ミニ栗カボチャに挑戦!(その1)

 幼少の頃、日本には煮物か天ぷらくらいしか存在しなかったのでそんなに好きではなかったが、最近は大人のおしゃれな食べ方などを覚え、すっかり私のお気に入りになった野菜一一それがカボチャである。だから我がエディブル・ガーデンでも毎年盛大に栽培していて不思議はないのだが、意外や2013年と2014年にやったきりで、以来封印されていた。

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見ても食べてもポップでおしゃれな野菜。それがカボチャだ。

 その理由は過去記事を読んでいただければよくわかると思う。2013年は思いつきでミニカボチャと日向カボチャの苗を植えてわけのわからないことになり、2014年(その1その2)はウルトラ万次郎カボチャを育成して一個も収穫できずという憂き目にあっている。ことに大枚をはたいて購入したウルトラ万次郎カボチャの失敗は大きなトラウマとなり、以後数日はカボチャも喉を通らない有様であった。もう二度とカボチャに手は出すまい……昇り来る朝日に向かって固く誓ったオレだった。

 しかし、3年を経てあっさりカボチャの道にふたたび足を踏み入れてしまったのは、サカタのタネのカタログに載っていたミニ栗カボチャ栗坊の宣伝文句ゆえ。いわく「手間いらずでよく育ち、一株から7〜9個収穫」、「栗のような甘さとホクホクした食感」、「食べ切りやすい手のひらサイズ」
 しえーっ、マジですか!? ここまで言われてしまうと誓いなんて雲散霧消である。これでもノーと言うヤツは真のカボチャ・ファンではない! などと甘言に乗せられて種を発注したのは今年初頭のことだった。

 春なお浅き3月5日、ミニカボチャ栗坊の種まきの儀が行なわれた。カボチャを種から育てるのは初めてのこと。種袋から出してみると、おおおっ、光り輝くカボチャの種はけっこうデカイよ。カボチャを切ると出てくる種と同じくらいデカイ(そりゃそうだ)。そいつを10.5㎝ポットに2粒ずつまく、と説明文に書いてある。種は10粒程度しか入っていないので、5つのポットでおしまいになってしまった。2粒ずつまいたうち、生かすのはひとつだけなので、つまり5苗しかできない、ということだ。失敗は許されない。むちゃくちゃ緊張する。

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ミニ栗カボチャ栗坊、種まきから2週間ほどで双葉が出てくる。デカイ。発芽率もなかなか。

 さて、室内でポット苗を育てている間に畑作りも気合を入れてやらねば。カボチャを植える予定の新レイズドベッドでは昨年キュウリを栽培している。つまり、同じウリ科なので連作障害を起こす可能性はバリバリなのだ。それで以前にもトマト・サークルの件で書いた『やさい畑』受け売りの「連作なんて怖くない」メソッドをここでも試してみることに。
 キュウリ栽培後、同じ畑でジャガイモも栽培したので、もちろんキュウリの野菜残滓が残っているわけはない。さらにカニ殻や廃菌床なんてもんもない。とりあえずあるものを……ってことで籾殻くん炭を入れ、稲ワラを敷いてから米ぬかをまき、上から木酢液をかけてみた。何もしないよりきっといいであろう。信じるものは救われる、ってことで。

 翌日、木酢液のペットボトルをしまいながらラベルの文字にふと気付いた一一「原液
 あれ一一一っ、いかんいかんいかん、原液のまんまかけちゃったよ!!!!
 いかにボケが進んでいるとはいえ、木酢液を原液で地面にぶっかけてしまうとは、背筋も凍る奇行ぶり。カルピスを原液のまま飲むなんてもんじゃない。カルピスは4、5倍でいいが、木酢液は100〜200倍に薄めて使うものなのだ。
 その後アセって水をじゃぶじゃぶかけたのは言うまでもない。アフリカで水を汲むために半日も歩いているという子供たちに心で謝りながら、木酢液薄めに必死になるエディブル・ガーデナーであった。

