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プチヴェール、ていうかケール?

 東京地方は例年にない寒波と大雪に見舞われ、エディブル・ガーデナーは早くも戦意喪失、すっかり引きこもり的人生を送っている今日この頃だ。とはいえ、すでに苗を植えたり、タネをまいたりしていた野菜は地味ながら成長を続けていて、この野菜高騰の折、家計の助けになってくれている。んなわけで、多少は庭に出て、わずかながらも菜園活動の真似事を続けている次第である。んで。

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雪に閉ざされたプチヴェール畑。

 9月にはるばる横浜のサカタのタネ・ガーデンセンターまでわざわざ出向いてゲットしたプチヴェールの苗、その後についてお知らせしておきたい。
 あのときは、「見た目鮮やか、高栄養価・たくさん収穫、どんな料理にも合う万能野菜」という宣伝文句にダンシン・ダンシン、と踊らされて220円のポット苗を3個購入したのであった。しかし、家に帰ってよくよく見れば、プチヴェールというファンシーな名前ながら、実は芽キャベツの改良品種だかなんだかいうシロモノではないか。いまだかつて芽キャベツ栽培に成功したことのないエディブル・ガーデナーとしては、一気に暗くなった。この冬いちばんの期待の新人は、我が家で大きく育った試しのない苦手野菜の変形だったのだ。

 が、まー、そうは言っても改良品種。きっとうまく成長するような仕掛けがしてあるに違いない。それに、写真で見ると収穫時にはレースをまとったようにチャラチャラと華やかな感じになっていて、名前通りに非常にファンシーだ。ルックスが大変よろしい。別にお腹に入っちゃえば同じだ、なんてことはこの際言うまい。入魂で育てて、大量収穫を目指そうではないか。

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9月、新レイズドベッドに植え付け完了。苗は買ったときより少々成長している。

 と、新レイズドベッドに苗を植えつけたのは9月25日のことであった。
 駄菓子菓子。いや、だがしかし。「10月の長雨、台風の影響に加え、その後の低温、乾燥、先週の寒波も重なり、全国的に葉物を中心とした野菜が成長せず」(らでぃっしゅぼ〜やの報告書より)日本の農業事情は去年から引き続きえらいことになっている。エディブル・ガーデンも例外ではない。てか、ただでさえ普段からヘボヘボなのに、今や手の付けられない事態になっている。
 いちおう建前では「植え付けから90日ほどで収穫」とされているプチヴェールだが、3ヶ月後の12月後半になっても、うむむ……これじゃまだ小さすぎ、とひるむような実(わき芽の結球したもの)しかついていない。

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12月1日。やや結球が始まったような気がしなくもない。収穫には程遠いけど。

 それまでの経過を辿ると、9月に植えた苗はいちおう順調に成長を続け、次々と深緑の葉っぱを出した。普通、芽キャベツならば小さなわき芽が結球を始めたら下葉をほとんど落すことになっている。プチヴェールの場合、「下葉を株全体の3分の1ほど、つけ根から折るようにして切り落す」という。その通りにじゃんじゃん葉っぱを取り除いて、切り落とした葉っぱは炒め物にして全部食べた。ケチ臭いと思われるかもしれないが、芽キャベツとしては成功の可能性が低そうなので、せめて摘葉した葉っぱくらいちゃんと利用して元を取ろうという魂胆である。なんかえらくみみっちい話ですが。

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11月時点の葉っぱの茂りよう。この勢いが今も全然衰えない。ケールならこのまま来年もOKかも?

