginfoo

『Re: No title』

こんにちは、はじめ様!

> 昨日は書き込んでもエラーだったのよね。

ときどき怪しいんですよ、ここ。ごめんなさい!

ジャガイモなんて放っておいてもできるわい、と思ってただけに
こんなになっちゃってショック〜・
畑一面ダメになっちゃうから、自分の無能ぶりを見せつけられるようで情けないっす。

> トマトに被害が出ず、ここで食い止められますように!!
> でも、ジャガイモは収穫できてよかったっす!

ありがとう〜・
ほんと、トマトがマジで心配なのす。。。

2016/06/03(金) 16:23:05 | URL | [ 編集]

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