恐怖のEM菌生ゴミ肥料作り

 そういえば、10年以上前の話になるが、EM菌というのがブームになったことがある。EM菌とは「有用微生物群」のことだそうで、そのメカニズムは私にはさっぱり不明だが、こいつを使って生ゴミを肥料に変えちゃうというのだ。近所の人に「EM菌で作った肥料を使うと赤ん坊の頭ぐらいのタマネギができるらしい」と聞き、「赤ん坊の頭」というたとえに妙にインパクトがあって、乗せられやすい私としては迷わず購入を決めたのである。当時はガーデニングに燃えていたので、これででっかいバラを咲かせましょうなんぞと張り切っていたのだった。

 専用のバケツみたいな容器ふたつとEM菌、合わせて4000円くらいしたと思う。当時I城市はEM菌による生ゴミ処理を推奨していたようで、市役所の環境課で購入した。

em菌 
こんな容器で作る。バケツに蛇口がついてるだけ?

 やり方は次の通り。
 その日出た生ゴミをよく水気を切って専用バケツに入れ、EM菌を振りかける。次の日はその上に新しい生ゴミを載せ、EM菌をまた振りかける……というのを繰り返し、バケツがいっぱいになったところで1、2週間直射日光の当たらないところに置いて発酵させる。その後、土と合わせてさらに数週間寝かせる。そうやって作った肥料を畑にまけば、赤ん坊の頭大のタマネギがゴロゴロ……ということになるらしい。

 しかし、今日ではEM菌の評価は礼賛派と疑問視派でまっぷたつのようだ。相変わらずネット上でバンバン販売されている一方、「ニセ科学」扱いする説も多数見受けられる。

 なんて、4000円もはたいて容器を購入したくせに、まるで人ごとみたいな書きぶりになっちゃってるが、それもそのはず、志半ばにして肥料作りを断念、EM菌の効果をこの目で確かめることはついに一度もなかったからだ。
 何となれば……ある日、容器のふたを開けたら、なんとそこにはウジがわいていたのだ。ひとあたり大騒ぎしたあと、即刻廃棄処分である。4000円がパーになった。

 しかし、EM菌による肥料作りにおいて、そんなの(ウジ発生)は別に驚いたりするようなことじゃないらしい。環境に優しいゴミ処理は相当図太い神経の持ち主じゃないと実践できないものだとつくづく思った次第である。


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2012/02/16(木) | まずは土作り | トラックバック:(0) | コメント:(0)

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