 後になってわかったのだけど、プチヴェールは芽キャベツの血を引くのみならず、ケールの血も引いていて、どっちかというとケールに近いんじゃないかという印象だ。なにしろ実はたいしてつかないのに、葉っぱばかりが切り取っても切り取ってもじゃんじゃん出てくるのだから。芽キャベツだと摘葉したらあとはそんなに葉っぱは出なくなるものだけど、葉っぱの生育を止める気持ちが全然ないみたい。なんかこいつ、ケール化してない? と、疑いの目を向けずにはいられない。

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こんな感じで茎からわらわとわき芽が出てくるんだけど、とにかくマイクロサイズ。

 お陰様で、栄養価たっぷりのケールの葉を連日のように食べている。硬いんだけど、しっかり炒めれば独特の、無愛想なまでに実直で濃い味わい。これがなかなかクセになる。

 って。せっかく遠くまで行ってゲットしたプチヴェールを、ケール化させて満足しちゃってはいかん。1月半ば、ついに収穫してみた。
 って、これだけ!?
 しかもこのサイズ。。。

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真ん中がプチヴェールで、まわりを囲むのがその葉っぱ。ケール以外の何物でもないよ。


 いちおう説明書では「わき芽が3から5センチになったらハサミで根元から切り取って収穫」ってことになってるんだけど、3センチを超えるものはひとつかふたつ。あとは悲しいほど小さい。それですらみっつかよっつしかないという。植え付けから100日以上経ってこれですか。やっぱりどう考えても旺盛に茂るケールの葉っぱ、もといプチヴェールの葉っぱの生育にエネルギーを吸い取られて、わき芽の結球がおろそかになっちゃってんだろなあ。いっくら摘葉しても追いつかないくらい出てくるんだもん。

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プチヴェール。芽キャベツを開いてフリルをつけたみたいな実が可愛らしい。

 プチヴェールの料理法はネットを見るといろいろあって、煮てよし、炒めてよし、生でよし、あらゆる食べ方が楽しめちゃうらしい。んだけど、これだけ量が少ないと何をやっても虚しい。やむなく芽キャベツを買い足して焼きサラダにしてみた。焼いた芽キャベツを粗塩とレモンで味付けしてクルミをたっぷりかけていただく。くっはーっ、芽キャベツうまーい! 思わずプチヴェールが混ざっていたことを忘れていた。

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グウィネス・パルトローのGOOPで見つけたレシピで。ムッチャうまい、

 レイズドベッドで結球しかけのプチヴェールをつまみ取り、その場で生で食べてみると、芽キャベツのようなほの甘い苦さを持った濃厚な旨味があって、なかなか。うーん、これが今の5倍くらいの大きさにどんどん結球してくれたら、いろいろな料理に使えて素晴らしいんだけどなあ。どうもうちのプチヴェールはケールの血をはるかに濃く引き継いでるみたいなんで、無理かもなあ。せいぜいケール、もとい葉っぱを食べ、かつ飲みまくるわ。この野菜高騰の折、文句を言っちゃバチが当たるってもんですよ。


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2018/01/31(水) | 2017年秋冬菜園展開中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

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はじめ♪♪

『No title』

また、謎の食物を作ってますね~
コールラビとか難しいくて珍しいのをここで勉強してる気がするww
でも、ケールの栄養素を知ってから、
ケールは育ててないけど、ケール主体の青汁は飲んでます( ´∀` )

今うちではフキノトウ祭り開催中なりよ

2018/02/02(金) 15:36:46 | URL | [ 編集]

ginfoo

『Re: No title』

こんにちは、はじめ様!

「まずい!」とか言いながら?w
プチヴェール、謎の野菜のつもりで育ててたんだけど、
今やすっかりただのケールになっちゃってるという。
芽キャベツ度はひじょーに低いですよー。
しかし、ケールと芽キャベツ掛け合わせるなんて
誰が考えたんだろなあ。
どっちもそんなに人気のある野菜じゃないのに。
今にトマトとパプリカとかの掛け合わせとか出てくるかも!?

> 今うちではフキノトウ祭り開催中なりよ

フキノトウ!!! うちにも地味に出てくるんだけど、
食べ方わかんなくて食べたことないのん。
なんでも真似する派としてはトライしてみるかなあ。
天ぷら以外ならやれるかも!?

2018/02/02(金) 18:35:47 | URL | [ 編集]

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