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籾殻くん炭、稲ワラ、米ぬか、木酢液(原液)で連作なんて怖くない状態の新レイズドベッド。

 そんな紆余曲折を経、花も嵐も踏み越えて、4月18日、室内で育ててきた苗を、ついに新レイズドベッドに植え付けることに。苗は本葉4、5枚に育っている。畑にはすでに苦土石灰、有機堆肥が仕込まれ、十分に耕されている。木酢液は3月に雨がたくさん降ったので十分に薄まっている(と信じたい)。いざ、植え付け!

 さて。これまで2回はカボチャを地面に這わせる形で栽培してきた。そのせいで収穫が悪かったんじゃないか? と考えて、今回は去年キュウリの栽培に使ったキュウリ棚を使って、カボチャを吊るす形で育てることに。ミニカボチャなら重くないから地面から離れたところでも問題なく成長してくれるだろう。

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キュウリ棚を使って今回はミニカボチャの立体栽培に挑戦だい。まだまだ貧弱な苗。

 問題は新レイズドベッドの長さが180㎝しかないことだ。そしてミニカボチャの株間は1メートル開けなくてはならない。そして用意された苗は5個。どう考えても4苗しか植えられないスペースだが、1苗捨てるには忍びない。5苗ならば35〜45個の収穫があるはずだが、4苗だと28〜36個に減ってしまう。悩んだ末に、結局ぎうぎうにして5苗とも植えてしまった。捨てられないエディブル・ガーデナーであるのは、今に始まったことではないが。

 植えつけたのは4月半ばのことで、まだまだ寒い日もある。サカタのタネのネット情報によると「ホットキャップやあんどんで風除けをせよ」とのこと。ホットキャップはなんだかヒップホップ系の人に関係ありそうだがそんなことはまったくなく、プラスチックでできたドーム型のカバーでホームセンターなどで手に入る。しかし今回は泥臭く、廃材利用のあんどんでやってみた。

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資材を使い切ったあとのビニール袋を利用したあんどん。なんかプロっぽーい! 

 赤玉土とか腐葉土とかが入っていた丈夫な厚手のビニール袋の上下を切って、苗のまわりに4本立てた支柱にかぶせるのだ。くわっ、なんてケチくさい!と思う人もいるかもしれぬが、これは農家の人が実際にやっているプロの技(技とはいわんか……)。以前から近所の農地でやっているのを見て、うひゃー、カッコええ〜!と憧れていたのだ。わずか5苗ながら今回初めて真似事ができて、大満足のエディブル・ガーデナーであった。(つづく)


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2017/07/10(月) | 2017年春夏菜園GO! | トラックバック:(0) | コメント:(2)

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はじめ♪♪

『No title』

かぼちゃ、まだ挑戦してないわぁ~~
弦ものって、どの弦を切るとか難しそう・・・・。
今年、おまけでもらった小玉スイカを植えたら、
どんどん弦が伸びてえらいことに・・・

隣の旦那が、こっちに来たやつはうちがもらっていい?
って聞かれて、「う・・・うん。」としか言えない。
ここまで育ってネットで検索したら、
親ヅルは5~6枚葉っぱが出たら切るって。

もう遅い、20枚くらいはついてるわ・・・・。

なので、弦系の育て方、詳しく教えてくだされ!

2017/07/11(火) 16:50:45 | URL | [ 編集]

ginfoo

『Re: No title』

こんにちは、はじめ様!

となりの旦那さん、世渡り上手ですねー。見習いたいです。

> 親ヅルは5~6枚葉っぱが出たら切るって。
> なので、弦系の育て方、詳しく教えてくだされ!

そーゆーの全然なしで世の中渡ってきましたので撃沈です。
以下次号、ってことで(号泣)

2017/07/12(水) 09:18:07 | URL | [ 編集]

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