ラッカセイ、やってみた!

 6月後半、ジャガイモがモザイク病で強制終了してしまい、突如として空っぽになってしまったメイン・ガーデン通路側ウイング。そこに急遽場所ふさぎ的に植えたオクラが大成功に終わったことはすでにお伝えした通りだが、同じときにラッカセイも植えたのである。
 上に向かってきれいな葉を広げるように伸びていくオクラと、地面を這うように成長するラッカセイを混植すれば、非常にバランスの取れたガーデン・アーキテクチャーになるのではないか。と考えたわけではまったくなく、注文しておいたサツマイモの苗を取りに行った際、Yネヤマプランテイションでたまたま売っていたのがオクラとラッカセイだけだったからだ。なにしろすでに6月に入っている。たいていの夏野菜の植えどきはとっくに過ぎている。
 まあ、オクラは前にも2、3度栽培したことがあるんだよね、きっとなんとかなるだろう……と3苗をカートに入れたのだが、スペース的にもうちょい植えられるかも? と思って、ついついその場のノリでラッカセイにも手が伸びた。わずか3苗である。失敗してもダメージはなかろう。

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6月12日の通路側ウイング。このとき我が家は外装工事中で、安全第一の看板が。

 んなわけで、予備知識皆無で突然購入してしまったラッカセイである。まあそれでもラッカセイがピーナッツであることくらいは知っているけどねっ!
 ……って、此の期に及んで子供ぶっても気味悪いだけだが、6月12日、メイン・ガーデン通路側ウイングにラッカセイをオクラ共々植えつけた。本来ラッカセイの植えつけ期は4月から始まってるらしいので、かなり遅めのスタートと言えるかもだ。苗にもすでに可憐な黄色い花がついてたりして、観賞用にもなりそうだ。と、なるべくいい面だけを見るようにする。

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黄色いのがラッカセイの花。これが地中に潜って実になる。結構深く潜ってるから驚く。

 オクラの成長に注意を奪われていて、ラッカセイはほとんど目もくれていなかったんだけど、8月半ばともなれば、きれいな緑の薄い葉っぱをたくさんつけてどんどん繁殖してきた。地面を這うように葉っぱが覆って、そこに黄色い花がチラチラと星のように混ざって、なんだかラッカセイの宇宙のようである。オクラのマリファナ状の葉っぱとも相性が良く、両者が美しい緑のハーモニーを奏でているかのよう。偶然とはいえ、素晴らしいマッチングであったのことよ。

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地面に広がっていくラッカセイ。かなりあっちの方まで遠征してました。

 と、夏が終わり、秋が過ぎ、いつの間にか木枯らしの吹く季節となった。10月末日、大量収穫だったオクラもさすがにもう終了間近、ふと地面を見ると、3株のラッカセイのうちひとつが、かなりの枯れモードになってるではありませんか。これは、はよ収穫せい、という神のお告げ。ついに時は熟せり!とばかり、株元をしっかと握って引っこ抜いてみると。

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かなり枯れてきた。ちょっと引っぱってみると、丸々とした実が出てきたりして。

 おおおおお!?!? 地中からざらざらとつながって出てきたのは、まさにまごうことなきピーナッツ、いやラッカセイである。しかも、ラッカセイの苗を買ったときついてきたプラスチックの商品説明プレートの謳うとおりに「ジャンボ落花生おおまさり」である。実がでっかい。看板に偽りナシ。
 とはいえ、おおまさりって何!? 調べてみると落花生の種類の名前で極大粒実のラッカセイのことなんだとか。しええー、ってそんなことも知らずに育てていた自分にびっくりする。

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あの黄色いお花がラッカセイの実となってぷらぷら。小さい粒にもちゃんと実が入ってた。

 今さらながら説明文を読んでみると、「雑草はこまめに取る」とか「開花したら株の周辺を軽く耕す」とか「土寄せをする」といった驚きの新事実が明らかになり、もちろんやっていなかった私は見なかったことにして説明プレートをそっと破棄しておいた。まあ、それでもちゃんと収穫できたんだからたいしたもんだ。えっへん。ひと苗で殻付きのラッカセイが20粒ほど収穫できた。

