食べきりミニ大根、ころっ娘

 9月の末に締め切りなんとかセーフで種をまいたミニダイコンがいよいよ収穫できそうだ。土の上にひょっこり覗く根の部分(というのか、首の部分というのか、実の部分というのか)がだいたい直径5センチを越えたので、試しに一本穫ってみるか、ということに。種袋の説明書きを読むと、種まき後50〜65日で収穫できるということになっているので、ほぼ予定通りだ。

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ほんとは直径7センチくらいで収穫らしいんだけど、待ちきれませんでした〜・

 ダイコンは今まで2、3度チャレンジしているが、うまく行った試しがない。一回目はプランターでやったのだが、ゴボウくらいの太さにしかならず、二回目は赤いダイコン紅くるりの種をまいたところ、芽が出てまもなくダンゴムシに食べられて全滅してしまった。三回目、ふたたび紅くるりに挑戦し、なんとか収穫までこぎつけたものの、結局まともに赤いダイコンになったのは2割程度で、残りは普通の白いダイコンだったり、鉛筆みたいに細かったり。これは今年の6月のことであった。

 普通ここまで失敗が続けば、あー、私はダイコンと相性が悪いのねとか、先祖が何かダイコン様に失礼なことをして代々祟(たた)られているんだなあとか、いろいろ考えてダイコン栽培には二度と手を出さなくなるものだが、ギャンブル依存症のおっさんのようにまたやってしまった。サカタのタネのカタログを見ていて「使い切り、食べきりサイズのミニダイコン、ころっ娘」のところに書いてあった美辞甘言(「プランターでも簡単栽培」「根も葉も美味しく食べられる」「密植が可能」「す入りが遅く、肉質は緻密で食味にすぐれる。サラダ、浅漬け、おろし、煮物など広い用途に利用できる」)にすっかり踊らされてしまったのだ。ダンシンインザストリートである。

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ジャガイモの植え付け、ダイコンの種まきが終わったところ。中央2列がジャガイモで両脇がダイコンね。

 前述のように9月末に種をまいたのだが、新レイズドベッドにジャガイモの植え付けと同時に行なった。同じ畑にダイコンとジャガイモを混植するのは、両者がコンパニオンプランツだからである。というのはまったくの嘘である。ジャガイモは高く枝葉を広げ、ダイコンは日陰を好むから……ということもなく、両者地中で育つので、一緒に植えるのはいささか疑問を禁じ得ないのだが、仕方ない。そこしか空いている場所がなかったんだから、仕方ない。ジャガイモをレイズドベッドの真ん中にどーんと2列に並べ、その両端にダイコンがそれぞれ1列ずつ並ぶ、という配置に。ダイコンの間借り感がちょっと悲しいが、「プランターでも簡単栽培」「密植が可能」って自分でゆってたやん。と強気に出るエディブル・ガーデナーであった。

しかし、そんなダイコンに厳しい私も、出てきたばかりの芽を大事にする優しさは持ち合わせていた。クリアフォルダー(っていうのか?)をちょん切って円筒型にしたものを、種をまいた場所にかぶせて、憎いダンゴムシの侵入をシャットアウト。さらにこれで寒い風を防ぐこともできるし、恐ろしいウィルスや地球外生命体から守ることもできる。むー、それはちょっとむずかしいかもしれないけど、やってみなくちゃわからない。

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そろそろ第一回目の間引き、って感じですかね。若葉の頃。

 そんな愛情に応えるかのように(その愛情の奥底に「美味しいダイコンが食べたい」という欲望が渦巻いていることも知らずに)、ダイコンは日々大きくなっていった。一箇所に3〜6粒まいた種がほぼ100パーセント発芽したので、途中で間引きしたくらいで、あとはほとんどほったらかし。教科書には間引きのときに追肥をしろ、みたいに書いてあったんだけど、ジャガイモの追肥といっしょにやって(というか、ジャガイモに肥料をやると狭いものだからダイコンにもかかってしまう)ヨシとする。
 そういえば、土作りのとき苦土石灰をまいてややアルカリ性の土にしてしまったんだよね。ダイコンは、本来なら酸性を好むらしいんだけど。でもまーなんだかけっこう元気に成長してるみたいだから、これもヨシとする。

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3粒まけばいいところ、心配なのでたくさんまいたから間引くのが大変だったわ。

