ニンニクも収穫祭!

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 秋植え野菜結果報告の続き。
 前回の赤タマネギには8ヶ月を要したが、それよりさらに2週間ほど多くかかってついに収穫を迎えたのがニンニクである。2014年にホームセンターで購入した中国産の種ニンニクが、虫にやられて一個も収穫できなかったという苦い過去があるので、種ニンニクにはこだわるエディブル・ガーデナーである。今回は「ニンニク栽培なら絶対これ!」、「ニューヨークやロンドンで人気爆発」、「すごい! 家内も驚いたみなぎる活力」と評判の高い平戸ニンニク(300グラム、1,380円)をサカタのタネにてゲット。前年のニューホワイト6片の成功をさらに上回る収穫を目指した。

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ここがニンニク用ミニ菜園。ミニすぎるか? 黒マルチを張ってしっかり準備。

 つーても、平戸ニンニクがなんでそこまでありがたいのかは実のところよくわからないのだけど、どうやら暖地でもしっかり育つ、というのがポイントらしい。ニンニクってそもそも寒いところの野菜なのよね。青森とかさ。しかし温暖化の影響により最近は関東でも収穫できるようになったのよ。……って違うだろ?
 とにかく、ネット情報によるとホワイト6片より大きく育つとのことなので、ますます楽しみだ。

 ミニ菜園とプランター2つに黒マルチを張って球根を植えたのは2016年9月28日。前回地植えとプランターでやってみて、なにげにプランターの方が大きく育ったので、今回はむしろプランターの方に期待がかかる。

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植えつけてから2週間ほどでぐんぐん芽が出てくる。しかし、ここからが単調で長い。

 300グラムというとニンニク4、5個分だが、そのニンニクは6個前後の小片に分かれていて、そのひとつひとつが種(球根)となる。だからけっこう数が多くて、用意していたミニ菜園とプランター2つでは植え切れず、アーティチョークの鉢の隙間に強引に植えたりもした。これが全部うまく育てば1年くらいはニンニクをよそで買う必要がないはず。しめしめ。と早くもタヌキとなって皮算用に励むエディブル・ガーデナーであった(あれ? タヌキが皮算用しちゃまずい?)

 10月半ばになると黒マルチの穴からニンニクの葉が伸びてくる。9割くらいのかなり高い発芽率だ。あとは冬前と春先の2回、ぼかし肥を追肥するくらいで、ニンニク栽培専業農家として他にやるべきことはなんにもない。トマトのように脇芽を摘んだり、ズッキーニのように人工授粉に駆けずり回ったりしなくていいので、非常に楽チンな野菜だ。その分、あまりに変化に乏しくドラマがないのでブログ的にも書くべきことがない。夏休みの観察日記にもっとも不適切な野菜と言えるだろう。って、夏にニンニク育てる人もいないか。

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2017年初頭。ニンニクってフォトジェニックじゃないから絵にならないことこの上ない。

 そんなこんなで2016年が過ぎ、2017年に入っても、エディブル・ガーデナーがネグレクト状態となって何も見ていない間にもニンニクはすくすくと育っていた。
 冬が去り、桜が散って、風薫る5月となったある日のこと。ふとニンニク畑に目をやると。
なんだあありゃあ??
 茎の途中から丸っこくて先のとんがった、丹頂鶴の頭部のミニチュア版みたいなものが出現している。ううううう…… これってどこかで見たことあるよね!?!? そうだ、タマネギがある日突然トウ立ちを始めたときによく似たものが出てきたっけ。
てことは、なにかい? もう花が咲こうとしてるわけ!?!? 
 大変ヤバい事態である。ニンニクの花を観賞するために半年以上もの間ここで育ててきたわけではない。どんな花が咲くのかも知らないし、知りたくもない(たぶんタマネギに似てるんだと思うけどね)。こんなもんが出てきたおかげで、肝心のニンニクが小さくなったり品質に影響があったりしたら大変だ。

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ほぼすべての株からこのような花蕾が出現。放置すれば花も鑑賞できるはず。

 焦ってネットを見ると、これがなんとあのありがたいニンニクの芽なのであるらしい。えーっ、ニンニクの芽なら知ってるけど、こんなに猫背だっけ? 
 スーパーなどで売られているニンニクの芽は花茎を食べる目的で品種改良されているからまっすぐ育つのだとか。そして、スーパーではほとんど見ることのない花蕾(丹頂鶴の頭の部分)も食べてオッケー。ひと口揚げなどにすると美味らしい。

 しかし面倒なので、すべて野菜炒めに投入して食べてしまった。ニンニクの芽って主役としてはあまりにも強引で単調な味なのでさほど好きじゃないのだけど、好きな人にはたまらない強烈な個性なんでしょうな。自家栽培しているからこそ遭遇できたお味、って感じでなかなか新鮮でした。

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ニンニクの芽とジャガイモの炒め物。花蕾の部分はちょっと独特な食感。