 ここでいわゆるおつまみの乾燥ラッカセイが食べたい人は、掘り起こしたらそのまま逆さ吊りにして1、2週間白日のもとで乾かすらしい。知ってるわよ、天日干しっていうんでしょ。
 しかし、そんなどこでも売ってるようなピーナッツが食べたくてラッカセイ栽培に乗り出したわけではない(って、さっき「ノリで」やることにしたってゆってたくせに……)。やはり獲れたてのラッカセイが手に入ったらやるのはただひとつ、茹でラッカセイでありましょう。これはラッカセイ農家だけに許された特権なのよ。

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ラッカセイって豆だけど、地中で大きくなるのね。だから泥まみれ。よく洗って茹でてください。

 って、最近じゃその辺で茹でラッカセイは簡単に手に入るみたいだけど、獲れたて茹であげラッカセイはやっぱりそんじょそこらじゃ食べられないはず。この一生にあるかないかの機会を利用して、さっそく茹でてみようじゃないのっ。

 ネットで調べると、1リットルに大さじ2くらいの塩を入れる。塩をしっかりきかせることがキモなんだとか。お湯が沸いたところで殻付きのままどばっとラッカセイを投入。そのままじっくり待つこと30分。落し蓋をしろとかも書いてあるけど、男の料理なのでそんなめんどいことはしない! っていつから男になったのやら。

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茹でラッカセイ、はいどうぞ! ホクホクサクサクした食感でなんとも甘やか〜・

 殻を開いてみると、中の薄皮は茶色かったり白かったり。それに包まれている実はほとんど真っ白でふんわり柔らかい。口に入れてみると、ホクホクとした食感で意外なほど甘い。ちとスイートコーンを思わせるような野菜ならではの爽やかで素朴な甘さ。自然な滋味がたーっぷり。乾燥ピーナッツのカリカリ感とは対極のまったりした美味しさが楽しめる。あーっ、ラッカセイ植えておいてよかったなあ〜、と今さらながら自分の幸運を噛みしめる一瞬。ビールがうまいよ。

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一粒が大きい。乾燥していないからなおさら大きいのね。いくつでも食べられそう。

 そのおよそ一週間後に残りの2苗も収穫した。1苗ごとの取れ高はほぼ同じくらい。これまた茹でラッカセイにして一気食いしてしまった。ううう、この家庭菜園ならではの特権を来年も濫用してみたい、という欲望が早くも渦巻く。サカタのタネのカタログで、このおおまさりの種を20粒・698円で売っていた。くわー、いいにゃあ。20苗もあれば、ピーナッツバターできるしね。いや、実はピーナッツバターも大好きなんですよ私。。。


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2016/11/17(木) | 2016年春夏菜園やってます | トラックバック:(0) | コメント:(2)

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はじめ♪♪

『No title』

おめでとうございます!!
ゆで塩落花生おいしいよね
って、なんで知っているかって・・・・
近所のおじいさんが作ってくれるのよね~
しかも茹で上げてからww
田舎万歳です~~

適当に植えて放置でもおいしいのができるっていいわねぇ~
地を這うようにってことは、
うちも空いているところでやってみようかなぁ。。。
あー、誘惑に負けそう!(;′Д`)ノ

2016/11/17(木) 18:07:10 | URL | [ 編集]

ginfoo

『Re: No title』

こんにちは、はじめ様!

> 近所のおじいさんが作ってくれるのよね~
> しかも茹で上げてからww

きえーっつ、その手があったか!!!!
いいなあ、美味しいとこどり!!!!
しかし、おじいさん近所にあげるほどたくさん獲れてるのね。
うらやますいー!

ほんとにほったらかしでできちゃうから!
はじめさんちならたくさん植えるところあるよー。
ピーナッツ農家も夢じゃない!?!?

2016/11/17(木) 18:18:37 | URL | [ 編集]

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