その後の冬野菜事情

 春の気配もぐっと押し迫って来た今日この頃。ようやく庭に出ても凍死の危険がなくなったので、恐る恐る菜園状況をチェックしに行ってみた。したら。

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間引き菜。成長が悪くても穴あきでも、カゴいっぱいの収穫があるのはありがたい。

茎ブロッコリー
 菜園では何者かが鋭意お食事中。おやおや、我が家では「バカ鳥」と呼ばれているヒヨドリさんではないですか。旧レイズドベッド前のミニ菜園に2本植えてある茎ブロッコリーを我が物顔で貪り食っている。
 そこでやっと思い出したのだが、庭の奥側にブロッコリー系のものを植えるとかならずこのヒヨドリがやって来て葉っぱを食べてしまうのだった。これまで茎ブロッコリーはトマトサークルなど庭の真ん中で育てていたので被害がなかったため、すっかりそのことを失念、油断しまくっていた。

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これは数週間前のヒヨドリお食事ショット。さすがに最近雪降ってないですから。

 くわっ、と家に引き返して散弾銃を持ってくるかと思えばさにあらず。残念ながら我が家にそんな物騒なものはない。仕方なく、リンゴを持ってきた。ブロッコリーはもうこれくらいにしてリンゴでもいかがでしょう。という懐柔策である。

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リンゴも気に入ってくれた様子。メジロなんぞを寄せ付けず、ひとりで食いまくり。

 しかし、時すでに遅し。今やすっかり葉っぱを食べられて、茎だけが残る、まさに茎ブロッコリー状態。こんなんじゃ光合成ができないから花蕾(人間が食べる部分ね)なんぞできるわけがない。普通ならこれからも収穫があるはずの茎ブロッコリーはもはやノーフューチャー、ノーフューチャー、ノーフューチャーフォーユーである。

 しかし、なぜかヒヨドリくんは肝心の花蕾部分には興味がないらしく、すでにできているその部分にはまったく口をつけていないので、それだけはありがたくいただくことに。って、食べ残しをもらってありがたいもクソもないが。リンゴまであげちゃって、こういうのを泥棒に追い銭というのであろう。

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葉っぱはすっかりなくなったものの、かろうじて花蕾とその茎は食べられそう。


コマツナとホウレンソウ
 10月8日に新レイズドベッドに種をまいたコマツナ&ホウレンソウ。虫や寒風を避けるための不織布をかけて、しっかり冬支度をして栽培に取りかかった。はずなのであるが、不織布のおかげで中がよく見えず、それをいいことに長らく放置していた。本来ならば、数回に分けて間引き作業を繰り返すところを、寒いのを言い訳にコタツで丸くなっていたのである(って、うちにコタツはないのだが)。

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コマツナ。市販のもののほぼ半分くらいの大きさ。過当競争というか譲り合いの精神というか。

 んなわけで、ほぼほったらかし、ほとんど間引きなしで今日に至ってしまったコマツナ&ホウレンソウ。今年は緑のハクサイやら採っても採っても生えてくる不思議なケール(別名・プチヴェール)などがあって葉物に不足しなかったため、そんなにコマツナ&ホウレンソウの必要性を感じなかったというのもある。でも、せっかくまいた種だし、発育を確認せねばと、意を決して不織布をまくってみた。

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コマツナよりさらに発育が悪いミニチュア・ホウレンソウ。

ち、ちっさ。。。。
 不織布の中でコマツナ&ホウレンソウはすっかりミニチュア化していた。もちろん、今年の冬の異常な寒さのせいもあるとは思う。いや、絶対ある。とはいえ、やっぱり間引きがいい加減だとこんなにも大きくならないものなのねえ、という自覚があるのも事実。小さな株が小田急線のラッシュ時のようにぎうぎうに詰まっていて、こんなんじゃのびのびと成長できないよなあ。かわいそうなことをしてしまった。

 仕方ないので盛大に間引いて、間引き菜……とはもう言わんか。引っこ抜いたものを食べてみる。冬の青野菜は霜に当たると美味しくなるというけど、まさにその通り。小さい葉っぱにうまみが凝縮してとっても濃厚な味わい。ホウレンソウなんて軸元の紫色の部分まで柔らかく食べられて、ほのかに漂う土の香りもたまらない。