「密植が可能」という売り文句をいいことにジャガイモとダイコンを狭いレイズドベッドに混植させていたのだが、11月に入ると両者ともに葉や茎がじゃんじゃん伸びてきて菜園は一気にジャングル状態に。ダイコンがジャガイモに押されて、ってことはないみたいで、両者競い合わんばかりの茂りようだ。うぬう、これはいっくらなんでもどっちかになんらかの悪影響が出るだろうなあ、と思うのだけど、今となっては致し方ない。こいつもヨシとしておこう。

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11月上旬、ジャガイモとダイコンの葉が渾然一体。このあとさらにすごいことに。。。

 てなことで、12月上旬、菜園はジャガイモの葉っぱとダイコンの葉っぱで満員御礼。そしてついに地上に顔を出した白い根の部分もけっこう大きくなってきたので、いよいよ、第一号を収穫! 葉元と白い根の部分を持ってすいーっと引き抜いてみる。
 おおお、ちゃんとダイコンしてるじゃないですか!!! ミニダイコンというだけあって、長さは20センチに満たないくらいだけど、プックリ太ってる。葉っぱの立派さは普通のダイコンに決して負けていない。

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ダイコンできました! 説明書通りだともうちょっと大きいらしい。でも大満足!!

 しかし、この「ころっ娘」って品種名だけど、まさか「ころっむすめ」とは読まないよな。「ころっこ」、だよね? なんか生産農家のみなさまの苦労がしのばれるようなネーミング。この、ころころっとした感じを出したかったのよねえきっと。と、なぜか弁護してやりたい気分になる。つって、自分ちの猫にもろくな名前をつけてやれなかった人がエラソーなこと言っちゃいけないわよね。。。

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ダイコンサラダ一丁あがり〜・ 獲れたてだと全然水っぽくないわ。おいしーっ!!!

 さーて、さっそく食べきりミニダイコン・ころっ娘を食べてみよう。葉っぱは他の青物といっしょに野菜炒めでイッキ食い。新鮮なので茎まで柔らかく、下ゆでの必要なし。そして実、てか根の方はしゃきしゃきサラダ・じゃこ炒め載せに。サラダ一皿分でちょうど一本使い切り。これはいい! 普通のダイコンだと一回じゃ絶対食べきれないので、新聞紙に包んだりしていつもめんどくさ〜い、と思っていたんだけど、ミニサイズだと大変に使い勝手がいい。新鮮でシャキーンとしてるけど食感柔らか。しかも、下の方はピリリと辛味がけっこう効いてて、上の方はふうわりとした甘みがあって、小さいながらもふたつの味がちゃんと楽しめる!

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菜園で待機中のころっ娘たち。食べちゃうぞ〜っ!

 でも、ダイコンがたくさん必要なときはミニダイコンじゃ足りないのでは? 
 心配ご無用! まだ菜園には20本近いころっ娘が生育中なのさっ! なんでも『やさい畑』付録の「とっておき栽培術傑作選」によると、ダイコンは密集栽培がオススメで、「生育が良くなり、甘くて柔らかに」なるんだとか。早めに収穫しても、残りのダイコンは少し遅れて肥大する、とのこと。うはは、この冬は自家製ミニダイコンを当面楽しめそうだ。うん、次はおでんでもやってみるかな?



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2016/12/11(日) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

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はじめ♪♪

『No title』

およ~~~
書きこしたつもりがしてない・・・・(;′Д`)ノ
頭にも来ちゃったか!!??

ころっこ、いいね!!
この小ささならうちの畑でもできそう!
今年は少なめの葉物しかやらなかったので、
開いてる畑あるんだよね~~
また真似っこするわw

2016/12/20(火) 11:28:03 | URL | [ 編集]

ginfoo

『Re: No title』

こんにちは、はじめ様!

> この小ささならうちの畑でもできそう!

いやあ、もうちょっと大きいのもできるかな?と思ってたら
みんなこんくらいで。
まあぎゅー詰めに植えてるからしょうがないかなあ。
はじめさんちはご近所からのダイコンが期待できるから
こんくらいで十分でわ!?

ダイコン部分は小さいんだけど、その割に葉っぱ部分が立派で
今年は青物全然やらなかったんで助かってます。
これ食べ切っちゃうと当面食べれそうなものがなくてさびしー・・・

2016/12/20(火) 13:50:01 | URL | [ 編集]

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