 しかし、前年にニューホワイト6片を育てたときにニンニクの芽って出てきたっけ? まったく記憶がないのだけど。と思ったら、ニンニクにはトウ立ちしない品種もあるんだって。あれま。トウ立ちしないでくれたら焦って花芽を摘んだりしなくていいから安心だよね。と思う反面、ニンニクの芽も味わえたら一挙両得とも言える。トウ立ちする品種としない品種があるってことが学習できたのは収穫だったかもね。

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葉の3分の2くらいが枯れたかな。5月収穫説もあるので、かなり引っ張ったとも言える。

 そして晴れた日の数日続いた6月7日、ついにニンニクを収穫した。葉先の3分の2ほど枯れたら収穫してよかったんだけど、その頃は雨が多かったので、やや時間が余計にかかった。
 気になる収穫量は前年とほぼ同じ、って感じかなあ。平戸ニンニクはホワイト6片より大きくなるって話だったけど、さほど変わらなくて、小さいニンニクも多かった。1片とか2片とかのミニニンニクもいっぱいできちゃって(アーティチョークのプランターに間借りしてたやつ)、まさか種ニンニクのままじゃないよね、なんて思ったり。

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大小取り混ぜて記念撮影。他にもすでに数本は収穫済みで料理に使っちゃってるんだけど。

 大きめのものは長期保存用に風通しの良いところで乾燥させ、それ以外はさっさと食べ始めている。今が生ニンニクをピリリとした爽やかな辛味を楽しめる短くも楽しいひとときだ。小粒なものは全部皮を剥いてしょうゆ漬けにし(手のニンニク臭が怖い)、それ以外は料理にバンバン使う。

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縁側上部に作った野菜乾燥場。ニンニクと赤タマネギを乾燥中。あ、いかん、根を切り取らねば。。。


 そんなこんなで、今回はもろにニンニクのうまさが実感できるスペイン料理のニンニクスープ、2種類をご紹介。2人前のレシピだよ。

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ソパデアホ
1、鍋にオリーブ油(大さじ1)を入れて薄切りにしたニンニク(2片)を焦がさないように炒める。香りが出てきたらパプリカパウダー(小さじ半)を混ぜ、水(500cc)と固形スープの素(1個)を加え、蓋をして10分煮る。
2、塩コショウで味を整え、バゲット(厚さ1センチのもの6枚)を入れ、上に卵(2個)を割り入れ、半熟になったら出来上がり。

 ラテン系のみなさんは風邪のときにこのスープを食べるみたいよ。私などは風邪のときはニンニクのごま油焼きを1個くらい食べちゃうけどね!(近所迷惑。。。)

 そして今回初挑戦したのはこれ。
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ニンニクの冷製スープ。アホ・ブランコ。
1、粗みじん切りにしたニンニク(半片)、アーモンドパウダー(40g)、パン(耳なし50g)、水(150ml)をミキサーにかけて滑らかにする。
2、オリーブ油(大さじ1)、白ワインビネガー(大さじ1)を加えて混ぜ、塩コショウで味を整え、冷蔵庫でよく冷やす。

 ナッツの香ばしさに生ニンニクのツンとしたパンチが効いて、なんとも独特なおいしさ。本場アンダルシア地方ではこれにブドウのマスカットを入れて食べるというから、いったいどんなお味になるのやら? 7月には我が家のブドウ、ナイアガラも収穫できるから、そいつを加えて改めて賞味してみたいと思います。わお。


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2017/06/25(日) | 2016年秋冬菜園進行中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

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はじめ♪♪

『No title』

ニンニクはうちと同じくらいだぁ~~
とはいえ、うちは8粒(8球じゃないよ)しか撒いてないから、
本当に何も料理できず・・・・・ww
普通にパスタや中華に使うくらいしかない。

しかし、玉ねぎといい、ニンニクといい、長く生育するものをよく作ったね!偉いです。。。

近所の野菜販売所で赤玉ねぎを買ってみて、
すごくおいしかったので、来年やろうって心に決めたんだけど。
どこの畑をローテしようか・・・悩むわぁ~

2017/07/03(月) 10:04:57 | URL | [ 編集]

ginfoo

『Re: No title』

こんにちは、はじめ様!

やっぱりニンニクを植えるからには
1年間くらい不自由しない程度の収穫がほしいよねー。
とはいえ、ニンニクとかタマネギって長い間畑を占拠するのに
ルックスがつまんなすぎる。
ただ自分の忍耐を試すためにやってるみたいな気分になるわー・
来年はどーしょーかなーと手のひらを見つめる今日この頃です。

タマネギだと量がいっぱい取れないと不満だけど、
赤タマネギってちょっとあるだけで嬉しいような気が。
そうやって自分を騙している小規模自家菜園家なのであります。。。


2017/07/03(月) 14:38:08 | URL | [ 編集]

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