 こうして間引きもなんとか済んだことだし、残るチビ株たちには思う存分大きくなっていただきたいもの。この冬は大好きなコマツナの常夜鍋を一度もせずに終わるかも、というイヤーな予感が激しくするのではあるが。


ミニハクサイ;タイニーシュシュ
 いろいろ波乱万丈だったミニハクサイ、詳しくはこちらをご参照あれ
 
 で、その後どうなったのか? めでたく結球していっぱしのハクサイとなり、我が家に連日の鍋祭をもたらしてくれたのか?
 ジャーン! 残念ながら結球には至らず、鍋三昧の日々は夢と終わった。しかし、サラダ菜として新たな人生を踏み出してからは順調に成長を遂げ、ますます青くなる一方のフレッシュ・グリーンを食卓に提供してくれている。もうここまで青々していると鍋に入れようという気は起こらず、サラダに野菜炒めにどしどし入れている。下手なハクサイなんかよりよっぽど味に存在感があって使い勝手もいい。いずれにしろ、この冬の野菜高騰の折、非常に役立ってくれたのだからありがたいことだ。まだまだ菜園にはハクサイがかなり残っているから、当分野菜には不自由しないだろう。

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この段階で紐で縛ったら白いハクサイになるんじゃないかって気もするんだけど。。。

 と自己満足に浸りながら、タイニーシュシュを改めてじっくり見つめていると……。
むむむ? もしかして、これは花芽? 中心部にぽちぽちと蕾状のものができているではないか。なんかもうここだけ春が先に来ちゃったって感じだ。なのはーなばたけにいりひうすれー、とBGMはいつしか「おぼろづきよ」になっている。決して白くなることのなかったハクサイだが、緑となって踏み出した新たな人生にも早くも終わりが訪れようとしているのか。

 とはいえ、なんでもハクサイの菜の花は、菜の花の中でもいちばんうまいらしい。へえ? 菜の花ってその元となる野菜(アブラナ科の野菜ならなんでも菜の花になっちゃう)の種類でうまい・まずいがあるの!? とビックリなんだけど、事実ならこんなに嬉しいことはない。最近菜の花の蒸し焼きにハマってるので、こうなったら全部菜の花にしてから収穫することにしようかな。

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花芽がついてる! この暖かさで一気に伸びて来そうな予感。


 最後に、菜の花の蒸し焼きのレシピは次の通り。
1、菜の花1束を洗って水気を切り、4センチほどのざく切りに。厚手の鍋に入れる。
2、つぶしたニンニク1片を入れ、オリーブオイルを回し入れ、塩少々を振り、蓋をして中火にかける。
3、シャキシャキ感を残したいなら6分、クタクタにしたいなら10分蒸す。簡単なのにとっても美味しいです!


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2018/03/01(木) | 2017年秋冬菜園展開中 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

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はじめ♪♪

『No title』

常世鍋まだ~~??
うちは間引きというか、
外側から剥く作戦で、もう10回くらいしたよ!
でも、さすがにそろそろ頭立ちし始めるよね。
先日、放置の青梗菜をごっそり収穫しました。
レタスだけ春過ぎまで行けるんだよね~
白菜の花芽がおいしいのは初耳。
頭立ちしまくると思うから、ありがたくやってみます!

2018/03/06(火) 12:00:23 | URL | [ 編集]

ginfoo

『Re: No title』

こんにちは、はじめ様!

10回ですかああああ〜!!!!  羨ましすぎる。。。
今年は常夜鍋食べてないので冬が来なかったみたいな気がするわ。
って、そりゃ嘘だけど。

> でも、さすがにそろそろ頭立ちし始めるよね。

やっぱりサイズは小さくてもとう立ちするのか〜!?
まあ背が低いからって子供のまま、って人はいないもんねえ。
って、問題発言かもですが。

> 白菜の花芽がおいしいのは初耳。
> 頭立ちしまくると思うから、ありがたくやってみます!

やってみたけど、よくわかんなかった。
って、それを言っちゃおしまいなんだけどー。
しかし、ハクサイがあんなふうにとう立ちするとは思わなかった。
キャベツなんて結球しちゃったらどんなふうにとう立ちするんだろ?
知らないことがまだまだいっぱいですわ。

2018/03/06(火) 16:47:59 | URL | [ 編集]

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