紅くるり、リベンジなるか!?

 ジャガイモとニンニクの騒ぎでまったく触れないままになっていたが、この5月、レイズドベッドでは昨年秋にまいたソラマメ、打越一寸が爆発的大量収穫。連日のソラマメ祭りは言わずもがな、ご近所に配って回るほど(というのはえらい誇張で、若干2軒)の椀飯振舞(おうばんぶるまい)に至ったのであった。5年も菜園活動を続けているとこうゆうこともあるのだなあ、と感慨深いものがあった(……つって、今やソラマメが100発100中の成功率なんてことはわかりきってるんだけどさ)。

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間引いた苗も捨てずに育てたので、庭中にソラマメだらけだったという。。。

 しかし、レイズドベッドで育てていたのはソラマメだけじゃなかったんだね。3月半ばにソラマメの両側の空いたスペースに紅くるりの種を直まきしていたのだ。紅くるりというのは赤い色をした小型のダイコンである。皮だけ赤いダイコンなら珍しくないが、なんと芯まで真っ赤という希少種だ。ポリフェノール満載で、血液サラサラだ。
 実はこの紅くるり、昨年9月にも大型透水プランターで栽培を試みたものの、無残な結果に終わっていた。そのときの詳細はこちら
 前回は出てきたばかりのか弱い芽を憎いダンゴムシに食い散らかされて涙を飲んだのだが、同じ失敗は繰り返しませんぞ。今回は種(もちろん前回の残りのヤツだ)をまいた箇所をプラスチックの円筒カバーで覆い、ダンゴムシの侵入を完全シャットアウト。まだ寒い時期だったので、防寒対策・風よけにもなったはずだ。こうしたガーデナーの熱意に応えるかのように、紅くるりの種は次々と発芽、次第に大きくなっていったのである。

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レイズドベッド中央のソラマメの両脇に、3月半ば紅くるりの種を直まき。

 実のところ、この前にもう一度紅くるりの種まきに挑戦している。3月上旬にジフィーセブンという用土ポットにまいて室内栽培を試みていたのだ。が、その結果、芽は出てきたものの茎が全部白。これだと成長しても赤い実にはならず、フツーの白ダイコンができてしまうらしい。このクソ忙しいのにそんなもんをありがたがって育てたりはせんわい。どうも紅くるり、直まきすることに意味があるらしい。
 そんなわけで、一箇所に3粒ほど種をまいておいたものを、4月にじっくり吟味したのち、茎色の白いものや生育の悪いものを間引いて、これぞという精鋭12本をレイズドベッドに残した。

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5月上旬、大きくなってきたのでもう安心。カバーを外す。

 さて5月半ば、紅くるりはどうかなあ、もうそろそろ収穫の時期らしいんだけどなあ、と思いながらレイズドベッドを覗き込んでみると……。なっ、なんとなんと、茂った葉の合間に蕾がついてるじゃないですか。げげっつ、我が菜園の定番メニューであるトウ立ちが、紅くるりでも始まっちゃってる!?!?

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まだ小さいものの、放っておいたら菜の花畑に入日薄れになっちゃうんだよねえ。

 さあ大変! ちゅーんで焦って紅くるりの地面に近い株元をガシっと掴んでぐいっと力を入れて引っこ抜いてみる。
と、どうでしょう。真っ赤なダイコン紅くるりが、真っ白に!!!!
 ……って、マジックショーじゃないんだよ。どこでどう入れ替わっちゃったんだか知らないが、これはなんというんでしょうねえ、山田さんの部屋をノックしたら、出てきたのが鷺沼さんだった、みたいな? しかも、この鷺沼さんという人物、今までに話をしたことはおろか、会ったことすらないんです。もうこれはサスペンスの世界である。

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どこも紅じゃない。はっきり言って白くるりダイコン。さらにダイコンにしてはあまりにも小型。。。
 
 ウソよね? ウソと言って! これが紅くるりだとしたら、あと11本白いミニチュアダイコンが出てくるわけ!? と高校の演劇部のヘタな役者のようにヒステリックに叫びつつ大暴れしてから、少々冷静になって考えてみた。これも日頃のプチ瞑想の効果であろう。
 12本もあるのだから、一本くらい白いダイコンが混ざる確率もあるかもしれない。よしんば半数が白だとしても半数がちゃんと紅くるりであってくれれば、紅白なますができる。むむう、紅白なます、お正月しか用がないような気がしなくもないが。。。
 よし、次こそホンモノの紅くるり、引き抜いてみせますよ!

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スリムすぎる赤ダイコン。これを紅くるりと呼ぶわけにはいくまいな、ワトソンくん。

 と、続いて3本出てきたのは、赤いダイコンには間違いないんだけど、あまりにも細い、良くてゴボウ、悪くて鉛筆みたいなシロモノ。まったく食べられないとは言わないものの、決してダイコンとは呼べまい。一本は多少膨らんでいてやや食べられそうな気もするが、残り2本はただの根っこである。戦時中に南洋の島で必死の逃避行をしているとかのシチュエーションでなければ、なかなか喉を通らないであろう。

 あまりのショックにその日はもうダイコン抜きをやめた。もう菜の花が咲こうがなんだろうが知ったこっちゃない。それに2、3日でも長く地中にいれば鉛筆みたいなダイコンもゴボウくらいに膨らむかもしれぬ。
そして数日後、意を決して引っこ抜いてみると……。
 出たっ、これこそ紅くるり!!!!

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やっと1本目を収穫。昨年秋から3度目のトライアルにしてやっと成功!!

 やや根っこが長いのが気になるが、可愛らしく膨らんだ本体は目の覚めるような紅色。実に鮮やかだ。もちろん切っても真っ赤で、中心部まで白っぽくなっていないから驚く。薄く切って酢にさらすと一層鮮明な赤に。料理に入れると食卓が一気に華やぐ感じだ。カブに近いような柔らかな肉質で、ほのかな辛みとダイコンの旨味をしっかり持った味わい。決して見掛け倒しじゃないところがいいじゃないですか。

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カブと一緒に紅白なます的ルックスの洋風サラダ。ルッコラも自家製だよん。

 ということで、品質的には決して期待を裏切ることのなかった紅くるり。ダンナは「いいね、またやろう!」などとあくまで食べる人の気楽な発言をしているが、育てる人としては「うーん、どうかな!?」と思ってしまう。
 なにしろ間引いて残した12本の苗のうち、まともに紅くるりに成長してくれたのはわずか2本。一本は先祖返りしちゃったのか真っ白の普通ダイコンに変身。そして残り9本は、食べたものもあったし、その場で破棄したものもあったけど、とにかくダイコンとは言えない太さ(細さ)だったのだ。こりゃあまりにも成功確率が低すぎる。

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紅くるり成功例その2。紅くるり鉛筆その3とその4とその5とその6。あとはもうバカバカしくて写真撮ってません。

 だって、失敗した理由もわかんないんだし〜・ と思っていたんだけど、これを書きながらふと思い出した。そういえば、このレイズドベッド、去年の冬から今年の頭にコマツナ植えてなかったっけ? コマツナって、そーえばアブラナ科だったような? そしてダイコンといえば……
 うーん、またしても連作障害!? 同じ失敗、繰り返しまくってるよなあ!!!


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2016/06/19(日) | 2016年春夏菜園やってます | トラックバック:(0) | コメント:(2)

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はじめ♪♪

『No title』

あれま、読み逃してました。
うちもひそかにやってましたよ~
春は頭立ちが早いね。
頭立ちしてても気にせずに育ててたら普通にできてたw
うちも確率は60%くらいだったかな?
やっぱカブ類は冬に限るなぁ~って思いましたわ

2016/06/24(金) 10:36:50 | URL | [ 編集]

ginfoo

『Re: No title』

こんにちは、はじめ様!

> うちも確率は60%くらいだったかな?

赤くてちゃんとした大きさになったヤツが!?!?
うちなんか20%にも到達してないよ〜(号泣)
なんでなの〜!?!?!?!?

> やっぱカブ類は冬に限るなぁ~って思いましたわ

ううう、まだ種あるからまたやっちゃいそう。
せめて60%になるまでやめられないわ。
って、こうして世の中の人々はギャンブル地獄に陥っていくのね。。。

2016/06/24(金) 12:07:47 | URL | [ 編集]

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